今日は代休でお休みのマネジャー高木です。
昼食後、腹ごなしのブログアップです。
昨年の指定管理受託以降、利用者から照明についてさまざまな要望がありました。
団体によって明るさには主観が、ありまちまちの明るさです。
ところが照度にはJIS工業規格が定められています。これに基づいて照明点灯を行えば不公平はなくなりますし、大切な税金が投入された施設ですので時節柄電力の節約や経費削減も可能になるはずです。また、科学的根拠に基づいて明るさを納得してもらう必要もあります。
測定は照度計を用いて、体育館の暗幕を閉め窓もカバーして昨日行いました。上の写真はフル点灯の状態です。
1030ルクス。規格では1000ルクスで全国規模、例えば国体などのテレビ中継の入れる明るさです。ここで国体も行われましたのでこの規準はクリアーされています。
逆にそんな大会以外は点灯の必要のない明るさともいえます。
こちらは半分の点灯に中央横列8灯点灯したもの。788ルクスも通常は必要ありません。
511ルクス。フル点灯半分に中央横列を消した状態です。JIS規格で公式試合開催の照度が500ルクスですので市のスポーツフェスティバルなどの大会もこれでお願いしています。
皆さんも納得していらっしゃいますし、規格どおりの明るさを維持しています。
286ルクス。中央8灯のみの明るさです。実は競技練習やリクリエーションでは、バドミントン・卓球は200ルクス、テニスで250ルクスを満たせばよいことになっています。さすがにこの点灯数では場所により照度にばらつきがあり、走路利用者用の点灯にしています。
こちらはカーテンを開けた快晴時の午前11時の照度です。1193ルクス。アウトドアスポーツではこの状態でお使いいただいています。
さあ、市民の皆さんにご理解いただけますでしょうか。いや、科学的根拠に基づいてご理解いただくつもりです。