to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2012年1月6日 山形~福島旅行 3日目 (その2)

2012年01月14日 10時46分00秒 | 旅行

いわきで最初に訪れたのは、いわきチョコレートの本店です。昨年2月に、いわき方面に旅行に来たとき、いわき駅で購入したチョコレートが美味しかったので、今回やってきました。

 

 

ここの名物はめひかり塩チョコ。中に塩キャラメルの入った、チョコレートです。めひかりの形はしていますが、めひかりは入っていません。

 

 

 

次に向かったのは、環境水族館「アクアマリンふくしま」。震災の4ヵ月後、7月15日に再開しました。

 

 

建物はきれいに復旧されており、津波で大きな被害を受けた痕跡はまったくわかりません。しかし、トドはまだ鴨川と三津から戻ってきていませんでした。

また、この日はセイウチがいましたが、香港の水族館に繁殖のため貸し出されるため、展示は11日で終了したとのこと。

 

ここは、環境を名乗るだけあって、かなり実際に近い環境を再現した展示をしています。展示してある種類も多いので、結構時間がかかりました。

再開してからは徐々に入場者数も増えてきているとのこと。少しでも多くの人が訪れることが、より力になると思います。

 

 

 

水族館の中はきれいに復旧されていましたが、周囲はまだ整備中と言った感じで、駐車場も仮設でした。東北のナンバーの車が多かったように思います。

 

そして、水族館入り口の広場に、このようなものがありました。

津波で破壊された水槽のアクリル板と瓦礫をモニュメントとして残してあるとのことです。

 

 

 

このあたり、小名浜周辺は、ぱっと見た限りではきれいになっていました。しかし、良く見るとひしゃげたフェンス、傾いた建物、1階のシャッターはひずみ2階の窓はベニヤ板を打ちつけたままのビル等があり、完全に復旧した訳ではないことがわかります。

 

 

次に向かったのは、水族館の近くにある商業施設、いわき・ら・ら・ミュウです。ここも津波で大きな被害を受けましたが、昨年の11月25日に再開しました。

 

思ったよりも人が入っていましたが、その中で一段と混雑していたのが、屋内の遊技場です。

 

 

 

 

ここで食事をし、めひかりの干物を購入しました。

 

 

 

 

今回の旅行で最後に向かったのは、いわき湯本の温泉です。昨年2月は、さはこの湯に行きましたが、今回は駐車場が一杯だったため、駅近くにあるみゆきの湯に行きました。こちらはできたばかりのようで、広くてゆったりできます。もちろん、温泉の効果は抜群です。駐車場は、駅の駐車場に止めればすぐです。

 

 

 

 

以上で、今回の旅行は終了です。

 

 

<おわり>

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2012年1月6日 山形~福島旅行 3日目 (その1)

2012年01月12日 20時48分19秒 | 旅行

翌朝、お風呂に行って部屋に帰ってくると、布団が上げられていました。この辺が部屋食のゆっくりできないところです。

 

「向瀧」の朝食は、これぞ日本の朝食と言った感じです。量的にも丁度良いです。

 

 

 

「向瀧」は、思ったよりも気取らない感じで、すごしやすい宿でした。料金は、中庭側だと高いですが、そうでない部屋であればリーズナブルだと思います。

 

 

 

 

さて、宿を出て、まずは買い物です。

最初に言ったのは、「鈴善漆器店」。昨日前を通ったときに、建物が気になったので来て見ました。

 

ここは小物類が手ごろな価格で手に入ります。こんなスプーンを買いました。

 

 

 

 

次に向かったのは、こちらも建物が気になる、菓子店「会津葵」です。鶴ヶ城への入り口にある、蔵造りの建物です。

 

ここの看板商品「会津葵」は、餡をカステラではさんだものです。もうひとつ、「江戸葵」というのがあって、こちらはカステラでフルーツをはさんだものです。どちらもなかなか美味しいお菓子でした。

 

 

 

次に向かったのは、会津若松の隣、会津美里町です。ここは、会津本郷焼の本場で、多くの窯元が立ち並んでいます。

街の中心には「窯の美里いわたて」。本郷焼各窯元の製品を直売しています。

ここでは色合いがきれいで、手ごろな価格の陶器がたくさんあります。購入したのは、流紋焼のドレッシング入れ。

 

 

 

 

以上で、会津の観光は終了。会津は来てみると結構面白く、今度は雪のない時期にゆっくり来てみたいと思いました。

 

 

 

次は今回の旅行の最後の目的地、いわきに向かいます。

 

磐越道は会津盆地は昨日ほどではないが雪、しかし郡山を過ぎると一気に冬晴れに。そのまま一気にいわきに向かいます。

 

 

<その2に続く>

 

 

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2012年1月5日 山形~福島旅行 2日目 (その3)

2012年01月11日 23時25分17秒 | 旅行

「向瀧」の特徴は、文化財に登録されている建物と、会津藩の保養所だったという温泉です。

建物は非常にクラシカル。部屋はこのような感じです。

 

 

中庭には池がありますが、凍らないのがなぞです。

 

 

建物は古いですが、よく手入れ、清掃がされておりうらぶれた感じはありません。ただ、建物の特徴上、廊下は非常に寒いです。

温泉は無色透明のお湯ですが、かなり力があると感じました。調子に乗って三箇所ある浴場をすべて入ったら、夜体が火照って眠れなくなりました。しかし、とても良いお湯です。

 

 

さて、夕食まではまだ時間があるので、少し温泉街を歩いて見ます。

・・・が、この温泉街の寂れっぷりは尋常ではありません。約20年前にもここに宿泊しましたが、そのときは秋の行楽シーズンだったとはいえ、宿泊客であるれ変えていたような記憶があります。しかし、いまは廃業したホテルの廃墟の多いこと。昔宿泊した旅館も廃業してなくなっていました。

ここは、団体客目当ての旅館が多かったため、時代の変化についていけなかったのかもしれません。風評被害もそれに拍車をかけているのでしょう。

「向瀧」もむかしは団体客相手の宿だったそうですが、それではいけないと思い今の姿に変わったそうです。老舗の風格を残しながらも従業員の対応もよ良く、気さくな感じもあります。

 

 

さて、「向瀧」の隣にある旅館、いや廃業して別の旅館の別館となっているらしいですが、にこのようなものがありました。

 

 

ここに土方歳三が傷を癒したとされる温泉があるそうです。近くまで行ってみると、すでに入ることはできず、保存されているだけでした。

 

 

 

 

 

宿に帰ると、ちょうど中庭で雪見ろうそくが行われていました。

 

 

 

実はこれ、一本一本に従業員の方が火をつけて、終わると火を消しています。特にこの日は降り積もった雪の整備も行っており、大変そうでした。

 

 

 

次は夕食の紹介です。

ここは夕食、朝食とも部屋食となります。部屋食は久しぶりです。

夕食は会津の郷土料理で、手作りにこだわっているそうです。個人的には、料理は手作りなどとわざわざ言わなくても、そんなの当然でしょ、とさらっと言ってほしいところです。

 

 

 

 

料理は、かなり美味しく、満足でした。ちなみに名物の鯉の煮付けは食べきれない分は真空パックにしてお土産にしてくれます。

食材としては鯉、牛肉、りんごがあり、米沢のABCと同じです。さらにこづゆも冷汁と似通っており、米沢とは関連が深いのかなとも思いました。

 

 

部屋食の場合、食後に布団を敷きに来るわけですが、ここでは番頭さんが敷きに来ました。この時間は結構手持ち無沙汰になりますが、番頭さんがいろいろと話してくれるので、退屈せずにすみました。

 

 

 

 

<3日目に続く>

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2012年1月5日 山形~福島旅行 2日目 (その2)

2012年01月10日 20時56分53秒 | 旅行

会津若松に来たのは、職場の旅行で来て以来、約20年ぶりです。旅行の途中に通過することはあっても、個人で来たのは初めてかもしれません。

なんとなく観光地として俗化しているような感じがあるのと、白虎隊とかの物語が苦手だったりするので、食わず嫌い的に避けているところがありました。

 

まずは会津若松の観光の中心、鶴ヶ城に向かいます。風雪ともに強いままで、かなり寒いです。

しかし、鶴ヶ城には雪化粧が似合います。

 

 

以前に来たときの記憶はほとんどないまま、展示物を見ながら最上階まで来ると、天候は回復してきました。

 

 

 

そして、城から出てきたときにはすっかり良い天気に。

 

 

 

次に向かったのは、七日町通り。ちなみに「なぬかまち」と読みます。

七日町通りのシンボル的存在、渋川問屋の建物。

 

 

 

街歩きの拠点、七日町駅。駅舎の中にはcafeと名産品を扱うアンテナショップがあります。

 

 

丁度、会津鉄道の快速がやってきました。

 

 

車体の側面の「八重の桜」は、来年(2013年)の大河ドラマです。東日本大震災を受けて、急遽東北を舞台としたドラマに変更されたとか。

 

震災後、放射線の影響はないにもかかわらず風評被害に苦しむ会津若松。宿泊した宿の番頭さんの話によると、鶴ヶ城で通常の5割程度、飯盛山では2~3割程度しか観光客が来ていないのでは、とのこと。

この街の、大河ドラマへの期待は大きいのです。

 

 

 

次に向かったのは、白木屋漆器店。

 

 

会津の漆器の特徴は、リーズナブルな価格帯の商品が充実していることで、これは昔から手間をかけずに製造する技術を育ててきたからと聞きます。

以前に弘前に行ったときにも御椀を購入しましたが、今回は実際に使用する用の御椀を購入しました。

 

 

 

再び雪が降り出し、陽も傾き気温も下がってきたので、路面が凍結する前に本日の宿へ向かいます。本日の宿は東山温泉の「向瀧」、初めて宿泊する宿です。

 

 

<その3に続く>

 

 

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2012年1月5日 山形~福島旅行 2日目 (その1)

2012年01月09日 20時34分06秒 | 旅行

翌日、昨晩から降り続く雪は、まだ強く降り続いています。

 

 

「時の宿すみれ」は、朝食も豪華で、結構ボリュームがあります。ご飯は山形のつや姫です。

 

 

 

 

 

宿をチェックアウトし、一旦米沢市内へ向かいます。宿のある辺りは激しい降雪で、視界もあまりないような状態でしたが、米沢市街に近づくにつれ、晴れ間も見えてきました。

今日はこれから、次の目的地である会津に向かいます。会津に向かうには国道121号、大峠道路を越えていくため、あまり天気が悪いと困るのです。

 

 

昨日の上杉城史苑に立ち寄り、一旦休憩します。昨日に比べ20~30cm積雪が増えているでしょうか。

 

 

 

ここで、昨晩飲んで美味しかったワインを購入しました。今まで知りませんでしたが、モンサンワインといいます。日本酒「沖正宗」の酒蔵が作っているワインだそうです。ちなみに宿にあったのはこれよりも高級なワインでした。

 

 

 

これで米沢を後にし、会津に向かいます。心配された大峠道路は、山形側は除雪されており、降雪も少なく、比較的順調でした。一回、道沿いの木から風で飛ばされた雪で視界がゼロになりびっくりしましたが。

 

しかし、大峠トンネルを越えて福島に入ると、山形側よりも積雪が多く、激しく雪が降っていたのは計算外でした。

それでも喜多方を過ぎる頃には晴れ間が見えるほど回復しましたが、会津若松に近づくにつれ天候は急に悪化し、強風で地面の雪が巻き上げられる、地吹雪になりました。

国道沿いには雪よけの柵がありますが、民家や道路など柵の切れ目では瞬時に視界ゼロになります。これほど激しい地吹雪に遭遇したのは初めてで、かなり疲れました。

 

 

なんとか会津若松に到着。天気は悪いままですが、鶴ヶ城へ向かいます。

 

<その2に続く>

 

 

 

 

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