何が何でもソマリア沖に派兵―。麻生内閣と自民・公明両党は現行自衛隊法を最大限拡大解釈し、「海賊対策」を口実とした海上自衛隊派兵を決定した。すでに同海域で警戒活動を展開している米国やEU諸国、ロシアなどに、とりわけ中国に遅れをとってはならじ、というわけだろう。日本という国は、戦後米軍占領のせいとはいえ本当に不思議な国である。憲法で戦争放棄を定め、なおかつ「陸海軍その他の戦力は、これを保持しない」と明 . . . 本文を読む
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