加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

感謝/コロナから復帰と周囲への影響

2022-12-28 | や・ま・い

コロナ罹患による自宅療養期間も、無事に千秋楽を迎え、すでに社会復帰しております。私が原因で感染させてしまった愛妻も、すっかり元気になっております。メールやLINEなどでお見舞い・ご心配を下さった方々、そしてご迷惑をかけた方々にも・・・ありがとうございました。

思い起こせば、コロナがはびこってから3年近く。その間ドラマ2本、映画3本、舞台4本・・・そのたびにマスクを外して飛沫を飛ばしあいながら本番をこなしてきたのに、罹患しなかったの奇跡でした。

あらためて思ったのは、風邪やインフルエンザに比べて、周囲に迷惑をかける事がかなりしんどいという事。代わりの役者がいない舞台や撮影の現場は止まってしまいます。普段お世話になっている職場でも、私の代わりに休みを返上して急遽勤務に就く同僚たち。それら全ての場において、「私が原因で”濃厚接触者”として扱われてしまう」のかどうかの調査。扱われた場合はその人の行動までもが制限されてしまう・・・。ただただ心苦しいの一言に尽きます。

今回、私が発症/陽性判定が出た日に、本来ならば妻は実家に赴き親の面倒を見に行くことになっていたのですが断念。そのため病院に付き添う事や身の回りの世話ができなかったばかりか・・・ほんと、たまたまなのですが・・・その親が突然意識を失って倒れてしまったのです。幸い、とてつもなく幸いに、本当に幸いなことに近くにいた知り合いの方が、親が通所しているデイサービスの名前を知っていて連絡。そこから関係者を通じて妻に連絡が来ました。同時に地域の民生委員にも通報がいき、そこからも妻に連絡。もちろんその方々によって救急車が呼ばれ病院に搬送。事なきを得ました。 連絡を受けた妻は、これまた幸いなことに在宅していた義兄に連絡し病院に駆けつけることが出来ました。

地域の素晴らしき連係プレーと在宅していた義兄に感謝する一方で、妻が予定通り実家に行っていれば、これだけ多くの方々に迷惑をかけなくて済んだのに・・・。妻は安堵すると共に身動きが取れなかったことに歯がゆさを感じていました。私自身、「自分のせいで・・・」と考えたのは言うまでもありません。

コロナを重大な病と考える人、たんなる風邪と同じと考える人、ワクチン接種を肯定する人と反対する人、マスクをする人しない人、感染症第2類にしておくべき、いや、第5類にしてもいいと議論する人々。考え方が異なる人たちがいます。それはそれで私はいいと思います。そういった事が今後に繋がればいいのですから。

 ただね・・・。”たら・れば”の話になってしまいますが、私の濃厚接触者であり、その2日後に高熱やのどの痛み・咳を発症した妻が親の元に行っていたら・・・救急車に乗って病院内に同行していたら・・・。やはりやりきれません。

自分が感染して苦しむ以上に、しんどかった周囲への影響。風邪やインフルエンザと同様に、これからは”with コロナ”での生活が余儀なくされていきます。どのように過ごしていかなければならないか、もしかしたら答えが出ないまま毎日を過ごさなければならないでしょう。「コロナは風邪と同じ」と思うにはそれなりの裏付けも必要になって来るでしょう。

「コロナ。誰がなってもおかしくない」を「誰が死んでもおかしくない」に置き換えたら・・・やはり考えてしまいます。皆さんに置かれましても、どうかくれぐれも体調・感染、周囲への配慮にご留意ください。

はやく以前のような生活に戻りたいですね

3日遅れのクリスマスを愛妻と

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする