一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

ノーヒットノーランの引退試合

2010-06-27 17:51:17 | ノーヒットノーラン(引退)


ノーヒットノーラン号のデビュー戦は、1頭大きく離されての殿負けの大敗でした。そしてその内容を受けて引退が決定。残念ながら1戦のみで競走生活を終えました。

牧場では結局ハロン20秒までしか進められなかったにもかかわらず突然の入厩。トレセン入厩後も目立った動きも見せずにデビューへ。大敗はここまでの過程を見守っていた出資者なら予想通りの結果でした。
その後の決断も予感がしたので、当日は阪神競馬場まで応援に行ってきました。
内容はどうあれ、名づけ親の1人として最初で最後のレースを見守ることができたのは良かったと思います。

ノーヒットノーラン(メジロライアン×グロリーアイ by タイキシャトル)牡3

■6/19 阪神7R 曇・重 混合・未勝利 ダート1200m 
     1.38.7(1.12.8) 14着/14頭 高井彰大(56kg) 452kg

ゲートで出遅れ、ダッシュもつかず最後方から。終始、馬群から離された最後方を進むと、最後まで差を詰めることはできず、殿のまま入線となった。「スタートしてから走りがバラバラで、止めようと思ったのですがハミが利きませんでした。最後も止めようと思ったのですが、除外になった馬が内側のコースを逆走してきてそれにびっくりして止まりませんでした」(高井彰大騎手)。なお、 レース後の上がりの歩様には問題はなかった。*本馬はタイムオーバーのため、7月19日まで平地競走に出走できない。

■6/23 レース後も脚元等に異常はないが、レースでの結果を受け、関係者間で協議の結果、これ以上の上積みを望むのは厳しいとの見解で、残念ながらこのまま引退することになった。明日、中央登録を抹消する予定。
■6/24 本日、中央登録を抹消。


ノーヒットノーラン No Hit No Run
意味・由来(英)野球で投手が安打、得点を許さずに完投勝利すること。父名より連想。


■通算成績
中央 0-0-0-1







 

 

 

 

 



入厩後のノーヒットノーラン 

2010-06-27 17:48:56 | ノーヒットノーラン(引退)
1度はデビューは厳しいと思われたノーヒットノーラン号でしたが、4月にトレセンへ入厩し、じっくりと調整され、先週デビューを果たしました。
そのデビュー戦を振り返る前にここまでの近況をまとめておきます。

ノーヒットノーラン(メジロライアン×グロリーアイ by タイキシャトル)牡3 栗東TC 新川厩舎

■4/14 角馬場(軽めの調整) *長距離輸送も無事にこなし、調教を開始している。様子を見て、ゲート練習も行っていく。「まだトモの力強さが足りないところは感じますね。また、寂しがりなところも感じました。馬場などで他の馬がサッと進んでいくと、自分も追いつこうとして必死に追い掛けてしまうんです。その時もまだ体がついてこず気持ちだけが前に行っている感じです。育成場でもまだ本格的に乗り込んでいないと聞いていますし、まだゲートもこれからですからね。オーバーワークにならないように注意して調整を進めていきたいと思います」(助手)
■4/21 角馬場⇒坂路(61.1-44.8-29.1-14.1)⇒E(ゲート練習) *坂路入りを開始し、初歩的ゲート練習も少しずつ行っている。「元気はあるので、今日は少し引っ掛り気味で進み、ラストは時計になってしまった。まだ馬体ができていない部分もあるので、今後の反動が出てこないか注意しておく。ゲートも少しずつ行っているが、今のところ大きな問題はないね」(師)
■4/22 角馬場⇒坂路(普通キャンター)⇒E(ゲート練習) *ゲート入りと枠内駐立に特に問題はないため、発馬練習も行った。ゲートが開いて反応はできているものの、ダッシュが一息。もう少し練習が必要だろう。
■4/28 角馬場⇒坂路(普通キャンター)⇒E(ゲート練習) *入りと駐立は問題なくこなし、発馬も先週よりもダッシュを利かせていた。近々、ゲート試験を受ける可能性もある。「幼いところを見せることもあるが、ゲートでは落ちついているので、特に問題はない。もう少しでゲート試験合格レベルになると思うよ」(師)
■4/30 E ゲートから 14.0-14.0-14.6(ブック)馬ナリ ゲート試験合格
■5/5 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 84.9-68.3-53.9-40.1-13.8(ブック)馬ナリ余力

テイエムゴッタマシ(三未勝)叩き一杯の内に先行0.1秒遅れ *先週の金曜日にゲート試験を受け、無事合格。本日の追い切りは僚馬のペースに合わせて、ラストで少し脚を伸ばしたのみ。様子を見て、追い切りを積んでいき、デビュー戦に備える。「ゲート試験を無事にクリアできてホッとしている。まだちょっとスタートが甘かったから大分おまけはしてもらっての結果ではあったけどね。ここからは少しずつ時計を出していって、デビューの態勢を整えていきたい」(師)
■5/12 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 85.3-69.2-53.9-39.8-13.6(ブック)叩き一杯
テイエムゴッタマシ(三未勝)叩き一杯の内に先行4F付1.1秒遅れ *コースに入ってすぐはテンションが高く、引っ掛りながら僚馬よりも前に出る。何とかなだめて抑えると道中は2馬身ほど追走。コーナーで内から馬体を併せ、直線一杯に追われるが、4~5馬身ほど最後は差をつけられてしまった。ただし、完全にバテたという訳でもなく、ムチを入れられるたびに尻尾を振り嫌がっているところも見られた。気性面での問題でもあるかもしれない。
■5/19 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 82.5-67.0-53.7-41.2-14.7(ブック)一杯追いバテ
テイエムテツワン(三未勝)一杯の外に先行2.1秒遅れ *テンは行きっぷり良く進む。直線、数発ステッキが入るが、伸びは見られず一杯となってしまった。先週は気性面もあるかと思う内容だったが、本日のラストの動きは一息。来週あたりに実戦を経験させることを検討しているが、追い切りなどの状況を見て判断する。「行き始めはピューッと勢いが良いし、走りも悪くないんだけど、最後がなぁ…。精神的に幼いところもあり、いろいろ経験させていく必要もありそうだから、使いつつ良化を図っていくことも検討していきたいと思っている」(師)
■5/26 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *今週のデビューも検討していた本馬だったが、右前にごく軽いソエが出ており、少し様子を見ることになった。「それほどひどい症状でもないため、調教は休んでいない。落ち着くようであれば、すぐにペースを上げていきたいと思っている」(師)
■5/27 プール調教 *焼烙治療を念のため両前に行っている。しばらくはプール調教も併用し、様子を見る。
■6/2 角馬場⇒坂路(普通キャンター)⇒プール調教 *まだ両前のソエを気にしているため、プール調教を併用し、様子を見ている。少し時間が掛かるかもしれない。
■6/9 角馬場(軽めの調整)⇒プール調教 *なかなかソエがスッキリしないため、様子を見ながらの調整が続いている。引き続き、プール調教を併用しており、坂路入りは状態を見ながら決めている。

■6/11 CW 単走で6Fから 87.5-69.5-54.3-40.5-13.5(ブック)馬ナリ余力
■6/16 角馬場⇒CW 単走で6Fから 86.6-70.2-55.3-41.4-13.7(ブック)馬ナリ余力

*ソエに良化が見られたため、先週の金曜日に追い切りを行った。まずまずの動きができており、本日もサッと脚を伸ばす程度の追い切りを行っている。まだ一杯には追っていないが、プール調教も併用し、徐々に仕上がってきているため、一度レースを経験させることになった。今週の阪神(土)ダ1200・混でデビューを予定。初出走となる本馬は、優先出走順位が上位のため、除外の可能性はない見込み。「ソエは落ち着いたし、プール調教をしっかりやってきたから、それほど緩むことなく、仕上がり状態は良くなってきている。獣医さんに診てもらっても大分筋肉が締まってきたとのこと。プールに毎日行っていたから背腰に皮膚病ができてしまったが、体調自体は悪くないので、まずは実戦を経験させて更にシャキッとしたところが出てきてくれれば…」(助手)⇒高井彰大騎手でデビューが確定。

阪神(土)7R 芝1200m 3歳未勝利戦でデビューします。
16頭立て 8枠14番 56kg高井彰大騎手が騎乗します。発走は 13:50 です。
まだ良化途上の感はありますが、ソエは落ち着き、概ね力を出せる状態に仕上がりました。次に繋がる走りを期待します。


そして初先発の試合へ。

 



ノーヒットノーラン 突然の入厩

2010-04-11 15:38:13 | ノーヒットノーラン(引退)
ノーヒットノーラン(メジロライアン×グロリーアイ by タイキシャトル)牡3
栗東TC 新川厩舎


●3/16 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。キャンターを乗った際、まだ右トモが流れているように感じてしまうが、乗り込んでいく中でトモの筋肉量が増しており着実に良い張りが出てきた印象を持つ。今後も焦らずじっくりと乗り込んでいき、更なるトモの強化に努めていく。
●3/23 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。まだ、乗り越えなくてはいけない課題はあるが、ここのところ馬体に張りを感じるようになり、また冬期間中も毛艶は良好で体調面に問題はなさそうであることから、もう少しペースを上げることを検討している。
●3/30 先週末から、ダートコースで乗るキャンターのペースをハロン20秒くらいに上げている。まだ、ペースを上げてから数日しか経過していないが、調教後の歩様が気になることはない。このまましっかりと乗り込んでいき、更なるトモの強化に努めていきたい。「ここまでハロン22~23秒のペースでしっかりと乗り込んでいく中で、着実にトモは強化されてきていると思います。若干ではありますが少しペースを上げましたが、今の様子ならしっかりと耐えてくれると思います」(担当者)

●4/6 今後のデビューに向けた調教は、栗東トレセンで行うこととなり、本日、無事出発。8日(木)に入厩予定。「まだ、速めの調教は行っていませんが、ここまでしっかりと乗り込んできて本馬なりに力はつけてきたと思います。トレセンでの調教にもしっかりと耐え、無事にデビューして欲しいですね」(担当者)
■4/8 本日、栗東トレセン入厩。


驚きました!

先週ハロン20秒を乗り始めたばかりですよ。
おそらく馬房に余裕があったので、とりあえずの入厩でしょう。
ちょっと不安な入厩ですが、一時はデビューできるかどうかもわからない気持ちだったので、ここまで回復してくれて嬉しいです。

デビューまでは、まだ時間がかかるでしょうが、無事にデビューの日を迎えてくれればと思います。



ノーヒットノーラン トモの強化中2

2010-03-13 19:26:03 | ノーヒットノーラン(引退)
ノーヒットノーラン(メジロライアン×グロリーアイ by タイキシャトル)牡3
賀張共同育成C


●2/9 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。乗り込んでいく中で以前のようにトモの歩様にぎこちなさは出ていないが、右手前で周回する際右トモがやや流れているように感じてしまう。引き続き、今くらいのペースでじっくりと乗ることでトモの強化に努めていきたい。
●2/16 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。ハミをしっかりと取って前向きに走れている。トモの強化に念頭を置き、気候が暖かくなるまでは無理をさせずに今くらいのペースで乗り込んでいくことになりそう。
●2/23 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。右手前で周回する際に右トモがやや流れているように感じてしまうが、ハロン22~23秒にペースを上げてから、以前のように休ませなくてはならないような歩様のぎこちなさは生じていない。時間を要しているものの、少しずつ強化できている印象を受ける。このまま焦らずじっくりと乗り込むことで、トモの強化に努めていきたい。
●3/2 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。多少の変動はあるものの、馬体重は505kg前後を維持できている。まだ寒さが残るうちは、無理なペースアップは控え今くらいのペースで入念に乗り込んでいく予定。「しっかりと乗り込めていることもあり、腹回りはすっきりとしてきたように映りますが、馬体重が変わらないのは実が入ってきたということでしょう。まだ時間は掛かってしまいそうですが、焦らずにゆっくりと進めていきたいと思います」(担当者)

●3/9  引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。先週の中間に新川調教師が視察に来場。馬体が以前に比べて順調に良化していること、またトモに関してもまだ良化の余地は残されているものの着実に強化されてきていることを喜ばれていた。


知らない間にここ何ヶ月かの写真が一気に更新されてました。(過去記事にはってます)
ユニオンの場合は、こまめに写真の更新はないかと思ったら、知らぬ間に5枚くらい更新とかありますね。

あっ、ノーヒットノーランは引き続きトモの強化中みたいです。

ノーヒットノーラン トモの強化中

2010-02-05 01:06:59 | ノーヒットノーラン(引退)
ノーヒットノーラン(メジロライアン×グロリーアイ by タイキシャトル)牡3
賀張共同育成C


●1/5 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの様子を見ている。ペースを上げた後も歩様に違和感は出ていない。このまましっかりと乗り込んで、トモの更なる強化に努めていきたい。「馬自身に大分前向きに走ろうという姿勢が出ていますから、何処かしらにあった馬体の痛みなどがなくなっているのだと思います。このまま乗り進めて歩様が再度気になってくる可能性もありますが、それを恐れずにしっかりと乗り込んでいきたいと思います」(担当者)
●1/12 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの様子を見ているが、特に問題は生じておらず、本馬なりに良い調教を行えている。「キャンターのペースを上げる前と後とでは、ペースを上げた後のほうがトモをしっかりと踏み込めているように感じますね。このまましっかりと乗り込んでいきたいと思います」(担当者)
●1/19 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗っている。ペースを上げてからも特にトモに問題は生じていないが、まだまだトモの強化が必要との判断から、現在のペースを維持して更なるトモの強化に努めていく。

●1/26 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。寒い時期ということもあるが、以前に比べて汗を掻く度合いが少なくなっており、無駄な消耗がなく、しっかりと体力が強化されてきている印象を受ける。トモの強化を念頭に置き、このまましっかりと乗り込んでいく。

●2/2 引き続き、ダートコースでハロン22~23秒のキャンターを3200m乗り、トモの強化に努めている。1月の計測で馬体重は505kgと一時期減っていた馬体重は再び500kgを越えた。背肉が付いてくるなど見た目にも馬体は着実に良くなっている印象を受ける。しっかりと乗り込んでいく中で中身も伴ってくるように努めていきたい。


このところ同じメニューが続いてますが、徐々に良化しているようですね。
まだまだ遠い道のりですが、へこたれずに頑張ってほしいものです。


ノーヒットノーラン ゆっくりキャンター

2009-12-30 23:23:49 | ノーヒットノーラン(引退)
ノーヒットノーラン

賀張共同育成C
●11/24 ダートコースでダクとハッキング程度のキャンターを乗り、トモの様子を見ている。このまま歩様のぎこちなさが増さなければ、今週中にハロン25~26秒くらいのペースのキャンターを乗ってみる方針。何もなければ、しばらくはハロン25~26秒のキャンターをじっくりと乗り、トモの強化に努めていきたい。
●12/1 先週の中間からダートコースでハッキング程度のキャンターの終いのペースをハロン25~26秒くらいに上げて乗っている。歩様のぎこちなさは気にならなかったが、まだまだ蹴りに力強さが増してきて欲しいところ。徐々にハロン25~26秒くらいで乗る距離を延していき、トモの強化に努めていきたい意向。
●12/8 先週末からはダートコースでダクを乗った後、ハロン25~26秒くらいのキャンターを3200m通して乗っているが、ダクだけを乗り様子を見ていたときと比べ、トモの踏み込みはしっかりしている印象を受ける。今週一杯は今くらいのペースで乗っていきたい意向で、問題が出なければ来週にはもう少しペースを上げる方針。
●12/15 引き続き、ダートコースでダクを乗った後、ハロン25~26秒くらいのキャンターを3200m乗っている。踏み込みにもっと力強さが出てきて欲しい感はあるが、キャンターのペースをやや上げた後も以前のような歩様のぎこちなさは出ていない。このまま何もなく乗れれば、キャンターのペースをもう少し上げて様子を見ることを検討している。

●12/22 ハロン25~26秒くらいのキャンターを乗った後も歩様の違和感は増していないことから、本日からキャンターのペースをハロン22~23秒くらいに上げて乗っている。キャンターのトモの踏み込みもまずまずしっかりとし、また調教後の歩様にも特に違和感はなかった。調教前の歩様チェックに問題が出なければ、明日以降もハロン22~23秒くらいのキャンターを乗り、トモの様子を見ていく予定。


育成中の1歳馬程度の進み具合ですね…。これまでも20秒を切ったペースでは走っていませんので、まだまだ時間がかかりそうです。
なんとか月に1秒づつくらいつめて、夏にはデビューといきたいです。

ノーヒットノーラン ダグからキャンターへ

2009-11-20 01:16:25 | ノーヒットノーラン(引退)
賀張共同育成C
●10/13 ダートコースでダクを3000m乗り、両トモの様子を見ている。ダクを乗っていく中でも両トモの歩様にぎこちなさを感じないこともあり、近々ダクを乗る距離を5000mに延ばす予定。「針をしたことで大分トモが楽になったのでしょう。今は歩様もスムーズです。距離を延してどうなるかは分かりませんが、着実に体の強さを身につけていって欲しいですね」(担当者)
●10/20 先週末にダートコースでダクを乗る距離を5000mに延し両トモの様子を見たが、上がりの歩様もスムーズなことから、今週も引き続きダクを5000m乗っている。距離を延長した後も道中の歩様に硬さは出ていないが、もうしばらくはダクをじっくりと乗っていく方針。
●10/27 引き続き、ダートコースでダクを5000m乗り、両トモの様子を見ている。ダクを乗る距離を伸ばしてからも、両トモの歩様に違和感は生じていないため、このままダクを乗り経過を観察していく方針。なお、先週の中間に新川調教師が視察に来場。「以前のように歩様は気になりませんね。無理を掛けずにじっくり進めているのが本馬にはプラスに作用していると思いますから、このままゆっくりのペースで進めていきましょう」(師)と、話していた。
●11/3 引き続き、ダートコースでダクを5000m乗り、両トモの様子を見ている。変わらず両トモの歩様に問題は出ておらず、トモの運びもスムーズ。また、調教のペースを上げていないこともあり、ここのところ大分体に肉が付いてきた印象。「背が伸びていた分、体が細く映っていましたが、体に幅が出るなどすることで一回り大きくなったように感じますね」(担当者)

●11/10 引き続き、ダートコースでダクを5000m乗り、両トモの様子を見ている。トモの歩様が気になっていた時と比べて、大分動きがしっかりしてきた印象を受ける。まだキャンターを乗り始める時期は未定であるが、このまましっかりダクを乗っていくことでキャンターを始める態勢をつくっていきたい。「トモの踏み込みにぎこちなさが解消され、大分踏み込みが大きくなってきました。このまま様子を見ながらダクを乗っていき、しかるべき時にキャンターでの歩様を確認したいと思います」(担当者)

●11/17 先週末からダートコースでダクを乗った後、ハッキング程度のキャンターを乗り始めている。まだ幾分歩様にぎこちなさを感じてしまうが、以前に比べれば随分と良くなっているように感じる。様子を見て25~26秒くらいのペースのキャンターを乗っていき、トモの強化に努めていきたい。「針をする前よりは随分と歩様は良くなったと感じますが、まだ万全ではないのも事実。もっとトモに力がついて欲しいと感じますね。ゆっくりのペースで長い距離をじっくりと乗り、トモの強化に努めていきたいと思います」(担当者)


笹針治療の効果大でしたね。
まぁそれでも、今週ダグからキャンターを乗り始めたとこなので、まだまだですが…。
大怪我しているわけではありませんので、なんとかこのまま順調に強くなっていって欲しいものです。

ノーくん!君は怪我するんじゃないぞ~。


9月のノーヒットノーラン ドロドロ…

2009-10-16 01:01:32 | ノーヒットノーラン(引退)
賀張共同育成C

【愛馬レポート 9月】
完全に休ませることなく、運動を継続しながら両トモの回復を促していく方針であったが、なかなか歩様が良化してこないため、9月中旬に全身に笹針治療を施した。特に右トモからはドロドロの血が出ており、大分疲れがたまっていた模様。現在はダートコースでダクを3000m乗っているが、疲れが抜けて楽になったのか、見るからに歩様は良化し、元気に周回を重ねている。視察に訪れた新川調教師も本馬の状態を確認。「随分、歩様が良くなった。少し時間は掛かるかもしれないが、しっかり乗り込んで芯の強い体をつくっていくように」と話されていた。今後は様子を見て、ダクを5000mに延長する予定。現在の馬体重は498kg(前月比+16kg)。


先日、「ドロ」という名の馬が新馬勝ちしましたが、えっーとこの仔は針治療したら血がドロドロ出たようで、人間でも体の悪いところが出るとスッキリするもので、同じようにだいぶ楽になったのでしょう。

それでもまだまだ時間はかかるでしょうが、ゆっくり良化して欲しいとこです。

このレポート見てから、頭の中でドロドロドロドロドロドロドロ、ドロって歌が回っています。

ド、ド、ドジョウのダ~ンス
ドロドロ踊ろう~
・・・


ノーヒットノーラン 8月も回復は見られず 

2009-09-13 22:11:33 | ノーヒットノーラン(引退)
賀張共同育成C

【愛馬レポート 8月】
8月上旬までは軽めにキャンターを乗って右トモの様子を見てきたが、今度は左トモの歩様に硬さが感じられるようになったため、中旬からは再びダク5000mに留めている。調教後はほぐれて大分スムーズになるが、馬場入りの際は特に歩様が硬く感じられ、このままキャンターを続けると更に疲れが増す可能性があるため、ペースを落とすことになった。これは右トモを庇うため、左トモに負担が掛かり、違和感が生じたものと推測される。「完全に休ませることも考えましたが、今回は運動を継続しながら回復を促したいと思います」(調教主任)との方針のため、ダクを乗りながら良化を図る。時間は掛かってしまうかもしれないが、疲労と回復を繰り返しながら、より強い体づくりを目指す。現在の馬体重は482kg(前月比+7kg)。


4本脚の競争馬は、1つ不安が出るとそれを支える他の脚に負担がかかるので1箇所の不安では終わらないことが多いです。
なんとか運動休止までは行っていないので、少しづつ回復を願いたいと思います。

先日メジロマックイーンのラストクロップのメジロイングリッドが新馬勝ちを決めました。
同期のライアンの子供達も同じくラストクロップ、他のライアン仔達も頑張ってほしいですね。


7月のノーヒットノーラン しばらくはじっくりと

2009-08-10 14:40:06 | ノーヒットノーラン(引退)
【愛馬レポート 7月】
7月からはダクを5000mに延長し右トモの歩様を見てきたところ、疲れはさほど気にならなくなったこともあり、中旬からはハロン25~26秒のキャンターを開始。しかし、再度右トモの歩様が気になったため、無理をせずに、ダクのみに控える日を交えて調整を行っている。「乗り進めていくと、やはり右トモの送りが気になりますね。ここで無理をすると同じことの繰り返しになりますので、慎重に進めていった方が良さそうです」(担当者)。また視察に訪れた新川調教師は「疲労と回復を繰り返して、体は強くなっていくもの。あれだけ華奢だった体がここまで成長してきたのだから、今度もしっかり乗り越えて更に逞しくなってくれることを期待している」と話されており、しばらくは状態を見ながらじっくり進めていくことになりそうだ。現在の馬体重は475kg(前月比+11kg)。


残念ながらまだ万全とはいきません。ただ馬体は大きくなっているようなので時間がたてば逞しくなってくれることでしょう。
同じ生産・育成のチャームドライフもデビューから好内容の2着。この馬の育成にも信頼して期待したいと思います。