to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2010年6月22日 シリーズ松田聖子 第十一回 「Strawberry Time」

2010年06月23日 02時13分09秒 | 音楽
イントロを聞いただけで誰が作詞したかわかる曲はたまにあります。松田聖子だと、「風立ちぬ」がそうだと思いますが、この曲も間違いなくそうでしょう。

この曲の発売日と「モノトーン・ボーイ」の発売日は同じですから、まさにレベッカ全盛期の土橋さんの作品で、レベッカサウンドを色濃く反映していると思います。



ところで、「天使のウインク」の休養に入った松田聖子がテレビ復帰したのがこの曲です。ただ、このころの松田聖子は一番声が出ていなかった時期で、正直見るに忍びなく思っていました。その後、徐々に復活して今に至るわけですが、全盛期のあの声には戻らず。が、声も年をとるので、こればかりは仕方ないことですが。







Strawberry Time   1987年4月22日発売 シングルA面

作詞:松本 隆
作曲:土橋 安騎夫
編曲:大村 雅朗
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2010年6月16日 シリーズ松田聖子 第十回 「あ・な・たの手紙」

2010年06月17日 03時02分55秒 | 音楽
この曲の作詞作曲は財津和夫さんです。

財津和夫さんは、松田聖子がアイドルから進化する過程において、重要な役割を果たしています。財津さんの手によるシングル曲は、「チェリーブラッサム」「夏の扉」「白いパラソル」「野ばらのエチュード」ですが、最初の連続する3曲の変遷を見ているとその凄さがわかってきます。

最初の2曲はそれまでのキープコンセプトのアイドル調、しかし「白いパラソル」で一気にイメージチェンジを図ります。

多分、この時期は、周りの人たちは松田聖子のポテンシャルの高さに気づいていたはずで、ただ、どこまでのポテンシャルを秘めているのか、どうやったらうまく開花させられるのか誰もわかっていなかったと思います。

そこをうまくコントロールしたのが財津氏、と思います。最初はキープコンセプトのアイドル調の曲で探りを入れ、いろいろ試した結果いけそうということで「白いパラソル」になったのではないかと。

そんな時期のアルバムに収録されているのがこの曲です。このアルバムにはシングル2曲のほかに財津氏の手による曲が3曲ありますが、どれも名曲、その中でも人気の高いのがこの曲です。

財津さんの曲は、シングルよりもアルバム収録曲やB面のほうが個性的で良い曲が多いような気がします。あまり制約なく自由にできるからなのでしょうか。

ところで、このころ、どうしてもあの財津和夫さんと曲のイメージが合わなくて、同姓同名の他人ではないかと思っていました。失礼な。





あ・な・たの手紙  1981年5月21日発売 アルバム「Silhouette」収録


作詞:財津 和夫
作曲:財津 和夫
編曲:信田 かずお
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2010年6月12日 シリーズ松田聖子 第九回 「時間の国のアリス」

2010年06月12日 12時27分47秒 | 音楽
「天国のキッス」の時が一番かわいい、と以前に書きましたが、この曲のときも負けていません。ただ、雰囲気は違いますが。なんというか、大人っぽくなった感じ、と言えばよいのでしょうか。

当時、この曲をあまり好きではなかったのは、変わっていく松田聖子に戸惑いを感じたからかもしれません。この曲の歌詞も、なんか子供っぽく思えたし。

この後、松田聖子は1曲ごとに雰囲気が変わっていきます。松任谷由実さんの手による最後のシングルでもあり、変わり目の1曲と家rでしょう。


松田聖子の数多くある隠れた名曲を演出してきた、故・大村雅朗氏のアレンジが素晴らしいですね。この曲のイメージを見事に表しています。これも集大成といった感じでしょうか。



ところで、このころの松田聖子は、テレビ等の生演奏のときは、オリジナルより高いキーで歌っているのですね。なぜなんでしょう。でも、高いキーのほうが素敵です。





時間の国のアリス   1984年5月10日発売 シングルA面

作詞:松本 隆
作曲:呉田 軽穂
編曲:大村 雅朗
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2010年6月4日 シリーズ松田聖子 第八回 「マドラス・チェックの恋人」

2010年06月05日 01時54分25秒 | 音楽
この曲は、松田聖子のシングルB面曲の中でも、「制服」「愛されたいの」と並んで非常に人気の高い曲です。タイトルは恋人、ですが、実際には、声をかけてきた男を軽く袖にしたが、後になって後悔する内容です。


マドラスチェックの発祥の地は、インド南部のマドラスという都市で、いまはチェンナイという名前になっています。ここは東インド会社の本拠地だったところで、特産品の綿製品とともに世界に広がっていったとのことです。ジャック・スパロウは、昔東インド会社の船乗りだったそうなので、きっとこのマドラスにも行ったことがあるのでしょう。



それにしても、マドラスチェックのブレザーを着て真っ白なクルーザーに乗っているとは、どんなけお坊ちゃんなんでしょう。








マドラス・チェックの恋人  1982年7月21日発売 シングルB面


作詞:松本 隆
作曲:呉田 軽穂
編曲:松任谷 正隆
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