仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




朝、カーテンを開けてみると一面の霧でした。普段は昼前に歩いているのですが、今日は早めに出かけることにしました。


それほど深い霧ではありませんので、太陽が昇るにつれてどんどん視界が広がってきます。それでも、普段とは違う景色を楽しみながら登りました。


猫の話の続きです。
昨日、物置の片付けをしました。子猫のいそうな所を重点に空き箱を出したり、細々したものを片付けていると足下に子猫がいました。


親猫は真っ白でしたがなんと、三毛猫です。全体は白色が勝っているものの、きれいな黄色と黒色の模様が見えます。目が開いてからあまり日が経ってないようで、歩きぶりもそれほど早くありません。それでも捕まえようとする間もなく、隙間に逃げ込んでしまいました。


いる場所と相手がわかれば物の片付けも手っ取り早くなります。段々と隠れる場所が少なくなった頃、また足下に出てきました。
ここぞとばかり首の後ろをつかみましたが、ミャーミャーと鳴いて抵抗します。それでも首をつかんで持ち上げると観念しました。


さて、捕まえたもののどうしようかと家人と相談、とりあえず小さな段ボール箱に入れて蓋をしました。外に出してから更に片付けをしていると親猫が飛んできました。


子猫の鳴き声に呼応して鳴きながら箱の近くに寄ってくるのですが、姿が見えないのでパニックになっています。
親子がニャーニャー、ミャーミャーと鳴き交わしているのをきいているとなんとも可哀想になり、蓋を開けてやりました。そして大急ぎで物置の戸を閉めて、再び中へ入れないようにしました。
その間に親猫は、子猫の首を咥えて箱から引っ張り出し、あっという間に逃げていってしまいました。


さて、どこに連れて行ったのかわかりませんが、とりあえず物置からは出て行ってもらったので良しとしなければなりません。

[Photo : Nikon D700 / RICOH GRD2]

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私の家の回りには野良猫(必ずしも住所不定ではありません)がたくさんいます。
我が家にも、家の中で飼っているわけではありませんが餌をもらったり、近くで寝ていたり、折々には写真の被写体になってもらう茶猫(雄)がいます。


最近、真っ白の猫が、物置にしている建物の近くでうろうろしているのを見るようになりました。そのうち、物置のサッシドアが少し開いていることが何度かあり、気がつくとその白猫が大慌てで飛び出てくることがありました。
どうも雌猫のようで、もしかすると中で子猫を産む場所を探しているのでは思い、そうなったら面倒だと鍵を掛けました。


ところが数日経った頃、その白猫がなんとも哀しそうにニャーニャーと鳴きながら物置の近くを歩き回るようになり、もしやと思ってなかに入ってみると子猫の鳴き声が聞こえます。物置には不要になった箱や細々したもの、雑誌などを入れていますが、どこかの隙間に入り込んでいるらしく姿が見えません。ましてや人が入っていくと鳴き止み、物音もしません。
かなり探してみましたが見つけることができず、仕方がないので親猫に運び出してもらおうと、しばらくドアを開けっ放しにしておきました。野生の猫は危険を感じると巣場所を移動するだろうと思った次第です。


丸一日、そのままにしておいたところ、親猫も子猫の声もしなくなり、どこか安全な場所にでも避難しただろうと再び、ドアを閉めてしまいました。
ところがその後、なぜか室内の明かりが付いており、もう一つある木戸にも隙間ができていました。家人の誰かが木戸を開け、明かりを消すのを忘れたのかと思って訊いてみましたが誰も心当たり無し。


不思議に思いながらこちらも固く締めていましたが、今朝行ってみるとなんと、木戸がレールから外れて中にずれており、やはり少し開いています。そして木戸の桟には猫の爪跡と思われる傷跡がいくつも見えます。
どうやら未だに子猫は中にいるようで、親猫が授乳などのために出入りしているようです。


この木戸は開閉するのにコツが入り、人が開けるのにも結構な力がいります。それを爪で引っかけて動かし、開かなければレールから外してまで隙間を広げて出入りするスペースを確保したようです。部屋の明かりのスイッチはその木戸のすぐ近くにあり、どうも母猫がすり抜けるとき、スイッチに触ったのではないかと思いますが、母猫の必死の力に驚きました。


しかし、こうなると締め切ってしまうわけにも行かず、とりあえず子猫が自分で餌を取れるまで、親猫が外に連れ出すまで出入り口は確保してやらないといけないようです。野良猫ですので、これ以上増えるのも困りますが、こればかりはどうしようもありません。

[Photo : RICOH GRD2]

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私の歩くルートにはミカン畑が多く、今は土佐文旦や小夏、八朔などの大きな花が咲いており、柑橘系の爽やかな香りがいっぱいです。


確かにこの香りは心地よい気分にしてくれ、コロンなどの匂いにも使われているのが頷かれます。


ニガナもあちこちに咲いていますが、その中にいくつかシロバナも咲いています。少しの風でも良く揺れるため、なかなか思った通りに止まってくれません。


こちらはモモイロヒルザキツキミソウ。ずいぶんと長い名前ですが、”桃色昼咲き月見草”と漢字で書いてしまうとその安易な命名に納得してしまいます。

[Photo : Nikon D700 / Tamron SP AF 180mm]

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嫌われ者のカラスですが、なかなかに頭が良く、人の言葉も覚えるようです。


もうだいぶん前になりますが、知人がカラスを飼っていたことがあり、そこを訪ねたときに九官鳥のように「オハヨウ」と話しているに驚いたことがあります。


孟宗竹のタケノコはもう、ずいぶんと背丈を伸ばしましたが、真竹やハチクなどはまだ、小さなタケノコが出てきています。その葉先、雨が降らないのにいつも、大きな水玉がぶら下がっています。それも朝だけではなく、昼間でもあります。吸い上げた水なのか、空気中の水分なのか不明ですが、手に取ってみると普通の水のようです。


飼い猫も流行廃りがあるようで、一時、どこにでもいたシャム猫が見えなくなり、最近は雉や灰色のシマ猫が多いようです。そんななか、貴重な三毛猫もいます。最近はだいぶん慣れてくれたようで、おおきな欠伸を見せてくれました。

[Photo : Nikon D700 / Tamron SP AF 180mm]

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清滝寺の花祭りに行ってきました。


ゴールデンウィークと言うこともあり今日から、参道登り口に交通整理の警備員が配備されており、車は西側から登って東側に下りる、一方通行にしていました。境内にはかなりの車が入っており、確かに交通整理をしないと大変な状況になりそうです。


もっとも、西側の参道はかなり狭く、何カ所か切り返しをしないと曲がれないカーブもあり、大きな車で来られたお遍路さんや参拝の方は苦労していました。また、歩いて登っていると、余りに狭い道幅に、本当にこの道でいいのか問われることもありました。


さて、清滝寺の本堂前にテントが張られ、甘茶のなかにお釈迦様が立っている花飾りのお堂が置かれています。


甘茶をいただくためのコップやおちょこ、そして水筒などにいただいて帰るための漏斗も置かれています。


【伊東住職もカメラを持って出てこられていました】

多くの方が沢山、甘茶をいただいて帰るため、近くにはバケツに追加の甘茶も準備されており、お世話をしてくださる方がときどき、量をチェックしています。本坊の方では更に甘茶も湧かしているとのことで、なかなか大変なようです。


今日は、車とは反対に東側から登って西側に下りましたが、帰り道で出会う車が何故か、ほとんどが三重ナンバーです。


【今年初めて、ギンランを見ました】

連続して来るわけでは無いので、一緒に行動ぢているとも思えませんが、これだけ続くと何らかの関連性(イベント)があるのだろうかと考えながら帰ってきました。

[Photo : RICOH GRD2]

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