to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2011年8月19日 おいしい山形 3日目 その2

2011年08月30日 22時14分31秒 | 旅行

庄内を後にして、赤湯温泉にやってきました。

ここで遅めの昼食、「Osteria EST !」です。山形にはこのような地産地消系のイタリアンが各地にあります。

 

 

メニューは忘れてしまいましたが、トマトとバジルのピザとビーフシチューだと思います。

 

で、食事を終えて店を出ようとしたとき、大きな地震がありました。福島沖が震源で、最大震度5弱、この辺は震度3とのことですが、もっと大きかったように感じました。久々に津波注意報を見たように思います。

 

 

この後、赤湯の温泉で立ち寄り湯をします。訪れたのは、公衆温泉の「赤湯元湯」です。ここは2種類の源泉を楽しむことができます。

 

建物も新しく、きれいで気持ちの良い温泉でした。

ところで、ここで仙台から来たというご夫妻と先ほどの地震について話をしましたが、いまだに余震が怖くて家の片づけができないと言っていました。お互いがんばりましょうなどと逆に励まされてしまいました。

 

 

赤湯元湯の表側にある、観光の拠点、「ゆーなび からころ館」。足湯もあります。

 

 

以前に来たときも訪れた、酒井ワイナリーで今回もワインを購入しました。

今回の山形旅行で購入したワインは以下の3本です。

 

左:まぜこぜワイン白(赤湯温泉 酒井ワイナリー)

中:ソレイユ・ルバン セイベル シュール リー 2009(月山ワイン)・・・余目駅で購入

右:天萄(武田ワイナリー)・・・天童の道の駅で購入

 

 

 

この後、米沢へ。夕食用に駅弁を購入します。当然、牛肉道場です。先ほどの地震の影響で、山形新幹線はまだ運転を見合わせているようです。

しかし、高速は問題はないようで、何事もなく帰ってくることができました。

 

 

 

 

<おわり>

 

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2011年8月19日 おいしい山形 3日目 その1

2011年08月29日 20時40分26秒 | 旅行

今回の旅行の最終日、まずは九兵衛旅館の朝食です。朝食は地元産の野菜を中心に優しい感じです。

 

 

 

 

湯田川温泉の周辺は、だだちゃ豆の本場です。だだちゃ豆はこの辺でしか生育しないといわれており、最近ではいろいろと似たような枝豆が出てきていますが、やはりだだちゃ豆にはかなわないと思います。

 

だだちゃ豆の旬のこの時期、JA産直館鶴岡店の駐車場にだだちゃ豆の直売所が開設されています。お盆の時期ということもあり、例年県外ナンバーの車が続々とやってくる、鶴岡の隠れた名所です。

 

 

いつもここで枝つきのだだちゃ豆を購入するのですが、今年は生育が良くなく、入荷が安定しないとのことで、丁度行った時にはありませんでした。ということで、袋入りを購入。

 

 

ついでに産直館で野菜も購入。美味しそうなトマトを発見。

この辺には産直施設も多く、そこを回るだけでも結構楽しいです。

 

 

今日は天気が回復し、鳥海山が見えています。

 

庄内平野は、北に鳥海山、東に月山を望むぜいたくな立地にあります。

こちらは月山。

 

 

 

次の目的は、桃です。この辺はフルーツの産地でもあり、この時期はメロンのほか、桃、ブドウなどが産直で入手できます。しかし、桃は以外に産直で見かけることは少ないので、ここまで行ったほうが良いかもしれません。

 

 

松ヶ丘開墾場です。ここは明治維新後に庄内藩士が開墾した場所で、当時の建物が何件か残っています。

 

こちらは庄内映画村記念館。近くに庄内映画村オープンセットもあります。オープンセットはその昔、「蝉しぐれ」用の建物が2~3棟しかない頃に行ったことがありますが、現在では立派な施設になって、結構な入場料が必要なようです。特に映画に興味はないため、今回は行きませんでしたが。

 

 

 

こちらは、雑貨屋さんになっています。

 

 

こちらは開墾記念館。1階は開墾、養蚕等の資料館、2階は人形が大量に展示してあり、ちょっと不気味です。このほかに、ここでは今でも実際に養蚕が行われており、その建物もあります。

 

 

開墾場の敷地内に、桃の直売所があります。

 

 

松ヶ丘周辺は桃の産地で、ここの直売所では美味しい桃が手に入ります。

この辺の桃は、小ぶりでやや固めの品種が主流です。あかつきはそろそろ終わりで、今回はまどかという品種を買いました。小ぶりですが余分な水分はなく、甘くて美味しい桃です。

 

 

ついでに今話題のお米、つや姫も売っていたので買いました。

 

 

直売所の隣の建物は、「待カフェ」という喫茶スペースがあります。

 

 

松ヶ丘の桃を使った桃パフェと桃ジェラートの看板を見て、入ってみました。

店内は結構おしゃれな感じです。ここの隣に、「kibiso」という鶴岡シルクの店があり、とても素敵だったのですが、さすがに結構高価です。

この店の反対側には陶芸教室があり、陶器類も購入することができます。松ヶ丘ブルーという色合いがきれいでした。

 

 

こちらが桃のジェラート。

 

桃のパフェ。

 

甘さ控えめのさっぱりした感じで、暑い夏にはぴったりです。

 

 

松ヶ丘の桃と月山。

 

 

 

以上で庄内は終わり、帰路につきます。

 

 

<3日目 その2に続く>

 

 

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2011年8月18日 おいしい山形 2日目 湯田川温泉 九兵衛旅館

2011年08月28日 19時39分53秒 | 旅行

九兵衛旅館は、細い路地を入ったところにあり、表通りの駐車場に車を停めて歩いていくことになります。初めてだとちょっとわかりにくいかもしれません。

浴室は、大浴場2ヶ所(山の湯、川の湯、20時で男女入れ替え)と空いていれば利用できる貸切がひとつ。ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉ですが無色透明無味無臭です。ただ、結構あったまります。大浴場は夜間のみ消毒しているとのことですが、若干塩素臭が残っているような気がします。

 

このほか、すぐ近くにある珠玉やのお風呂と共同浴場は無料で使用することができます。

 

 そして、九兵衛旅館の最大の楽しみは食事にあります。

手前にあるのは、自家製胡麻豆腐ごまだれです。

 

 

奥の竹の包みの中は、握りずし。雲丹と本鮪と赤海老でした。本来は地魚のようですが、水揚げがないので変更になったのでしょう。でも、充分に美味しいです。酒田には美味しいすし屋が結構ありますが、そこよりも美味しいかもしれません。

 

 

 

こちらは庄内産の平目のお造りです。見た目はきれいですが、食べるわけにも行かずちょっともったいない気がします。

 

 

 

こちらは別注文のだだちゃ豆。ゆで加減がさすが本場です。

 

 

 

庄内豚の冷製しゃぶしゃぶ味噌ヴィネグレットソース。洋風甘酢味噌あんかけと言った感じでしょうか。絶妙の組み合わせです。

奥の小鉢はだだちゃ豆の和風ムースです。

 

 

 

ここは、地元の日本酒も充実しています。

今回は上喜元と鯉川にしました。

 

 

 

とうもろこしと夏烏賊の香味揚げ。てんぷらにする発想がすごいと思います。

 

 

 

料理はまだまだ続きます。

トマトのファルシーべっこうあんかけ。あんは出汁味ですが、ここの出汁は本当にいい味です。

 

 

なすのそうめん。これは不思議な感じでした。

 

 

 

食事は鯛茶漬けです。すでに満腹にもかかわらず全部食べてしまいました。

 

 

 

最後は手作りあんみつ。あんこもアイスも寒天もすべてしっかり作ってあるのがわかります。

 

 

 

ここの食事は評判にたがわず美味しかったです。特に出汁の使い方は絶妙です。味付けは個人的にはほんの少し濃いかなと思いますが、誤差範囲でしかありません。

確実に過去に宿泊した宿のなかでベスト3に入る食事でした。

 

 

ところで、九兵衛旅館では、何種類かの食事プランを選択することができます。今回は、あのアル・ケッチャーノ特製 イタリアンケーキ付きプランにしていたので、ズコットがついてきます。

 

 

今では日本、いや世界に名をとどろかせるアル・ケッチャーノ、以前に一回ランチに行ったことがあり、実は今回、ランチタイムに行きたいと思っていたのですが、満員で断念しました。

さすがに部屋に持ち帰りましたが、まったくしつこくなく、結局全部食べてしまいました。

 

 

<3日目に続く>

 

 

 

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2011年8月18日 おいしい山形 2日目 その2

2011年08月27日 22時13分06秒 | 旅行

雨の中、庄内平野を北上します。

途中、NHKラジオで高校野球を聞いていますが、頻繁に山形県災害情報が入ってきます。途中で越える川も濁流と化しています。

そして、庄内平野の北端、遊佐町にある、「道の駅 鳥海ふらっと」までやってきました。

 

 

この辺は、天気がよければ鳥海山がきれいに見えるのですが。

 

 

わざわざここまで来た理由は、「岩がき」を食べるためです。

この辺では夏の間だけ岩がきの漁が行われ、ちょうどこの時期に来ると食べることができるのです。この辺の岩がきは、鳥海山の伏流水のおかげで非常に美味しいのです。しかも、道の駅の直売所だと、かなり安く、おいしいのです。

実際、この時期に何ヶ所かで岩がきを食べましたが、道の駅の直売所で食べるのが一番美味しいと思います。ちなみに、ここよりさらに北上すると、鳥海山の秋田側に「道の駅 象潟ねむの丘」の直売所でも食べることができます。個人的には象潟のほうがさらに美味しいと思います。

 

ところが、本日の直売所にはこのような貼紙が。

残念ながら天候には勝てません。

後で聞いた話ですが、地震の影響で海底に変化があったのか、今年の岩がきは状態が良くないとのことです。

 

 

しかし、ここまで来た目的は岩がきだけではありません。庄内メロンです。

 

この辺の海岸沿いは砂地で、メロンの栽培に適しており、おいしい庄内メロンが採れます。この辺の特徴は、品種が多いことで、青肉系、赤肉系それぞれ数種類があり迷いますが、今回は「パンナ」という品種を買ってみました。

 

食べてみると、水分が少なめでもっちりした感じの果肉でした。

 

 

さて、遊佐からは一気に南下し、湯野浜温泉を目指します。晴れていればこの辺も見所は多いのですが、悪天候と、何度も来ているため今回は先を急ぎます。

酒田も鶴岡も素通りし、海沿いに南下し、やってきたのは「窪畑ファーム ファーマーズマルシェ」。以前この辺に来たときには必ず湯野浜温泉に泊まっていたのですが、そのときにはありませんでした。

 

 

 窪畑ファームは、この近くでこだわりのトマトつくりを行っているようで、最近は有名になりつつあるようです。店内はトマトが一杯です。

ここで、トマトのジェラートを食べてみました。

 ピンクの部分がトマトです。食べてみると、当然ですがトマトの味がします・・・

最近、トマトのスイーツも結構ありますが、個人的にはトマトはスイーツにはむいていないと思います。

そして、トマトも購入してみました。

 

酸味が強く、水分少なめで結構濃厚です。美味しいトマトであることには間違いはありませんが、個人的には大蔵村のトマトのほうが好みです。

しかし、 このような店ができることは、この辺の農業は元気があるように感じます。

 

 

 

次に、大山地区に向かいます。

大山地区は鶴岡中心部の西側、JR羽越本線の羽前大山駅の周辺になります。今でこそ特急も止まらない小さな駅ですが、その昔は天領として栄えたそうで、今でも古い町並みが残るほか、酒蔵が4軒もある古い街です。先ほど購入した栄光富士もここのお酒です。

そして、ここにも美味しいものがあるのです。

 

まずは、漬物の「本長」。観光バスも乗り付けるほどの有名店ですが、ここの漬物は美味しいです。

表はこのような立派な店構えですが、店内の品揃えは少なめ、実は裏にも売り場があり、裏のほうが品揃えも多いのでここにきたら裏に行くべし。

 

 

 

ここは地元産野菜の漬物の種類が多く、今の時期は民田茄子の浅漬けがお勧めです。

 

 

 

漬物は有名ですが、実は大山には隠れた名物があるのです。

それは、バタどら。実はバタどらが好きで、いろいろと探しているのですが、なかなか美味しいバタどらには出会えません。しかし、ここ大山には二軒もバタどらの名店があるのです。

 

まずは、福田屋。こちらは洋菓子と和菓子を同じ店内で扱っています。こちらのバタどらは、しっかり実がつまった感じです。

 

 

続いて、玉屋。

こちらのご主人は修行時代カステラばかり作っていたとのことで、何を作ってもカステラになってしまうと笑っていました。確かに、皮がふわふわの軽い感じです。 

 

 

 

左が福田屋、右が玉屋のバタどらです。この辺に行ったらぜひ食べてみてください。

 

 

 

そろそろ本日の宿泊地、湯田川温泉に向かうことにします。

 

 

湯田川温泉に来るのは二度目、前回は5~6年くらい前だったでしょうか。

 

これが温泉街のメイン通り。小さな温泉街です。

 

 

温泉街の中心、共同浴場の正面湯です。

 

 

 

最近では映画の影響で有名になってきています。

 

 

しかし、街中を歩くと、結構廃業した旅館が目立ち、お世辞にも元気があるようには見えません。前に来たときのほうが活気があったように思います。

ここにはキャパの大きな旅館がないので、映画ブームでやってきた団体客は湯野浜は温海に行ってしまうのかもしれません。

 

今回の宿泊は、そんな湯田川温泉にあって元気のある、「九兵衛旅館」です。

 

 

(九兵衛旅館編に続く)

 

 

 

 

おまけ

 

温泉街で見かけた猫。前足を怪我していましたが、治ったかな?

 

 

 

 

 

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2011年8月18日 おいしい山形 2日目 その1

2011年08月26日 22時37分18秒 | 旅行

山形旅行二日目、まずは丸屋の朝食です。

朝食も山のもの主体のメニューです。

中でも美味しかったのが、地元産のトマト。大蔵村はトマトが名産のようですが、ここのトマトは本当に美味しいです。

 

 

 

 

さて、大満足の丸屋を後にします。が、この日は前線が停滞しているとのことで、山形県の庄内地方を中心に大雨、洪水警報が出ています。肘折はそれほど強いあめではありませんが、どうなるかわかりませんので先を急ぎます。

肘折温泉に入る道からの肘折温泉の景色。カルデラであることがなんとなくわかります。

 

 

 

 

肘折を出て、庄内地方に向かいます。途中、「道の駅とざわ」から見た最上川は、大雨の影響で、「あつめて早し」どころの状態ではなくなっています。

 

 

この道の駅を出たあとで、雨が強く降り出しました。ワイパーがまったく意味を成さない、ワイパーもすねるほどの雨です。ちょうど、高校野球の習志野-日大三高の試合が始まったところですが、雷でラジオの受信状態が悪いうえに、雨音が大きくてほとんど聞こえません。

 

 

雨が少し小降りになって、余目駅に到着。

 

余目駅には地元物産の販売所があります。この辺に来ると必ずよるのですが、その目的は、これです。

 

とにかくこの味噌が美味しいのです。似たようなものは結構旅先で見かけますが、これより美味しいものには今のところ出会っていません。

 

 

余目に来た目的はもうひとつ、いつもお世話になっている酒屋さんに寄るためです。

庄内は、日本酒が最も美味しい地域だと思っていて、その庄内の日本酒を専門に扱っている酒屋さんが余目にあります。

今回購入したのは、下記3本です。

 

 

左:今、庄内でもっとも勢いがあるかもしれません。全量純米吟醸仕込ながらリーズナブルな価格、当然味も魅力の「楯野川 中取り純米大吟醸 美山錦」

中:購入したのは初めてで、飲むのが楽しみです。「栄光富士 純米大吟醸」

右:ちょっと変わった一品。「杉勇 高麹歩合仕込 純米原酒」。こちらは少し水で割ったりロックで飲むとよさそうです。

 

他にも魅力的な銘柄はたくさんありますが、きりがないので今回はこの辺で。

 

 

 

ところで、余目は、ランチの美味しくて安い店が多いのです。今回は、先ほどの酒屋の店長に教えてもらった、最近できたばかりの「依田善」に行きました。

 

 

ランチメニューに、「庄内浜のにぎり」があったので注文しようとすると、海が荒れていて水揚げがないので出せないとのこと。

なので、ちらしのランチとうな重を注文しました。ちらしのランチはこれで880円です。

 

 

 

相変わらず雨は強くなったり弱くなったりですが、次の目的地を目指し庄内平野を北上します。

 

(その2に続く)

 

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