to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2020年8月8日 長野・山梨旅行 3日目 その2(恵林寺)

2020年08月18日 22時05分36秒 | 旅行

宿をチェックアウトして、恵林寺に向かいます。宿からは車で10分程度です。

 

 

とにかくものすごく暑いです。そして、休日なので、そこそこ観光客がいます。家族連れ、子供や老人を連れてきている人も結構いました。

 

拝観料500円を払って参拝します。

この日は本堂で一般の法要が行われており、喪服を着た参列者が座る本堂の周囲の廊下を観光客が歩くという、何となく気まずい状況でした。

武田信玄の墓所がありますが、通常は公開されていないようです。

 

禅寺なので、庭園が見事です。

 

しかし、暑いです。甲府盆地の夏の暑さは半端なものではありません。ゆっくり見学するのもつらいくらいです。

御朱印をいただいて帰ることにします。

現在、御朱印帳への書き込みは行っていないとのことでした。

 

 

続いて、買い物です。昨晩、食事の係の人に教えてもらった、JAの直売所に向かいます。

 

 

後は帰るだけなので、野菜、果物等を購入します。

まずは桃。規格外とか、時間が経っているものが安く売られています。

ヨゲンノモモは、かつて伝染病の流行を事前に伝えたというヨゲンノトリのイラストが入っています。味は普通の桃と変わりません。

 

トマト、ブルーベリー、そして巨峰ジャム。

このジャムは、ブドウジャム特有のジャリっとした食感があり、おいしかったです。

 

その他野菜類。

 

 

さて、最後に、ワインを購入してから帰ることにします。

昨日、宿に行く途中で見かけた、素敵な建物の、ホンジョーワインの岩崎醸造に向かいます。

 

 

 

店内では有料で試飲もできます。

今回は車なので、試飲はせず以下の2本を購入しました。

 

印伝風のラベルの桜ろぜと、オレンジワイン。

 

 

ワイナリーめぐりもしてみたいですが、今の時期だと暑すぎるので、もう少し涼しくなったら、世の中が落ち着いたら、ですかね。

 

お昼ごろに勝沼ICから高速に乗ったので、帰り道の渋滞はありませんでしたが、下り線はかなり渋滞していました。

報道では高速の渋滞はないみたいなことを言っていましたが、本当なんですかね。まあ、例年よりは少ないのは間違いないでしょうけど。

 

 

                                <終わり>

                      

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年8月8日 長野・山梨旅行 3日目 その1(笛吹川温泉 坐忘 朝食)

2020年08月18日 22時04分57秒 | 旅行

旅行最終日。今日は三連休初日の土曜日、ということで、いろいろと混雑することが予想されるので、なるべく早く帰ることにします。

 

まずは坐忘の朝食です。

 

雲が多いですが、今日も暑くなりそうです。

 

朝食は夕食と同じ部屋になります。なので、朝食時には係の人は迎えに来ません。

 

 

朝食のメニューです。朝食には読みやすいメニューが添付されています。

 

 

まずは一の膳。

お座付 自家製すくい豆腐。しっかりした濃い味のおいしい豆腐です。

 

折敷。

ご飯は昨晩も出た武川48米、こちらは普通の御飯です。

 

 

 

大徳寺縁高と香の物。結構品数があり、どれもおいしいです。朝食の品数が多いと、似たような食材、味付のものがあったりするのですが、ここはそんなことはありません。

 

 

 

冷製小鉢。 夏大根サラダ 三種のドレッシング。個人的意見ですが、良い宿は野菜がおいしいです。

 

 

 

続いて二の膳。信玄箱 瓢箪。

 

このような瓢箪型の器が出てきます。

 

 

 

分解すると、こんな感じになります。中身はおざら、おざらは冷たいほうとうで、ここではごまみそ味のたれにつけていただきます。

 

水菓子。白桃ゼリー寄せ りんごのタルト きっぽし。

きっぽしは干し芋のことです。

さすがにフルーツはおいしいです。

 

 

以上で朝食は終了です。たっぷり1時間かかりました。ラウンジで飲めるからなのか、コーヒー等は出ません。

 

 

 

坐忘、評判通りの良い宿でした。すべての面で高いレベルで、マイナス点が見当たりません。

唯一、あるとすれば、敷地が広すぎて、食事処までの移動が長いことと、館内の段差が意外と多いことでしょうか。本館離れに宿泊したので、特に気になったのかもしれません。

 

 

いずれにしても、また来てみたい、そう思わせる宿ではあります。

宿主催のアクティビティもあるので、次回、世の中が落ち着いていたら、参加してみたいと思います。

 

坐忘で購入したお土産です。

 

昨晩飲んだ白ワイン、いろグラン甲州、これも昨晩でたゆず胡椒、あとワインビネガー。これは思ったよりマイルドでした。

 

 

あと、夜19時までに注文しておくと、お弁当を用意してくれます。

甲州牛弁当、2500円。

 

けっこう分厚いローストビーフがこれだけ入っています。これで2500円であれば高くはないと思います。

 

 

 

                           <その2に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年8月7日 長野・山梨旅行 2日目 その4(笛吹川温泉 坐忘 夕食)

2020年08月17日 20時24分43秒 | 旅行

坐忘は、夕食の時間の少し前になると、係の人が部屋まで迎えに来ます。

 

本館離れの部屋からだと広大な敷地の端から端まで歩くので、移動に5分以上かかります。

 

 

食事処につくと、個室に案内されます。外見は古民家ですが、内部はきれいに改装されていて、新しい木の香りがします。夕食は茶懐石、ということで、黄金の茶室風の内装なのでしょうか。

そして、部屋の両側に廊下があります。客が通る廊下と、食事を運ぶ廊下が分けられており、客と配膳がかち合うことがなく、なかなか工夫されています。

 

 

 

メニューです。これから出てくる食事への期待が高まります。なお、一部解読できない部分があるため、説明が不正確になることがあることをご了承ください。

 

坐忘の系列にまるき葡萄酒がありますが、他にもグループにはいくつかワイナリーがあります。ということで、飲み物は当然ワインが充実しています。

料理もワインもどのような感じか分からないので、ここは3種ペアリングを注文することにしました。

 

 

最初のワインはロゼのスパークリング。コリエ・ドゥ・ペルル アッサンブラ―ジュ ロゼ まるき葡萄酒。

 

 

 

最初の料理は一汁三菜です。

軽い食事で、胃腸を活性化するのだそうです。

ご飯は武川48米、蒸らしていない柔らかい状態で出されます。

汁は八丁味噌仕立て 身延湯葉。

向付は麦藁鯛 昆布〆。醤油ではなく煎り酒です。麦藁鯛は麦が収穫される頃、つまり夏に獲れる産卵後の真鯛とのことです。

 

黒のお盆はこのあとずっと使用しますが、写真は撮りにくいのが難点です。

 

 

二品目は煮物椀。

鰊 茄子と素麺 法蓮草 しめじ 針葱 振り柚子。これであっているでしょうか。

出汁の味付けは素晴らしいですが、結構大人の味付けと思います。

 

 

焼もの。

乾徳山天子 炭焼き。丸十 アスパラ 山椒みそ。

山椒みそは甘めで、アマゴの塩とのバランスがいい感じです。

 

ここで2種目のワイン。魚料理には白ワイン、いろグラン 甲州 まるき葡萄酒。

 

 

 

 

つづいて陶板。甲州味めぐり。 甲州牛 ワイン豚 信玄鶏 クレソン 柚子こしょう。

 

肉はすでに熱が通っているので、そのままでも食べることができますが、陶板で焼くことによって脂が適度に落ちて、よりおいしく食べることができます。

この柚子こしょうが、柚子が効いていておいしかったので、聞いてみると、売店に売っているとのことなので買って帰りました。

 

 

 

 

強肴。うざく。

白焼うなぎ 胡瓜 香菜 生姜酢。

ここにもシャインマスカットが入っています。

 

 

箸洗い。素敵な器で出てきました。

 

 

 

 

 

松の実と菊の花びらが入っており、これを箸でとることで箸を洗うということらしいです。

 

 

 

ここで3種目のワイン。本来は肉料理のタイミングで赤ワインなのですが、結構量が多く、ワインの進みが遅かったので、八寸のタイミングで白ワインに変更してもらいました。

今日、担当してくれた係の人は若い女性ですが、ものすごく気のきく方で、気分よく食事をすることができmした。

 

Faucon 樽熟シャルドネ。これは米沢の浜田という酒蔵が手掛けるワインです。浜田のワイン、日本酒は米沢に行ったときに買ったことがありますが、ここもグループに入っていたのは知りませんでした。

 

 

 

 

八寸。蓮の葉盛り。

 鮑煮貝 海老 たら子落雁 甘長唐辛子 白花豆 大黒シメジ 大徳寺納豆。

 

 

 

 

 

 

湯斗。

秋刀魚ごはんと焦がし湯。

 

 

香のもの。秋茄子 大根。

 

 

干菓子と抹茶。

茶懐石なので、この抹茶をおいしく飲むことが本来の目的、ということになります。

 

 

水菓子。信玄あいす 桃と巨峰。

 

 

坐忘は、食事も文句なくおいしいです。茶懐石にワインという組み合わせも違和感なく、むしろよく合っていると思います。

 

 

今回、初めてなので、料理の傾向とかペースがわからず、少しついていけないところもあったので、ぜひまた来て、じっくり味わってみたいと思います。

 

最後、夜食用にお持たせのお稲荷さんです。

 

結構夕食をたっぷり食べたのですが、メニューが健康的で胃にもたれないからでしょうか、部屋に戻ってからおいしくいただきました。

 

 

                                <3日目に続く>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年8月7日 長野・山梨旅行 2日目 その3(笛吹川温泉 坐忘)

2020年08月17日 20時24分21秒 | 旅行

本日の宿は、「笛吹川温泉 坐忘」です。

評判の良い宿で、なかなか予約が取れず、いつか来てみたいと思っていた宿です。

そんな予約の取れない宿なのに、実は過去に二回予約をキャンセルしていて、一度目は昨年12月、インフルエンザに罹患、二度目は今年のゴールデンウィーク、まあこちらはいかんともしがたい状況だったわけですが、いずれもウイルスが原因でキャンセルを余儀なくされており、今回三度目の正直でようやく来ることができました。

 

「坐忘」は甲府盆地の北東、笛吹川が甲府盆地に降りてくるあたりにあります。国道140号線から小さい橋で笛吹川を渡り、川沿いに進むと現れます。

 

 

もっとひなびた雰囲気かと思っていましたが、結構規模が大きく、そして思ったよりも高級旅館です。規模は大きくても19室しかありません。

 

 

高級感あふれるロビーでチェックインします。

 

ロビーからは見事な庭園が見えます。

 

池には錦鯉が。奴らはいつでもハングリーです。

 

この宿は、日本最古のワイナリー、まるき葡萄酒の系列で、玄関にはワイン棚がしつらえられています。

 

 

 

本日予約したのは本館離れの「乾徳」という部屋です。

本館の廊下を進み、

 

一旦外に出て、階段を上がったところにあります。

 

部屋は普通の和室、12.5畳なので広さも充分です。

 

 

敷地の一番端にあるため、窓からの眺めはよくありません。竹林、というより竹藪が広がります。

 

部屋付の温泉。源泉かけ流しです。一応半露天ですが、あまり解放感はありません。大浴場と両方入りましたが、こちらのほうが成分が濃いように感じました。

 

 

 

 

宿の前には笛吹川が流れます。遠くに見える三角形の高い山は乾徳山、今回宿泊する部屋の名前の山とのことです。

 

 

こちらは別邸離れのあるエリア。食事処はこの道を進んだ先にあります。

雨の日や、今日のように暑い日は、移動がちょっと大変です。

 

敷地内はどこも見事に手入れされています。

 

食事処。古民家を利用しています。内部は食事の時に。

 

 

さて、本館の二階にはライブラリーがあり、自由に使うことができます。

見た感じ、昔は大宴会場、という雰囲気です。

 

ここではソフトドリンクの他、ワインも自由に飲むことができます。

 

 

 

 

本館二階の部屋だとこのラウンジが使い放題で、結構良いと思います。本館離れはどこに行くにも移動が多く、また敷地が広く移動距離も長いので、ちょっと大変です。

 

 

さて、部屋に温泉はありますが、まず大浴場に行ってみることにします。

大浴場は広く、ガラス張りの浴室は開放感抜群です。

しかもほとんどの部屋が温泉付きのため、混雑することもなく、これであれば温泉なしの部屋でも十分と思います。

お湯はわずかにイオウ臭がある無色透明で、アルカリ性なのでかなりぬるぬる感があります。風呂上がりにはさっぱりした感じの、夏向きの非常に良いお湯です。ここまで良いお湯だとは思いませんでした。

 

内湯も広いですが、さらに広大な露天風呂があります。

露天風呂の奥には洞窟があり、その中からお湯が出てくる様子はアトラクションのようです。

この洞窟の中が、温泉パワーが強く感じられ、気持ち良かったのですが、残念ながらアブがやってきたので、早々に退散せざるを得ませんでした。

洞窟のある露天風呂は、翌日は女湯になります。

 

 

 

 

                             <その4に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年8月7日 長野・山梨旅行 2日目 その2(ピーチカフェ、釈迦堂遺跡博物館)

2020年08月17日 20時23分53秒 | 旅行

諏訪南ICから中央高速で一宮御坂ICまで移動してきました。甲府盆地は涼しい蓼科と違い、猛暑です。20度近い気温差です。

 

このあと、桃のスイーツを食べに行く予定ですが、まだ時間があるので、ちょっと買い物をします。勝沼バイパス沿いにある、JAフルーツ直売所、コンビニに隣接しています。この辺は道の駅等がないため、休憩していると思われるトラックや営業車も多く、小さな駐車場は常に満車で、ごった返しています。

 

 

桃は明日買うため、ここではワイン、桃のシロップ漬け、地ぶどうのジャムを購入しました。

ワインは、シャトー勝沼のスパークリング甲州です。

 

そして隣のコンビニもちょっとのぞいてみました。なかなかローカルな品物が売っています。ぶどうのサイダーを購入しました。

 

 

さて、時間になったので、目的の店、「Peach Cafeなかにし」に向かいます。

ここは人気店のようで、例年、この時期は数時間待ちになることもあるらしいですが、今年は蜜を避けるため、完全予約制となっています。そのおかげで、予約さえとれば待つことなく入店できるのはうれしいところです。

 

店の案内通り、勝沼バイパス沿いのケイヨーD2の駐車場に車を停め、登りの道を歩いていきます。この道路は一宮御坂ICに接続しており、交通量が多いわりに歩道はなく、結構危険な道ではあります。

数分歩くと桃畑が現れます。

 

 

おいしそうな桃が鈴なりです。

 

 

その先に「Peach Cafeなかにし」があります。

 

ここは桃農家の中西農園直営のカフェで、この時期は桃スイーツが楽しめます。

 

予約した時間に店内に案内されます。店内は冷房が効いていて快適です。時間は50分、追加注文はできないので、最初にすべて注文る必要があります。

 

 

山梨で獲れる桃にはこんなに多くの種類があることは知りませんでした。

 

そして、店内には本日の桃が掲示されています。

 

 

そしてメニュー。追加注文ができない、となると、つい多めに注文してしまいます。

 

 

桃の生ジュース。濃すぎず、薄すぎず、ジュースに適した品種を使ってるのでしょう。

 

ピーチ アイスティー。

これは昔イタリアで飲んだ桃のアイスティー以来の衝撃のおいしさです。ガムシロップなしでも十分甘くて、必要ありません。

 

 

ピーチシャーベット。

8月、ピーチシャーベットといえば、松田聖子ですね。プール帰りではありませんが。

100%桃果汁の自然な甘さです。少し溶けてスムージー状になってもおいしいです。

 

そして、麗しの夏パフェ。桃がてんこ盛りですが、桃以外にもいろいろな食材が使用されています。

 

その詳細は入口の看板にありました。

 

これは、普段近所のスーパーで買う桃とは全然違いますね。これを食べるためにここまで来る価値はあると思います。人気になるのもうなずけます。

 

 

次に、釈迦堂遺跡博物館に向かいます。

この博物館は中央道の釈迦堂PAのすぐ上にあり、PAから歩いていくこともできます。春には一面の桃の花を見ることができるスポットとしても有名です。

 

 

見晴らしがよくて、人が少ない場所、ということでここに来ましたが、予想通り人は少ないものの、湿度が高く見晴らしはあまりよくありません。

 

 

ここは眼下に見える中央道建設の際に発掘調査された遺跡で発掘された土器、土偶等が展示されています。

 

土偶は小さいものばかりですが、かなり数が多いです。土器は大型の物が多数展示されています。

 

感想として、昨年訪れた茅野の博物館に対し、土偶のクオリティが低い、と感じました。デザインもゆがんだものが多く、素材も粗末な感じがあります。

茅野とは100kmくらい、黒曜石も来ているので交流がなかったわけではないと思いますが。高度なデザイン性の土偶を必要としていなかったのか、それを作るだけの技術がなかったのか、謎は深まります。

 

 

ここから、本日の宿に向かいます。

釈迦堂遺跡博物館から北上する道沿いにはワイナリーがたくさんあります。

いずれ落ち着いたら、暑くない時期にワイナリーめぐりもしてみたいと思います。

 

 

                              <その3に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする