to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2013年10月13日 宮城、山形、福島旅行 2日目(その3)

2013年10月30日 22時43分34秒 | 旅行

本日の宿泊は、赤湯温泉の「松島館」です。

赤湯はお湯が良いので何度か立ち寄り湯できており、一度泊まってみたいと思っていましたが、今回実現しました。

 

 

外観は純和風ですが、インテリアは古民具と西洋アンティークを巧みに配したセンスの良い仕上げになっています。

ロビーの左下のテーブルはさりげなく古い戸板で、戸車が付いていたりします。そして、床はコルク貼りです。

 

 

 

広い敷地にわずか9室の静かな宿で、市街地にあるため高い塀で囲われており眺望はありませんが、庭はごちゃごちゃしすぎず、きれいに手入れされています。丁度萩の花が満開でした。

そして、廊下も広く、すべてにおいてもったいないくらい余裕のある造りの建物です。

 

 

 

館内にはフリースペースが何ヶ所か設けられており、コーヒー等を無料で飲むことができます。

ここは談話室、この窓枠も古民具の再利用です。

 

 

 

ここは大浴場はありません。9室のうち3室が温泉付となっているほか、3つの貸切風呂があります。実際使ってみると3ヶ所のうち必ずどこか空いており、待つはありませんでした。

今回は3ヶ所すべて利用しましたが、やはり庭園を眺める露天が人気のようです。

手ぬぐい、バスタオルは風呂に用意されており、部屋から持っていく必要がないのも嬉しいところです。

赤湯には何種類か源泉がありますが、ここはわずかに硫黄臭のあるやさしいお湯です。当然掛け流しです。

 

館内の一角には浴衣がおいてあり、なんと何枚でも自由に使用することができます。

このシステムは今までみたことがありません。

 

 

 

部屋は、今回は一室だけある洋室にしてみました。

このような宿の洋室は、アジアンか和モダン、が定番ですが、ここはビビッドな色合いが地中海のホテルを思わせ、非常に新鮮に感じました。

 

 

 

そして、休館の一室以外はリビングが付いています。

 

リビングにはエスプレッソマシンがあり、部屋でもコーヒーは無料で飲むことができます。

 

 

 

 

 

さて、夕食まではまだ時間があるので、赤湯の街を散策します。

 

まず向かったのは、「金渓ワイン」の佐藤ぶどう酒。置賜地方はワインの産地で有名ですが、赤湯にはワイナリーが4件あります。

 

何種類か試飲させてもらいましたが、小さな試飲カップとはいえなみなみとついでくれるので、あやうくここだけで出来上がってしまうところでした。

 

次に向かったのは、以前にも来た事がある、「酒井ワイナリー」。二軒とも連休のせいか、お客さんでにぎわっていました。

 

 

 

で、購入したのは次の3本です。

 

左:佐藤ぶどう酒 金渓ワイン 無添加 赤。

中央:酒井ワイナリー バーダップワイン ロゼ。

右:酒井ワイナリー まぜこぜワイン 白。

 

 

 

ワインの試飲ですっかりいい気分になりましたが、街の北側にある烏帽子山公園に上ります。

 

 

上ると、丁度、秋の夕日がくれていくところでした。

 

 

 

赤湯自慢の継ぎ目なしの日本一の大鳥居です。

 

 

 

この辺は桜の名所でもあり、一度桜の季節にも来て見たいものです。

 

 

                             <その4に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年10月13日 宮城、山形、福島旅行 2日目(その2)

2013年10月28日 21時58分09秒 | 旅行

買出しを済ませ、加茂水族館にやってきました。

 

加茂水族館に来るのは三度目ですが、最初はクラゲを展示している珍しい水族館、だったのが今ではすっかり有名になりました。

アイデアで客を呼ぶ、という意味では旭山動物園と並ぶ成功例だと思います。

 

ただ、この水族館、びっくりするほど建物は古く小さいのです。

 

 

現在、昔の駐車場の位置に新しい建物を建設中でした。2014年6月オープンとのことですが、現在の水族館は11月末で営業を終了し、一時閉館となるそうで、新しい水族館は楽しみですが、この味のある建物もこれで見納めとなります。

 

 

 

 

さて、加茂水族館は、水族館なので、当然普通の魚も展示されています。展示されている魚は、なじみの深い魚ばかりで、庄内浜にあがる美味しそうな魚の生前の姿を見ることができます。

 

鯛。

 

イカ。

 

 

ほっけ。

 

 

 

幻想的な雰囲気のイソギンチャク。

 

 

 

ミズダコ。東京ディズーシーのアトラクションで見たことがあるような・・・

 

 

 

建物の屋上から、加茂漁港越しに湯野浜温泉街。晴れていれば向こうに鳥海山が見えるはずです。今日は海が荒れています。

 

 

 

そしてたくさんのウミネコ。ウミネコの餌付け体験もできます。

 

 

 

そして、アザラシ。

黒いほうは、むにゃむにゃ言いながら寝ていますが、おっさんにしか見えません。

 

 

 

このほかアシカのショーもある、ここまでは平凡な水族館です。

 

 

 いよいよクラネタリウムと称する、クラゲ展示エリアへ。

ここは、クラゲを展示するだけではなく、クラゲの生態等もわかるようになっています。

撮影は自由ですが、結構光の関係できれいに撮るのは難しいですが、何枚かあげてみます。

 

 

 新しい建物ではどのような展示になるのかたのしみです。

 

 

 

さて、加茂水族館を出て、湯野浜温泉の入り口付近にある「窪畑ファーム」の直営店、「ファーマーズマルシェ」へ。

 

 

 

時期的に生トマトはありませんが、トマトの加工品は品揃え豊富です。ここでトマトケチャップを購入しました。

 

 

そして、苺のジェラート。苺が濃厚です。

 

 

 

 

そして、鶴岡市中心部へ。

鶴岡公園は旧鶴ヶ岡城跡で、きれいに整備されています。

 

 

 

 

本丸跡にある荘内神社。鶴岡には何回も来ていますが、ここに来るのははじめてです。

 

 

 

これで鶴岡を後にし、途中、産直あぐりに立ち寄り本日の宿泊地に向けて移動します。

 

 

 

                                      <その3に続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年10月13日 宮城、山形、福島旅行 2日目(その1)

2013年10月27日 19時50分17秒 | 旅行

旅行2日目。まずは九兵衛旅館の朝食です。

 

秋茄子と鶏むね肉の和風ごまドレッシング。

 

 

長芋煮。

 

 

焼き物は塩引き鮭です。

 

 

特製玉子焼き。

 

 

 

漬物。

 

 

 

あつあつ豆腐。

 

 

 

由良産 花もずく汁。

 

 

 

デザート。

 

 

 

このほかいかの刺身、塩納豆、ご飯は鶴岡産つや姫の新米です。

朝からかなりの品数で、食べ応えがあります。朝食も力が入っており、この旅館の食事へのこだわりがわかります。

 

 

宿の売店で、ハナブサ醤油のとうがらし味噌があったので購入しました。

 

 

そして玄関を出ると、昨夜とは別の猫を発見。

 

ちょっとびっくり顔で、周りに人がいても意に介さず、マイペースな猫でした。

 

 

さて、庄内まで来たからには、まずは買出しです。

まずはJA鶴岡 産直館白山店。

同じ敷地内の別の建屋に移動してリニューアルしていました。

 

 

 

 

ここでは米をその場でついてくれます。地元産のはえぬきを購入しましたが、家の近所で購入するよりだいたいキロ当たり100円くらい安く、さすがJAの産直です。

このほか、フリーズドライのだだちゃ豆と、米粉入りの麺を購入しました。

 

 

 

次は漬物の本長です。

 

 

 

漬物もこれからがシーズンのようで、夏よりも種類が多くなっています。

 

 

この地方の在来野菜、温海かぶの甘酢漬。この時期だけの商品です。

 

 

こちらも在来野菜、民田なすのからし漬と藤沢かぶのたまり漬。

 

 

 

そして、新商品の熟成蔵出し粕ケーキ。洋酒の代わりに酒粕を使用し、さらに漬物が入った、ちょっと変わったパウンドケーキです。

 

 

 

そして、地元の小さな和菓子店、玉屋。ここのバタどらが美味しいのでやってきましたが、造るのはお昼からとのことですが、昨日の残りが一個だけあったのを購入できました。

 

 

 

 

 

                                         <その2へ続く>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年10月12日 宮城、山形、福島旅行 1日目(その3)

2013年10月24日 23時31分57秒 | 旅行

本日の宿泊は、湯田川温泉の九兵衛旅館です。

途中、余目のいつもお世話になっている酒屋に寄り、日本酒とジャムを購入しました。

日本酒は「楯野川 渓流」と「奥羽自慢 特別純米」です。

奥羽自慢は鶴岡の旧櫛引町の蔵元ですが、数年前に後継者がいない等の理由で廃業も考えたそうですが、昨年から楯の川酒造の支援で再開しました。

昨年購入して飲んで見ましたが、仲間内でも非常に評判が良かったので、再度購入してみました。

 

ジャムは庄内町のはらぺこファーム製です。

 

 

 

 

九兵衛旅館に宿泊するのは3回目、ここは約1ヶ月で食事のメニューが変りますが、前2回はいずれも8月、今回は違うメニューなので楽しみです。

 

 

この辺は温泉猫も多いです。

 

 

 

温泉は無味無臭の透明なお湯ですが、肌がすべすべになります。

 

 

さて、九兵衛旅館の10月の夕食です。

前菜 「鶏の松風」と「丸十(サツマイモ)の蜜煮」。添えられているのはマコモダケ。キノコでも竹でもなく、イネの仲間で、しゃきしゃきした食感が特徴です。

 

 

 

同じく前菜の「もって菊と原木なめこの柚子胡椒風味」。山形らしい一品です。

 

 

 

同じく前菜「蟹ごま酢」。この旅館のソース系の味付けは絶品ですが、このごま酢も非常に美味しいです。

 

 

 

だだちゃ豆の和風ムース。甘いムースの上にしょっぱい餡がかかっていますが、おかしな感じはありません。だだちゃ豆のふところの深さを感じる一品です。

 

 

庄内魚お造り。鯛、サワラ、生蛸、白魚。どれも美味しいですが、サワラの脂ののりと生蛸のこりこりした歯ごたえがたまりません。

 

 

山形牛リブロースしゃぶしゃぶ。

 

 

かなり脂がさしていますが、しゃぶしゃぶにすると脂が落ちるのでまったくしつこさがありません。

 

そしてつけだれも絶品。

 

 

 

 

 本日の日本酒は上喜元と鯉川。鯉川は、以前に比べ美味しくなったように思いましたが、そのうち余目の酒屋に聞いてみたいと思います。

 

 

〆鯖のばってら棒寿し。鯖は調理のうまさがはっきり出ますが、ここは文句なし。また、米は鶴岡産ササニシキ。近年作付面積が減少しているササニシキ、宮城以外のササニシキは非常に珍しいのではないでしょうか。

 

 

 

由良産赤海老の蓮根はさみ揚げ。みずの玉。

みずの実も東北の秋ならではの食材です。

 

 

 

 

はたはた田楽。

みそだれの味付けが甘すぎずしょっぱすぎずで丁度良いです。

この丁度よさはなかなか出会えるものではありません。

 

 

 

ご飯は鶴岡産特別栽培米 はえぬきの栗ご飯。

栗の渋皮がまったく付いていないところが、丁寧さを感じます。

 

 

 

そして、秋の山形といえば芋煮汁。ここ庄内は豚肉と味噌味だそうです。

 

 

デザートは抹茶のアイス。添えられているのは庄内麩を揚げたもの。

 

 

さらに黒胡麻豆腐。

 

 

 

 やはり季節を変えても、九兵衛旅館の食事は美味しいです。

また違う季節に来て見たい、そう思わせる魅力にあふれています。

 

                                        <2日目に続く>

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年10月12日 宮城、山形、福島旅行 1日目(その2)

2013年10月22日 23時41分05秒 | 旅行

伊豆沼から一気に西に進み、鳴子温泉に向かいます。

途中、池月駅付近の踏み切りで、運よく陸羽東線の列車と出会いました。

 

 

鳴子温泉によったのは当然温泉に入るためです。

今回は、旅館の立ち寄りができる時間帯だったので、鳴子ホテルの温泉に立ち寄りました。

 

 

温泉は広く、白濁のかなり硫黄臭の強いお湯です。源泉が出ていると思われるあたりはかなり緑色でした。公共浴場に比べかなり料金は高いですが、いいお湯であることは間違いありません。

 

 

さて、鳴子といえばこけしということで、昨年来たときも購入しましたが、今回は桜井さんで購入しました。

 

 

 

 

 

 

鳴子温泉で一風呂浴びてさっぱりした後、さらに西に向かいます。

 

途中、「川の駅 ヤナ茶屋もがみ」で大分遅い昼食をとります。

 

 

地元、最上町産十割そばと、定番の鮎の塩焼き。

 

 

あと、新栗の甘露煮を購入し、本日の宿泊とを目指しさらに西に向かいます。

 

           

                                <その3に続く>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする