to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2013年12月20日 大分旅行 1日目(その2)

2013年12月30日 19時36分26秒 | 旅行

由布院は別府の海岸からわずか13km程度のところにありますが、間に鶴見岳(1375m)と由布岳(1578m)の二つの山があり、さらに周囲も1000m級の山に囲まれており、高原、というよりかなり山深い感じで、天候もまったく異なることがあるので、特に冬期は注意が必要です。

街の雰囲気は、温泉街と高原リゾートの合わさったような感じで、道は細く、車で周るには適していません。ということで、宿のチェックインにはまだ大分時間がありますが、車と荷物を預かってもらうために宿に向かうことにしました。

 

本日の宿は、由布院のシンボル、金鱗湖のすぐそばにあります。観光客でにぎわう金鱗湖駐車場のある道を奥まで進んでいくと、そこに周囲の喧騒とは隔絶された別世界が広がります。

 

この門をくぐると、そこには別世界が。

 

 

 

 

亀の井別荘。由布院御三家のひとつにして、日本を代表する名旅館です。

いつかは泊まってみたいと思っていましたが、今回思い切って宿泊することにしました。

 

 

 

 まだかなり時間があるにもかかわらず、部屋が準備できているとのことでチェックインさせてもらいました。

まずはフロント棟。

 

 

内部はこんな感じです。

 

 フロント棟のフリースペース。チェックインはここで行います。

 

ここには、自家製の梅酒がサービスでおいてありました。

 

 

 

 

 チェックイン時のお茶とお茶菓子。お茶菓子は自家製の柚子練りで、これが絶品でした。酸味は強くなく、苦味もなく、丁寧に作らないとこの味にはならないはずです。

亀の井別荘の売店の「鍵屋」で購入したのはいうまでもありません。

 

 

 

チェックインのあと、部屋に案内されます。本日は離れの和室です。

亀の井別荘の離れの和室は部屋食で、温泉の内風呂付です。著名人がプライベートで利用することもある宿としては当然なのでしょう。

 

こちらは食事室。

 

 

こちらは寝室。部屋が分かれているので、食事の準備あるいは寝具のセット時に待つことがありません。

 

 寝室にはこのような縁台も付いています。

 

部屋から見える景色はこのような感じです。自然の状態を残しながらも手入れが行き届いています。

 

 

こちらが内風呂。当然温泉掛け流しです。

 

 

 

部屋で一息ついたあと、庭内を見て周ります。

まずは離れの部屋の外観はこんな感じです。

 

 

大浴場への入り口。

部屋に温泉がありながらも大浴場があります。個人的には大浴場は好きなので、嬉しいところです。

大浴場は脱衣場、浴室ともに広々としていて非常に気持ちよいです。浴室の天井はガラス張りで、露天風呂まで付いていますが、ほとんど他の客と出会うことはなく、ゆっくり過ごすことができます。

お湯は無色透明無味無臭の単純泉です。単純泉は効果が感じられる場合とそうでない場合がありますが、ここは前者です。特に、湯上りはさっぱりしていて爽快感が感じられます。

 

 

 

 

そして、敷地のほぼ中央にある談話室。

 

 

中では暖炉に火がともり、いい感じです。

 

 

                                  <その3に続く>

 

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2013年12月20日 大分旅行 1日目(その1)

2013年12月27日 23時31分57秒 | 旅行

昨年12月、今年5月に続き、また九州に行ってきました。

前二回は熊本と大分を中心に周りましたが、今回は大分だけを回ってきました。

最初に断っておきますが、行ったのは九州です。北国ではありません。

 

まずは羽田空港から大分空港に向かいます。数日前から強い寒気の影響で、首都圏でも天気が悪かったですが、回復してきました。

 

 

途中東日本は晴れていましたが、西日本になると雲が多くなってきました。

 

 

機内アナウンスによると、大分空港は弱いみぞれで風速10~20mとのこと。風速10mは、QVCマリンでも強風の部類に入ります。九州はまだ強い寒気の影響を受けているようです。

 

九州に近づくと雲が厚くなってきましたが、高度を下げて雲の下に降りてくると薄日が差すくらいまで天気は回復していました。

しかし、着陸態勢に入り、海面が大分近くなった頃に、突然ドスンと落ちる感覚があり、その後は揺れるわ、傾くわ、相当強風の影響を受けています。

しかも、前方を映し出すモニターではなかなか滑走路に照準が定まらず、かなり肝を冷やしました。

この日は着陸できなかった便もあったそうで、無事に着陸できたのはラッキーでした。

 

 

空港からはレンタカーで周りますが、寒気到来の天気予報と、昨年12月の経験から、事前にチェーンをたのんでおきました。店員に聞くと、今日は山間部では相当の降雪があったとのことで、チェーンを借りたのは正解かもしれません。

 

 

 

 

まずは、大分空港から、国東半島の海岸沿いに北上します。最初の目的地は「道の駅 くにみ」。国東半島の北端にあります。

 

 

 

ここから見える姫島は車えびの養殖で有名です。天気は回復しましたが風が非常に強いです。

 

 

 

その車えびを安く食べられるレストランがあるので、一度来てみたいと思っていました。

 

 

 

 その車えびが6匹も入った、「車えびつくし」。これで2300円は驚きですが、車えびのおいしさも驚きでした。焼きえびの味噌の濃厚さと、刺身を持ったときのずっしりとした重さと甘さは、ここにこないと味わえないのではないかと思います。

 

 

 

 こちらは「はも重」1050円。一見うなぎのようですが、食感はまったく異なります。うなぎよりもあっさりしていてふっくらとした感じです。

 

 

 ここは有名観光地からは離れていて、空港からも近くはないにもかかわらず、しかも荒天の平日にもかかわらず、レンタカーでやってくる観光客が何組かいて、人気の高さをうかがわせます。確かに、食事のためだけにくる価値はあると思います。

 

 

 

今日は、このあと、本日の宿泊地の由布院に向かうことにしました。

積雪状況が気になるため、路面が凍結する前、気温の高いうちに到着したいのと、大分に来るのは3回目ですが、由布院にはまだ行ったことがないので、由布院を少し散策したいためです。

 

今や超有名観光地となった由布院に今まで行かなかったのは、あまりにも有名すぎて敬遠していたのと、由布院に行くからには「由布院御三家」に宿泊したい、と思っていたからです。

 

 

宇佐から高速に乗り、由布院に向かいます。途中、大分自動車道に入ると雪景色になり、由布岳PAではまるで雪国のような状態です。

 

 

しかし、天気が良く気温も高いため、路面には積雪はなく、車の走行に支障はありません。

 

 

由布院ICを出たところにある道の駅では、雪だるまと早くも門松がお出迎えです。

 

 

 

 

                                 <その2に続く>

 

 

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