アフリカ東部ソマリア沖での海賊対策を口実とした海上自衛艦派兵の動きが急である。政府は当面、現行自衛隊法82条に基づく「海上警備行動」を発令して海上自衛隊護衛艦の派兵を急ぐ意向だが、この場合、正当防衛などを除いた武器使用に制限がある。東京裁判に始まって、憲法、安保、自衛隊、靖国など日本の戦後体制には、論理が一貫しない“ネジレ”があるために、これらが問題となるたびに議論が百出する。自衛隊海外派兵の実績 . . . 本文を読む
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