加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

祖母・母・やかん

2011-03-15 | 心静かに
首都圏は電力供給不足を防ぐために停電措置が行なわれ、電車運行が規制されるなどまだまだ東日本地震の影響が残っており、今後も続くでしょう。
また節電要請もされていますが、みなさんはどのような節電をされていますか?
我が家は玄関の外灯を消し、トイレのウォシュレット、ステレオ(レコード)、湯沸かしポットなどのコンセントをはずしました。またここ数日さほど寒くはないので暖房を使用していません。それと・・・生前と同じようにという意味で、遺影と遺骨を置いてある母の寝室の電気を時々点けていましたが控えています。



我が家の災害非常袋。今まではタンスの上に置きっぱなしでしたが、とりあえずは玄関に最も近い部屋に置きました。しかし、いざという時枕元の着替えと貴重品、災害非常袋、そして「母」をいっぺんに抱える事ができるのかと思うと少々不安です。



母が良く言っていた事。
「やかんに水を入れておきなさい」。
何かあった時には断水になって水が必要になるからという事なんですが、実は母も祖母から口を酸っぱくして言われていた言葉です。大正12年の関東大震災と太平洋戦争などを体験した祖母の知恵、というより常識なのでしょう。
私も常にやかんに水を入れておくことはしましたが、現代では「ペットボトルを常備していればいいんじゃないの?」と母に言った事があります。
「でもやかんに水は必要なの。」
「なんて頑固なんだお袋は・・・。」
今、我が家の床下収納には母が生前に購入した2リットルのペットボトルが6本(1ケース)備蓄されています。

先日、母の妹である叔母から電話がありました。「やかんに水を入れておきなさい!」
やかんだけではなく、節電のために使用していない湯沸かしポットにも水を入れています。
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ジプシー刑事

2011-03-13 | 太陽!
地震の影響がかなり広がっています。テレビ局は一貫して特別報道番組として東北地方の状況を流し、アナウンサーは随時新しい情報を報道しています。
とにもかくも被災された方々の一刻も早い救出を願うばかりです。

各局が報道番組を流している中で、テレビ東京は「日光街道歩き旅 ふれあい珍道中」なる旅番組を放送。もちろん枠外には地震に伴う最新情報を流してはいますが・・・さすがテレ東



緊迫した生活の中にも、チャンネルを回してホッとする自分がいます。で・・・たまたまこの番組を目にした時は三田村邦彦がレポーターとして登場していました。
「お、ジプシーが歩いている」
ジプシー・・・そうです。「太陽にほえろ!」のクールな刑事として登場していたのが三田村氏演じる“ジプシー刑事”でしたね。そのジプシーが埼玉県を通過して到達した場所が茨城県の古河。同僚刑事役の“ラガー刑事”を演じた渡辺徹の出身地だというのを知っていた、かどうかはワカリマセン



ジプシーは、故・沖雅也が演じたクールな一匹狼的な存在だった“スコッチ”亡きあと、そのクール&スピリッツを継承した刑事です。心臓が右にあるという身体的特徴を持つゆえに冷めきった性格という設定でした ただ、最初こそその冷静ぶりが強調されていましたが、彼を取り巻くドック(神田正輝)、ラガー(渡辺徹)、ボギー(世良公則)などの明るいメンバーに感化されたのか、わりとすぐに明るく柔らかな性格になってしまいました これは脚本上の性格設定の変更、あるいは性格の統一性がなかったとも言われています。



テンポの良い『ジプシー刑事のテーマ』 聞き込みなどのシーンに多用されていましたね。ギターとベースの小気味よい小刻みのカッティング奏法(っていうのかなぁ)が、足を使って捜査する刑事によく合っていたように思います
レコードジャケットがジプシー個人のスチールではなく集合写真が使用されているのは、三田村氏が所属しているレコード会社と「太陽!」サントラを担当している大野克夫バンドの所属レコード会社が異なっていたからというのがその理由のようです。



そのジプシーが転勤のために車に乗って七曲署を出てゆくシーンです(1983年)。先日、現在の「七曲署」を探し当てた際には、写真に写っている門の前面にある住宅と白いフェンス一帯は小さな公園になっていました



過日のブログにアップした写真です。位置的にもこの通路を車が出て行ったと思われます 多少狭くなったのかな?「太陽!」の頃はここが海上自衛隊東京音楽隊の正門だったようですが、今はその位置を左奥に変えていますので、現在の門はいわば「裏口」「通用門」と言ったところでしょうか。


明日14日、東日本大地震による東京電力の電力低下に伴い、計画停電が横浜/神奈川・東京地区を中心に実施されます。七曲署も節電・停電に協力するんだろうなぁ
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元気です。

2011-03-13 | 心静かに
東北地方をはじめ、近隣他県、ご近所で被災・被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
また、我が家のご心配をして下さった方ありがとうございました。
おかげさまで我が家、親戚、近所・・・みな元気です。

多くの皆さんがそうであったように、私自身も足元がおぼつかない、本棚を抑えるほどの地震を経験は初めてでした。
庭にある大きな柿の木が根本から揺れ、母の遺影が倒れ(遺骨は無事)、4か所にある本棚からは本などが崩れおちました。JR・私鉄・高速道路など全面停止・通行止めにより、勤務中の妻はそのまま職場で夜を過ごしました。
私は、就職活動で横浜に来ていた親戚の子を迎えに自転車で25分かけて迎えに行き、折り返し2人でトボトボと40分かけて帰宅しました。

余震や新たな地震を感じる中で一夜を過ごし、翌朝帰宅した妻のホッとした顔を見て安心。親戚の子も元気に帰途につきました。私は余震に対する不安を多少抱えつつも稽古場に赴き、2日ぶりに会った仲間たちと無事を喜んだ次第です。



あ・・・また地震だ。

小さい頃、寝る前には必ず自分の着替えを風呂敷やジャンパーにくるんで枕元に置いていました。普段から両親よりそう教えられていました。今回、40年ぶりにその教え通り、着替えと貴重品をすぐに持ち出せるように準備をして布団に入っています。

福島の原発操業停止により、明日14日あたりから首都圏でも随時停電措置が実施されるようです。地震・余震もまだ続いています。

ニュージーランド地震の傷がまだ癒えぬ中、とにかく自分たちのできる範囲で注意を配りつつ、気をつけてお過ごしください。
被災地の皆さんの安全と健康を祈りつつ・・・。


被災者に対する現地報道記者の安易・愚問ともいえる問いかけにカチンと来ることがしばしば。

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揺れた!地震!

2011-03-11 | 心静かに
先ほど午後3時ちょっと前に大きなな揺れ!生まれてこのかた経験した事のない地震。
宮城県北部で震度7.マグニチュード8.7とか。



みなさんに怪我はありませんか?とりあえず私は無事です。ただ、携帯、固定含めて電話がつながらないので勤務先の妻、弟家族、叔母家族、妻の実家の様子がわかりません。

あ・・・また余震だ。何度めだろう。



電車がすべてストップしているので稽古に行けず自宅待機中。
東北地方の方、近隣にお住まいの方のご無事を願っています。

11日16時28分 ブログアップ。


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笑顔の出演者

2011-03-11 | 舞台・イベント系仕事
今回の舞台の共演者のご紹介~~



左:平井建くん。ひらいけん・・・ではありません 決して目をつぶって苦しそうに歌を歌ってはいません。バリバリの若手俳優です。ちなみに「けん」ではありません。「たつる」と読みます。銀行員役
右:梅岡寛正くん。通称ウメ。劇団カンタービレの劇団員で制作・雑用を請け負い、こまごまとした事を処理してます。前回の舞台『フォトグラフ』では私の息子役を好演しました 覚えている人も多いかな。今回は警備員役です



大曽根徹くん。小さくなっていますが大きなガタイです。存在感ありありです でもね・・・静かで優しいんですよ。酒席ではそ~~~~っと日本酒飲んでます。土方役で炸裂します



左は得本綾ちゃん。声優の事務所に所属しています。今回は土建屋の事務員として私のサポートをしてくれています
右は望月麻美ちゃん。元気印全開で私の娘役。思わず叩きたくなるほど素敵なおでこをお持ちです

何しろ笑いが絶えない現場です。ハイ

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七曲署・現在

2011-03-09 | 太陽!
舞台の稽古に参加するために世田谷区用賀に赴きました・・・と、稽古場のすぐ近くには自衛隊駐屯地。「お?・・・って事は



「太陽にほえろ!」に登場していた“七曲警察署”の建物。刑事たちの出勤や覆面車での出動シーンなどで、みなさんの記憶にも残っているかと思います 太陽ファンはすでにご存じでしょうが、この建物は実は海上自衛隊東京音楽隊の建物だったのです その場所がこの用賀。自衛隊駐屯地の一部にあります。
“現物”を初めて見る・・・ワクワク、ドキドキ



ドラマが終了してからすでに四半世紀が過ぎた現在、建物自体も周囲の住宅もほとんどが建て直しがされているようで、当時のブラウン管で見た風景の名残りは全くありませんでした(涙)





しかし、かつて悪を憎んで人を憎まなかった正義感あふれる刑事たちが間違いなくここにいました。さぁて、ビデオで七曲署を見るとしますか



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用賀の生姜焼き

2011-03-09 | 生姜焼き&中華
稽古のために何度か東京・世田谷区用賀に行きました。ちょうどランチタイムだったので歩きがてら見つけた定食屋に入りました



定食屋「めおと食堂」。親父さんと息子が厨房で鍋を振るい、出来立ての料理をおかみさんが客に出す・・・けっこうテンヤワンヤだったりして微笑ましいです たたずまいや内装が新しいのですが、きっとビルに建て替えた際に変わったのでしょうね。昔はどんなお店だったんだろう



焦げ目が嬉しいっす 味はちょい甘めですがすきっ腹にはたまりません



こちらはチェーン店「中華・東秀」。“玉ねぎ入り生姜ダレ炒め”は中華風生姜焼きとしては定番のスタイル。中国にはない日本独特の“中華スープ”も定番の味でホッとできたりします。これぞ日本製中華定食
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筋トレ現場

2011-03-08 | 舞台・イベント系仕事
舞台「中小企業のつぶしかた」。その前に自分がつぶれるかも・・・ 毎日筋トレなんです。何でかって?老化防止です(笑)。いえいえ、そんなシーンがちょいとあるもんで





腕立て伏せね。それも鼻を地面スレスレにまで持って行ってから反り返るタイプです。30回はきついっす、マジで 僕は途中で動きが停まります。ゼーゼー言ってます。その他にスクワットや腹筋。頭ん中がボーっとする毎日です



赤垣正樹さん。御歳5☆歳。一座のムードメーカーであり、リーダー的存在です。筋トレでも率先して臨んでいます。昨年の舞台『フォトグラフ』ではかっとび爺さんを演じていました。今回も・・・



劇団カンタービレの秘蔵っ子、嘉手納梨菜ちゃん。『フォトグラフ』で看護師役で役者デビュー。明るさだけは誰にも負けません
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疲れと花粉と平屋建て

2011-03-07 | まち・町・街
おはようございます
しんどいですね、しんどい。花粉症。昨年の猛暑の影響で今年の花粉量は例年の10倍とか
花粉症防止の注射を2月中旬に打ちましたがまったく効いていません



おまけに公演の稽古が結構きつくて(笑) 筋トレの毎日なんです。花粉と筋トレ・・・おかげで毎朝こんな顔でお目覚めのイタルです(汗)



都内数か所の区民センターなどを借りて稽古をしていますが、ここは世田谷区内。世田谷と言えば高級な街、セレブな街といった感覚がある方も多いでしょうが、じつはまだまだ田んぼや畑があったり「三丁目の夕日」のような古い建物があったりします
今回使用した稽古場の裏手には「平屋建て」が4棟ありました。



戦後に建てられた県営住宅の名残なのでしょうか。外から見てもわかるように決して部屋数も多くなくこじんまりしていますが、“狭いながらも楽しい我が家~”だったのでしょうね

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「死亡の塔」音楽編

2011-03-05 | ドラゴン

ブルース・リー、もとい・・・そっくりブルース主演の『死亡の塔』のサウンドトラックです



こちらはシングル盤。左上の黄色いギザギザデザインが、商品全体を安っぽく見せてしまうと感じるのは制作側と僕のセンスの違いかな・・・
さて、スピーディーでテンポのある主題歌「アローン・イン・ザ・ナイト」を歌っているのは“ブルート・イースト・ファミリー”。まぁ香港で制作された偽物ブルース出演作品だから、決して欧米のロックグループを起用している事はないな、英語の発音を聞く限り東南アジア系のボーカルバンドが担当しているんだろうな・・・などとあまり深く考えずに20数年経った頃、衝撃の事実を知ってしまっちゃった僕
なんと、日本のロックバンドだったのであ~る



ブルート・イースト・ファミリー。
1981年には写真のようなLP「ブルート・イースト・ファミリー」をリリース。キーボード、シンセサイザーそしてシンプルなギターサウンドを多用したさわやか系ボーカルバンド。簡単に言えば「湘南サウンド」というか、サーファー受け狙いサウンドって感じかな。ジャケットももろそんなデザインだしね
メンバーは4人。カタギリケイイチ(Vo・A.G)、ワタナベタツヤ(G)、クズグチマサユキ(B)、ハマダコウイチ(Ds)。アルバムのメンバー表記がアルファベットなので漢字名がわかりません。
驚きは70年代に多くのロックバンド、ブルースバンドで名を馳せた難波弘之(キーボード)やノブ斉藤(パーカッション)がサポートメンバーとして名を連ねています
「死亡の塔」音源所有権(というのかな?)とブルート・イースト・ファミリーの所属が共にビクターレコードってことで実現したんでしょうね



こちらはサントラLP盤。主題歌以外のサウンドを担当しているのがキース・モリスン。「ほ~、欧米人か。フルオーケストラを使用した、スケールの大きいサウンドだなぁ~」と思いつつ30年。つい最近知った衝撃の事実。この人も日本人だったのじゃぁ~~~
本名木森敏之。木と森でキース・モリスン。岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」の作曲を始め、世良公則、渡辺徹、サーカス、宮内淳、三原順子、中村雅俊、柏原芳恵などなどなど・・・の歌の作曲或いは編曲を手掛けているようです。
あ~びっくりした



さてこのサントラ盤はビクターから発売されていますが、なんとTAM盤(東宝レコード)も存在する



ほら、右角に「TAM」とあります。実はこれアメリカで発売されたかもしれない海賊版なんです。
かつてブルース主演の「危機一発」「怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」のサントラ盤は日本ではTAMから発売され、それらがアメリカで完全コピーされた海賊版がリリースされていました ですから「死亡の塔」もコピーされた・・・らしいのですが、日本ではいまだにTAM版の存在は認められていません。というのも「死亡の塔」公開の頃はTAMはすでに無くなっていたらしい(倒産?消滅?機能消失?)のです。
さて真相はいかに・・・

あ、以上はいずれも日本公開版の映画サントラであって、オリジナル香港版「死亡の塔」のサウンドはこれまた違う音源が使用されています。

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