to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2017年8月19日 長崎旅行 二日目 その4(オリーブベイホテル)

2017年08月31日 22時51分31秒 | 旅行

本日の宿は、西彼杵半島の西側にある大島にあります。

波佐見から西に向かい、早岐市内からハウステンボスの横を通り、西海橋にやってきました。

 

長崎を車で旅行するとき、長大橋を外すことはできません。西海橋は316メートル、現在では長大橋とは言えないかもしれませんが、1955年の開通当時は世界第三位の長さの固定アーチ橋でした。

 

 

この先は大村湾、下は針尾瀬戸、流れが早く渦潮を見ることができます。

 

 

すぐ隣に新西海橋があります。

 

対岸は西彼杵半島で、島ではありません。今いるこちら側が早岐瀬戸と針尾瀬戸に囲まれた針生島になります。

 

 

橋の上から下を見ていると、吸い込まれそうですが、実際吸い込まれる人は少なくないようで、橋の横の防護柵がそれを物語っています。

 

 

 

西海橋を渡り、西彼杵半島の西側に抜け、大島大橋~寺島橋を渡り、大島に入ります。大島の東岸を少し北上すると、本日宿泊するオリーブベイホテルに到着します。

 

 

隈研吾氏の手によるデザインは異彩を放っています。

 

 

何故、長崎の西の端の島にこのようなホテルがあるか、というと、島にある造船所の迎賓館として建設されたからです。進水式の船主等VIPを」迎えるための施設で、進水式は頻繁にあるものではないためそれ以外はホテルとして営業しています。最近テレビで紹介されたため、御存知の方もいるかもしれません。

 

 

なので、ホテルの目の前には造船所が見えます。造船所の音、朝には体操の音楽もよく聞こえます。

 

 

外装だけではなく、内装も非日常感にあふれていまんす。

 

 

チェックインのあと、ロビーでウェルカムドリンクのサービスがあります。

 

 

 

フロントがあるのは三階、4~6階が客室になります。

 

 

 

今回は最上階、6回の角部屋でした。

 

 

 ラグジュアリールームという55㎡の部屋です。

 

 

リビングとベッドルームが独立していて、かなり広いです。

 

 

 

 

部屋の中は鏡がうまく配置され、実際以上に広く感じます。

 

バーコーナー。冷蔵庫は二つあり、アルコール類を含め飲み物は豊富に入っています。

 

 

 

アメニティは資生堂です。

 

このホテルには大浴場はなく、温泉でもありません。部屋にはビューバスがついていますが、これがこのホテル唯一にして最大の難点と思います。

洗い場のない、浴槽+シャワーブースは、やはり日本人にはなじまないと思います。

 

 

部屋から外を見ると、小さな入り江に面していて、プールとクルーザー、プライベート感満点です。

 

 

しかし、反対側には造船所と祖の量らしき建物があります。それでも景色は非常に良いです。

 

 

六階の廊下から造船所は良く見えます。向こうに見える白い棟は大島大橋の支柱です。

 

 

6階は半分がバンケットルームになっており、6室しかありません。

 

 

レストランとプールは1階になります。

 

夏の間はテラスでビアガーデンが開催されます。

 

 

 

テラスから建物を見ると、豪華客船をイメージしているように見えます。

 

テラスから一段降りると桟橋があります。宿泊者には別料金でクルージングプランも設定されています。

 

 

ここから、建物を周ってエントランスまでの遊歩道が整備されています。

 

 

 

部屋に戻り、風呂に入り、ゆっくりしていると陽が傾いてきました。

 

 

                           <その5に続く>

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2017年8月19日 長崎旅行 二日目 その3(波佐見-2)

2017年08月30日 22時39分41秒 | 旅行

昼食の後、すぐ隣にある「くらわん館」に向かいます。

 

「くらわん館」は波佐見のいろいろな窯元の製品を展示販売しているほか、観光案内所も設置されており、波佐見観光の拠点となる施設です。

 

ちょうど、甲子園に出場した波佐見高校を応援するキャンペーンが開催されていました。波佐見高校は残念ながら初日の第一戦目で惜しくも敗退しましたが。

 

ここでいろいろ見ていると、気になる窯元があったので、そこに行ってみることにします。

 

OYANEという、西海陶器のギャラリーです。

 

西海陶器は自社ブラントだけではなく、他の窯元、他の地域の商品も扱う卸販売も行っており、さらに海外にも拠点がある等、かなり手広く商売を行っています。波佐見の人気スポット、西の原も西海陶器の手によるものです。

 

このOYANEは最近できたようですが、一階は窯の蔵というアウトレットショップになっており、波佐見に限らず美濃なども含むおびただしい数の焼き物、さらにガラス製品等も扱っています。

 

 

ここで購入したのは以下の2品。

小皿5枚組。アウトレットコーナーで購入。

 

 

 

こちらは翔芳窯の製品。

568椀という汎用の器ですが、瑠璃色が深くてきれいです。

 

 

 

OYANEの向かいに和山窯のアウトレットショップがあるので、こちらも見てみることに。

 

ここではドレッシング入れを購入。うちでは市販のドレッシングを使わないので、この器はなくてはならないものです。

 

 

 

ここで再び中尾山に戻ります。

 

 

 

中尾山交流センターに車を停め、一真窯のギャラリー「とっとっと」へ。

 

 

ほかに客はおらず、窯元の人と昨年も来た話等をしながら、ゆっくり見ることができました。

ここで購入したものは以下の通りです。

パスタ皿。柄違いで3枚。

 

 

大きめの角皿2枚。

 

 

 

中くらいのやや深めの角皿。かなり使いやすいです。

 

中と小の丸皿。

 

 

これだけ購入したら、中サイズの角皿2枚、おまけしてくれました。この辺が窯元さんを訪問する面白さでもあります。

 

 

 

 

最後に先ほどのくらふと龍に立ち寄り、急須と、しのぎというシリーズの丸皿。他の磁器と異なり、パール調の色合いが変わっています。

 

 

 

以上で波佐見窯元めぐりは終了、本日の宿に向かいます。今回はかなり満足いく買い物ができました。

 

                        <その4に続く>

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2017年8月19日 長崎旅行 二日目 その2(波佐見-1)

2017年08月29日 19時36分37秒 | 旅行

嬉野ICで高速を降り、波佐見に向かいます。

 

波佐見を訪れるのは昨年に続き二回目になります。昨年購入した波佐見焼の器を気に行ったことと、昨年は事前調査不足で十分に見て回れなかったことから、再訪することにしました。

 

波佐見焼は最近名前を聞くようになりましたが、実は約400年の歴史があり、秀吉の朝鮮出兵で陶工を連れてきたのが始まりといわれています。

ちなみにこの周辺には焼き物の産地が集中していますが、有田は鍋島氏、波佐見は大村氏、そして三川内は松浦氏の領地で、それぞれが別の陶工を連れてきたことが始まりということです。

 

この辺で生産された焼き物は昔は伊万里から船で出荷されており、まとめて伊万里と呼ばれていました。

明治になって鉄道で輸送されるようになると、今度は有田と呼ばれるようになります。つまり、波佐見焼は最近まで有田焼として流通していたことになります。波佐見焼として流通し始めたのは最近のことのようです。

 

有田という有名ブランドの庇護から外れた時、どのように波佐見の独自性を出していくか、ということに対する答えは、手頃な価格でデザイン性に優れた普段使いのもの、今ではすっかり波佐見はブランドとして独り立ちしています。

 

有田ではこうはいかないでしょう。有田焼でポップでモダンなデザインをやっても、こんなの有田じゃない、と受け入れられないのではないかと思います。

 

 

 

波佐見で最初に立ち寄ったのは「mignon 」。嬉野から波佐見に向かう道沿い、波佐見の市街地に入る前にあるオレンジの看板が目印のセレクトショップです。

 

 店内にはセンスの良い商品が並んでいます。波佐見の入り口の国道沿いにあるので、波佐見焼の傾向を知りたいときや、時間がないけど波佐見焼がほしい時にはここに来れば間違いないと思います。

 

 

 続いて丹心窯に向かいます。

 

 丹心窯は水晶彫という透明の模様の入った製品で有名ですが、それ以外にも個性的なデザインの製品がそろっています。波佐見は実用的な器が多いですが、ここはデザイン重視です。

ショールームには製品は展示してありますが、人はおらず。なので見学だけして出てきました。

 

 

続いて、波佐見焼の窯元が多く集まる中尾山に向かいます。中尾山の窯元の大半は昼休みがあるのですが、時刻は11時過ぎ、午前中にいくつか回れそうです。

 

 

 

最初に訪れたのは赤井倉。国の登録有形文化財の古い民家を利用したセレクトショップです。

 

 ここで先ほどの丹心窯の製品を購入します。スパイラル小鉢 スクエアという製品です。凝ったデザインですが意外に使いやすそうです。

 

 

 

 赤井倉の横の細い道を登っていくと、二つの窯元があります。

 

 一龍陶苑のギャラリー くらふと龍。非常におしゃれな建物です。

 

 

その向かいには陶房 青。昨年、ここのぐい飲みを購入しましたが、ここに来るのは初めてです。

海の家のような雰囲気です。

 

 

 

とりあえず一通り見て、後でまた来ることにします。

 

 

続いて光春窯へ。しかし、残念ながらお休みでした。昨年もお休みだったので、どうも縁がありません。

そして、波佐見に来た最大の目的、一真窯のギャラリー「とっとっと」は午後からオープンということなので、一旦山を降りることにします。

 

 

波佐見やきもの公園。

 

やきもの公園の向かいにある波佐見町勤労福祉会館の一階にあるガレージハウスキッチンという店で昼食をとります。ハンバーガーがメインのアメリカンな感じの店ですが、普通のランチメニューもあります。

 

 

チキンと野菜のトマト煮込み。

 

 

ハンバーグセット。

 

ハンバーグは肉の食感がさすがです。そして、結構ボリュームがあります。

 

ランチのセット部分は共通です。

 

 

なかなかおいしく、値段も安いです。混雑している西の原に行かなくても、こちらで十分満足できると思います。

 

                       <その3に続く>

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2017年8月19日 長崎旅行 二日目 その1(雲仙観光ホテル 朝食)

2017年08月28日 19時40分46秒 | 旅行

雲仙は標高が高い分、朝は結構涼しいです。車が結露していました。

 

 

 雲仙観光ホテルは、朝食もダイニングルームになります。

朝日の入るダイニングは夜とはまた違った雰囲気があります。

 

 

朝食は洋食と和食があります。一つづつでもよいとのことなので、両方にしてみました。

 

 

ブドウのスムージー。これは洋食、和食共通です。

 

 

 まずは洋食。オーソドックスなメニューです。

 

 

 

続いて和食。

品数は多いですが、調理した感じのあるものは少ないです。

 

 

 

最後に売店でフランボワーズのクッキーとみかんのパウンドケーキを購入。このクッキーもフルーツの味が濃厚で、非常においしいです。

 

 

雲仙観光ホテル、思った以上に非常に良いホテルでした。もっと格式が高くて窮屈な感じがあるのかと思っていましたが、そんなことは全くなく、ゆっくりくつろぐことができました。

さすがは伝統のクラシックホテル、温泉、食事、接客、建物すべてにおいて高いレベルです。値段は安くないですが、値段以上の満足を感じることができます。このホテルでは、ゆっくり過ごすのが良いと思います。そして、ゆっくり、静かに過ごせるだけの環境が整っています。

 

 

さて、今日は波佐見に向かいます。

雲仙に来るときは西側から登ってきましたが、今度は東側に降りていきます。

途中、野生の萩の咲く道端より。海が見えるのですが、空が青すぎて海と空の境界が良くわかりません。

 

山を降り、海沿いに北、途中から東に向かいます。

途中、愛野展望台に立ち寄ります。ここからは円形橘湾を一望できます。

 

橘湾が円形なのはカルデラだからで、千々石カルデラという名称がついています。この湾の底にはマグマがたまっていて。雲仙岳に供給されているとのこと。昨晩の雲仙温泉もこのカルデラのマグマに由来するということです。

 

 

 

諫早市内に戻り、長崎自動車道を北に向かいます。

 

途中、大村湾PAに立ち寄ります。大村湾沿いに大村線の線路が見えます。列車が来るのを待ちたいところですが、先を急ぎます。

 

 

                        <その2に続く>

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2017年8月18日 長崎旅行 一日目 その6(雲仙観光ホテル 夕食)

2017年08月27日 21時31分57秒 | 旅行

雲仙観光ホテルの夕食は、約200畳の広さがあるというダイニングルームが会場になります。

 

 

 

本日の夕食はフレンチ、テロワールというコースです。

 

最初は、お食事の始めに・・・一口のお愉しみ

 

 

手長海老のポシェと紅鱒の軽いスモーク
野菜のアスピックを添えて

 

パンとバター。バターは北海道産と説明がありましたが、日によって違うのでしょうか?

 

 

雲仙クリーンポークの燻製と十穀米のタルト
そのジュのソースで

 

タルトは結構お菓子っぽいです。

 

 

平目の黒胡椒焼き
レモングラス風味のナージュ仕立て

 

 

 

口直しのグラニテ。

 

 

長崎和牛ロース肉のパートブリック包み焼き
デュクセルソース

一品の量は少ないように思いましたが、この時点でかなりおなか一杯になりました。

 

 

 

フランス産 熟成チーズ盛り合わせ

 

チーズはおいしいですが、このタイミングで出てくるのが少し不思議です。

 

 

 

さて、ここからが本当のメイン、デザートはワゴンサービスで出てきます。

しかもいくつ選んでもよいとのこと。

 

 

結局、二人でほぼ全種類選びました。

 

料理もおいしいですが、デザートは非常においしいです。特にフルーツ系が素晴らしいと思います。

 

 

最後にコーヒーか紅茶、これにチョコレート、ビスケット、マカロンがついてきます。これは部屋に持ち帰りました。

 

 

 

 

雲仙観光ホテルは、夜も非常に良い雰囲気です。

 

 

夜も天気が良く、よく星が見えました。明日も暑くなりそうです。

 

 

                       <2日目に続く>

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