ども、江戸です。今日は昔のアニメについて語ってみましょうか。
●ラブひな
ギャルゲーなどの方式を漫画に持ち込んで、現在のハーレム系ラブコメのジャンルを確立させたともいえる金字塔的作品。私が『週刊少年マガジン』を購読し始めたのもこの作品が切っ掛けでしたねぇ。そんな原作をテレビアニメ化した物がこれ。
ただ、アニメとしての出来は微妙。キャラクターデザインがかなり原作のイメージからかけ離れている上に、アニメオリジナル展開も多くて、終盤はコメディとは言い難いシリアスな要素もありましたからねぇ。
しかも、当時放送していたテレビ東京系列はお色気描写に厳しかった所為で、この作品の主力武器ともいえるパンチラなどがほとんど封印されているのが痛い。なので、テレビシリーズ放送終了時点では未放送(完結後に放送はされたらしい)でDVDに収録された25話はその辺の封印解除されていて、ようやく原作に近い内容のものが観られたという感じ。しかし、その収録されているDVDのパッケージにも「ちょっとHなシーンが含まれています。」と表記されている辺り、当時のエロ規制の厳しさが察せられますなぁ。あれから15年も経過して、随分と規制も緩くなった……。
そんな訳で問題点も多い作品でしたが、キャラソンとかは割と好きです。林原めぐみが歌う主題歌の「サクラサク」等、今でも好きな曲は多いですな。また、今では地雷要素のアニメオリジナルキャラクターが複数人登場していますが、これらは意外と受け入れられていた印象。特になるの妹の成瀬川メイは原作の最終回にも描かれていたし、更に『魔法先生ネギま!』でも佐倉愛衣として生まれ変わり、活躍していますよね。
そしてテレビスペシャル。
●クリスマススペシャル 〜サイレント・イヴ〜
テレビスペシャル用の完全オリジナル作品。
しかし、原作の雰囲気をぶち壊しているともいえる内容なので私は嫌い。とにかく恋人同士(作中では未満だが)のすれ違いを描く為か、原作ではほぼ不死身ですぐに大怪我からも回復する景太郎なのに、捻挫程度で行動が大幅に制限されるというキャラ設定の改変が酷い。
そしてその所為で、景太郎になかなか会えないなるが、テレビ中継で告白する展開は恥ずかしくて観てられませんなぁ。もう、ガチでそのシーンは早送りしてしまう。ああいう、プライベートな事をテレビなどの公共物を使って、不特定多数に発信するというのは、日本人の感性にはあまり合わないと思うんだ……。
更にテレビスペシャルをもう1本。
●春スペシャル 〜キミ サクラチルナカレ!!〜
テレビシリーズの完結編。
こちらはある程度原作の内容に沿っているので、『クリスマススペシャル』よりは心穏やかに観られる。まあ、それでもアニメオリジナル要素はやっぱりあって、原作には無い臭い台詞が入っていたりするのにはイラっとさせられるが。
あと、『クリスマススペシャル』もそうだけれど、原作者の赤松健が本人役で声優として出演しています。さすがに素人過ぎて軽く放送事故だった(笑)。でも、この頃はレギュラー声優の多くも現在と比べるとそんなに上手くなかった気がするなぁ。特に浅川悠は当時の時点でもちょっと微妙に感じていたし(叫ぶと声が裏返っているように聞こえるとか)。それだけに今はかなり成長したように感じる。
それと、初めて水樹奈々の存在を知ったのがこのエピソードにゲスト出演していたニャモ役でした。何気に『ラブひな』出演声優で1番出世したのは彼女かも?(林原めぐみや野沢雅子は当時の時点で既にある程度の地位は築いていたし)
最後にОVA。
●ラブひな Again
全3巻で原作の「可奈子編」を最後まで。
多少はアニメオリジナルキャラも登場しているけれど、テレビアニメ版と比べると原作に近い内容になっています。ただ、尺の都合なのかカットされている部分もあるし、結局終盤はオリジナル展開に……。つくづくこの作者は原作に忠実なアニメ化には恵まれないのだなぁ……。
また、キャラクターデザインは原作に近づけていますが、中途半端に原作に寄せた所為で余計にパチもん臭い印象になってしまったような……。テレビアニメ版くらい変えてしまうと、逆に別物として割り切れるからいいのかもな……。つか、2クール分のエピソードを観ている内にこちらのキャラデザに慣れてしまったというのもあるのかもしれない。
ところで浦島可奈子の声は桑谷夏子だったけれど、私は『ネギま!』アニメ化前の夕映の声のイメージも彼女で考えていました。で、いざアニメ化したら予想通りのキャスティングだったけれど、実際に声を聞いてみたら声の演技が斜め上な感じになっていてずっこけたわ(笑)。夕映は微妙に変な声の演技だよね……。あと、後のエヴァ様が黒猫の声をやっているのがちょっと面白い。
じゃ、今日はここまで。
●ラブひな
ギャルゲーなどの方式を漫画に持ち込んで、現在のハーレム系ラブコメのジャンルを確立させたともいえる金字塔的作品。私が『週刊少年マガジン』を購読し始めたのもこの作品が切っ掛けでしたねぇ。そんな原作をテレビアニメ化した物がこれ。
ただ、アニメとしての出来は微妙。キャラクターデザインがかなり原作のイメージからかけ離れている上に、アニメオリジナル展開も多くて、終盤はコメディとは言い難いシリアスな要素もありましたからねぇ。
しかも、当時放送していたテレビ東京系列はお色気描写に厳しかった所為で、この作品の主力武器ともいえるパンチラなどがほとんど封印されているのが痛い。なので、テレビシリーズ放送終了時点では未放送(完結後に放送はされたらしい)でDVDに収録された25話はその辺の封印解除されていて、ようやく原作に近い内容のものが観られたという感じ。しかし、その収録されているDVDのパッケージにも「ちょっとHなシーンが含まれています。」と表記されている辺り、当時のエロ規制の厳しさが察せられますなぁ。あれから15年も経過して、随分と規制も緩くなった……。
そんな訳で問題点も多い作品でしたが、キャラソンとかは割と好きです。林原めぐみが歌う主題歌の「サクラサク」等、今でも好きな曲は多いですな。また、今では地雷要素のアニメオリジナルキャラクターが複数人登場していますが、これらは意外と受け入れられていた印象。特になるの妹の成瀬川メイは原作の最終回にも描かれていたし、更に『魔法先生ネギま!』でも佐倉愛衣として生まれ変わり、活躍していますよね。
そしてテレビスペシャル。
●クリスマススペシャル 〜サイレント・イヴ〜
テレビスペシャル用の完全オリジナル作品。
しかし、原作の雰囲気をぶち壊しているともいえる内容なので私は嫌い。とにかく恋人同士(作中では未満だが)のすれ違いを描く為か、原作ではほぼ不死身ですぐに大怪我からも回復する景太郎なのに、捻挫程度で行動が大幅に制限されるというキャラ設定の改変が酷い。
そしてその所為で、景太郎になかなか会えないなるが、テレビ中継で告白する展開は恥ずかしくて観てられませんなぁ。もう、ガチでそのシーンは早送りしてしまう。ああいう、プライベートな事をテレビなどの公共物を使って、不特定多数に発信するというのは、日本人の感性にはあまり合わないと思うんだ……。
更にテレビスペシャルをもう1本。
●春スペシャル 〜キミ サクラチルナカレ!!〜
テレビシリーズの完結編。
こちらはある程度原作の内容に沿っているので、『クリスマススペシャル』よりは心穏やかに観られる。まあ、それでもアニメオリジナル要素はやっぱりあって、原作には無い臭い台詞が入っていたりするのにはイラっとさせられるが。
あと、『クリスマススペシャル』もそうだけれど、原作者の赤松健が本人役で声優として出演しています。さすがに素人過ぎて軽く放送事故だった(笑)。でも、この頃はレギュラー声優の多くも現在と比べるとそんなに上手くなかった気がするなぁ。特に浅川悠は当時の時点でもちょっと微妙に感じていたし(叫ぶと声が裏返っているように聞こえるとか)。それだけに今はかなり成長したように感じる。
それと、初めて水樹奈々の存在を知ったのがこのエピソードにゲスト出演していたニャモ役でした。何気に『ラブひな』出演声優で1番出世したのは彼女かも?(林原めぐみや野沢雅子は当時の時点で既にある程度の地位は築いていたし)
最後にОVA。
●ラブひな Again
全3巻で原作の「可奈子編」を最後まで。
多少はアニメオリジナルキャラも登場しているけれど、テレビアニメ版と比べると原作に近い内容になっています。ただ、尺の都合なのかカットされている部分もあるし、結局終盤はオリジナル展開に……。つくづくこの作者は原作に忠実なアニメ化には恵まれないのだなぁ……。
また、キャラクターデザインは原作に近づけていますが、中途半端に原作に寄せた所為で余計にパチもん臭い印象になってしまったような……。テレビアニメ版くらい変えてしまうと、逆に別物として割り切れるからいいのかもな……。つか、2クール分のエピソードを観ている内にこちらのキャラデザに慣れてしまったというのもあるのかもしれない。
ところで浦島可奈子の声は桑谷夏子だったけれど、私は『ネギま!』アニメ化前の夕映の声のイメージも彼女で考えていました。で、いざアニメ化したら予想通りのキャスティングだったけれど、実際に声を聞いてみたら声の演技が斜め上な感じになっていてずっこけたわ(笑)。夕映は微妙に変な声の演技だよね……。あと、後のエヴァ様が黒猫の声をやっているのがちょっと面白い。
じゃ、今日はここまで。
>アニメとしての出来は微妙。キャラクターデザインがかなり原作のイメージからかけ離れている上に、アニメオリジナル展開も多くて、終盤はコメディとは言い難いシリアスな要素もありましたからねぇ
私も同意しますが、誰得シリアス要素の中で、からくり人形のエピソードは好きです。
>キャラソンとかは割と好きです。林原めぐみが歌う主題歌の「サクラサク」等、今でも好きな曲は多いです
私もラブひなといえば「サクラサク」ですし、初めてキャラソンを買った作品でも有ります。
>今では地雷要素のアニメオリジナルキャラクターが複数人登場
カオラの家族はOKですが、なるの妹メイは受け付けませんでした。ほらデレないし、妹ポジにはしのむとニャモで十分だし。でもネギま!で再登場は嬉しかったり。
クリスマススペシャル ~サイレント・イヴ~は自分は大好きです。トレンディドラマ好きだったんですよ。
>『ラブひな』出演声優で1番出世したのは彼女かも?
私は堀江由衣だと思います。私の中で水樹奈々はメモオフ声優です。
>キャラクターデザインは原作に近づけていますが、中途半端に原作に寄せた所為で余計にパチもん臭い印象になってしまったような……
そうなんですよ、これは何なんですかねぇ…。
>つくづくこの作者は原作に忠実なアニメ化には恵まれないのだなぁ……
この一言に尽きると思います。素子Fanとしては原作に忠実なキャラデザで素子Endで「萌えよ剣」の劇場版を望んでいます。景太郎と素子と娘の3人で祭を歩く妄想シーンを映像化、そしてEndにして欲しいです(笑)。
>からくり人形のエピソードは好きです。
萌関連のエピソードは、アニメオリジナルの中でも成功した部類だと思います。
>なるの妹メイは受け付けませんでした。ほらデレないし、
私は泣きながら抱き付いてくるような仕草が可愛かったような記憶が。
>そうなんですよ、これは何なんですかねぇ…。
「似ているけどなんか違う」という所が違和感を増幅させているのでしょうねぇ。
>この一言に尽きると思います。素子Fanとしては原作に忠実なキャラデザで素子Endで「萌えよ剣」の劇場版を望んでいます。
髪を切るまでの展開は欲しかったですな。