加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

相原誠&「スモーキン・ブギ」

2009-11-13 | ブギウギ
先日新宿に行った際、偶然にライブハウス「スモーキン・ブギ」を見つけました 以前からその店の存在は知っていたのですがなかなか行く機会がありませんでした。



ダウンタウン・ブギウギ・バンドが世に出るきっかけになったノリの良い軽い曲調の「スモーキン・ブギ」('74)を店名にしていますが、経営者はズバリ初代ドラムの相原誠氏です



一番右が誠さん。ダウンタウンに参加する直前まで矢沢永吉率いる『キャロル』に在籍していました。 '76年にダウンタウンを脱退した後に自らリーダーとして結成したのが『JABB(ジャブ)』。



「ホットサマー・ジャンクション」('79)。革ジャンを着こんでにこやかなのが誠さん。メンバーは元ズーニーヴーの高橋英介さん、ジュンとネネの高橋早苗さん、ミュージカルに参加していた坂本めぐみさん。ポップなメロディーでさわやかです
その後は宇崎竜童氏がソロとして活動した際のバンド「サッキング・ルージュ」を中心に活動、石橋凌率いる「ARB」のドラム、キースが病気休養中にはサポートメンバーとしてレコーディングまで参加していました。



現在の誠さん。まるで仙人です 仙人と言えば現在はキャロルの内海さんと「仙人ミラー」というバンドを組んでCDまで発売しました。オジサンパワー、まだまだ走っています 機会を作って「スモーキン・ブギ」に駆けつけ、ぜひ誠さんのライブを見たいと思っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近所に来たブルース

2009-11-12 | 太陽!
あ~今回の風邪はしつこいねぇ 珍しく寝込んでいるのに一向に良くならん。ま、悪くもなっていないけど・・・。咳が出るわ、気管支が痛いわ、鼻水が花粉症の時みたいに出るわ出るわ、微熱が出たり引っ込んだり・・・ 処方してもらった薬も切れるので今一度病院へ これで良くなればいいけどなぁ
ってな事で久々に外の空気を吸い、近所を歩いたのが良かったのか、気分がいい ってな事でブログをアップしちゃいます



ここは我が家から割と近所にある町工場。JR東神奈川駅の近く コレ、現在の風景です。



で、コレが26年前('83年)の同じ場所。左奥の高速道路のガードは全く変わっていません。それと・・・形は変われど町内会の掲示板が今でも同じ場所(手前右)にあります



ここに来ていたんですねぇ、「太陽にほえろ!」の撮影が ドラマではあくまでも都内という設定なのかもしれませんが、ハマにも来ていたんですね ちなみに手前の後姿はボギー刑事こと世良公則氏。走ってくるのがブルース刑事こと又野誠治氏。



又野さん、カッコいいでしょ?大好きなんです かなり松田優作を意識していたようで、風貌はそっくり。事実「太陽!」には優作さん演じるジーパン刑事の2代目的なイメージとして登場しました。
偶然だろうけど出身地も同じ山口県だし、そこで行われた「松田優作そっくりコンテスト」で優勝したとか。さらに同じ文学座出身だし、優作さんが日韓のハーフなら、又野さんは日伊のハーフ。さらに・・・さらに・・・若いうちにこの世を去ってしまった事まで同じなんです。



東京都内で自ら経営していた飲食店に飲みに行くと、「よ!加山さん!いらっしゃい!」ととても優しい目で迎え入れてくれたっけ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナログ・インフルエンザ

2009-11-10 | 日々是充実
風邪、ひきました ここのところずっと疲れがたまっていた事も相まって「やばいなぁ」と思っていたところへ、仲間が出演する芝居を見に行き、小さな小さな劇場でちょいと埃っぽい 「まじやばいなぁ」と横浜に戻って今度は友人たちとの飲み会で、楽しく時間を過ごしたものの 身体が一気にスパークしてど~~~ん 微熱は出るわ、のどは痛いわ、鼻はジュルジュルするわ、咳をすると胸が痛いわ、全身が倦怠感でだら~~~ 俺もとうとう新型インフルかと思いきや「そんな流行の先端、イタルはかからんかからん」「イタルはアナログインフルしかかからんだろ」「アナログ・・・つまり普通の風邪だよ(笑)」と言われて嬉しいやら悲しいやら 医者にもらった薬を飲んで思いっきり寝込みます おやすみなさい
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「で・え・く」始動

2009-11-08 | 舞台・イベント系仕事
来年1月に行われる舞台「で・え・く」の顔合わせと本読みが行われました 昨年9月に続いて2度目の出演でっす
文学座のベテラン俳優・早坂直家さんが2004年より主宰している「語り芝居の会/で・え・く」とは“落語を立体化”した芝居です。つまり、噺家が座ってしゃべる内容を役者が実際に演じるんです。熊さん、はっつぁん、棟梁、番頭、花魁・・・それぞれが舞台を所狭しと駆け巡ります。



左が早坂さん、右はこれまた大ベテランの山本亘(せん)さん。お二人とも横浜夢座関係の公演で共演をした間柄ゆえ、思い切ってぶつかっていけます ちなみに早坂さんは「太陽にほえろ!」の“ラガー刑事登場!”でゲスト主役として登場以来、にっくき悪役として何度も出演されています また、山本さんも277話“身代り”346話“華麗なる証人”にゲスト主役として出演されています
太陽!ファンの僕としては嬉しい舞台共演なのです



稽古は毎回東京の下町で行われます。落語を演じるにはドンピシャ!の楽しい環境です。古き良き風景に囲まれての稽古、ワクワクです。ちなみに本番は下町の代表ともいえる浅草~ お楽しみに~~~
公演詳細は随時お知らせしますね~~
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ1周年・後篇

2009-11-06 | 中国
中国の子供たちに人気のあるコミック・・・漫画本を「小人書」といいます。直訳すると“子供本” 授業中に机の下でそ~~~~っと読んだりして、見つかったら先生に怒られたりしました



上:革命現代京劇の代表作「紅灯記」 下:映画化もされ全国的に大ヒットした「閃閃的紅星」



上:内戦の様子を描いた「地雷戦」。これも映画で見ました 下:「海港」は埠頭で働く女性労働者を描いています



こんなのもあります
上:「ナポレオン」 下:「初めての金メダル・拳王アリの物語」黒人であるがゆえに差別を受けていた苦難時代のモハメド・アリを描いています



ペンで描かれた劇画タッチはかなりリアリティがあって芸術作品とも言えます こういう描き方ばかりだったので、日本のギャグ漫画のような「胴長短足」を同級生に見せると「???」と首をひねっていたっけなぁ



手のひらサイズ、ポケットにスッと入ってしまうサイズです。上で紹介した「紅灯記」は京劇の舞台写真をそのまま一冊にしています



 政府発行の月刊誌「人民中国」。1973年1月号。表紙の男の子はH君。僕と一緒に「北京市三里屯第三小学校」に編入した日本人です



昭和47年9月。日本と中国の国交が回復しました。当時、日本人学校がない環境の中、現地校に通っているたった5人の僕たち日本人児童は、戦後の日中両国友好の象徴としてマスコミにも取り上げられました 巻頭グラビアに登場したイタルです(両方ともです)



同誌には僕の作文「クラスの小朋友(友だち)」や他の日本人児童、担任や中国人生徒の作文も掲載されました 過去の不幸を乗り越えて、温かく迎え入れてくれた現地校の先生やクラスメート。一生忘れられる事のできない僕たちの“歴史”です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ1周年・前篇

2009-11-05 | 中国
ブログを開店(“雑貨飯店”なので開店です)して1年が経ちました 皆さんに楽しんでいただいているようで感謝いたしております。ありがとうございます タイトルにもあるように今後とも“おもちゃ箱をひっくり返した”ような内容で続けていくつもりです。よろしくお願いしま~す

1周年企画として、今回と次回は「中国の教科書」「コミック」などを紹介しちゃいま~す 父親の仕事の都合で小学校3年の時(昭和47年)に中国の北京に赴き、現地の小学校に編入。全く言葉のわからない中で、これまた当然のごとく日本語のわからない教師やクラスメートが一生懸命に中国語を教えてくれたことを思い出します



中国式の大きな算盤で授業中。小学校3年でソロバンです 手前の前髪揃っちゃっているのがイタルです



 算術(算数)の教科書です。下に「第九冊」とあるので小学校高学年時の物と思います。工場で労働に励む児童を描いた切り絵が表紙を飾っています。あ、表紙にサイン入れちゃってるし



帯分数です。分母が43とか60いくつとかヘビーな二桁です(笑)。( )もついちゃったりしてます もちろん説明は漢字ばかりです。



 語文(国語)です。「第一冊」ってことは小学校1年の最初ですね 伝説の英雄戦士・雷鋒さんの本を読む児童たち・・・が表紙。



毛沢東主席語録「子供たちよ、団結して新しい中国の主人公になろう!」



「よく勉強して日々向上しよう!」これもまた毛主席から児童たちへのメッセージです。こういった訓話・語録を、教師は戦前の苦難の時代の話と共に解説をするわけです。



 上海の英語の教科書。当時の上海は小学校4年から英語の授業がありました。北京から引っ越して小学校7年生(この学制の違いは・・・話すと長いのでいずれまた)に編入した僕は必死でした タイトル塗りつぶしてるし



「One jiao Too Much」というタイトル。“jiao”とは漢字にすると「角」。中国通貨である人民元の単位の一つです 内容は・・・筆箱を買いに行った女の子が、「お金を支払って帰ろうとしたらお釣りが一角多かったので返しに行きました」。英語を学ぶと共に道徳まで勉強できたわけですな。 俺、イタズラ書きしてるし(笑)。 

しかし、こんな古い教科書を未だに持っている人は他にいるかなぁ。「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングでゲストがやる「100分の1アンケート」みたいだな  次回に続く
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島一泊(後篇)

2009-11-04 | まち・町・街
2日目。飯坂温泉駅からのんびりと歩いて一駅。鼻水坂・・・あ、変換が違った・・・花水坂駅の前にある「福島片岡鶴太郎美術庭園」へ



2003年に開館したココは、あの“芸術家”の鶴太郎さんの作品が展示されています。現代的なカラフルな色遣いでありながら、古き良き日本画を我々に伝えてくれている・・・そんな気がしました。あの「マッチでぇ~~っしゅ」とあぶらギッシュだった鶴さんからはなかなか想像がつかいない温かさが感じられます。もう一度訪れたいですね

福島交通飯坂線に乗って福島駅へ



田園地帯から民家の中へと風景を変えて走る地元密着の「足」



ちょうど、秋の福島競馬が開催されているとの事だったので、「近くで馬を見たぁ~い」と愛妻の一言で競馬場へ。




うんうん、確かに馬は素敵だ パドックで見る馬は嵐(勝負)の前の静けさって感じで緊張感さえも伝わってくる 近くで見ると身体が光っている コースを思いきり疾走してくる馬群にはただただ圧倒される 生の迫力、スゲェスゲェ でも俺のふところは木枯らしが吹きまくってしまった・・・・・・



驚いた驚いた。成田空港行きのバスが1日2便運行されているんだよ うち1便は深夜0時50分発。平均所要時間5時間だから成田に着くのは朝6時頃。なるほどなるほど。朝のフライト・ピークには充分間に合うわけだ 大きな荷物を持って列車を乗り継いでいくよりは楽なんだろうね



旅館の部屋に飾ってあった書 「湯上り ビールで 生きかえる」いいねぇ、笑えるねぇ



ナヌ 「男性専科 バラ」 この看板、町中で結構目につくんですよ。でね・・・よぉーく見ると“洋服の”という文字が書いてある。驚いてはホッと息をついたものの、よく考えたら「そっち系の方々御用達の店」なのかなぁ~と



知らない町をのんびりと旅するのはいいもんです、ね。次はどこに行こうかな
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島一泊(前篇)

2009-11-03 | まち・町・街
福島県に一泊してきました。7月11日付ブログ「イタル先生」でご紹介しましたが、福島から修学旅行でやってきた小学生たちに演技を教えました その彼らが文化祭(小学校では珍しいよね)で自作自演の芝居を行なうと言うので楽しみにしていたわけです



クラスの子供たちからは鉛筆で手書きの“招待状”が送られてきました 僕はワクワクして再会できる日を楽しみにしていたのですが・・・インフルエンザで学校閉鎖、文化祭は中止になってしまったのです。



福島に行っても子供たちには会えないとわかっていても、一生懸命に芝居の練習をしていた息吹を感じたくて、僕は“招待状”をふところに入れて愛妻と共に福島を訪れました。
新幹線を降りた僕らを待っていてくださったのは担任のA先生でした 先生は子供たちの現状を説明してくれながら僕らの観光を買ってでてくれたのです 感謝。



日本昔話に出てくる風景そのもの その日本家屋は「沢の茶屋/ゆず」。



そこでご馳走になったのが名物“ゆずみそ”を使用した郷土料理 奥がゆずみその焼きおにぎり、左が田楽、手前は凍み餅(しみもち)です。凍み餅とは乾燥させたお餅で、厳しい冬を越すための大切な食糧だそうで、天保の時代からあったそうです。それを改めて水で戻して醤油で焼いたもの。これが美味い
次に訪れたのが霞ヶ城公園。「菊人形展をやってますよ。いや、私も初めてなんですよ」と嬉しそうな先生。



大河ドラマ『天地人』の舞台という事もあって、ドラマの登場人物?らしきマネキン人形(胴体部は太い針金で組まれている)に美しい色とりどりの菊があしらわれています。でもね・・・なぁ~んか滑稽でさ それこそ文化祭のノリでね いやぁ、見ていて思わず笑えるほど楽しいんだよ 先生、ありがとうございました~~~

さて、宿は飯坂温泉の「祭屋湯左衛門」



いやぁ~露天風呂の気持ちよさったらありゃしない



料理も「コレでもか」「いえ、文句の一つもございません」ほど堪能しました 写真はその一部です。食べきれなかったぁ 子供たちと会えていたら、もっと美味しく感じたかもしれないな・・・。
後篇に続く
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝・NHK「天地人」

2009-11-01 | 映像系仕事
大河ドラマ『天地人』第44話、カットされず無事に登場いたしました ご覧頂いた方、録画して後からご覧下さる方・・・ありがとうございました



勝吉(黄川田将也)を養子に迎え、米沢城内を案内する兼続(妻夫木聡)。今まで敵方だった相手に内輪の話を教えてしまう兼続を案じて“心配する表情”・・・いかがでしたでしょうか



ちなみに会話の相手をする若い家臣(手前)は、僕が昨年春に出演した舞台「フォトグラフ」(妻を奇病で亡くす夫役)で息子を演じてくれた片山景介クンです 久しぶりの再会です。



「ご家老は一体どこまで明かすつもりか・・・」という台詞を、結構抑揚をつけて喋っていたんです、リハーサルとか本番前のチェックで  そしたらね、監督やADから「ふつーにコソコソ喋って~」と言われちゃったんです 舞台の仕事が多いからかなぁ~~、ついつい芝居/発声が大きくなっちゃった

ありがとうございました
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする