プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

9月18日(木)のつぶやき

2014-09-19 02:59:49 | 政治経済

朝日誤報以後、日本の新聞はあらぬ方向に向かっている(nikkan-gendai.com/articles/view/…)読売、日経が相次いで、政界人事情報の予測が間違ったと律儀にお詫び訂正記事を載せた。“内定”や“見込み”と断った上の記事すら書けなくなった。報道の萎縮、自主規制を喜ぶのは、権力者だ。


臨終を迎えた民主党(uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/p…)民主党が盛岡市で開催した両院議員総会で新体制を決定した。海江田氏は自身の続投と引き換えに、民主党の悪徳10人衆残骸と連合直系議員による支配体制を容認する姿勢を示した。これで、主権者勢力と連携する路線は消滅した。


悪徳民主10人衆は自民党とほとんど差異がない。連合直系勢力も、米及び官業による日本支配を容認する勢力で、自民党の路線と差異がない。

民主党は名実ともに自公勢力と同類の政治勢力に転換したわけで、いずれ消滅する流れに入った。


辺野古新基地建設 抗議横断幕、何者かに撤去される(ryukyushimpo.jp/news/storyid-2…)ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表によれば、「17日の6時以降、辺野古のテント村、二見の三差路に掲げていた全ての横断幕が何者かによって全部撤去されていた」


非暴力の正当な抗議意思表示にたいする弾圧である。安倍独裁体制のもとで、日本は暗黒時代への逆走が加速し始めた。


「朝日バッシング」に声あげる~緊急リレートーク「もの言えぬ社会をつくるな」(labornetjp.org/news/2014/0916…)。9月16日、超党派の国会議員が呼びかけた緊急リレートーク「もの言えぬ社会をつくるな」は、参議院会館で開かれ各界で活躍する識者15人が登壇した。


「売国奴・国賊という言葉が復活し、週刊誌は儲かる嫌韓路線に転換した。戦前と同じ状況」(篠田博之)、「戦争ファシズムはすぐ来るのではなく初期は反対派の排除から始まる。いまはその段階」(五野井郁夫))「朝日叩きは自分に跳ね返る。全メディアが萎縮し権力が暴走することが心配」(森達也)


朝日新聞が日本の名誉を傷つけ、国益を損ねたと言うのだけれど(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140918-…)何も付け加えることはない。稲田朋美政調会長、日本に対する国際世論がここまで悪化した責任を一人朝日新聞に押し付け、政治責任から逃れようとする魂胆かもしれない。


いずれにせよ、日本の名誉や国益というものは一義的には政府が守るべき責任である。言論の役割は何が名誉であり、何が国益かを問いかけ、読者に一定の見識を示すことであろう。本当のところ、日本の名誉を傷つけ国益を損なっているのは誰なのか。国民世論の冷静な判断を期待したい。



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