岩松院を出て、町の中心方面に向かいます。が、車も混んでいて、気持ち悪いくらい人もたくさんいました。
なので、中心部の観光はあきらめ、次の目的地に向かいます。
向かった先は、栗菓子の店、松仙堂です。この少し前に、NHKの「キッチンワゴンが行く」で紹介されているのを見て、ぜひ行ってみたいと思っていました。
しかし、ここは非常に判りにくい場所にあります。カーナビに住所を入力しても何度か迷いました。
ここは自家農園の栗を使用しているため、街中に出てしまうと追いつかないとの事です。
ここで購入したのは、栗ペーストとジャム。
そして、空蝉という名前の栗きんとん。
栗きんとんは、岐阜の中津川が有名ですが、小布施では初めて見た気がします。街中の大手の店では、日持ちがしない栗きんとんは見かけません。
ここの栗きんとんは、かなりきめが細かい感じで、しかし栗の味は控えめの上品な味わいでした。
来るまでが大変でしたが、ここに来て良かったと思います。
そろそろ昼食時、しかし中心部では長時間待つことは明らかなので、すこし中心部を外れたところにある、フローラルガーデン小布施に向かいます。
それほど中心部から離れているわけではないのに、ここまで来るとそれほど人は多くありません。
併設されているレストラン、花屋へ。30分ほどの待ち時間とのことで、隣にある産直の店で時間をつぶします。
注文したのは、花屋ミニコース。
スープはきのこと栗の茶巾。かなりしょうががきいていて温まります。
前菜三品盛り。
メインは魚料理と肉料理のどちらかを選択します。
最後はデザート。栗のババロアです。
値段は安くはないですが、かなり美味しかったです。ガーデンに面した店内の雰囲気もよく、お勧めです。
食事のあとは、温泉へ。以前にも来たことがある、おぶせ温泉 あけびの湯へ。
雨は上がりましたが、北信五岳は斑尾以外の四岳がかすかに見えるだけでした。
ここは、お湯も良くて眺望も抜群ですが、もう少し設備のメンテナンスをしたらよいのに、と思います。半分以上鍵の壊れたロッカー、温泉成分で黒くなった鍵、カランの外れた洗い場などが場末感をかもし出しています。良い温泉であることは間違いないですが。
温泉であったまったので、ジェラートを食べに行きます。Twellという店で、目立った看板もなく、一見何の店かわからないくらいですが、地元ナンバーの車を中心に次から次へとやってくる、人気店です。
搾りたて牛乳と栗とりんごのトリプルで。味はかなりあっさりしています。
ジェラートですっかり体が冷え切ったところで、今回の旅行は終わりです。
道の駅 オアシスおぶせでみやげ物を買い、ついでにこんな余計なものも買って帰路に着きました。
<おわり>