旅行三日目の朝。昨晩遅かったので今日の朝はゆっくりすることにします。
8時に予定していた朝食の時間を9時に変更してもらい、まずは大浴場へ向かいます。
相変わらずはっきりしない天気ですが、非常に蒸し暑いのは変わりません。
なので、大浴場から帰ってくるだけで汗をかいてしまい、結局部屋でもう一度シャワーを浴びることになりました。
さて、昨日はゆっくりしている余裕がなかったため、朝食の前に、宿泊棟近辺の敷地内を散歩してみることにします。
木製の番犬がいたり、
いろいろな動物のいる広場があります。
萩の花が咲いています。
この赤い強烈な花は何でしょうか。この画像でも赤が飛んでしまっていますが、実物もそんな感じの、周囲から浮いた赤です。
あまり歩いているとそれだけで汗だくになるので、朝食をとりに料亭「穀雨」に向かいます。
里創人 熊野倶楽部の朝食は洋食と和食から選ぶことができます。内容はいたってシンプルです。
このプレートは和洋共通です。
サラダも共通。
和食は魚の干物と玉子料理。玉子料理は何種類かから選ぶことができます。今回はだし巻き卵にしました。
ご飯とみそ汁。
続いて洋食。こちらは目玉焼きです。
そしてスープ。
最後にデザート。これも和洋共通です。
品数は少なめですが、味は非常においしいです。この辺だと早くチェックアウトして熊野古道に向かう人も多いので、時間をかけないシンプルな朝食のほうが良いのかもしれません。
ただ、朝食時も、いやあ、夕食時以上に料理の出てくるタイミングが遅く、危うくご飯の出てくる前におかずを全部食べてしまうところでした。そして、デザートは食事が終了したにもかかわらず全く出てくる気配がなく、多分10分くらい待たされたのではないでしょうか。
ここの改善は強くのぞみます。
おまけに帰りには雨が降り始めていて、傘を持たずに料亭に行ってこうなると傘なしで部屋に戻るしかありません。
まあ、いろいろと不満ばかり書いてきましたが、この宿の印象が悪かったかというと、決してそうではありません。確かに施設間のアクセスの悪さとか、料理の出るタイミングの悪さとかはありますが、それを補って余りある料理のおいしさと部屋の快適さは素晴らしいものがあります。
スタッフの対応も非常によく、総合的には今までに宿泊した宿の中でも上位に入ります。今回は急遽、熊野大花火を見ることができるようになったため、宿でゆっくりすることはできませんでしたが、そのうちもう一度、ゆっくりと来てみたいと思います。
宿をチェックアウトし、駐車場まで送ってもらった後、もう一度「紀南幸商店」で買い物をします。駐車場からは道を挟んですぐです。
里創人 熊野倶楽部オリジナルのジャムと、この辺特有の柑橘「じゃばら」の皮の砂糖漬け。
夕食に出た塩と同じだと思います、海洋深層水の塩と三重産レモンの果汁。
今日の宿泊地、志摩半島の賢島まで移動開始です。
<その2に続く>