e-spo Horitaiスタッフダイアリー

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子どもに対する説明責任

2008-09-09 11:49:00 | Weblog
子供を変えたのは大人だと思っているマネージャー高木です。

 子供達が出会う色んなシーンで問題が指摘されています。確かにそれだけ聞くと大問題に聞こえます。でも現場に立ち会うとそれだけだろうかと思ってしまいます。どんなに生意気な態度をとっている子も、ふとやさしく他愛ないしぐさを見せてくれることがあります。反面、残酷で凶暴な振る舞いも見せます。

 親、学校、社会が変わっても子供の本質は変わってみようがありません。今回もルールから外れそうになる子がいました。子供のこと、まったく外れない子も心配です。外れたときにどう対処するか、ここが大人の責任なんだと思います。

 子供は何で怒られたか解らない事があります。根気強く説明する必要があると思います。問題に関しては子供に妥協せずにしっかり「駄目なものは駄目」と怒り切るのも大人の説明責任の一種だろうと思います。もう一つはその子に対して気持ちを持って怒り、その後やさしいフォローを忘れないことだろうと思います。

 子供だって所詮動物、手を掛け・気に掛け・時間をかけて育てなければただの動物になってしまいます。私たち大人は、子供たちにそれだけの時間や愛情をかけているんだろうかと時として疑問を抱くことがあります。

 今回の自然体験の中で、目を輝かせながら資料館の動物や鳥の剥製に見入る姿や、建物の土台の石垣を飽きもせずロッククライミングする子供たち、翌日本白根山の大噴火口にいた本物のカモシカを見て興奮する姿を見ると子供の本質は変わっていないんだと確信してしまいます。

 まさに今回は子供たちに貴重な自然体験を与えられたのだろうと思いました。スポーツやアウトドアに親しむ親が減っていると聞きます。親がスポーツをしない子はスポーツ好きにならない。当然のことと思います。今回のようなことが役に立つのであれば、また機会を見つけて作らなければと思ってしまいます。

 写真はスタッフ木村が出発前日に購入した高精細カメラで撮影した噴火口の中のカモシカです。
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