一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

夏のヴィータアレグリア

2014-09-27 16:43:20 | 2011年産
ヴィータアレグリア

3/26  NF天栄

26日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週はいい結果を期待したのですが思うようなものにならなくて申し訳ありませんでした。前半は後方になりましたが最後は脚を使えていましたし、まったく見どころがなかったわけではありませんが、体が思惑以上に減ってしまっていましたし、根本的な部分でしっかりしきれていない現状からしてもまだまだこれからということなのかもしれません。歩様、特にトモ脚などがしっくりしきれていないところもあるのですが、馬体チェック、馬体ケアは入念に行ってきて異常はない状態でレースを迎えていましたが、もしかすると表面上には見せない、中身の部分で疲れが蓄積されているところもあるのかもしれません。体をしっかり戻して体調を整えれば500万下クラスでも十分戦える手応えは前走でも感じさせてくれましたし、春の夢をつなぐために今回はトライさせていただきましたが、このあとは成長を促すことも込みでお休みにしたいと思います。レース後、右トモに傷腫れが見られたのですが体調面には大きな影響がなかったので、本日天栄へ放牧に出させていただきました。現時点でここという目標は決めず馬の回復と底上げをしてもらって、調整を進めていっていいなと思えるタイミングで再度競馬を考えていくようにしたいと思います」(高柳師)

4/1  NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。部分的にすごく傷んでいるというわけではないのでしょうが、トモなども良くしてあげたいですね。また、全体的に寂しくなった体をふっくらさせられるように回復も促していかなければならないので、まずはマシンで体を動かすことに徹しています。もう少しの間はマシンかトレッドミルなどを使いつつ動かしていくことになるでしょう」(天栄担当者)

4/9 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「帰ってきてからはまずウォーキングマシンを使った調整を行っていましたが、現在はトレッドミルでの調整を行っています。まだ騎乗調教自体は始めていないのですが、体が寂しくなって帰ってきたのもありましたし、体の回復を優先しています。馬体がすごく傷んでいるというわけでもないので適度に負荷をかけるように動かしていって乗りも取り入れていきながら調整を進めていければと考えています」(天栄担当者)

4/15 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「今週から騎乗調教を開始しました。まだ最初ということで馬場に入ってゆったりとハッキングキャンター程度に動かしているところですし、これから徐々に乗り進めていければと思っています。トモなどの頼りなく映る部分は変わらずありますが、短期間でガラッと変わるものでもないでしょうし、程よくケアを施しつつ調整を進めていきたいと思います」(天栄担当者)

4/22 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「先週あたりまではじっくり動かすことに専念していましたが、今週からピッチを上げ始めました。今週から上げ始めたといっても体自体大きく緩ませるようなことはしていませんから仕上げに関してはそこまで時間はかからないでしょう。今朝は坂路で15-15からそれより速いくらいのペースでしっかりと動かしましたし、日を選びつつですがコンスタントに乗り込んでいって態勢を整えていけるようにしたいと思います」(天栄担当者)

4/30 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「順調に来れていますね。ものすごく良くなったとまでは言えないかもしれませんが、この馬なりにコンスタントに乗り込めていて順調に来れているのはいいことでしょう。可能ならば3歳同士のうちにまた競馬を考えたいということのようですが、あとは間に合うかどうかですね。こちらでは坂路入り時に15-15から14-14とできる限りの負荷をかけるようにしていますし、これからも本数を重ねていって移動の態勢を整えていければと思っています。馬体重は442キロです」(天栄担当者)

5/7 高柳厩舎

6日に美浦トレセンへ帰厩しました。7日は軽めの調整を行いました。「天栄での調整を進めてもらっていて今週のタイミングで帰厩させていただきました。まだ頼りない面は残りますが、これから良くなる馬でもあるので適度にレースとお休みを挟みながら成長を促していきたいですね。火曜日に戻っていて今朝が初日でしたが大きな問題もなかったですね。今朝の調教後に馬体重を量ったら442キロで、天栄にいることから6キロほどしか減っていませんでしたし、このまま極端にピリピリしたり硬くなったりしなければドンドン動かしていき、今月中の出走を目指していくつもりです」(高柳師)

5/14 高柳厩舎

14日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒7-38秒7-12秒4)。「順調ですね。先週帰厩してきて初日はじっくり動かすことに専念してその次の日にはさっそく時計を出してみました。手元に戻ってきてから改めて確認する期間が短かった分不安がなかったわけではないですが、天栄がよく調整してくれていましたのでそれをうまく引き継いで進められています。坂路で無理のない程度に動かして問題なく、その後の様子もいい意味でこれといった気になる点がありませんでした。それで今週はコースにて再び時計を出しました。半マイル重点で2頭併せを行い、終いを頑張らせる形にしたのですが、反応もできているし、動けているので感触は悪くありません。中身のほうも段々と整ってきているように思いますよ。気になるポイントである左肩の出ですが今回はわりとスムーズでいいですね。背腰の張りがないといえばウソになりますが、そのあたりはしっかりケアをしていけば問題ないレベルに思いますし、もちろんしっかり対応していきたいと思っています。今週までの感触ならばおそらく来週の競馬を考えてもいいと思いますので、頭数がどのくらいになるかは読みづらいですがカーネーションCを狙っていきます」(高柳師)24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。

5/18 高柳厩舎

24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)と同日の新潟競馬(早苗賞・芝2000m)に特別登録を行いました。カーネーションCはフルゲート18頭のところ本馬を含めて20頭、早苗賞はフルゲート16頭のところ本馬を含めて13頭の登録があります。

5/21 高柳厩舎

21日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒8-38秒8-13秒2)。「今週が競馬の週ですし、今朝は整えるように当該週の追い切りを課すことにしました。3頭併せで後ろから追走し、終いをしっかり伸ばすような指示内容だったのですが、反応は良く、最後までしっかりと動けていたので好感が持てましたよ。突き抜けたのですが、そういう指示のもとしっかりと動けたのが何よりでした。前走は馬場状態であったり天候状態だったり、あとは疲れもあったのかコンディション面ももしかするとひと息だった部分があったのかもしれませんから度外視できると思いますし、何とか巻き返したい気持ちでいます。もちろん未勝利の時とは違い3歳馬同士とは言え500万下クラスなので簡単ではありません。いい部分もそうでない部分も大野はわかっていますから、彼とのコンビで何とかいい競馬ができればと思っています。登録段階で除外の可能性もあったので念のため新潟にも登録はさせていただきましたが、当初の予定通りカーネーションCが本線として考えています」(高柳師)24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。

5/22 高柳厩舎

24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走いたします。

5/24 高柳厩舎

24日の東京競馬では好スタートから道中3番手につけるも、行きたがるのをなだめながらの追走になる。直線では前半の力みの影響か伸びきれず13着。「スタート次第ではあったのですが、先生とはいいスタートなら変化をつける意味でも好位で競馬をしようと話をしていました。実際にポンっと出てくれましたし楽に前に行けたのですが、無理に押して行った訳ではなかったものの前半にちょっと力んでしまいました。徐々に落ち着いてくれてそのまま直線へ向かえたのですが、やはり道中で折り合いを欠いてしまった分、最後は余裕がなくなってしまいました。もっとリズムよく運べれば良かったのですが、上手く対応できず申し訳ありません」(大野騎手)「馬体重は減ったものが戻った分でしたし、久しぶりながらいい状態で出走することができたと思います。大野とはスタートが良ければそのまま前々につけて行こうと話していましたから、イメージ通りに運べるかなと思っていたんです。それがちょっと力みが目立つ走りになってしまいましたし、最後は体力的にきつくなってしまいました。いい競馬をと思っていただけに悔しいですし、結果を残せず申し訳ありません。普通なら休み明けを一度叩いて次と考えるところですが、この馬はどちらかと言えば使い込んで行くよりもフレッシュなうちに競馬に向かったほうがいいタイプだと思いますし、この後は古馬との戦いになりますから余計にすぐにここと決めてはいません。来週にまた状態を見ながらになりますが、基本的にはお休みをとって次をどうするか検討していきたいですね」(高柳師)馬体と精神面のリフレッシュを挟んで臨んだ一戦でしたが、道中にリズムが整い切れずに終いにかけて脚を使うことができませんでした。この後はレース後の状態を確認してからになりますが、適度に間隔を空けて次に向かうことも考えています。

5/28 NF天栄

28日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週はいい位置からの競馬ができましたし、悪くないかなと思えたのですが、最後踏ん張り切れませんでした。申し訳ありません。レース後の様子を見ていると少し皮膚病がポツポツ出てきていたので、内面に疲れが出てきているのかもしれませんね。また、精神的にも肉体的にも程良く間隔を保ちつつ競馬を使った方がパフォーマンスはいいのかもしれないとこれまでの馬の様子を見ていると感じるところもあったので、レース後の状態も加味してここは一度放牧に出させていただくことにしました。今の時点でここと目標を決めないでまずは体調の回復を促してもらって、今後のことについて相談させていただければと思っています」(高柳師)

6/3 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。ちょっと疲れたようでまずは体調の回復からあたるようにしていますから、現在はトレッドミルに入れて速歩で動かしているところです。しばらくは軽めに動かしていって回復したタイミングを見計らって今後の調整を進めていきたいと思っています」(天栄担当者)

6/11 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「帰ってきた時は肌艶を見ていても送り出した時よりは物足りなく感じましたし、それなりに疲れたのかなと思える状態でした。体もそこまで立派なタイプではありませんから回復を促す意味でもここまでトレッドミルで体を動かすメニューをメインに取り組んできています。そろそろ乗り出すことも考えていますが、その後の立ち上がり具合を見ながら今後の目標を設定していければと思っています。現時点で言うならば福島の競馬というのはちょっと時間が足りないかなという印象があるので、早くてもそれ以降のタイミングになるかもしれませんね」(天栄担当者)

6/17 NF天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週までは騎乗調教を行っていませんでしたが、この中間より乗り出してみました。疲れもあるのかちょっと硬い印象を受けますが、去年の今頃に比べれば全然いいと思いますし、この馬なりに成長を見せてくれていますから、焦らずじっくり良くしていって再度競馬を考えていけるようにしたいですね」(天栄担当者)

6/24 NF天栄

軽めの調整を行っています。「速いところはまだ取り入れていないものの、じんわりと動かしてきて徐々に内容を濃くしていければと思っていました。しかし、週明けの月曜日に少しスクんでしまったため、今朝は軽めに動かす内容にしています。今後も様子を見ながら動かしていって回復に合わせて再度調教を進めていくつもりです」(天栄担当者)

7/1 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「スクミがちな馬ではあるのですが、先週改めてスクんでしまったのでその後は無理に強いところをビシバシ乗っていくのではなく、トレッドミルを使って程よく体を動かすことにシフトしています。じっくり動かして行き体を解すようにしているので、もう少しの間はこのような形でじっくり動かしていって今後につなげていくことになるかと思います」(天栄担当者)

7/9 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「スクミの症状が出て少しの間は乗りを控えてトレッドミルで動かすことに専念する期間を設けましたが、うまく乗り越えてくれたようで、今はこの馬なりに硬さが目立たずに動かすことができています。そのことからこの中間より坂路調教も再開していて、火曜日は周回コースで長めにゆったりと動かしたあと、坂路に入って17-15くらいの大きめのキャンター調教を行いました。結果的に楽をさせられたことから体調が上向いてきたように感じましたし、この調子で進めていけるようならば夏の新潟後半戦くらいで競馬を考えていけるかもしれませんね。馬体重は458キロです」(天栄担当者)

7/22 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「コンディション面を第一に考えながらの調整に変わりはありませんが徐々に騎乗調教も進めてきていて、現在は日によって坂路を15ー15くらいでのぼることもありますよ。万全とはまだ言い切れないものの、可能ならば夏の後半もしくは秋ごろの競馬を考えていけるようにしたいと思っています」(天栄担当者)

7/29 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間もいい意味で変わりなく来れていると思います。すごく良いと言うにはもう少し時間がかかってしまうかもしれませんが、時間ばかりかけすぎるよりは使うことによる良化も考えてあげられればという気持ちもありますし、いちおう夏の後半か秋くらいの競馬を考えていけるように調整を行っています。硬さがもう少し抜けてきてくれればよりいいなと思えるので、そのあたりを重点的に取り組んでいって調教師と相談していければと思っています」(天栄担当者)

8/5 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「この馬なりに変わりなく乗り込めていて、今週はまたひとつペースも速めて乗り込んでいますよ。今朝は坂路で3ハロン40秒くらいのところで動かしました。ちょっと硬さがあるあたりは気になるのですが、徐々に態勢自体は整ってきたのかなという気がします。具体的な予定は決まっていませんが、近いうちにいったん入れる方向で考えていきたいという話もあるので、このあとは移動に備えていきたいと思います」(天栄担当者)

8/9 高柳厩舎

9日に美浦トレセンへ帰厩しました。

8/14 高柳厩舎

13日は軽めの調整を行いました。14日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒6-40秒2-12秒9)。「1ヶ月以上前のタイミングで天栄に見に行った時は背腰の痛みがまだ残っていたので少し時間がかかるかなと思っていたのですが、その後はそういった不安はなくなっていたようでしたし、調整のほうもまずまず進んでいたので先週末のタイミングで帰厩させていただくことにしました。可能ならばこの開催中の競馬を考えていけるようにしたいと思っていますが、あくまでも仕上がり次第だと思っています。左首、肩が硬くなりがちな馬なのですが、今のところはケアを行っていけば問題ないレベルに思えますし、スクんだような格好も今のところは見せていませんので、この馬なりにフレッシュな状態で調整をスタートできていますよ。昨日は角馬場から坂路に入って軽く動かすようなメニューにし、追い切りは今朝から始めています。まず角馬場で入念に体を解してからウッドチップコースへ入って終い重点で伸ばしたのですが、動きは最初としてはまずまずかなと思えました。以前も今日も調教に乗ってくれたジョッキーの上野は“背中が弱いことから歩いていてもちょっとしたことで頭を浮かせるようなところがあるけど、背中が張っているとまでは感じないですし、悪くないです”と言っていました。触っていても今すぐ治療を施さないとどうしようもないというような状態でもありませんから、稽古を重ねていって苦しくなれば必要なケアをして、よりいい状態に持っていけるようにしたいと思っています」(高柳師)

8/21 高柳厩舎

20日は軽めの調整を行いました。21日は美浦南Wコースで追い切りました(50秒8-36秒8-12秒2)。「この中間もいい意味で変わりありませんでした。週明けの様子を見つつじっくり動かしてきて追い切りは今朝行っています。今回は伴に乗ってもらってウッドチップコースで2頭併せしたのですが、シャープな動きで、終いまでしっかりとしていました。無理をしていないもののしっかりと動けていましたし、良かったと思いますよ。向こう正面で少し力んだかなと見ていましたが、伴は“丁度いい噛み具合というもので、折り合いを欠くというようなものではなかったです”と言っていましたし、稽古に関しては心配するレベルではないのかなと思います。いちおう来週を目標にしていますし、今日の動きからは対応できるかなと見ていますから、よりいい状態で臨めるように調整していきます」(高柳師)30日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1600m)に出走を予定しています。

8/27 高柳厩舎

27日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒5-41秒3-13秒8)。「先週は時計も稽古の内容もそれなりにいいところを行っていましたし、今週は当該週ということと輸送があることを考えてオーバーワークには気をつけて無理なく動かしています。相手と併せる形を取り、じわっと動かして終い重点にしましたが、動きは悪くなかったと思いますよ。目立つような動き、時計ではなかったかもしれませんが、先週のいい動きを見ていますし、状態を維持できていると思いますね。あとは古馬とのレースですし、頑張ってほしい。乗り役はギリギリまで考えますが、今のところは利点を増やす意味で3キロ減の伴で行かせていただくかもしれません。3歳牝馬に3キロ減を起用すると49キロで出られますからね。もちろん技術面という点ではまだまだこれからなのかもしれませんが稽古にも乗ってくれていますし、稽古レベルとはいえ折り合い面のことも確認はしてくれていますからレースにも臨みやすいと思うんです。斤量面の利点を活かしていい競馬を見せてほしいと思います」(高柳師)30日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1600m)に伴騎手で出走を予定しています。

8/28 高柳厩舎

30日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1600m)に伴騎手で出走いたします。

8/30 高柳厩舎

30日の新潟競馬では好スタートから内の馬たちを見ながら好位の外を追走する。4角から直線へ向けて前へ接近していったが最後は踏ん張りきれず9着。「先生とは前に馬を置いて壁を作ってから運べればという話をしていましたし、同じ7枠のオレンジ帽の後ろを狙っていたんです。ただ、その馬がちょっと難しそうな格好を見せていましたし、下げてまで入れようとすると却ってリズムを崩しかねないのでその狙いは諦めて切り替えました。稽古のときは許容範囲内でしたが、実戦へ行くと違い、前半でちょっと噛んでしまいました。それでも手応えは抜群で、直線へ向いたときは一瞬オッと思ったんですが…。ただ、いざ追い出すと体が伸びるというかグンッと来るところがありませんでした。枠が異なり前半の消耗を少なくできれば終いの伸び、粘りも違ったはずです。いい競馬ができなくて悔しいです。期待に応えられず申し訳ありません」(伴騎手)「稽古の動きは良くなっていて、具合の良さは未勝利勝ちのときと遜色ないくらいではないかと思っていました。トレセンを出るときは450キロくらいだったので大幅に減らすことなくレースへ向かえたのも良かったですし、楽しみも持って本番へ向かえました。ゲートの確認もしていたので出るだろうなと思っていたところポンッといいスタートを切りましたね。レース前、ジョッキーとは壁を作ってリズムを作ってから運べればという話をしていたので、もう少し流れてバラけて前に馬をおければまた違ったかなという気はします。いい結果にならなくて大変申し訳ありませんが、今日はメンバーも揃っていた印象がありましたし、こういったなかで走ったことでまたひとつ力となってくれればと思います。ここを勝つようならば何とか馬には頑張ってもらって秋華賞へのステップレースへ向かえるように準備もしていましたが、それは叶わなかったですし、過去の傾向から間を取りつつレースへ行くようにしたほうが良さそうなので、一度リフレッシュ放牧に出したいと思います。美浦に戻してから天栄へ出すとなると、地図で言えばVの字のように輸送をすることになります。回復を早くしてあげられれば次の競馬も考えやすくなるでしょうから、様子を見た上で競馬場から天栄へ放牧に出すようにしたいと考えています」(高柳師)当該週の追い切りは調整するような内容で派手さはなかったのですが、1週前追い切りは軽さ、鋭さがあり、手応えを感じさせる動きを見せてくれ、未勝利勝ちに続くパフォーマンスを期待したレースでもありました。結果、ちょっとした力みと外々を回ったことが最後の伸びに響いてしまった印象です。ただし、見どころがあり、悲観的になる必要もないレースだったように思いますから、経験を糧にして2勝目へ向かっていければと考えています。今後はこのままノーザンファーム天栄へ放牧に出して秋競馬に備える方針です。

9/2 NF天栄

8月31日にNF天栄へ放牧に出ました。ウォーキングマシン調整を行っています。「土曜日のレースを終えて日曜日に競馬場からこちらへ帰ってきました。まだ日も経っていませんし、もうしばらく見極めなければいけませんが、今のところは大きな変わりはありません。硬さは見られるので、まず楽をさせることからはじめていきますが、福島や東京開催が行われているくらいの時期の競馬を目指していければ理想的かなと思っているところです」(天栄担当者)

9/9 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週は帰ってきて間もないタイミングだったこともあり、ウォーキングマシンで馬体のケアを行っていましたが、極端な馬体減りはありませんでしたし、目立ったダメージはありませんよ。節々の硬さはありますから気をつけてはいますが、進めていくのは可能そうなのでトレッドミル調整を始めています」(天栄担当者)

9/16 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行っています。「この中間より騎乗調教を開始しています。背腰の痛みがないわけではないでしょうし、各関節の硬さと言うのは残りますが、今までよりは悪くない印象を受けますし、バランスを考えつつ乗り込みながら調整を進めていきます。現在、乗る際は周回コースで長めの距離で動かし、トレッドミルではビッチリとまではいかないものの適度に負荷をかけてより良い状態に持っていけるようにしたいと思っています」(天栄担当者)

9/24 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「様子を見ながら進めていますが、先週後半に調教後スクんでしまいました。もちろんスルーするわけにはいかないので治療し、適度な運動を行いながら対応しています。今週に入ってからは変わりなさそうなので再び坂路で15-15くらいを乗ってみるつもりで、様子を見ながら負荷をかけていけるかどうかを判断したいと思っています。高柳調教師からも順調ならば福島を考えていきたいと言われていますし、それが可能かどうかもしっかりジャッジしていきたいと思います」(天栄担当者)


- WORK-OUT TIME -
14/5/8(木) 助手美坂路・良 56.0 - 40.5 - 26.8 - 13.3
ベンガル(新)一杯を0.2秒追走同入 馬なり余力(-)
14/5/14(水) 助手美南W・稍重 53.7 - 38.7 - 12.4
コスモヨウヘイ(三未勝)強めの外0.8秒先行同入 馬なり余力(6)
14/5/18(日) 助手美南W・良 57.6 - 41.6 - 13.2 馬なり余力(4)
14/5/21(水) 大野美南W・重 52.8 - 38.8 - 13.2
ハヤブサゴッド(三未勝)馬なりの内1.6秒追走0.6秒先着 強めに追う(6)
14/8/14(木) 上野美南W・良 54.6 - 40.2 - 12.9
ファンシーミューズ(古1000万)馬なりの内0.6秒追走同入 馬なり余力(7)
14/8/21(木) 伴美南W・良 50.8 - 36.8 - 12.2
ファンシーミューズ(古1000万)一杯の内0.2秒追走0.1秒先着 G前仕掛け(6)
14/8/24(日) 助手美 坂路・良 64.9 - 46.9 - 30.3 - 15.1 馬なり余力(-)
14/8/27(水) 助手 美 南W・稍重 55.5 - 41.3 - 13.8
ファンシーミューズ(古1000万)強めの外0.6秒先行0.2秒先着 馬なり余力(8)

- RACE RESULTS -
14/5/24 東京 牝) カーネーションC 晴良 芝1800M 9R 7枠14番 17頭15人気 13着 大野54KG 1:48.9(1.2) 上り34.9 440KG
14/8/30 新潟 3歳上500万下 晴良 芝1600M 12R 7枠15番 18頭13人気 9着 伴49KG 1:35.5(0.4) 上り33.3 444KG

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ここ2戦はメンバーも強力で500万の壁にあたっている印象。
3場開催のローカルの限定線ならまだチャンスはあると思いますので、そこを狙って2勝目とあげてほしいです。


2014/5/24


2014/8/30


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