ブッシュ演説：日本の防衛大臣が女性となるまで民主主義が浸透したのはアメリカのお陰

今日は、リハビリ病院の壁の詩を踏まえた記事をアップする予定でした。

ところが、こんな事実を午前中のニュース番組で知り
どうしても、優先したくてアップすることにしました。

戦前日本をアルカイダになぞらえたブッシュ米大統領の演説要旨(gooニュース) - goo ニュース
（前略）
彼らは、自分たちの地域全体を支配しようと戦っていた。度重なる暴力にアメリカ人がやがて疲弊して戦うのを止めるまで、殺りくに次ぐ殺りくを重ねようと、自爆攻撃を展開した。　（略）　この敵が作ろうともくろんだ帝国はオサマ・ビンラディンの思い描いた過激なイスラム国家ではない。私が話したのは、1940年代の大日本帝国の軍部であり、その日本による真珠湾攻撃であり、日本が東アジアに押し付けようとした日本帝国のことだ。　(略）　日本の軍国主義者も、朝鮮やベトナムの共産主義者も、人類を自分たちの思うように統制しようという非情な世界観に突き動かされていた。自分たちのイデオロギーを周りに押し付けようとしたが、アメリカがその前に立ちはだかったため、アメリカ人を殺害したのだ。　(略）　アメリカが自分たちの理想を勝手に日本に押し付けているだけだと批判する声もあった。日本の女性に参政権を与えれば日本政治の前進が遅れると反対した閣僚もいた。　（略）　しかし今日、日本の防衛大臣は女性だし、先月には記録的な数の女性議員が参議院に当選した。
（後略）

ブッシュが22日
ミズーリ州カンザスシティーで
退役軍人の会合に出席し行った演説です。

『真珠湾攻撃はテロであり
日本は自我のままに振舞い
アメリカの前に立ちはだかった。
正義の元にアメリカは勝利し
日本に民主主義を導入させた。
日本は、女性の防衛大臣が登壇するほどの
民主主義国家となったのは
ほかならぬアメリカのお陰である。』
と、私は内容を解釈しました。

演説の英語の全文が
ホワイトハウスのHP内に掲載されています。
ここをクリックしていただき
本文上から3行目の
”大統領演説”をクリックしていただけると
全文に飛びます。

テロ日本を民主主事国家にまで
成長させることができたアメリカ。
だから、イラク戦争も間違っていない
と言いたいように感じます。

10年前、アメリカに留学していた時
旅行先などで出合ったアメリカ人（退役軍人）から
戦後の日本の民主化に貢献したことを
訥々と話されたことが少なからずありました。

そのころから
暴走を止めたのはアメリカ
日本はヨチヨチの子供から
アメリカに育てられている
といった感覚をアメリカ人はもっているんだと
気がつきました。
イラクの民主化のニュースを聞くたびに
アメリカは、世界第二次大戦で
親国として成功したと思っているから
日本と同じようにイラクを飼いならせると思っている・・
そう、感じていました。

ただ、ラボ（研究室）では、むしろ、
私達に敬意を表してくれました。
なんで、アメリカに勉強にくるんだ
アメリカ以上のものをもっているではないかと
迫った研究員もいました。

このニュースに
国内で取り上げているのは朝日くらいなのでしょうか・・
むしろヨーロッパの方が反応しているように感じます。
私は、強い憤りを感じたのですが
ネットニュースのトップは相変わらず
朝青龍です・・

日本は、こんな風に言われても
アメリカの傘の下ですか？

蛇足ですが・・
小池さんを防衛大臣に押した小泉さん
ブッシュから何か言われたわけではないですよね。
明日の内閣改造では
小池さんは続投されないようですが
演説を知って、賢明かもしれないと思いました。