to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2018年5月2日 奈良・伊勢旅行 四日目 (伊勢神宮 内宮)

2018年05月19日 19時15分52秒 | 旅行

旅行最終日、雨は上がりました。

この日は各地で荒れた天気となったようですが、伊勢は風もなく穏やかな天気となりました。

 

 

 

「サン浦島 悠季の里」の朝食は、夕食と同じ食事処になります。

 

 

 

 

 夕食は我々には期待外れでしたが、朝食はさらに期待外れでした。

渡り蟹の味噌汁以外、魚は小さな照り焼きの切り身が一つのみ、全く海辺の宿らしさがありません。

海のない奈良のかんぽの宿ですら、朝食にカンパチの造りが出てきましたが、海が目の前のこの宿では鮮魚はおろか、焼き魚すら出てきません。

しかも正直言っておいしくありません。

基本、出されたものは残さない主義ですが、ここの朝食はかなり残してしまいました。

あと、白いご飯のほかにおかゆが出されますが、これも無駄だと思います。普段朝におかゆは食べないし、朝食でそんなに量も食べないので、おかゆは手を付けずに残さざるを得ません。

おかゆを出すのがサービスではなく、おかゆにするかを予め聞くのが良いサービスだと思いますが。

 

 

「サン浦島 悠季の里」の感想ですが、部屋と大浴場は非常に良いです。大浴場が良いのと部屋の温泉が消毒循環ありということで、温泉付の部屋にする必要性はあまりないかもしれません。

本館の温泉なし和室であれば料金が安いのでお得感はありますが、問題は食事、食事の内容を考えると、もう一度来たいか、といわれると考えてしまいます。

 

あとは、宿の人の対応自体は悪くないと思いますが、個人客向けか、といわれるとちょっと方向性が違うように感じます。

 

団体客が入るほどのキャパシティはない、しかし個人客向けでもないとなるとどのような客層に適しているのか、というと、何年かに一度、親子数世代の一族で旅行をする、みたいなシチュエーションには合いそうです。

 

とはいえ鳥羽の宿は相場が高く、この価格帯でこれだけのサービスを提供する宿は貴重なので、今後に期待したいところです。

 

 

 

さて、宿をチェックアウトし、内宮に向かいます。

その前にちょっと寄り道、鳥羽国際ホテルに立ち寄ります。鳥羽、伊勢志摩エリアでは1、2を争う名ホテルです。

 

 

目的はこのチーズケーキです。

甘すぎず、固すぎず、チーズが強すぎず、絶妙のバランスで、さすが評判になるだけのことはあります。

 

 

 

今日は祝日なので、内宮周辺は混雑が予想されます。

駐車場に入れるか、が一番の課題でしたが、五十鈴川沿いの第五駐車場に何とか入ることができました。

 

 

ここから一本町中に入った道がおはらい町です。さすがに人がいっぱいです。

 

 

内宮に近づくとまっすぐ歩けないほどの混雑です。

内宮前に到着。

 

宇治橋を渡り、神域に入ります。

 

 

他の参拝客と共に行列を成して正宮に向かいます。

 

 

昔のお伊勢参りもこんな感じだったのでしょうか。

 

お守りと御朱印をいただきました。

 

 

 

 

おはらい町に戻ります。どの店も非常に混雑していますが、ここまで来たらどうしても赤福を食べたいものです。

並んではいましたが、以外に回転は速く、直ぐに店内に入れました。

 

ちなみに周辺に赤福の店舗は他にもあるので、本店以外に行けばそれほど混雑せずに食べることができると思います。

 

 

おはらい町も赤福本店を過ぎるとだいぶ人も少なくなりますが、そこで「伊勢フルーツラボラトリー」という店に入ってみます。

ここで購入したコンフィチュールが非常においしかったのです。

 

知らなかったのですが神戸のモンシェリという店の製品で、値段は高いですが購入するだけの価値があります。

 

 

続いて猿田彦神社に参拝します。

こちらもなかなか大きい神社ですが、参拝客は内宮に比べれば多くありません。

 

裏には大きな駐車場がありますが、こちらもそれほど混雑していないようでした。

 

 

さて、あとは帰るのみですが、その前に昼食を食べていくことにします。

内宮周辺は混雑しているので、松阪まで行くことにしました。

 

伊勢から松阪は30㎞弱、目的は当然松阪牛です。有名焼肉店の「一升びん」に向かいます。

 

 

この店舗には回転焼肉もありますが、満席とのことで、一般席ならば空きがあるとのことで、そちらに入ることにします。

 

松阪肉セット。

カルビ、バラ、赤身、切り落としが入っています。これで3000円は東京では考えられない安さです。

 

松阪牛のレバー。これも地元でなければ食べられないと思います。

 

 

あとスープ、御飯、ノンアルコールビールを頼んで5000円程度は、松阪牛であることを考えると信じられないくらい安いです。

 

 

隣の席には学生のグループがいましたが、そんな年齢で松阪牛を食べられるなんて、うらやましい限りです。

 

 

さて、せっかく松阪に来たので少し観光をしてから帰ることにします。

松阪もめん手織りセンターにやってきました。

松阪名産の松阪もめんの体験ができる施設で、販売もしています。

 

街中にほとんど観光客の姿はありませんが、この施設の内部は多くの人でにぎわっていました。

 

おみやげを購入し、少し街中を散策します。

 

松阪は、あの三井家発祥の地、その碑が立っています。

 

 

城下町らしい古い町並みも残っており、松阪牛、もめん等、観光地としての資質は十分あると思うのですが、積極的に観光客を誘致するつもりは今のところなさそうです。

 

 

 

このあと一般道を北上し、みえ川越ICで高速に乗り、新東名を通り帰ってきました。

連休初日ですが渋滞はなく、すんなり帰って来ることができました。

 

                          <終わり>

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2018年5月2日 奈良・伊勢旅行 三日目 その6(サン浦島 悠季の里 夕食)

2018年05月18日 23時32分42秒 | 旅行

「サン浦島 悠季の里」の夕食です。

指定した時間に食事処に行きましたが、誰もいません。

しばらく待っていると別のスタッフがやってきて部屋まで案内してくれましたが、良い印象ではありません。

 

食事処は海の見える個室です。

 

 

 

まず食前酒の果実酒が運ばれてきましたが、「乾杯をお願いします」といわれたのには驚きました。

「宿泊客の間に入ってきて乾杯の指示をするとは何様のつもりなのでしょうか?結婚式の司会者じゃあるまいし、そんなこと頼んでもいません。場を盛り上げようとか、サービスと思ってやっているのであれば、大きな間違いだと思います。

 

肝心の果実酒の味も今一つでした。

 

 

酒肴 季節の口取りいろいろ。

これはまずまずです。

 

 

刺し身 伊勢海老 伊勢鮪 地魚 さざえ

これはさすがにおいしいです。伊勢で伊勢海老を食べるのは初めてかもしれません。

 

 

 

が、良かったのはここまで、このあとの料理は我々にはあまりおいしいとは感じられませんでした。

 

煮物 道明寺蒸し 抹茶の餡かけ 袱紗 季節の野菜

悪くはありません、しかし、餡の抹茶感はあまりありません。道明寺も悪くはないのですが、量が多いので飽きてきます。 

 

 

 

一品 潮汁の小鍋仕立て 蒸し鮑 鳥羽産鱸 筍 蕨 磯部三つ葉 粉山椒

 

素材は良いと思いますが、味付けが少し濃すぎるように思います。そのため、せっかくの素材の味が生きていない感じです。

 

料理長のサービス、として出てきたぶり大根。

個人的にはこの料理長のサービス、との言い方が好きではありません。極めて位置づけが不明確です。

 

味付けも汁気がなく、妙に甘みが強くて、我々の口には合いませんでした。

 

 

 

 

これも一品 特選和牛焼浸し 自家製ソース味噌風味 添え野菜

 

肝心のソースが、味が濃すぎ、これも妙な甘さがあり、今一つです。

 

 

留肴 鳥羽産打たせ海老掻揚げ 摘み菜 卸し 天出汁

海老がごっそり固まって揚げられており、正直海老のおいしさは感じられません。

揚げるにしてももっと素材を生かせるやり方があるのではないでしょうか。これでは満腹感を与えるためのかさ上げ料理です。

 

 

 

食事 桜鯛茶漬け

鯛の漬けは味が濃すぎ、そのままでは食べられません。

しかも、茶漬け用の出汁は量が少なすぎです。

 

 

 

水菓子 季節のフルーツ

 

 

食事に関しては期待していたのですが、我々には期待外れでした。

良い素材もあると思いますが、味付けが素材の良さを消してしまっていると感じます。

品数も多くなく、満腹感はあっても満足感はあまりありませんでした。

 

 

 

                           <四日目に続く>

 

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2018年5月2日 奈良・伊勢旅行 三日目 その5(サン浦島 悠季の里)

2018年05月17日 22時08分44秒 | 旅行

鳥羽からパールロードを進み、麻生の浦大橋を渡ったところに本日の宿「サン浦島 悠季の里」があります。

 

最近ホテルの宿泊が多いので、久しぶりに日本旅館に宿泊したい、という理由でこの宿を選びました。

 

 

 

 

玄関、フロント、ロビーは5階にあります。雨でなければよい景色が見られたはずです。

 

 

ウエルカムドリンクの抹茶と羊羹です。

 

 

 

ところで、ロビーでくつろいでいると、男の人がこちらの名前を呼んで近づいてきました。宿の人かと思ったのですが、写真屋で、買わなくてもよいから看板の前で記念撮影をさせてくれといってきました。

当然断りましたが、何故写真屋が我々の名前を知っているのでしょうか?宿には氏名は教えても、写真屋に教えてよいとは言っていません。これって個人情報漏えいになるのではないでしょうか。写真屋も宿の従業員といわれたらそれまでですが、いきなり不快な思いをしました。

 

 

モヤモヤした気持ちを持ちながら部屋に案内されます。

 

今回は「別邸 水の星」一階の温泉風呂付和室を予約しています。

 

担当のスタッフ(男性)が部屋まで案内してくれたのですが、盛り上げようとしているのか、話し方に妙な間があり、どうにも苦手なタイプでした。

話し終わった後、しばらく間があるので、何か続きがあるのかと思い聞き返すと実は話は終わっているという調子で、ペースが合いません。

一生懸命やっているのでしょうが、ちょっとイラっとしてしまいました。

 

 

ちょっと不満ばかり言いましたが、部屋はなかなか良いです。

 

畳の部屋にベッド、スリッパをはく必要がなく、起き上がるときにも楽で良い組み合わせだと思います。ベッドの寝心地は非常に良いです。

 

この座椅子もなかなか良いです。

 

入口の板の間も充分に広いです。

冷蔵庫は宿には珍しい2扉、しかし中の飲み物はミネラルウォーターに至るまですべて有料です。

 

 

カウンターにはコーヒー等もあります。こちらは無料です。

 

 

 

 

 一方、難点はなんといっても眺望が悪いこと。一階なので海はすぐそばなのですが、部屋のすぐ外に道路があるため、目隠しがあって開放感はありません。

 

 

 そして一番の問題は、一番の売りである温泉風呂でしょうか。

 

 この宿には日本の源泉があります。珠光の湯は無味無臭の普通の温泉ですが、新珠光の湯は乳白色に輝く、ぬるぬる感のあるお湯で、圧倒的に新珠光の湯のほうが良いお湯です。

しかし部屋にひかれているのは珠光の湯の方です。それは良いのですが、かなりきつい塩素臭がします。

部屋付きの温泉で消毒循環ありなのは理解できません。しかも温泉風呂には洗い場はないため、塩素を洗い流す場合、一旦風呂から出て、隣にあるユニットバスを使用することになります。

源泉かけ流しであればこんな必要はないのですが。あとは浴槽の底の中央にお湯のっ酸い出汁口があり、かなり強烈に吸引しています。気づかずに足等を乗せると強く吸引され、非常にびっくりします。これはもはや危険レベルだと思います。

 

 

さて、夕食まではまだ時間があるため、館内の探索に出かけることにします。

 

部屋の前にライブラリーがあります。本、CDの数はそれほど多くはありませんが。

 

 

水の星の食事は4階の食事処になります。

 

ここから外の展望デッキに出ることができるようになっています。

 

 

 

大浴場へは5階に上がり、ロビーを通り抜けて山側に行く長い通路を通っていきます。

 

 

 

 

途中、クラブとカラオケルームへの分岐がありました。

この宿は団体客が泊まるほどキャパは大きくないはずですが、一体どんな客層が利用するのか、興味があるところです。我々は行きませんが。

 

さらに通路を進むと大浴場があります。

 

 

先ほど書いた通り大浴場には2種類の源泉が引かれています。

消毒臭が強いのが難点ですが、内湯の浴槽は広く、露天は種類が豊富で、洗い場も広くて数も多く、ゆったりした造りです。大浴場は非常に良いです。

18時までは湯上りにところてんの無料サービスがあります。

 

                         <その6に続く> 

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2018年5月2日 奈良・伊勢旅行 三日目 その4(伊勢神宮 外宮)

2018年05月16日 23時20分43秒 | 旅行

今日は時間が遅くなるほど荒れた天気になる予報でしたが、幸いなことにここまで雨はほとんど降らずに済んでいます。

 

ここから本日の宿泊地、鳥羽に向けて一気に移動します。

 

 

が、その前に、途中の「道の駅宇陀路室生」で昼食をとることにします。

 

 

葛うどん御膳。うどんの食感がつるしこで非常に良いですが、1490円は少し高いかな、とも思います。

 

 

 

この道の駅は、近鉄の三本松駅のそばにあります。

かなり山深い場所ですが、隣の名張までが大阪通勤圏なのと、名阪、伊勢方面への特急が合わせて一時間に6~7本と、かなりの頻度で列車が通過します。

 

 

 

 

国道165号を東に向かい、青山峠を越えるあたりから雨が強くなってきました。

 

久居ICで伊勢自動車道に入り、伊勢西ICで高速を降ります。

 

雨は強くなってきましたが、明日、朝市で内宮に行きたいため、今日のうちに外宮に参拝することにします。

 

 

 

 

平日でしかも雨ということで、ほとんど人はいません。個人的には雨の寺社仏閣は嫌いではありません。

 

 

 

 

だんだん風も強くなってきました。

今日は早めに宿に入ることにします。

 

                      <その5に続く>

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2018年5月2日 奈良・伊勢旅行 三日目 その3(室生寺)

2018年05月15日 22時43分17秒 | 旅行

談山神社から一気に東に進み、室生寺にやってきました。

 

 

 

駐車場から川沿いの参道を歩いて行きます。

まだお昼前でもあり、観光客は多くありません。

 

 

 

この太鼓橋を渡ると室生寺の境内です。

 

 

橋を渡ってすぐのところにある三宝杉。

 

 

仁王門を越えると、一気に神聖な雰囲気に変わります。

 

 

鎧坂を登ります。

 

 

 

 

室生寺はシャクナゲが見頃です。

 

 

鎧坂を登ったところにあるのは金堂。

建物は国宝、中に安置される仏像も国宝と重文ばかりの贅沢な空間です。

横一列に安置されているのが、舞台のようで、それがまた素晴らしいところです。

 

 

弥勒堂は修理中で公開していないので、本堂に向かいます。

 

今まで参拝してきた寺院と比べて派手さはありませんが、静かできれいな空気が流れています。

 

 

 

本堂の上には五重塔。

 

 

 

「石楠花の 落ちて導く 迷い道」

 

 

ところで、御朱印帳は神社用と寺院用の2冊持っていますが、寺院用がそろそろ終わるので、新調することにしました。

 

従来の物より一回り小ぶりですが、素敵なデザインです。

 

 

 

 

最後、参道の店でよもぎ餅を購入します。

 

焼いた方がつぶあん、焼いてないほうがこしあんです。

餡は甘さ控えめ、しっかりよもぎの味がして、しかも造りたて焼きたてなのでとてもおいしいです。

 

 

                        <その4に続く>

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