「乾いた花」

８月２日のブログにダウンタウンの「あれ！」についてアップしたのですが、この時のレコードジャケットで着用していた衣裳と全く同じ物を使用していたレコードがあります。


「乾いた花」１９７８年／東芝ＥＭＩ



で、これが「あれ！」。ね？同じでしょ？
「乾いた花」が先に発売されていますので、数多く撮られたであろう写真から「あれ！」にも流用されたようです。ジャケ写真を撮る時間がなかったのかな・・・宇崎竜童は何も言わなかったのかな・・・なんていろんな疑問が浮いたり消えたり

さて、この「乾いた花」についてのウンチクをひとつ
この曲は前年にリリースされたＬＰ「身も心も」に収録されています。このＬＰはロサンゼルスで録音され、現地のミュージシャンによるホーンセクションも参加しており、「乾いた花」にも小気味いいそして華やかなラッパの音色が全般に響き渡っています。ラテンサウンドそのものです
そして、ドラムを叩いているのは２代目ドラマーの鈴木洋行。ジャズやラテンドラムを得意とした氏の真骨頂ともいえるプレイが聞けます


「身も心も」１９７７年／東芝ＥＭＩ
最右が鈴木洋行・・・以前サインをもらったのだぁ～

このアルバムが発売された翌月に鈴木洋行は脱退、３代目の坂庭泰三にバトンタッチ。で、年が改まって数ヵ月後に「乾いた花」がシングル・カットされて発売。
「じゃぁ、このシングル盤のドラムはヒロユキ？」
と言われてもおかしくはないのですが、曲のアレンジも変わっており、ＬＰに比べてホーンもおとなしく、千野秀一の奏でるキーボードをフィーチャーしています。テンポも若干抑えられており、ドラムも軽いリズムというよりむしろ地に足が付いているような重厚さを感じ取る事が出来ます。
これって坂庭泰三の特徴なんですよ
ということは当然のごとくやはり録音し直されているんですよね。

新しい曲を作る暇がなかったのか、それとも次作「あれ！」発売までにつなぎとして発売しておきたかったのか。だったらちょうどその頃にリリースされた映画「曽根崎心中」のサントラＬＰの中から主題歌とかをシングルカットすればよかったのに。　あ・・・ダウンタウンのドラマーは後釜として参加すると、当然のごとくそれまでのレパートリーを覚えなければならないから、その辺と関係があるのかも・・・だったら、なおさら後発の「あれ！」の衣裳は、全く違うものにしてくれればいいのに～～～～。
あ・・・もしかしたら、本来は「あれ！」が先に発売されるはずが、何かの理由で急遽「乾いた花」を出す事になったので、「『あれ！』のために撮った写真から使っちゃえ～」となったのかも・・・。

今さらながら、いろんな事を勘繰っています（笑）

素敵です。

福本清三氏。
時代劇の切られ役、現代劇の撃たれ役。悪人ばかり６０年。“大部屋俳優”の氏が主演した映画「太秦ライムライト」がカナダの映画祭で上演され、福本氏が最優秀主演男優賞を取りました



地道に地道に切られまくって・・・東映系のあの映画この映画の端々に出て来る恐い顔。決してメインではないもののいつの間にやらファンが付き、その後押しもあっていつぞやは「徹子の部屋」にも出演。トム・クルーズ、渡辺謙主演のハリウッド映画「ラスト・サムライ」にも脇役で登場。“真のサムライ”とアメリカでも好評を得ましたっけ。



１２年ほど前に集英社から発刊され、すぐに購入した著書「どこかで誰かが見ていてくれる」。
今一度読み返しています。半端な気持ちじゃ続けていられないよな、この仕事。
俺もやるぞ～～～～～

買物と営業と。

コネコレ公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』集中稽古に突入。あらららら、あっという間に本番を迎えてしまいそうです



稽古も、現段階では完成を踏まえての細かい動作や声のテンションのチェックを繰り返し、おもしろいアイデアがあれば実行に移すといった毎日です



そんな中、出演者でもあり衣裳担当でもある我妻美緒ちゃんの後にくっついて、衣裳に使う生地を探しに都内の生地専門店に行きました。生地屋っておもしろいんだねぇ～。買物後はランチして稽古場に



井田智美ちゃん。元々は横浜の一座にいた時の仲間。地元ヨコハマ出身＆在住って事もあり、横浜の野毛にあるバー「旧バラ荘」に顔を出しました。公演のチラシを置かせてもらいました

さて、初日開幕まで１０日を切りました。皆さん、ぜひお越しくださいませ～～