江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ブギーポップの思い出。

2012年07月22日 22時50分55秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、BSアニマックスが無料だけど、特に観たい物が無いので観ていない江戸です。深夜になったら『黄昏乙女×アムネジア』の最終回が放送されるようなので、それだけが楽しみ。来週も無料らしいけれど、また微妙な感じだなぁ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうかね。


●ブギーポップは笑わない(緒方剛志 原作・上遠野浩平)


 世界の危機に反応して一人の少女の中から浮かび上がる謎の人格・ブギーポップの戦いと、それに関わる人々を描く群像劇ですね。原作はライトノベル作品で、その挿絵を担当している緒方剛志本人が漫画版も担当しています。

 ちなみに『ブギーポップ』のコミカライズ作品は他にもあって(作画は高野真之)、そちらは原作とは全く違う設定と内容でしたが、こちらは比較的原作(一作目)に忠実な内容となっているように思います。少なくとも挿絵担当本人ですから、キャラのイメージが大きく違うという事はまず無いでしょうな。

 とはいえ、私も原作の細かい部分はかなり忘れちゃっていますので、変更点があるのかどうかもよく分からないのですけどねぇ。一応シリーズは10作目くらいまでは読んでいたのですが、その後は自然に遠ざかってしまって、今ではその内容の多くも忘却の彼方。ただ、『ペパーミントの魔術師』が凄く面白かったのと、イナズマとフォルテッシモが格好良かったという漠然とした記憶はあるのですがね……。その辺は映像的なイメージがあればもっと記憶に残っていたと思うので、そういう意味では一作目以外のシリーズも漫画やアニメになって欲しかったなぁ……。

 なお、本作にはアニメ版も存在するけど、私は観た事がありません。そのかわり実写映画版なら……。

     
 このDVDは中古で売っていたのでなんとなく買ったような記憶が。内容は漫画版と比べてもそれほど極端な変更点はありません。しかし、漫画版でもあった百合っぽい描写は一応あるけれど、さすがに全裸は駄目だったようですな……(でもキスどころか眼球舐めまでやったのは評価する)。あと、マンティコアの最期は絶対漫画版の方が良いですねぇ。

 それよりもキャラのイメージが原作とは微妙に違う(+演技が未熟)という所が最大の問題点であるような気がします。原作では長髪である「炎の魔女」こと霧間凪が短髪になっているのですが、それも他から比べたらマシな方だからなぁ……。

 それでも、総合的に見れば邦画としては並のレベルの出来にはなっていると思うので、そのつもりで見ればそんなに悪くないとは思いますよ。ただし、十年以上前の作品なので、DVDの画質はかなり悪いような……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする