to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2018年8月17日 茨城・福島旅行 二日目 その3

2018年08月23日 23時06分45秒 | 旅行

山本不動尊を出て、国道118号線を南下します。

 昨日も立ち寄った「道の駅 奥久慈だいご」で休憩、桃と米を購入しました。

ももは黄金桃という黄色い桃です。

 

 

おだかけは天日干しのことだそうです。

 

 

さらに南下し、昨日、気になったスポットがあったので、立ち寄ってみることにします。「舟納豆」、調べてみると結構有名みたいです。

 

 店内では試食もあります。てゃんと豆の味がします。納豆も高級品になるとここまで違うのか、という感じです。

 

せっかくなので、納豆とどらい納豆を購入しました。今回の旅行でここに立ち寄らなければ、この納豆の味を知ることもなかったわけで、やはり旅に出るのは大切なことだと思います。

 

 

さて、これも昨日立ち寄った、「道の駅 常陸大宮」で昼食をとることにします。道に駅のレストランだからといって侮ってはいけません。入口のブースで職人がそばをうっています。

 

店内からはなかなか良い景色を見ることができます。

 

 

 

鮎天ざるそば。

太くてもっちりしたそばは、昨日のみらんど袋田とはまた違ったおいしいそばです。

 

かつ丼。常陸ローズポークという地元ブランドを使用しています。結構ボリュームがありますが、肉があっさりしていて脂がしつこくないため、全部食べても胃もたれするようなことはありません。

 

 

ここで最後の買い物をします。

 

桃。かぐやという品種で、かなり固めの食感です。東北の桃はあかつき等、硬めの食感が特徴ですが、その中でも一段と硬いです。山梨系の柔らかい桃が好きな人には向かないかもしれません。コンポートとかにすると煮崩れなくてよいかもしれません。

 

 

 

茨城のブランド牛、瑞穂牛の上カルビ。

 

常陸ワイン。

 

先ほどの奥久慈で購入できなかった、たまご。これも黄身が黄色の本来の色をした卵です。

 

 

最後に、もう一つ、昨日気になったスポットに向かいます。

 

きのこ博士館。茨城県植物園の付属施設です。昨日道路の看板を見て、気になっていたので来てみました。入園無料です。

 

 

 

内部は、某テーマパークのアトラクション風になていて、キノコのことがよくわかるかというと、そうでもない感じです。

子供向けにわかりやすくしようとして、かえって分かりにくくなっている感じです。

 

 

ということで、今回の旅行は終わりです。

那珂ICから高速にのり、途中、柏付近で事故渋滞になり始めの渋滞に少し巻き込まれましたが、順調に帰宅しました。

 

                        <終わり>

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2018年8月17日 茨城・福島旅行 二日目 その2(山本不動尊)

2018年08月22日 22時35分23秒 | 旅行

国道118号線を南下します。

 

石川町を通過すると水晶の町の看板を見かけます。石川町は日本有数の水晶の産地で、水晶と共に稀少鉱物が採掘されることでも有名でした。現在では採掘されていないようですが、稀少鉱物には微量のウランも含まれていたため、戦時中には採掘して軍事利用する研究(要するに原爆製造)が進められていたということです。結局含有量が少なすぎるのと、当時の日本の技術力不足で成功はしませんでしたが。

 

宿泊したすわやや母畑温泉の温泉が放射能泉なのも関連があるのかもしれません。

 

国道118号線の途中に猫啼温泉という温泉があります。和泉式部が残した猫が鳴いて病気になったが、ここの水で治ったことに由来するということです。

和泉式部は京都の貴船神社で夫が戻ってくるように祈願し、復縁したことで、縁結びの効果があるという話の起源となった人ですが、出身地といわれる場所は日本各地に何か所かあるようです。

 

さらに南下して、棚倉町に入ります。

棚倉は元は城下町で、初代領主はあの有名な戦国武将、立花宗茂です。宗茂は関ケ原の戦いで西軍についたため戦後改易され、その後大名に復帰して棚倉の領主となりました。

後に旧領の筑後柳川に加増転封されると、その後領主になったのは丹羽長重、織田信長の家臣で有名な丹羽長秀の長男です。長重も関ケ原で西軍についたため改易され、大名として復帰して棚倉の領主になりました。現在の位置に築城したのも長重ですが、完成する前に隣の白河に加増転封されます。以降、何度も大名が転封を繰り返し、幕末を迎えますが、戊辰戦争では奥羽列藩同盟に加盟し、新政府軍により落城しています。

なので江戸時代には政治、経済の中心として繁栄したのですが、明治になって東北本線が開通すると状況が一変、白河と結ぶ鉄道が計画され開通しますが、水郡線が開通すると経営難となり国鉄に買収されますが戦時中に休止され、そのまま復活することなく、現在ではJRバスの路線となっています。

 

 棚倉町で面白いのは町の中央に分水嶺があることで、中央やや北部の丘陵地帯の南が久慈川水系、北側が阿武隈川水系となっています。これだけ大きな河川の分水嶺が町中にあるのはかなり珍しいのではないでしょうか。

 

 

そんな棚倉町にある産直「みりょく満点物語」に立ち寄ります。

 

 大きくて新しい施設で、多くのおいしそうな野菜が販売されています。

この中にあるミルク工房で休憩することにします。

 

コーヒーゼリーカフェオレ。ミルクの甘みが強く、ガムシロップは必要ありません。

 

少し崩れていますがクリームソーダ。クリームはおいしいのですが、メロンソーダもおいしいです。よくある甘ったるいどぎつい味ではなく、上品な味です。

 

 

 ミルクもよく観光地にあるようなただ濃厚なだけでなく、奥が深い味で非常においしいです。

ここのミルクはおすすめです。でも、おいしそうなトマトがあったのに、買うのを忘れました。次の道の駅でも買えるだろう、と思っていましたが結局買えず。旅先では、欲しいものは見かけた時に買う、迷ったら買う、が鉄則です。

 

 

 

さて、棚倉は歴史ある町なので、見どころは結構あります。この産直にも見どころの案内があり、結構観光にも力を入れているようです。数ある名所のうち、山本不動尊に行ってみることにしました。

 

 山本不動尊は弘法大師がこの地に来たときに護摩壇を築き、八溝山系に住む悪鬼を調伏祈願したのが始まりとされています。

 

先ほどの産直から南西方向に山の中へ進んでいくと、15分くらいで到着します。周辺にキャンプ場もあるようで、駐車場は共用となっています。

 

駐車場からは思ったよりもよく整備された立派な参道があります。

 

ここも紅葉の時期にはさぞきれいでしょう。

 

 

 

参道を進むと朱塗りの橋があります。

 

 

橋の下は結構深い峡谷です。

 

 

橋を渡ったところに護摩殿があります。思ったよりも非常に立派です。

 

 

さらに進むと、護摩殿の後ろに奥の院があります。

 

 

 

奥の院に行くには130段の石段を登らなくてはなりません。130段は大したことないように思えますが、石段の幅が狭いこと、段が不揃いなこと、手すりが低いこと、途中に踊り場がないことにより、かなりきついです。

 

階段を登りきると、そこには霊地があります。

 

 

 

何の予備知識もなく訪れましたが、非常に素晴らしい場所に出会えました。

 

 

 

 

山本不動尊の御朱印です。今回、御朱印帳は持ってこなかったのですが、素敵な御朱印帳だったので御朱印帳毎いただきました。

 

 

 

                           <その3に続く>

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2018年8月17日 茨城・福島旅行 二日目 その1(もてなしのかくれ家 すわや 朝食)

2018年08月21日 21時20分22秒 | 旅行

翌朝、昨日とは変わって非常に良い天気となりました。ただ、昨日の雨が秋の空気を運んできたので、気温は18℃、肌寒いくらいです。

 

もてなしのかくれ家 すわやの朝食は、夕食と同じ食事処になります。

 

時間に食事処に行くと、御飯、味噌汁、湯豆腐がすべて出来上がった状態でセッティングされていました。

 

ご飯は塙産の無農薬米とのことです。非常においしいお米で、炊き具合も最高です。むろん、おこげなどという失敗作品はありません。

非常においしかったので、完食しました。

 

 

味噌汁も熱々の状態で出来上がっています。なめこが非常においしい味噌汁です。

 

 

おかずは箱に入っています。

 

 

 

甘露煮はあんこう、出汁巻き玉子もおいしいです。

 

ヨーグルトは会津産、豆腐は天栄村と、福島の食材が使用されています。

 

食後には、フロント前のソファーにコーヒーが用意されています。

 

 

 

朝食も非常においしいです。夕食、朝食ともに結構な量を食べましたが、胃もたれすることもなく、非常に満足です。

 

もてなしのかくれ家 すわやの感想ですが、やはり食事は文句なしです。この食事のために宿泊に来る価値はあります。

温泉もよく、実質部屋付き温泉であること、食材のクオリティを考えると、この料金は妥当かなと思います。

部屋については、非常よく手入れされており、清掃も行き届いています。料金面では今回の月夜見の部屋が一番安いですが、次回来ることがあれば、他の部屋にも宿泊してみたいと思います。

あと、基本家族経営の宿なので、チェックインしたらあとは「ほったらかし」に近い状態となります。部屋に担当がついてつかず離れずサービスをする、ようなことを期待している人には向きません。

 

最後に一つ気になったことを。館内の場所によって、においが気になるところがありました。なんというか、下水のにおいが逆流してきているような臭いです。

建物の構造なのかはわかりませんが、何か対策をしたほうが良いのではないかと思います。

 

 

 

さて、宿をチェックアウトし、宿の人に、地元の野菜が買えると聞いたので、「道の駅たまかわ」に向かいます。

 

 

 

今日は帰るのみなので、野菜等を仕入れて帰ります。

 

ぶどう。

 

とうもろこし。

 

 

モロヘイヤ、アスパラガス、みょうが。

天候不順により野菜が高騰している折、この値段はうれしいです。近所のスーパーでみょうが一個100円くらいしますから。

 

 

 

 

名産らしいしぼりトマト。水を極力与えないで育てたトマトです。

 

 

しいたけ。栃木産ですがおいしそうなので購入しました。

 

 

トマトジュースとピクルス。

 

 

 

さて、昨日来る途中で何か所か気になるスポットがあったので、昨日来た道を帰ることにします。

 

                        <その2に続く>

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2018年8月16日 茨城・福島旅行 一日目 その4(もてなしのかくれ家 すわや 夕食)

2018年08月20日 21時24分21秒 | 旅行

もてなしのかくれ家 すわやの夕食です。

食事は部屋食と食事処を選べますが、食事処にしました。

 

 

食事処は明るくてモダンな感じです。

 

食事処の前にはきれいに整備された庭園があります。

 

 

食器がかなり凝っていて、センスが素晴らしいと思います。

 

 

お品書きがないので記憶によりますが、食事のおいしい宿を泊まり歩いてきた人でも十分満足できる内容だと思います。

 

 

 

 

 

福島なので日本酒の種類も豊富、しかも値段が安いのがうれしいところです。まずは会津中将 純米から。結構甘口です。

 

出てきたぐい飲みは見たことがある、と思ったら高岡の能作のものでした。

 

 

松茸と鱧、じゅんさいとごぼう、とうもろこしのすり流し。まあ、和風コーンスープですが非常に贅沢です。

 

 

刺し身。茨城産伊勢海老と鮪、タコ。この鮪が絶品でした。ここは一見山の中のように思えますが、いわきも近く、新鮮な海産物も手に入る立地ではあります。

 

 

次の日本酒は、諏訪やラベルになっていますが、廣戸川です。

 

 

旅館の料理ではよく出てくる冬瓜ですが、味はもちろん、見た目もきれいでスキがありません。

 

 

日本酒の値段が安いので、ついつい進みます。

この手の旅館はアルコールの値段がバカ高いところも多いですが、安くして多く飲んでもらう方が正解ではないかと思います。

アルコールの値段が高いだけで精神的負担となり、料理を見る目も批判的になることすらあると思います。

 

こちらは会津娘 無為信。料理長のおすすめの中から選びました。

 

 

メインの肉料理。肉料理らしくない涼しげな盛り付けです。

 

 

 

 

ふかひれと海老の湯葉包み。

 

 

生姜御飯、漬物と先ほどの伊勢海老でだしをとった味噌汁。

最近、生姜御飯を良く見かけますが、はやりなのでしょうか?

 

デザートはフルーツ盛り合わせ。

 

 

 

食事に関しては、やはり文句なし、非常にレベルの高いものでした。食材、味付けはもちろんですが、特に器と盛り付けのセンスが非常に好みでした。

 

                        <二日目に続く>

 

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2018年8月16日 茨城・福島旅行 一日目 その3(もてなしのかくれ家 すわや)

2018年08月19日 19時15分50秒 | 旅行

ほんじつの宿は、「もてなしのかくれ家 すわや」です。

場所的には福島空港の近く、玉川村というところにあります。日本の地理には詳しいつもりですが、この辺に温泉が多くあるのは今回の旅行まで知りませんでした。

 

なかなか立派な構えです。周辺に民家等はありません。雨の前線が南下した、前線の北側の冷たい空気のエリアに入ったため、一気に気温が下がりました。

 

 

門をくぐって進むと玄関に到着。なかなか堂々とした、よく手入れされた庭園です。

 

 

この宿は一日四組だけの和のオーベルジュです。庭園に対し、建物はこじんまりしています。フロントの前にソファーがある以外、パブリックスペースはありません。一日4組なので、そもそもそんなに広いロビーは必要ないですが。

 

古い建物を改装、増築しているようで、結構段差は多く、こじんまりとしている割に複雑な構造となっています。

 

ウエルカムドリンクは冷やし甘酒です。切子のグラスが素敵です。

 

 

 

今回の部屋は月夜見、二階にあり、4部屋のうち一番小さい部屋です。

二間続きで奥には布団がセットされています。非常に寝心地の良い寝具で、よく眠れました。

 

手前がリビング、ちょっと驚いたのは、階段をの上の扉を開けるといきなりこのリビングになること。玄関とか三和土的なものはありません。

 

自慢のテラスも雨のため使えません。

 

 

部屋の調度品もなかなか良いものを使用しています。

 

 

お菓子は良くわかりませんが、和風のババロアみたいなものが竹筒に入ったものでした。

 

 

 

この宿の最大の特徴は、各部屋に専用の風呂が用意されていること。月夜見の部屋は砂利風呂が指定されています。

砂利風呂といっても諏訪の片倉館のように玉砂利が敷き詰められているわけではなく、小砂利をセメントで固めた浴槽、まあふつうの浴槽ということです。

泉質は放射能含有の単純泉、無味無臭ですが温度はやや熱めです。冷鉱泉なので加温しているとおもいますが、もう少し温度が低くてもよいと思います。

非常に良く温まるお湯で、良いお湯ですが、どちらかというと冬向きだと思います。夏場はちょっと温まりすぎて風呂上がりに汗が止まりません。

 

 

 

                   <その4に続く>

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