悪くなかったと思います。打たれたのは、紺田選手、加藤政選手、坪井選手と、あまり渡辺俊介投手と対戦していないと思われるメンバー、配球ではなく単なるスローボールとして打たれたように思います。
ファイターズは、ダルビッシュ投手。
あまり調子は良くなかったようですが、要所は140km/h後半のストレートで締めるのはさすがです。
試合中盤から、90km/h台のスローカーブを多用し始めましたが、調子が悪かったからなのでしょうか。
今日の主役は、この人、荻野貴司選手。荻野選手のおかげで引き分けに持ち込めたのは間違いありませんが、フェンス際の打球を捕球できなかったり、送りバントを失敗したりと、課題も見えたと思います。
ただ、まだ5試合目のルーキーですし、また必ずこの辺の課題はクリアしてくるでしょう。
服部投手。
まだ不安定ですが、1軍定着をかけてがばってほしいと思います。
伊藤投手。
いきなり3ボールとしますが、あとは問題なし。貫禄がついてきたと思います。
塀内選手。
ファイターズ、ウルフ投手。
ムービング・ファストボールというのでしょうか、140km/h台の手元で動く球の使い手、かなり打ちにくそうです。
井口選手。
死球のときはひやっとしましたが、そのあとあわやサヨナラホームランというツーベースヒットを放ちます。徐々に調子が上がってきているでしょうか。
薮田投手。
こちらも立ち上がりボールが先行しますが、とても良い内容だったと思います。
代打で登場の竹原選手。
外角のストライクを見逃し、それより外の球に手を出してしまう、ちょっと中途半端な打席になってしまったのが残念でした。
もっか絶好調の西岡選手。
きっと、いろいろと充実した日々を送っているのでしょう。
マーフィー投手。
140km/h台のストレートと、120km/h台のカーブが武器のようです。投球テンポが良く、コントロールも悪くないようで、早くもフル回転です。球種はあまり多くなさそうなので、その辺がカギになりそうです。
そして、本日もう一人の主役、金泰均選手。
この日の全打点を挙げました。守備も悪くありません。
今日の試合、勝てなかったと見るか、追いついて良かったと見るかは意見があると思いますが、ダルビッシュ投手からの必勝リレーを阻止したという点で、大いに評価してよいと思います。
ファイターズは、主力が故障、不調になった時の選手層の薄さが弱点だと思いますが、まさにいまそれが表れていると思います。
まあ、調子に乗ればいつもの怖いチームにすぐ戻るのでしょうが。