江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ゴジラの思い出-怪獣総進撃。

2011年05月19日 21時21分20秒 | ゴジラ
 ども、無駄足を踏んできた江戸です。ネギま!の最新刊を買おうと思って店に行ったら入荷していなかった……。『SQ.19』も……。う~ん、週刊の『ジャンプ』や『マガジン』が発売日に入荷するようになったから物流は復旧したのかと思ったのだけれど、まだ単行本や月刊誌の類は駄目なのか……。つか、『週刊少年チャンピオン』も見かけなかったような……。
 まあ、ネギま!は最近入荷数も減っていたので、売り切れ&そもそも入荷予定無しの可能性もありそうだけどなぁ……。とにかく、また明日確認してみよう……。



 そんな訳で、今日は雑誌の感想ネタとかが無いので、久々にゴジラ映画について語ってみましょうかね。ちょっと放射能のイメージがアレなので自粛していたけど、そろそろいいじゃろか……。なお、前回までの記事は「ゴジラ」のカテゴリーにまとめてあります。


●怪獣総進撃

     
 ぶっちゃけ『怪獣大戦争』の焼き直しですね。全体的なストーリーに改変を加えて、登場する怪獣の数を増やしただけという印象。まあ、『ゴジラ』シリーズ以外からも色々な怪獣がゲスト出演しているので、その辺は豪華ではありますがね。実際、私はこの作品でしか見た事が無い怪獣もいるし、そういう意味でも貴重ですな。

 ただ、殆どモブキャラ扱いの怪獣がいたのはちょっと残念。バランやバラゴンとか……。その一方で、『ゴジラの逆襲』以来の復活となるアンギラスの活躍が見られます。彼はこの後ゴシラの子分的な存在として、昭和シリーズでは頻繁に登場して活躍していますので、「2代目」としての華々しいデビュー作と言えるでしょう。

 また、本作は『怪獣大戦争』と同様に後の『ゴジラ FINAL WARS』の下地となった作品だと思うので、『FINAL WARS』を楽しむ上では一度観て置いた方が良い作品かもしれませんね。まあ、「また敵がキングギドラかよ!?」ってなるかもしれませんが。でも、多勢に無勢でボコボコにされるギドラの姿はある意味見物かもしれませんよ。あれほど一方的と呼べる負け方も珍しい……。

 ちなみにギドラの後には「ファイヤードラゴン」というラスボス的な存在も登場していますが、私は成人してこの作品を観るまで、完全にその存在を忘れていました。厳密には怪獣ではないので、子どもの頃の私の眼中には無かったのでしょうな……。


 さて、大まかなストーリーですが、20世紀の終盤が舞台でこの作品が製作された当時の人々が思う「夢の未来」という世界観になっていますね。それだけに、人類もかなりの規模で宇宙進出を果たしているのですが、現実にはそこまでの発展をしていないのが悲しいところ。

 それはともかく、かつて世界の平和を脅かしていた怪獣達もひとつの島に集められ、人類にとって害の無いように管理されている訳ですが、その島がキラアク星人という侵略者に占拠され、彼らに操られた怪獣達が世界各地を襲うという展開。この辺は『ゴジラ FINAL WARS』と似たような物ですな。

 で、人類は英知を結集してキラアク星人に対抗し、最終的には逆転勝利する訳ですが、その中で大きな役割を果たすのが世界を危機に陥れていた筈の怪獣達だったりするのですよね。結局、物事には善悪など無くて使い方次第なんだなぁ……と感じさせます。まあ、怪獣が危険だというのは事実ですから、もっとしっかり管理しておけよとは思いましたがね……。それは今現在でも色んな事柄に当てはまる教訓なのかもしれません。


 それでは次回の『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』に続く。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
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