緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

7月・・遺してくれたメッセージ

2024年07月21日 | 医療
症状緩和・がん患者支援外来私の緩和ケア外来の名称です。ずっと以前、主治医外科外来と併診をしていた乳がんの患者さんがいらっしゃいました。最期、他院の緩和ケア病棟へご紹介、急な入院となったこともあり、病室にお伺いしました。すでに、患者さんの意識はない状態でした。ご家族から、先生へのメッセージが書かれているんです。見てやって・・ご本人の手帳に・・意識が無くなりそうになる前に、やっと鉛筆を握ったと思わせる . . . 本文を読む
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