緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

句集「花束」

2010年10月24日 | つれづれ
高校時代の友人から厚みのある郵便が届きました。何だろう・・・「花束」という、句集でした。友人は、俳誌に所属する知る人ぞ知る俳人です。何年か前、軽くはない病気で入退院を繰り返されたことがありました。何気に読み始め・・はじめは、動きや人の息使いのある句が多く、その内、静の中の柔かな句が増えていきました。ドキッとするような句もありました。「散るときの来ぬが如くに梅しづか」動きがとまったような静かな句は、 . . . 本文を読む
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