一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

夏のヴィータアレグリア

2014-09-27 16:43:20 | 2011年産
ヴィータアレグリア

3/26  NF天栄

26日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週はいい結果を期待したのですが思うようなものにならなくて申し訳ありませんでした。前半は後方になりましたが最後は脚を使えていましたし、まったく見どころがなかったわけではありませんが、体が思惑以上に減ってしまっていましたし、根本的な部分でしっかりしきれていない現状からしてもまだまだこれからということなのかもしれません。歩様、特にトモ脚などがしっくりしきれていないところもあるのですが、馬体チェック、馬体ケアは入念に行ってきて異常はない状態でレースを迎えていましたが、もしかすると表面上には見せない、中身の部分で疲れが蓄積されているところもあるのかもしれません。体をしっかり戻して体調を整えれば500万下クラスでも十分戦える手応えは前走でも感じさせてくれましたし、春の夢をつなぐために今回はトライさせていただきましたが、このあとは成長を促すことも込みでお休みにしたいと思います。レース後、右トモに傷腫れが見られたのですが体調面には大きな影響がなかったので、本日天栄へ放牧に出させていただきました。現時点でここという目標は決めず馬の回復と底上げをしてもらって、調整を進めていっていいなと思えるタイミングで再度競馬を考えていくようにしたいと思います」(高柳師)

4/1  NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。部分的にすごく傷んでいるというわけではないのでしょうが、トモなども良くしてあげたいですね。また、全体的に寂しくなった体をふっくらさせられるように回復も促していかなければならないので、まずはマシンで体を動かすことに徹しています。もう少しの間はマシンかトレッドミルなどを使いつつ動かしていくことになるでしょう」(天栄担当者)

4/9 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「帰ってきてからはまずウォーキングマシンを使った調整を行っていましたが、現在はトレッドミルでの調整を行っています。まだ騎乗調教自体は始めていないのですが、体が寂しくなって帰ってきたのもありましたし、体の回復を優先しています。馬体がすごく傷んでいるというわけでもないので適度に負荷をかけるように動かしていって乗りも取り入れていきながら調整を進めていければと考えています」(天栄担当者)

4/15 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「今週から騎乗調教を開始しました。まだ最初ということで馬場に入ってゆったりとハッキングキャンター程度に動かしているところですし、これから徐々に乗り進めていければと思っています。トモなどの頼りなく映る部分は変わらずありますが、短期間でガラッと変わるものでもないでしょうし、程よくケアを施しつつ調整を進めていきたいと思います」(天栄担当者)

4/22 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「先週あたりまではじっくり動かすことに専念していましたが、今週からピッチを上げ始めました。今週から上げ始めたといっても体自体大きく緩ませるようなことはしていませんから仕上げに関してはそこまで時間はかからないでしょう。今朝は坂路で15-15からそれより速いくらいのペースでしっかりと動かしましたし、日を選びつつですがコンスタントに乗り込んでいって態勢を整えていけるようにしたいと思います」(天栄担当者)

4/30 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「順調に来れていますね。ものすごく良くなったとまでは言えないかもしれませんが、この馬なりにコンスタントに乗り込めていて順調に来れているのはいいことでしょう。可能ならば3歳同士のうちにまた競馬を考えたいということのようですが、あとは間に合うかどうかですね。こちらでは坂路入り時に15-15から14-14とできる限りの負荷をかけるようにしていますし、これからも本数を重ねていって移動の態勢を整えていければと思っています。馬体重は442キロです」(天栄担当者)

5/7 高柳厩舎

6日に美浦トレセンへ帰厩しました。7日は軽めの調整を行いました。「天栄での調整を進めてもらっていて今週のタイミングで帰厩させていただきました。まだ頼りない面は残りますが、これから良くなる馬でもあるので適度にレースとお休みを挟みながら成長を促していきたいですね。火曜日に戻っていて今朝が初日でしたが大きな問題もなかったですね。今朝の調教後に馬体重を量ったら442キロで、天栄にいることから6キロほどしか減っていませんでしたし、このまま極端にピリピリしたり硬くなったりしなければドンドン動かしていき、今月中の出走を目指していくつもりです」(高柳師)

5/14 高柳厩舎

14日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒7-38秒7-12秒4)。「順調ですね。先週帰厩してきて初日はじっくり動かすことに専念してその次の日にはさっそく時計を出してみました。手元に戻ってきてから改めて確認する期間が短かった分不安がなかったわけではないですが、天栄がよく調整してくれていましたのでそれをうまく引き継いで進められています。坂路で無理のない程度に動かして問題なく、その後の様子もいい意味でこれといった気になる点がありませんでした。それで今週はコースにて再び時計を出しました。半マイル重点で2頭併せを行い、終いを頑張らせる形にしたのですが、反応もできているし、動けているので感触は悪くありません。中身のほうも段々と整ってきているように思いますよ。気になるポイントである左肩の出ですが今回はわりとスムーズでいいですね。背腰の張りがないといえばウソになりますが、そのあたりはしっかりケアをしていけば問題ないレベルに思いますし、もちろんしっかり対応していきたいと思っています。今週までの感触ならばおそらく来週の競馬を考えてもいいと思いますので、頭数がどのくらいになるかは読みづらいですがカーネーションCを狙っていきます」(高柳師)24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。

5/18 高柳厩舎

24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)と同日の新潟競馬(早苗賞・芝2000m)に特別登録を行いました。カーネーションCはフルゲート18頭のところ本馬を含めて20頭、早苗賞はフルゲート16頭のところ本馬を含めて13頭の登録があります。

5/21 高柳厩舎

21日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒8-38秒8-13秒2)。「今週が競馬の週ですし、今朝は整えるように当該週の追い切りを課すことにしました。3頭併せで後ろから追走し、終いをしっかり伸ばすような指示内容だったのですが、反応は良く、最後までしっかりと動けていたので好感が持てましたよ。突き抜けたのですが、そういう指示のもとしっかりと動けたのが何よりでした。前走は馬場状態であったり天候状態だったり、あとは疲れもあったのかコンディション面ももしかするとひと息だった部分があったのかもしれませんから度外視できると思いますし、何とか巻き返したい気持ちでいます。もちろん未勝利の時とは違い3歳馬同士とは言え500万下クラスなので簡単ではありません。いい部分もそうでない部分も大野はわかっていますから、彼とのコンビで何とかいい競馬ができればと思っています。登録段階で除外の可能性もあったので念のため新潟にも登録はさせていただきましたが、当初の予定通りカーネーションCが本線として考えています」(高柳師)24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。

5/22 高柳厩舎

24日の東京競馬(カーネーションC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走いたします。

5/24 高柳厩舎

24日の東京競馬では好スタートから道中3番手につけるも、行きたがるのをなだめながらの追走になる。直線では前半の力みの影響か伸びきれず13着。「スタート次第ではあったのですが、先生とはいいスタートなら変化をつける意味でも好位で競馬をしようと話をしていました。実際にポンっと出てくれましたし楽に前に行けたのですが、無理に押して行った訳ではなかったものの前半にちょっと力んでしまいました。徐々に落ち着いてくれてそのまま直線へ向かえたのですが、やはり道中で折り合いを欠いてしまった分、最後は余裕がなくなってしまいました。もっとリズムよく運べれば良かったのですが、上手く対応できず申し訳ありません」(大野騎手)「馬体重は減ったものが戻った分でしたし、久しぶりながらいい状態で出走することができたと思います。大野とはスタートが良ければそのまま前々につけて行こうと話していましたから、イメージ通りに運べるかなと思っていたんです。それがちょっと力みが目立つ走りになってしまいましたし、最後は体力的にきつくなってしまいました。いい競馬をと思っていただけに悔しいですし、結果を残せず申し訳ありません。普通なら休み明けを一度叩いて次と考えるところですが、この馬はどちらかと言えば使い込んで行くよりもフレッシュなうちに競馬に向かったほうがいいタイプだと思いますし、この後は古馬との戦いになりますから余計にすぐにここと決めてはいません。来週にまた状態を見ながらになりますが、基本的にはお休みをとって次をどうするか検討していきたいですね」(高柳師)馬体と精神面のリフレッシュを挟んで臨んだ一戦でしたが、道中にリズムが整い切れずに終いにかけて脚を使うことができませんでした。この後はレース後の状態を確認してからになりますが、適度に間隔を空けて次に向かうことも考えています。

5/28 NF天栄

28日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週はいい位置からの競馬ができましたし、悪くないかなと思えたのですが、最後踏ん張り切れませんでした。申し訳ありません。レース後の様子を見ていると少し皮膚病がポツポツ出てきていたので、内面に疲れが出てきているのかもしれませんね。また、精神的にも肉体的にも程良く間隔を保ちつつ競馬を使った方がパフォーマンスはいいのかもしれないとこれまでの馬の様子を見ていると感じるところもあったので、レース後の状態も加味してここは一度放牧に出させていただくことにしました。今の時点でここと目標を決めないでまずは体調の回復を促してもらって、今後のことについて相談させていただければと思っています」(高柳師)

6/3 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。ちょっと疲れたようでまずは体調の回復からあたるようにしていますから、現在はトレッドミルに入れて速歩で動かしているところです。しばらくは軽めに動かしていって回復したタイミングを見計らって今後の調整を進めていきたいと思っています」(天栄担当者)

6/11 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「帰ってきた時は肌艶を見ていても送り出した時よりは物足りなく感じましたし、それなりに疲れたのかなと思える状態でした。体もそこまで立派なタイプではありませんから回復を促す意味でもここまでトレッドミルで体を動かすメニューをメインに取り組んできています。そろそろ乗り出すことも考えていますが、その後の立ち上がり具合を見ながら今後の目標を設定していければと思っています。現時点で言うならば福島の競馬というのはちょっと時間が足りないかなという印象があるので、早くてもそれ以降のタイミングになるかもしれませんね」(天栄担当者)

6/17 NF天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週までは騎乗調教を行っていませんでしたが、この中間より乗り出してみました。疲れもあるのかちょっと硬い印象を受けますが、去年の今頃に比べれば全然いいと思いますし、この馬なりに成長を見せてくれていますから、焦らずじっくり良くしていって再度競馬を考えていけるようにしたいですね」(天栄担当者)

6/24 NF天栄

軽めの調整を行っています。「速いところはまだ取り入れていないものの、じんわりと動かしてきて徐々に内容を濃くしていければと思っていました。しかし、週明けの月曜日に少しスクんでしまったため、今朝は軽めに動かす内容にしています。今後も様子を見ながら動かしていって回復に合わせて再度調教を進めていくつもりです」(天栄担当者)

7/1 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「スクミがちな馬ではあるのですが、先週改めてスクんでしまったのでその後は無理に強いところをビシバシ乗っていくのではなく、トレッドミルを使って程よく体を動かすことにシフトしています。じっくり動かして行き体を解すようにしているので、もう少しの間はこのような形でじっくり動かしていって今後につなげていくことになるかと思います」(天栄担当者)

7/9 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「スクミの症状が出て少しの間は乗りを控えてトレッドミルで動かすことに専念する期間を設けましたが、うまく乗り越えてくれたようで、今はこの馬なりに硬さが目立たずに動かすことができています。そのことからこの中間より坂路調教も再開していて、火曜日は周回コースで長めにゆったりと動かしたあと、坂路に入って17-15くらいの大きめのキャンター調教を行いました。結果的に楽をさせられたことから体調が上向いてきたように感じましたし、この調子で進めていけるようならば夏の新潟後半戦くらいで競馬を考えていけるかもしれませんね。馬体重は458キロです」(天栄担当者)

7/22 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「コンディション面を第一に考えながらの調整に変わりはありませんが徐々に騎乗調教も進めてきていて、現在は日によって坂路を15ー15くらいでのぼることもありますよ。万全とはまだ言い切れないものの、可能ならば夏の後半もしくは秋ごろの競馬を考えていけるようにしたいと思っています」(天栄担当者)

7/29 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間もいい意味で変わりなく来れていると思います。すごく良いと言うにはもう少し時間がかかってしまうかもしれませんが、時間ばかりかけすぎるよりは使うことによる良化も考えてあげられればという気持ちもありますし、いちおう夏の後半か秋くらいの競馬を考えていけるように調整を行っています。硬さがもう少し抜けてきてくれればよりいいなと思えるので、そのあたりを重点的に取り組んでいって調教師と相談していければと思っています」(天栄担当者)

8/5 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「この馬なりに変わりなく乗り込めていて、今週はまたひとつペースも速めて乗り込んでいますよ。今朝は坂路で3ハロン40秒くらいのところで動かしました。ちょっと硬さがあるあたりは気になるのですが、徐々に態勢自体は整ってきたのかなという気がします。具体的な予定は決まっていませんが、近いうちにいったん入れる方向で考えていきたいという話もあるので、このあとは移動に備えていきたいと思います」(天栄担当者)

8/9 高柳厩舎

9日に美浦トレセンへ帰厩しました。

8/14 高柳厩舎

13日は軽めの調整を行いました。14日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒6-40秒2-12秒9)。「1ヶ月以上前のタイミングで天栄に見に行った時は背腰の痛みがまだ残っていたので少し時間がかかるかなと思っていたのですが、その後はそういった不安はなくなっていたようでしたし、調整のほうもまずまず進んでいたので先週末のタイミングで帰厩させていただくことにしました。可能ならばこの開催中の競馬を考えていけるようにしたいと思っていますが、あくまでも仕上がり次第だと思っています。左首、肩が硬くなりがちな馬なのですが、今のところはケアを行っていけば問題ないレベルに思えますし、スクんだような格好も今のところは見せていませんので、この馬なりにフレッシュな状態で調整をスタートできていますよ。昨日は角馬場から坂路に入って軽く動かすようなメニューにし、追い切りは今朝から始めています。まず角馬場で入念に体を解してからウッドチップコースへ入って終い重点で伸ばしたのですが、動きは最初としてはまずまずかなと思えました。以前も今日も調教に乗ってくれたジョッキーの上野は“背中が弱いことから歩いていてもちょっとしたことで頭を浮かせるようなところがあるけど、背中が張っているとまでは感じないですし、悪くないです”と言っていました。触っていても今すぐ治療を施さないとどうしようもないというような状態でもありませんから、稽古を重ねていって苦しくなれば必要なケアをして、よりいい状態に持っていけるようにしたいと思っています」(高柳師)

8/21 高柳厩舎

20日は軽めの調整を行いました。21日は美浦南Wコースで追い切りました(50秒8-36秒8-12秒2)。「この中間もいい意味で変わりありませんでした。週明けの様子を見つつじっくり動かしてきて追い切りは今朝行っています。今回は伴に乗ってもらってウッドチップコースで2頭併せしたのですが、シャープな動きで、終いまでしっかりとしていました。無理をしていないもののしっかりと動けていましたし、良かったと思いますよ。向こう正面で少し力んだかなと見ていましたが、伴は“丁度いい噛み具合というもので、折り合いを欠くというようなものではなかったです”と言っていましたし、稽古に関しては心配するレベルではないのかなと思います。いちおう来週を目標にしていますし、今日の動きからは対応できるかなと見ていますから、よりいい状態で臨めるように調整していきます」(高柳師)30日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1600m)に出走を予定しています。

8/27 高柳厩舎

27日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒5-41秒3-13秒8)。「先週は時計も稽古の内容もそれなりにいいところを行っていましたし、今週は当該週ということと輸送があることを考えてオーバーワークには気をつけて無理なく動かしています。相手と併せる形を取り、じわっと動かして終い重点にしましたが、動きは悪くなかったと思いますよ。目立つような動き、時計ではなかったかもしれませんが、先週のいい動きを見ていますし、状態を維持できていると思いますね。あとは古馬とのレースですし、頑張ってほしい。乗り役はギリギリまで考えますが、今のところは利点を増やす意味で3キロ減の伴で行かせていただくかもしれません。3歳牝馬に3キロ減を起用すると49キロで出られますからね。もちろん技術面という点ではまだまだこれからなのかもしれませんが稽古にも乗ってくれていますし、稽古レベルとはいえ折り合い面のことも確認はしてくれていますからレースにも臨みやすいと思うんです。斤量面の利点を活かしていい競馬を見せてほしいと思います」(高柳師)30日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1600m)に伴騎手で出走を予定しています。

8/28 高柳厩舎

30日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1600m)に伴騎手で出走いたします。

8/30 高柳厩舎

30日の新潟競馬では好スタートから内の馬たちを見ながら好位の外を追走する。4角から直線へ向けて前へ接近していったが最後は踏ん張りきれず9着。「先生とは前に馬を置いて壁を作ってから運べればという話をしていましたし、同じ7枠のオレンジ帽の後ろを狙っていたんです。ただ、その馬がちょっと難しそうな格好を見せていましたし、下げてまで入れようとすると却ってリズムを崩しかねないのでその狙いは諦めて切り替えました。稽古のときは許容範囲内でしたが、実戦へ行くと違い、前半でちょっと噛んでしまいました。それでも手応えは抜群で、直線へ向いたときは一瞬オッと思ったんですが…。ただ、いざ追い出すと体が伸びるというかグンッと来るところがありませんでした。枠が異なり前半の消耗を少なくできれば終いの伸び、粘りも違ったはずです。いい競馬ができなくて悔しいです。期待に応えられず申し訳ありません」(伴騎手)「稽古の動きは良くなっていて、具合の良さは未勝利勝ちのときと遜色ないくらいではないかと思っていました。トレセンを出るときは450キロくらいだったので大幅に減らすことなくレースへ向かえたのも良かったですし、楽しみも持って本番へ向かえました。ゲートの確認もしていたので出るだろうなと思っていたところポンッといいスタートを切りましたね。レース前、ジョッキーとは壁を作ってリズムを作ってから運べればという話をしていたので、もう少し流れてバラけて前に馬をおければまた違ったかなという気はします。いい結果にならなくて大変申し訳ありませんが、今日はメンバーも揃っていた印象がありましたし、こういったなかで走ったことでまたひとつ力となってくれればと思います。ここを勝つようならば何とか馬には頑張ってもらって秋華賞へのステップレースへ向かえるように準備もしていましたが、それは叶わなかったですし、過去の傾向から間を取りつつレースへ行くようにしたほうが良さそうなので、一度リフレッシュ放牧に出したいと思います。美浦に戻してから天栄へ出すとなると、地図で言えばVの字のように輸送をすることになります。回復を早くしてあげられれば次の競馬も考えやすくなるでしょうから、様子を見た上で競馬場から天栄へ放牧に出すようにしたいと考えています」(高柳師)当該週の追い切りは調整するような内容で派手さはなかったのですが、1週前追い切りは軽さ、鋭さがあり、手応えを感じさせる動きを見せてくれ、未勝利勝ちに続くパフォーマンスを期待したレースでもありました。結果、ちょっとした力みと外々を回ったことが最後の伸びに響いてしまった印象です。ただし、見どころがあり、悲観的になる必要もないレースだったように思いますから、経験を糧にして2勝目へ向かっていければと考えています。今後はこのままノーザンファーム天栄へ放牧に出して秋競馬に備える方針です。

9/2 NF天栄

8月31日にNF天栄へ放牧に出ました。ウォーキングマシン調整を行っています。「土曜日のレースを終えて日曜日に競馬場からこちらへ帰ってきました。まだ日も経っていませんし、もうしばらく見極めなければいけませんが、今のところは大きな変わりはありません。硬さは見られるので、まず楽をさせることからはじめていきますが、福島や東京開催が行われているくらいの時期の競馬を目指していければ理想的かなと思っているところです」(天栄担当者)

9/9 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週は帰ってきて間もないタイミングだったこともあり、ウォーキングマシンで馬体のケアを行っていましたが、極端な馬体減りはありませんでしたし、目立ったダメージはありませんよ。節々の硬さはありますから気をつけてはいますが、進めていくのは可能そうなのでトレッドミル調整を始めています」(天栄担当者)

9/16 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行っています。「この中間より騎乗調教を開始しています。背腰の痛みがないわけではないでしょうし、各関節の硬さと言うのは残りますが、今までよりは悪くない印象を受けますし、バランスを考えつつ乗り込みながら調整を進めていきます。現在、乗る際は周回コースで長めの距離で動かし、トレッドミルではビッチリとまではいかないものの適度に負荷をかけてより良い状態に持っていけるようにしたいと思っています」(天栄担当者)

9/24 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「様子を見ながら進めていますが、先週後半に調教後スクんでしまいました。もちろんスルーするわけにはいかないので治療し、適度な運動を行いながら対応しています。今週に入ってからは変わりなさそうなので再び坂路で15-15くらいを乗ってみるつもりで、様子を見ながら負荷をかけていけるかどうかを判断したいと思っています。高柳調教師からも順調ならば福島を考えていきたいと言われていますし、それが可能かどうかもしっかりジャッジしていきたいと思います」(天栄担当者)


- WORK-OUT TIME -
14/5/8(木) 助手美坂路・良 56.0 - 40.5 - 26.8 - 13.3
ベンガル(新)一杯を0.2秒追走同入 馬なり余力(-)
14/5/14(水) 助手美南W・稍重 53.7 - 38.7 - 12.4
コスモヨウヘイ(三未勝)強めの外0.8秒先行同入 馬なり余力(6)
14/5/18(日) 助手美南W・良 57.6 - 41.6 - 13.2 馬なり余力(4)
14/5/21(水) 大野美南W・重 52.8 - 38.8 - 13.2
ハヤブサゴッド(三未勝)馬なりの内1.6秒追走0.6秒先着 強めに追う(6)
14/8/14(木) 上野美南W・良 54.6 - 40.2 - 12.9
ファンシーミューズ(古1000万)馬なりの内0.6秒追走同入 馬なり余力(7)
14/8/21(木) 伴美南W・良 50.8 - 36.8 - 12.2
ファンシーミューズ(古1000万)一杯の内0.2秒追走0.1秒先着 G前仕掛け(6)
14/8/24(日) 助手美 坂路・良 64.9 - 46.9 - 30.3 - 15.1 馬なり余力(-)
14/8/27(水) 助手 美 南W・稍重 55.5 - 41.3 - 13.8
ファンシーミューズ(古1000万)強めの外0.6秒先行0.2秒先着 馬なり余力(8)

- RACE RESULTS -
14/5/24 東京 牝) カーネーションC 晴良 芝1800M 9R 7枠14番 17頭15人気 13着 大野54KG 1:48.9(1.2) 上り34.9 440KG
14/8/30 新潟 3歳上500万下 晴良 芝1600M 12R 7枠15番 18頭13人気 9着 伴49KG 1:35.5(0.4) 上り33.3 444KG

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ここ2戦はメンバーも強力で500万の壁にあたっている印象。
3場開催のローカルの限定線ならまだチャンスはあると思いますので、そこを狙って2勝目とあげてほしいです。


2014/5/24


2014/8/30

夏のディアデルレイ

2014-09-27 16:40:36 | 2011年産
ディアデルレイ

2/12 NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「前走の敗因がハッキリはしましたが負担は考慮しなければいけませんし、今焦っても苦しくさせるだけになるので今回は時間をかけて立て直したいと思っています。心房細動明けということもありますし、今はまだ騎乗調教は行わずにマシン運動のみにとどめているところです。しばらくは軽めの運動にして楽にさせて、少しずつ立ち上げていくようにすることになると思います」(天栄担当者)

2/19 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週はマシン運動に終始していましたが今週から少しだけ進めてトレッドミルでの運動を開始しました。とは言ってもまだゆったりとしたペースで動かす軽めのメニューにしています。本格的な調教を再開するにはしばらく時間をかけていくことになるかと思いますが、今のところは経過も悪くありませんし、心配な部分は見せていませんよ」(天栄担当者)

2/25 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週までは騎乗調教は行わずマシンやトレッドミルを使っての運動に徹していましたが、この中間から乗ることも取り入れ始めました。馬場にも入っていますが、まだ軽めのところですし、距離を乗るようにじっくり動かしていって徐々にペースアップしていければ理想的でしょう」(天栄担当者)

3/4 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でキャンター調整を行っています。「じわりじわりと動かしていますが、外見上は目立った変化もなく落ち着いて日々を過ごしてくれていますよ。ゆったりと動かしていても大丈夫だったので今週からまたひとつ調教を進めて見ていて、坂路にも入れてみました。15-15くらいのペースを楽に上がってこれていましたし、その後も変化はないので様子を見ながらですがこのまま進めていければと思っています。馬体重は513キロです」(天栄担当者)

3/11 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でキャンター調整を行っています。「先週から坂路調教も取り入れていますが、その後もいい意味で変わりありませんよ。外見上は良くても中身の不安があっての前回でしたし、順調に来れているからと言って安心することなく慎重に進めていきます。それなので、今の時点では明確な目標は定めておらず、もう少しいいなという思いを抱けるようになってから改めて相談していければと考えています」(天栄担当者)

3/19 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でキャンター調整を行っています。「中身のことも踏まえながらの調整なので難しさはありますが、今のところ外見上は変わりないですし、ちょっとした仕草などでも特別気になったりするようなこともないので順調に来れていると言えるのではないでしょうか。少なくとも今月いっぱいはしっかり乗って来月の雰囲気で今後どうしていくか調教師とも相談していければと思っているところです」(天栄担当者)

3/25  NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でキャンター調整を行っています。「この中間もいい意味で変わりはなくタイミングを見て15-15程度の負荷もかけるようになっています。ただし、もうちょっとしっかり乗り込んでいきたい気持ちもありますし、現時点では目的を具体化せず入念に乗り込んでから相談していければと考えていますよ。馬体重は517キロです」(天栄担当者)

4/1  NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でキャンター調整を行っています。「調教自体は問題なくこなせていて、最近では15-15もコンスタントに行うようにしています。ただし、動きを見ているともうひとつに見えなくもないんです。先週末に動かしたときはハミを取っていかないような感じだったんですよね。単走だったことも影響しているのかもしれませんから併せ馬の形も取り入れてみるなどして変化を見ていきたいと思っています」(天栄担当者)

4/9  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「今の調教メニューを課し出して少し経ちますが、大きなトラブルなく進めることができています。ただし、普段は危なっかしいくらいやんちゃなところがあるので、肉体的にも精神的にももっと良くなってほしいというのが本音でもあります。徐々に移動候補として考えていきたい馬ではありますが、芯から良くなるのはまだ先だと思いますし、今ここと焦って目標を決めることはしていませんし、様子を見ながら牧調教師とも話をしていければと思っているところです」(天栄担当者)

4/15  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「坂路にも入れ出し、周回コースと併用してじっくり乗りこんでいますから順調と言えば順調なのですが、担当している厩舎長から“動きがイマイチ”という報告も受けているので、もう少し様子を見てから検討していく形になるかなと思っています」(天栄担当者)

4/22  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「じわじわと乗りこんできていますが大きな問題はありません。イライラしがちなところがあるし、この中間に胃の状態の確認をしましたが、そちらも目立った不安があるわけでもありません。もちろん必要に応じてケアも施していき、調整を進めていって態勢が整ってきた段階で具体的な話を厩舎としていくことになるでしょう」(天栄担当者)

4/30 NF天栄

トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「前走後はじっくりと時間をかけて乗りこんできました。体調自体は問題ないかなと思えるのですが、まだ馬がしっかりしきれていないところがあるのか時々動きがもうひとつかなと感じるところはありますね。ただし、順調に調教を重ねて来れているのは確かなので、あとは体調をよく確認していって調教師と相談していければと考えているところです。馬体重は522キロです」(天栄担当者)

5/7 牧厩舎

6日に美浦トレセンへ帰厩しました。7日は軽めの調整を行いました。「天栄でじっくり進めてもらってきて火曜日の検疫で帰厩しました。元々元気のいい馬ですが、今回帰ってきてそういった面が目立っていてちょっとぶつけてみたりしているものですから気をつけなければいけません。これからも用心しながら進めていきたいと思っています。今の時点ではここと決めているわけではありませんが、理想は3歳限定のレースへ向かうことでしょうか。ただ、前走のこともあるので決めつけすぎないで進めながら考えていきます」(牧師)

5/14 牧厩舎

14日は軽めの調整を行いました。「先週帰厩しましたが、だいぶ元気が良くて馬房などでも落ち着かないところがありますので今は慌てないでじっくり進めるようにしているんです。本来ならばポンポンと速いところを開始していっても良いところですが、今の状態のまま無理をすると良くはないので馴染ませるように動かしています。今は坂路をキャンターでのぼったりしていて少しずつフィットはしてきているので、様子を見ながら速いところも出していきたいと思っています」(牧師)

5/22 牧厩舎

21日、22日は軽めの調整を行いました。「この中間も速い時計こそ出していませんが、馴染ませるためにじっくり動かしてきています。体調自体は問題ないですからそろそろピッチを上げていこうと考えていましたが、昨日今日は馬場も重く、あまりいいコンディションとは言えなかったので無理に動かすことはしていません。状況を見ながら速めを取り入れていくタイミングを図っていきますが、思ったより立ち上げに時間を要してしまったので、3歳馬同士のレースを考えるのはさすがにちょっと厳しいかなと言わざるを得ません。古馬混合になりますが、少しでもいい状態で走れるようここと決めつけずにじっくり調整していきます」(牧師)

5/28 牧厩舎

28日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒6-53秒2-38秒6-13秒6)。「先週の水曜日、木曜日はじっくり乗ることに留めましたが、状況を見て金曜日に追い切りを行いました。長めからしっかりと動かせて上がりも問題なく、これから進めていけるなと感じさせる動きを見せてくれていましたよ。そして今週は再びコースで追い切りをかけました。朝一番に馬場に入って併せる形で動かしたので、最後までしっかりと走れていて過程を考えれば悪くないでしょう。ただ、時間がかかった分、出走を考えるにあたってもう何本か追い切りの本数は必要に感じますのでレースはもう少し先に設定して臨むようにしたいと思います。あくまでもイメージですが、順調ならば2~3週くらいで出走のメドが立ってくるかなという気はしています」(牧師)

6/4 牧厩舎

4日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒8-53秒4-38秒5-13秒2)。「帰ってきてから馴染ませるのにちょっと時間は要しましたがだいぶいい感じになってきましたね。今朝も併せ馬にてしっかりと動かしましたが、動きは悪くなく、力強いフットワークでかけていましたよ。これならば来週くらいを考えることはできるだろうと改めて思わせてくれました。久々の分はあるかもしれないけれど、軌道に乗ってきましたし、それなりに動ける状態にしてレースへ向かえるようにしたいですね」(牧師)15日の東京競馬(3歳上500万下・芝1600m)に田辺騎手で出走を予定しています。

6/11 牧厩舎

11日は美浦南Wコースで追い切りました(86秒0-70秒5-55秒4-40秒6-13秒5)。「今週の競馬を考えて追い切りは今朝行いました。他の馬と併せる形でウッドチップコースをスタンド前から入り長めにしっかりと負荷をかけるようなイメージで動かしています。先行して後ろから来た時もしっかりと反応できていて、最後まで力強い走りを見せてくれましたよ。ここまで時間がかかりましたがこの数週間は悪くない形で調整ができましたし、態勢は整ったと思います。あとは久々の分と古馬混合になる分どうかですね。使ってからのほうがいいかもしれませんが、今後のためにもいい走りを見せてほしいと思っています」(牧師)15日の東京競馬(3歳上500万下・芝1600m)に田辺騎手で出走を予定しています。

6/12 牧厩舎

15日の東京競馬(3歳上500万下・芝1600m)に田辺騎手で出走いたします。


6/15 牧厩舎

15日の東京競馬では好スタートから道中は前の3頭が飛ばす流れの4、5番手を追走する。直線ではジリジリながらも最後まで伸びて5着。「休み明けの影響があるのか少し気負っていましたね。それでも気持ちが入っている分、ゲートはスッと出てくれたようにその点は悪くなかったですよ。初めてのマイル戦なのでこれでダメとは断言できませんが、道中はちょっと追走が忙しくなってしまいましたし、もう少し楽に進められていたら最後もよりいい脚が使えたと思います。今日は結果を残せず申し訳ありませんが、前走の内容からもまずはしっかり競馬に参加して、ゴールしてくれたことは大きいでしょうし、またこれから良くなってきてほしいですね」(田辺騎手)「一番いい結果を出せなかったのは申し訳ありませんが、今日は何よりも無事に走ってくれてホッとしました。田辺によると追走でちょっと忙しくなってしまったようですが、最後まで諦めずに脚を使ってくれたことは評価できますし、前回のあの競馬の後の一戦でしたから余計に良かったですね。今日は休み明けで気持ちが入っていましたし、まだちょっとトモなどに緩さがありそうでしたから、使ってどう変わってくるかでしょうが、まずはトレセンで慎重に状態を見ながら判断していきます」(牧師)最良の結果とはなりませんでしたが、前走時のアクシデントを考えてもまずはしっかり走りきってくれたことが一番ですし、少しずつでもいい走り、結果に結びつけていきたいものです。この後は久しぶりの競馬の反動が出ないかしっかり状態を確認してから決めていきます。

6/19 牧厩舎

18日、19日は軽めの調整を行いました。「先週は血統背景のこと、東京コースということを考慮したうえでマイル戦に挑戦してみました。淀みなく流れるちょっとタフな競馬だったというのもありますが、いくらか忙しいかなという印象を抱いた内容でしたね。ただし、そんな中で終いに伸びる格好をしてくれたのは評価できると思うんです。久々で古馬相手だったことを考えても悪くないでしょう。でも、先々ではそうなるかもしれませんが、現状はもう少しゆとりのある流れの中で走らせてもいいのかなという印象でしたから、次はもう少しだけ距離のあるところも視野に入れて考えてみようと思っています。レース後は特段変わった様子もなく、天栄の厩舎長も獣医さんにも見てもらってOKをもらいましたよ。いちおう状況を見ながら次走を考えますが、基本線は中2~3週での競馬になるかなと思っています」(牧師)

6/25 牧厩舎

25日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒6-52秒0-37秒2-12秒8)。「先週いっぱいの様子を見ていても大きな問題はなさそうだったので、次の競馬へ向けてまたピッチを上げ始めています。帰厩してから競馬までは時間をかけて調整させてもらいましたのである程度状態はできていると思いますが、使ってからよりいいかなと思っていた部分もあるので、再度適度な負荷をかけていくようにしています。水曜日の追い切りはウッドチップで併せて67秒半くらいのところを無理なく行えていますし、感じは悪くないですよ。そのときの走りも、上がりの歩様も、午後の歩様もまずまずで、いい意味で変わりなかったのでこのまま次へと向かっていきたいですね。いちおう来週を最短の目標にして考えていきたいと思っています」(牧師)7月6日の福島競馬(雄国沼特別・芝1800m)に田辺騎手で出走を予定しています。

6/29 牧厩舎

7月6日の福島競馬(雄国沼特別・芝1800m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて17頭の登録があります。

7/2 牧厩舎

2日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒9-52秒6-38秒3-13秒3)。「この中間もいい意味で変わりありませんよ。先週もそれなりに動かしましたし、今朝も競馬に向けて長めから動かして時計を出しましたよ。動きは変わりありませんし、暑い中でも体調をキープすることができていると感じます。前走は久しぶりでなおかつマイル戦だったこともあってちょっとエンジンのかかりが遅いところもありましたが、距離延長、さらに一度使った分良化が見込めるはずです。前回は競馬が近づくにつれて気持ちが昂りつつあったのでそのあたりが緩和してくれればよりいい状態でレースへ臨めるでしょうし、平常心を保って競馬へ向かえればいいところを見せてくれるはずです」(牧師)6日の福島競馬(雄国沼特別・芝1800m)に田辺騎手で出走を予定しています。

7/3 牧厩舎

6日の福島競馬(雄国沼特別・芝1800m)に田辺騎手で出走いたします。

7/6 牧厩舎

6日の福島競馬は淀みのない流れのなか中団を追走。4角手前から動かしていき前へ接近するが最後は上位2頭の勢いに屈して3着。「中団の位置から流れに乗せて、相手を見ながら進めました。展開はやや速いかなとも思いましたが、そこでジーっとしてあとから巻き返せるほど甘くはないので、ややタフかもしれないけれど動いていきました。ちょうど一番人気馬がいましたし、負かしに行くつもりで動いたので、負かせたことは評価できます。ただ、もっとグーンっと動いていける走りを見せてくれたらとも思うんです。期待をしている分、今日の走りは物足りなくは感じますが、以前より少しずつ良くなっているのは確かなので、これからですね。長い目で見てあげていただければと思います。結果を出せず申し訳ありません」(田辺騎手)「まず気にして見ていたのが精神面。前走が結構カリカリして気が張りつめていたので一度使った分楽になってくれればと思っていたんです。実際のところ大丈夫かな?とつい心配してしまうくらい落ち着いていたんです。走らなければ堪えている部分があったのか…と思わざるを得ない状況でしたが、格好はつけてくれ体調面の不安はなかったですね。勝っていれば言うことはないですが、まだ良くなっている途中ですし、長い目で見ていきたいです」(牧師)前走は休み明けの分もありましたし、使った上積みを期待して臨んだ一戦でした。エンジンのかかりがもっと良ければより楽に間を詰めていけたでしょうが、最後までしぶとく脚を使っていましたし、今日のような競馬ができたのもまたひとつ財産となってくれるでしょう。今回、中2週の出走間隔での出走でしたが、夏の暑さも本格化してくるでしょうし、今後については状態を見つつ判断し、場合によってはひと息入れることも視野に入れて決めていきます。

7/9 NF天栄

9日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週は申し訳ありませんでした。馬のほうはレース後も問題なく、心臓のほうももちろん変わりありませんでしたよ。権利も獲りましたし普通ならばこのままもう1回と言いたくなるところでしょうが、やはりこの血統はじっくり行ったほうがいいのでしょうし、暑い時期に使いすぎてガタッと来てしまっては成長の芽も摘んでしまうことになりますので、先を見据えてここはいったんお休みを挟みたいと思います。適度な間隔を取りつつ使っていければと思いますからそこまで長期的に休ませることはないでしょうが、ちょっとしたら秋の季節も近づいてきますから、牧場での状態を見ながら今後のことを考えていければと思っています」(牧師)

7/22 NF天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「こちらに帰ってきて少し経ちますが大きな問題はないようです。しいて言えばトモが若干かったるい感じがありますが、ガクッとダメージを負う前にひと息入れたことで調整はスムーズに行っていけそうです。現在はすでに騎乗調教を行っていますが、軽めにキャンター調教を行っている段階です。様子を見ながら少しずつ進めていって目標を定めていければと考えています」(天栄担当者)

7/29 NF天栄

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。「トモの回復具合なども見ながら少しずつ動かしています。最初は軽めのキャンターでしたが今週は普通キャンター程度にじっくり動かすようにしています。馬体自体、大きなダメージはなさそうなものの、まだしっかりとしていないこともありますし、慌てないで進めていって今後を考えていければ理想的と思っています」(天栄担当者)

8/5 NF天栄

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。「少しずつではありますが調整を進めているところです。先週までは基本的に周回コースでじっくり乗るメニューを行っていましたが、この中間より坂路入りも開始しています。まだ15-15あたりを行き出したところですし、これからですね。問題なさそうならばこの調子でピッチを上げていって態勢を整えていければと考えています」(天栄担当者)

8/12 NF天栄

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。「徐々に乗り込みを進めてきていますが、現在は坂路で15-15前後を基調にして乗ることも行っていますし、順調と言えると思います。以前もこの馬なりに順調に乗れてはいましたが、トモなどは弱々しいところもあったんですよね。それが年を重ねて少しずつしっかりしてきた印象もあるんです。まだすごくいいというレベルにはありませんが、時間をかけていけば成長して来るのだろうということはお姉さんを見てもわかりますし、今は焦らないで接していき秋を目指していこうと考えているところです。馬体重は503キロです」(天栄担当者)

8/19 NF天栄

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。「この中間も継続して乗り込み、坂路調教も日を選びながら行うようにしています。登坂時には15-15か場合によっては14-14になるくらいのところも課していますし、しっかりと鍛えるように乗り込んでいって頃合いを見て競馬を考えていきたいですね」(天栄担当者)

8/26 NF天栄

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整も取り入れています。「登坂時のペースもそれなりのものにしてしっかりと中身をつくっていけるような調教を取り入れていますよ。まだピリッとしないところはありますが、この調子でじっくり乗り込んでいきより良い状態に持っていきたいですね。暑い時期は無理をしないようなので、基本的には涼しくなってきたタイミングで具体的なことを考えていき、競馬へ向かっていくような形になるでしょう」(天栄担当者)

9/2 NF天栄

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整も取り入れています。「この中間も入念に乗り込んでいます。体調自体は問題ないのですが、気持ちの高ぶりなどがないよう、負担をかけすぎないように調整していかなければいけないなと思っているところです。馬体重は505キロです」(天栄担当者)

9/5 牧厩舎

5日に美浦トレセンへ帰厩しました。

9/11 牧厩舎

10日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒6-54秒3-40秒0-14秒0)。11日は軽めの調整を行いました。「福島の後の夏の時期は大事を取ってパスさせていただいたのですが、時間をかけてもらって良かったなと思える状態で先週末帰ってきてくれました。お休み前はおとなしかったけれど、ちょっと苦しさもあるのかなと言う感じが正直に言うと見え隠れしていましたからね。血統的にも時間をかけたほうがいいという話を聞ていましたが、今後も大事に考えてしっかりさせていければと思っています。週末に帰厩させていただいて今週から徐々にピッチを上げていくところで、昨日コースで長めから動かしました。終いは無理しませんでしたが、春に比べても余裕を持って動けるようになってきている印象を受けましたし、この調子で本数を重ねていきたいですね」(牧師)

9/17 牧厩舎

17日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒0-53秒0-39秒5-13秒3)。「徐々に動かしこんできていますが順調ですよ。春先までのこの馬の印象とは変わってきていて、体をしっかりと使える走りになってきていますし、良い印象を持ちながら調整を進められています。今朝もハロー明けのいいタイミングでウッドチップコースに入って、併せ馬での追い切りを消化しています。しっかりと動けていて力強い走りを見せてくれていますし、今朝も良かったですよ。あと2~3本しっかり追い切れればいいなと思いますから、このまま順調ならば新潟の最終週に組まれている1800m戦へ向いたいと考えているところです」(牧師)10月4日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1800m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。

9/24 牧厩舎

24日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒4-68秒9-53秒7-39秒4-12秒8)。「今日追い切りを行っています。併せる形で負荷をかけていますが、しっかりと動けていていいですね。以前は走りがどこかアンバランスでしっかりと動けないような印象もあったのですが、今回は勢いに任せるのではなく体を使って動けているという感触がありますし、無理せずここまで来ているのがいいほうにつながっているように思うんです。まだまだこれからの伸びしろがある馬だと思いますから今後も大事にしていかなければいけないとは思っていますが、稽古の感触だけで言えば今いい方向に向かって来れているようには思うので、何とかしていきたいですね。来週のレースは関西の重賞の裏で思うような人がなかなかつかまらなかったですが、手が合いそうな吉田隼人を押さえられたのはプラスだと思います」(牧師)10月4日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1800m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。


- WORK-OUT TIME -
14/5/23(金) 見習美南W・重 83.9 - 67.5 - 53.0 - 38.9 - 13.5
ツインクルスター(古オープン)馬なりの内0.4秒追走同入 馬なり余力(6)
14/5/28(水) 助手美南W・稍重 68.6 - 53.2 - 38.6 - 13.6
バトルヴェルデ(三未勝)馬なりの内0.4秒追走同入 強めに追う(5)
14/6/4(水) 見習美南W・良 68.8 - 53.4 - 38.5 - 13.2
ツインクルスター(古オープン)強めの内0.4秒追走同入 馬なり余力(6)
14/6/11(水) 助手美南W・稍重 86.0 - 70.5 - 55.4 - 40.6 - 13.5
ツインクルスター(古オープン)馬なりの外0.6秒先行4F付0.1秒先着 強めに追う(6)
14/6/25(水) 助手美南W・稍重 67.6 - 52.0 - 37.2 - 12.8
レモンチャン(古1000万)馬なりの内0.6秒追走同入 一杯に追う(4)
14/7/2(水) 助手美南W・良 67.9 - 52.6 - 38.3 - 13.3
キネオダンサー(三未勝)一杯の内0.6追走同入 強めに追う(5)
14/9/7(日) 助手 美 坂路・重 60.7 - 45.2 - 29.5 - 14.8 馬なり余力(-)
14/9/10(水) 助手 美 南W・良 68.6 - 54.3 - 40.0 - 14.0
シンボリジャズ(古500万)馬なりの内0.8秒追走同入 馬なり余力(6)
14/9/14(日) 助手 美 坂路・重 56.2 - 40.6 - 26.8 - 13.6
キネオペガサス(古1000万)馬なりと同入 馬なり余力(-)
14/9/17(水) 助手 美 南W・良 68.0 - 53.0 - 39.5 - 13.3
シンボリジャズ(古500万)強めの内0.8秒追走3F併同入 馬なり余力(6)
14/9/24(水) 助手 美 南W・良 84.4 - 68.9 - 53.7 - 39.4 - 12.8
キネオペガサス(古1000万)馬なりの外0.3秒先行3F付同入 馬なり余力(8)


- RACE RESULTS -
14/6/15 東京 混) 3歳上500万下 晴良 芝1600M 8R 1枠1番 14頭4人気 5着 田辺54KG 1:34.6(0.6) 上り34.8 496KG
14/7/6 福島 雄国沼特別 晴良 芝1800M 9R 4枠6番 14頭3人気 3着 田辺54KG 1:47.2(0.2) 上り35.9 498KG


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立て直したディアデルレイは5着、3着と良い内容の競馬でした。
そして暑い時期は休養にあて次走は来週にも出走予定で楽しみ。

ハービンジャー産駒の弟はデビュー戦で圧勝と、やはり母の力は偉大。
この仔も全姉のようにまだまだ良くなってくれることを期待しています。



2014/4/9 NF天栄


2014/6/15


2014/7/6

ケイティーズスター引退

2014-09-27 16:38:12 | 2011年産
ケイティーズスターも引退です。

2歳夏にデビューして大きな怪我もありませんでしたが、ここまであまり使えなったのが少し残念。
馬体重に悩まされました。最後は2戦連続で殿負けでは引退も仕方ありません。
繁殖も入れなかったようなので、どうか良いところに引き取られていればと思います。


ケイティーズスター

3/25 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週水曜日にこちらへ到着してから、今のところマシンで軽めに動かしながら馬体のチェックを行っています。調教師からは緩めず動かすようにとのことですので、馬体などに問題がなければ進めていきたいと思います。馬体重は452キロです」(NFしがらき担当者)

4/1 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「馬体に問題がないようですので、この中間からトレッドミルに入れての調整を開始しました。変わりなく馬は元気ですし、もう少し様子を見るためにトレッドミルで動かしています。馬の状態を見ながらになりますが、徐々に進めていこうと考えています」(NFしがらき担当者)

4/8 NFしがらき

トレッドミルでの調教と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「この中間からトレッドミル調整に加えて周回コースでの軽いキャンターを併用しての調教を開始しました。不安なところは見られませんし、じっくり動かしつつさらに動ける状態にしていきたいですね。このあとも馬の状態をしっかり見ながら進めていきます」(NFしがらき担当者)

4/15 NFしがらき

トレッドミルでの調教と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「引き続きトレッドミル調整に加えて周回コースでの軽めのキャンター調整を併用して調教を行っています。変わらずじっくりと調整していますが、馬は元気いっぱいです。しっかり緩めないよう心がけていい状態で戻せるようにしたいですね」(NFしがらき担当者)

4/22 NFしがらき

周回コースと坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「馬の状態アップにともない、周回コースでの軽めのキャンター調整に加えて坂路で乗り運動を開始しました。だいぶいい感じになってきましたので、日によっては坂路に入れてハロン18秒近くを交えての調教も行っています。こちらでも移動を視野に入れてしっかりと進めていきます」(NFしがらき担当者)

4/25 角田厩舎

25日に栗東トレセンへ帰厩しました。

5/1 角田厩舎

4月30日は栗東CWコースで追い切りました。1日は軽めの調整を行いました。「先週末に帰厩して、さっそくこちらでの調整を開始しています。これまではどちらかといえば軽めの調整でサッとやって体を減らさないように競馬へ向かっていたのですが、正直そのようなソフトな内容でもカイバ喰いがいいとは言えませんでした。また、そのような調教での仕上げになると競馬でガス欠というか最後にパタッと止まるようなところがあったのも事実です。体の維持はもちろん重要ではありますが、さすがに同じような競馬を繰り返していくわけにはいきませんし、今回は以前と比べて意識的に強めの追い切りを取り入れて競馬へ行こうと考えています。前走後もお話ししたように今回はダートを試してみる考えですし、ここで浮上のきっかけを掴みたいですね」(角田師)今のところ10日の新潟競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)に出走を予定しています。

5/8 角田厩舎

7日は栗東CWコースで追い切りました。8日は軽めの調整を行いました。「水曜日はCWコースで併せて追い切りました。6ハロン83秒台という時計も良かったですが、終いの反応が上々でラスト1ハロンが12秒2と文句のない動きでした。追い切り後、昨日はあまりカイバを食べてくれませんでしたが、最近はちょっとずつでも口をつけるようになっていますし、なんとか馬体は維持できていますね。スタミナ面の不安はないわけではありませんが、ウッドチップでこれだけ動けているので、ダートもこなしてくれるのではないかと思っています」(角田師)10日の新潟競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)に藤岡康騎手で出走いたします。

5/10 角田厩舎

10日の新潟競馬ではスタートを決めてスピードと枠の差で先頭に立つ。直線半ばまで先頭をキープし何とか粘りこみたかったが、最後は交わされてしまい5着。「スタートが速いし、先頭へ行けました。流れがうまく収まってくれれば楽だったのですが、外からも来ましたからね。あのプレッシャーがなければもっと楽に行け、最後の粘りも増したと思います。あれだけ前向きな走りに見えて4コーナーあたりでは頭が上がってくるような、やや後ろ向きな素振りも見せる馬なので、そのあたりが課題と言えるかもしれません。向こう正面の走りを見ていただいてもわかるように、正直軽くて芝向きの走りをする馬です。スタートダッシュは速かったですもんね。ただ、ダートもダメではないですし、レースレベル見ながら両面で考えるというのも悪くはないと思います」(藤岡康騎手)スピードよりの軽い走りでスタートダッシュを決めて主導権を握り悪くない形で終始レースを運べたと思います。体は減っていましたが、少しずつ力をつけてきているように感じられましたし、何とか勝ち星をあげてほしいところです。優先出走権を獲ってくれましたが、今後につきましてはあくまでもレース後の状態を持って慎重に判断していくことになると思います。

5/14 角田厩舎

14日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は最後やや苦しくなったとはいえ、優先出走権を確保することができましたし、次につながる内容だったと思います。今のところレース後としてはカイバも食べてくれていますし、このまま厩舎で調整していっても大幅に馬体が減るということはなさそうです。走りからすると芝の方が…とも思いますが、相手関係のこともありますし、続けてダートを使うことで慣れも見込めるでしょうから、今のところは再度ダートを使って行きたいと考えています」(角田師)

5/21 角田厩舎

21日は栗東CWコースで追い切りました。「この中間もなんとかカイバは食べてくれていますし、あまり間を空けるよりも、サッと1本だけ追い切って中1週で使った方が馬体のダメージも少ないと判断し、今週の競馬に使うことにします。ただ、再度新潟への長距離輸送というのはさすがにその後の反動が心配ですから、使う番組は京都の牝馬限定戦にしました。今朝はCWで終いだけサッとやりましたが、いい反応で上々の動きを見せてくれましたよ。デビュー当時は続けて使うとガクッと馬体が減りましたが、今はそのようなこともなく来ていますし、ダート2戦目での前進も期待したいですね」(角田師)25日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)に松山騎手で出走を予定しています。

5/22 角田厩舎

25日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)に松山騎手で出走いたします。

5/25 角田厩舎

25日の京都競馬ではまずまずのスタートも行き脚がつかず追っ付けて好位の後ろを追走。直線に入ると余力がなくなってしまい、最後は脚が上がって16着。「スタートから押して行ったのですが、なかなか行き脚がつかず、前半から追走に手一杯になってしまいました。砂を被って嫌がるような感じはなかったのでなるべくロスのないようにと思って進めましたし、直線もしっかり追ったのですが、スタートで脚を使った分なのか最後は苦しくなってしまいました。申し訳ありません」(松山騎手)「前回はスタート部分が芝だったので、うまくスピードに乗れた感じもありましたから、その点を心配していたのですが、やはり思ったようには行き脚がつきませんでした。それだけが敗因というわけではありませんが、結果的に揉まれる形になりましたし、厳しい競馬になってしまいました。馬体を維持できていたのはプラスでしたが、このあとのことはレース後の馬体をよく見てから考えます」(角田師)行き脚をつけるのにかなり押して行きましたし、その分早めに苦しくなってしまいました。メンバーを考えればダート戦に魅力はありますが、芝でスピードを活かす競馬の方がいいのかもしれません。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。

5/28 角田厩舎

28日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は、思った以上に二の脚がつかず、厳しい結果になってしまって申し訳ありません。相手関係や前走の内容からダートを使うことにしたのですが、やはり芝の方がこの馬本来の走りを見せてくれるように思います。なるべく短い間隔で使うためにも函館入りを考えたのですが、レース後左トモの球節が腫れている状況です。獣医によると軽い捻挫だろうという見解ですが、無理をして他の箇所にダメージが出てもいけませんし、一度放牧に出させていただくことにしました。申し訳ありません」(角田師)29日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

5/30 NFしがらき

30日にNFしがらきへ放牧に出ました。

6/3 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週金曜日にこちらへ到着しました。左トモの球節の腫れと軽い捻挫を考慮して軽く動かしながら馬体のチェックを行っています。球節の腫れはだいぶ落ち着いて降りてきていますが、しばらくは馬の状態を慎重に見て進めていきます」(NFしがらき担当者)

6/10 NFしがらき

周回コースと坂路で軽めの調整を行っています。「左トモの球節の腫れや軽い捻挫も良化し、騎乗調教に問題がないので、この中間から周回コースと坂路で乗り運動から開始しました。ケガの度合いを心配していましたが、問題なく騎乗調教を行っているのでもう大丈夫ですよ。この後は馬の状態を見て進めていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

6/17 NFしがらき

周回コースと坂路で軽めの調整を行っています。「引き続き周回コースと坂路で軽めのキャンターで乗り込んでいます。軽めですが問題なく乗っています。ただ無理は禁物ですので、馬の状態と相談しながら進めていきます」(NFしがらき担当者)

6/24 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「馬の状態が良くなってきましたので、この中間から坂路のペースをハロン18秒程度に上げて乗り込みを開始しました。腫れや捻挫も心配なく来ていますよ。体もふっくら見せていますし、このまま問題がなければステップアップも図れそうです。馬体重は474キロです」(NFしがらき担当者)

7/1 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「周回コース調整と坂路でハロン18秒程度のキャンターでの乗り込みに加えて、坂路調教でこの中間から週1回終い15秒ぐらいまでペースを上げての調整を開始しました。このまま問題がなければ適宜負荷をかけて状態を上げていければと思います」(NFしがらき担当者)

7/8 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「周回コース調整と坂路でハロン18秒程度のキャンターでの乗り込みを基本に、坂路調教でこの中間から週2回終い15秒ぐらいまでペースを上げての乗り込みを開始しました。終い15秒のところを増やしてみましたが、問題ないようですし、小倉開催に向けてしっかりと仕上げていきます」(NFしがらき担当者)

7/22 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続き周回コース調整と坂路でハロン18秒程度のキャンターでの乗り込みを基本に、坂路では週2回終い15秒ぐらいで乗り込まれています。いい感じに仕上がってきましたし、この流れを大事にして進めていきます」(NFしがらき担当者)

7/29 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も順調に乗り込んでいます。坂路では週2回15-15を行って、だいぶピリッと動けるようになってきましたし、馬体もふっくら見せていますよ。今のところ明日の帰厩を予定しています。馬の状態はいいので、ぜひ小倉で頑張ってもらいたいものです。馬体重は496キロです」(NFしがらき担当者)30日に栗東トレセンへ帰厩する予定です。

7/30 角田厩舎

30日に栗東トレセンへ帰厩しました。

7/31 角田厩舎

31日は栗東坂路で追い切りました(56秒2-41秒3-28秒0-14秒6)。「水曜日に無事帰厩しました。来週の競馬を目標にしての帰厩で、放牧先でもしっかりと乗り込んでもらっていましたし、今朝はさっそく15-14程度の時計を出しました。週末、来週とやればいい感じで仕上がってくると思います」(角田師)8月9日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)に義騎手で出走を予定しています。

8/7 角田厩舎

6日は栗東CWコースで追い切りました。7日は軽めの調整を行いました。「帰厩から10日での競馬は当初のもくろみどおりで、今のところは馬体を大きく減らすこともなく乗り込むことができています。今朝は角馬場で軽く体を解してからCWコースで併せて追い切りました。輸送も控えていますし、ビッシリとはやっていませんが、それでも6ハロンは82秒台となかなかの時計でしたし、動きも上々です。カイバ喰いは追い切り後が問題ですが、放牧でふっくらして戻ってくれましたし、輸送自体は問題のないタイプなので、いい状態でレースに臨めるのではないかと思っています。ジョッキーは義に声をかけていたのですが、どうも先約などの都合があったようで乗れなくなってしまったので、同じく3キロ減の岩崎で向いたいと思います」(角田師)9日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)に岩崎騎手で出走いたします。

8/9 引退

9日の小倉競馬では五分のスタートから出たなりで好位につける。スムーズに追走していたが、直線を向くと手応えが怪しくなり、最後は脚が上がって18着。「スタートはポンと出てくれて、無理せずダッシュもつきましたし、いいスピードでスムーズに追走できました。4コーナーまでは手応え的にも止まるような感じはなかったのですが、直線最後は余力がありませんでした。乗った感じからももっとやれていいと思うのですが…。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(岩崎騎手)「放牧明けから考えるとだいぶ減っている状況でしたが、前走からはなんとかプラス2キロで出走することができましたし、輸送後の状態も悪くありませんでした。これなら力は出せるだろうと思いましたし、スタートも五分に出て二の脚もつきましたから、あとはどれだけ粘れるかだと思って見ていたんです。勝負どころまではいい雰囲気でしたが、直線は完全にガス欠のような止まり方。牧場も含め、このところは手加減せずにしっかりと乗り込んできていたのですが、体力的な弱さを補うまでには至りませんでした。2歳の早い段階からいい素質を見せていた馬でしたし、なんとかスピードを活かしたいと考えてきたのですが、このような結果になってしまい、会員の皆様にはお詫び申し上げます」(角田師)気性的に燃えやすく、カイバ喰いが安定しないタイプで、2歳時からずっと馬体維持に悩まされてきました。最近はその中でもしっかりと乗りながら調整することができていましたが、やはりどうしてもスタミナ不足なところは解消されず、苦しい競馬が続いてしまいました。長い距離を走るのは厳しいですし、優先出走権がないまま小倉開催中に芝1200m、ダート1000mを使うのはほぼ難しい状況です。以上のことを踏まえ、角田晃一調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、近日中に中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、後日書面をもってご案内いたします。

-WORK-OUT TIME-
14/4/27(日) 助手 栗 坂路・良 (2回)53.8 - 39.7 - 26.7 - 14.0
キャロル(三未勝)一杯を0.3秒追走0.2秒遅れ 一杯に追う(-)
14/4/30(水) 助手 栗 CW・不良 85.4 - 68.8 - 53.1 - 38.7 - 11.9
パンズラビリンス(三500万)稍一杯の内0.8秒追走0.2秒先着 一杯追伸る(6)
14/5/4(日) 助手 栗 坂路・良 60.0 - 44.3 - 28.8 - 14.2 馬なり余力(-)
14/5/7(水) 助手 栗 CW・良 82.7 - 67.3 - 52.5 - 38.6 - 11.7
パンズラビリンス(三500万)強めの外0.6秒追走3F併同入 馬なり伸る(8)
14/5/21(水) 助手 栗 CW・重 68.5 - 53.0 - 39.0 - 11.8
ソネットライター(三未勝)一杯の外0.9秒追走3F併0.5秒先着 一杯追伸る(8)
14/7/31(木) 助手 栗 坂路・良 56.2 - 41.3 - 28.0 - 14.6 馬なり余力(-)
14/8/3(日) 助手 栗 坂路・良 59.4 - 43.8 - 29.5 - 15.0 馬なり余力(-)
14/8/6(水) 助手 栗 CW・良 81.7 - 66.7 - 52.1 - 38.5 - 12.7
トーワフォーエバー(古500万)一杯の外0.4秒先行0.6秒先着 追って一杯(9)

-RACE RESULTS-
14/5/10 新潟 牝) 3歳未勝利 晴良 ダ1200M 3R 3枠5番 15頭6人気 5着 藤岡康54KG 1:13.8(0.5) 上り38.7 444KG
14/5/25 京都 牝) 3歳未勝利 晴良 ダ1200M 1R 5枠9番 16頭4人気 16着 松山54KG 1:15.5(2.5) 上り39.0 442KG
14/8/9 小倉 混) 3歳未勝利 曇稍 芝1200M 7R 5枠9番 18頭7人気 18着 岩崎51KG 1:11.7(2.9) 上り38.3 444KG

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2014/5/10


2014/5/25


2014/8/9

ケイティーズスターKaties Star(英語)
母名の一部+星。ケイティーズ一族の輝く星になって欲しいとの願いを込めて。母名より連想。

■通算成績:未勝利(0-0-1-6)



ゴーストペッパー安らかに

2014-09-27 16:37:14 | 2011年産
休んでる間に3頭が引退しましたが、この馬の引退が一番残念。
安楽死になったのは残念ですが、あと一歩で勝利も見えていた矢先での出来事だったのでショックでした。

デビュー2戦の内容からはどうなるかと思いましたが、3戦目からの変化を見せての好走続きには驚かされました。
厩舎と山元トレセンのスタッフはよくやってくれたと思います。

念願だったレッチリの子供に出資できて良かったです。ゴーストペッパー安らかに。


ゴーストペッパー

4/30 杉浦厩舎

30日は軽めの調整を行いました。「先週一週間はゆったりと動かすことに留めましたが、やはり特段変わることはなかったですね。ただし、熱をまったく帯びなくなったというわけではないので引き続き気を付けながら接していますよ。前回もそうでしたが最短で中2週の間隔で次走へ向かおうと思っていますし、今日の段階ではまだ時計は出していません。おそらく金曜日か週末あたりに馬の雰囲気と馬場の状況を踏まえて少し時計を出すことになるでしょう。前走跨ってくれた後藤に今度もお願いするつもりだったのですが、負傷してコンビ継続が叶いそうにないので、今のところ田辺に声をかけています」(杉浦師)今のところ5月10日の東京競馬(3歳未勝利・芝1600m)に田辺騎手で出走を予定しています。

5/7 杉浦厩舎

7日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒2-53秒1-39秒8-13秒7)。「予定通り先週末にじわっと動かしておいて今朝ビシッと動かして態勢を整えるようにしました。3頭でウッドチップコースに入り動かしたのですが、動けるようになっているものの今日はあまりいい走りではなかったですね。具合が悪いとかそういった類のものではなく、遅い時間帯の荒れたウッドチップで走りづらかったことからもうひとつ進みが悪かったのでしょう。ただ、出走を考えるには問題ないと思えるため明日の気配などに異常がなければ出走させたいと思っています。前走はモタれが見られたので中間にリングバミを試してみたのですが、あまり効果が見られませんでした。あまりギチギチに矯正しようとすると却ってストレスになり、悪い影響を与えそうな気もするので今のところはノーマルのハミで対応しようかと思っています。性格的にアテにしづらく強気なことは言いにくいのですが、着順はあがってきていますし、何とか決めてほしいですね」(杉浦師)10日の東京競馬(3歳未勝利・芝1600m)に田辺騎手で出走を予定しています。

5/10 引退

10日の東京競馬ではスタート後から行きっぷりがひと息で後方からの競馬に。直線は遅れながらも伸びを見せて追い上げてくるが届かず3着。ゴール入線後歩様に異常を見せたため経過を観察して検査を行ったところ、右前管骨の骨折が判明しました。「もう少し前で流れに乗りたかったですし、極端な話、積極的に行ってラチに沿わせて走ることも考えていたくらいなのですが、ゲート内で落ち着きがなかったのである程度体勢を固めていたため、あの位置からになりました。口が硬いのは事前に聞いていましたし気を付けてはいたのですが、ゲートに突進しそうな雰囲気がありましたからね。それでも道中に何か悪さをすることはなかったですよ。ただし、直線でジリジリと伸びてきてはいるもののちょうどゴール前くらいのタイミングでフォームが急に小さくなったように感じました。跨がった時から脚捌きの硬さはありましたし、この馬なりの部分はあるのかもしれませんが、入線してから前脚に嫌な感じがあったので馬場で下馬させていただきました。まだ僕も詳しくその後の話を聞いていないのですが、大きな怪我につながっていなければいいのですが…。申し訳ありません」(田辺騎手)「状態はキープできていましたし、まわりに気を取られずに集中して走っていい結果を出してくれればと期待を込めて送り出しました。直線はちょっと遅れを取って3着まで来れていましたし、歯がゆいけれど力は示してくれていました。しかし、道中からちょっとぎこちない走りが気になっていて、レース後、ジョッキーが下馬したのですぐに厩舎に戻って様子を見ていました。歩様が悪くなってきていて検査を行ったところ右前脚の球節から管骨へ向かって螺旋状に骨折線が入っていることがわかりました。体の大きい競走馬ですからその影響が大きいことは間違いなく、骨折線が上まで抜けてしまう可能性がかなり高い状態でした。診療所の診断も厳しいと言わざるを得ないということでしたし、今以上悪化するとさらに苦しめるだけになってしまうことから本当に心苦しい思いですが楽にさせてあげることになりました。入厩当初からヤンチャで子供っぽいところばかりを見せていて頭を悩ませていましたが、まだ幼さを随所に見せるものの徐々にしっかりとはしてきていたんです。今回の当該週の追い切りを終えて上がってきた時も珍しく鳴かないで我慢してくれていましたから大人になってきたかなと微笑ましくも思っていたし、かわいい馬で愛着もあっただけに本当に残念でなりません。このようなことになってしまい誠に申し訳ありません」(杉浦師)子供っぽさが全面に見られて力はあるけれどその力を発揮できない状況に頭を悩ませていましたが、厩舎そして山元トレセンをはじめとする多くのスタッフの方々が辛抱強く接して育ててくれたことから成長の跡が見られるようになり、休養明けからは安定して走れるようになってきていました。あと少しというところまで来れていましたし、何とか勝たせてさらなる成長を促してあげたいと考えていたのですが、回復を見込むことが相当に難しく、いたずらに苦しませてしまう可能性が高い状況にあったため、杉浦宏昭調教師と協議をした結果、苦渋の決断ではありましたが安楽死の処置を取ることとなりました。応援してくださった皆様には大変申し訳なく思っております。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。

-WORK-OUT TIME-
14/5/2(金) 助手美南W・稍重 72.8 - 56.8 - 42.0 - 14.1
デジタルフラッシュ(三未勝)馬なりの内同入 馬なり余力(5)
14/5/7(水) 助手 美南W・良 68.2 - 53.1 - 39.8 - 13.7
デジタルフラッシュ(三未勝)末強めの外同入 一杯に追う(7)

-RACE RESULTS-
14/5/10 東京 3歳未勝利 晴良 芝1600M 5R 1枠1番 18頭1人気 3着 田辺56KG 1:35.5(0.7) 上り34.4 474KG



14/5/10

ゴーストペッパーGhost Pepper(英語)
世界一辛い唐辛子名。競馬の世界においても一番になれる事を願って。母名より連想。

通算成績:未勝利(0-1-3-2) 


ゴーストペッパー、続けて善戦

2014-04-28 20:36:04 | 2011年産
ゴーストペッパー

3/26 杉浦厩舎

26日は美浦南Pコースで追い切りました(68秒6-52秒6-38秒3-12秒9)。「脚元といいますか膝のほうは骨膜が張っている状態にあるのですが、依然として痛みが出たりして歩様が不安定になっているわけではありませんからいい意味で変わりなく来れていると言えると思います。ミスステップ等を避ける意味でも気持ちを維持させる意味でもポリトラックコースでの追い切りを今週も課していて、今日は3頭併せの真ん中に入れて動かしました。プレッシャーのあるなかでも気持ちを切らさずにしっかりと走れていましたし、印象は悪くないですよ。あとは何とか勝ち負けに持っていきたいですね。前走の内容ならばその気持ちは増します。想定を見ると権利持ちの馬はこの馬だけという状況。さすがに想定を見て回ってくる馬はいるでしょうからこのままの状況で確定するとは考えにくいですが、今の状態からするとあまり使い込めるとは考えにくいので勝てる時に勝たせてあげたい。何とかメンバー構成が厳しくならず、コンディションも維持してレースへ送り出し、前走に続いていいレースができればと思っています。前回のいいイメージを持って臨んでもらいたいと思い、鞍上は引き続き木幡初也に頼んであります」(杉浦師)30日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に木幡初騎手で出走を予定しています。

3/27 杉浦厩舎

30日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に木幡初騎手で出走いたします。

3/30 杉浦厩舎

30日の中山競馬ではスタート後は促しながら中団を進む。直線外から差を詰めてくるが3着まで。「前走同様にいい走りはしてくれたと思いますが勝ち切れなかっただけに悔しさが残ります。申し訳ありませんでした。スタート後に少しヨレましたが、促すとすぐに反応してくれました。道中ではフッと気を抜くような面もありましたが、今日は内で我慢させながら走ることができました。直線では手前を替えるときに少しフラフラしてしまいましたが、馬群を抜ける時なんかは周りの馬を気にしませんし、相手次第では十分勝てる力はあります。続けて善戦できましたし、次は決めたいですね」(木幡初騎手)「馬体重の増減もなく精神面も安定していて悪くない状態で送り出せたと思います。前走に続いて走れているように力はつけてきているのでしょうが、今日も所々肝心なところで若さを見せているのが悩ましいです。終いは来ているのですが…。骨膜の出ている膝のこともあるから早めに勝ち上がらせたい。次はなんとか決めたいですね。どのあたりに目標を置くかは様子を見てから考えさせてください」(杉浦師)前走の勢いを活かして勝ちたいレースでしたが随所に若さを出してしまい勝負どころでおかれてしまいました。直線はまた差を詰めるように伸びてきただけに悔しさも残りますが、2戦続けて好走でき、休養前のイメージは段々と払拭できてきていると思います。次こそはここ2戦以上の結果を残してもらえればと思います。


4/2 杉浦厩舎

2日は軽めの調整を行いました。「先週は悔しい結果でしたが、安定して走れていて軌道に乗ってきていることは確認できたレースでした。今の悪くない流れを維持したまま勝ち切るところまで行きたいですね。肝心のレース後の状態ですが、走った分だけ疲れはあって膝部分はポーッと熱を帯びています。ただし、歩様が悪くなってハ行するようなことはないので、今のところ大きな異常はないという状況です。少なくとも今週いっぱいは柔らかいところで動かすなどしてレース後のケアと見極め期間に充てるつもりです。あまりにも熱感が引かなかったり疲れがもっと強くなるようならば立て直しますし、今のままか楽になるのであればこのまま次の競馬を考えていきたいと思っています」(杉浦師)

4/9 杉浦厩舎

9日は軽めの調整を行いました。「先週いっぱい膝の様子を見ていましたが大きく変わった様子はありませんでした。それなのでこのまま行こうと思っています。まだ速い時計を出すことはしていませんが、今すぐは必要ないかなという気もしているんです。距離は大きく変える必要はないと思うのですが、馬場が悪すぎるとノメる恐れがある馬なので、2走続けて好走できている中山にすべきか東京にすべきか正直悩んでいるんです。時計が速すぎるのもどうかという気持ちもありますからね。いちおう来週を本線に考えて、あまりにも天候が悪くなりすぎるようであれば考える、といった感じで対応していこうかと思っています。調教のほうはおそらく金曜日か週末あたりにちょっとやって来週また動かすという形を取ることになるでしょう」(杉浦師)今のところ20日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に出走を予定しています。

4/17 杉浦厩舎

16日は美浦南Pコースで追い切りました(69秒3-53秒7-38秒9-12秒1)。17日は軽めの調整を行いました。「予定通り先週は金曜日にサッと動かしましたが特に変わりないなと思える動きを見せてくれましたね。その後はじっくり動かすことにして、今週の追い切りは水曜日に行いました。私が自ら跨りましたが、聞こえが悪いかもしれないけれど変わらないなと思えるフットワークでしたよ。もちろんいい意味で、です。それならば強い負荷をかけすぎずに維持した状態でレースへ向かえた方がいいでしょうし、今週の競馬へ向かうことにしました。週末雨予報が出ていますが、グッチャグチャまでにはならないでしょうし、気を損ねないようなコンディションのなか競馬ができればと思います。ここ2戦は減量を使ってきましたが、今回は攻める意味も込めて後藤でいきます。何とか勝ち切ってほしいですね」(杉浦師)20日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に後藤騎手で出走いたします。

4/20 杉浦厩舎

20日の中山競馬ではまずまずのスタートから道中5、6番手を追走し、直線では外からジワジワと差を詰めるも2着まで。「とにかく序盤から内々にササる感じで真っ直ぐ走らせるのに必死でした。なかなかハミも利かないですし、本当に難しいです。パワーは古馬並のものを持っているので、勝てる力はあるのですが、上手くそれを走りに活かすことができません。内枠でハナをきらせてラチを頼りながら走るなどすればまた違うと思いますが、今日はそうもいきませんでした。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(後藤騎手)「装鞍所では時折ピーピー鳴くなど相変わらずの面はあるのですが、レースに行けばそういうところはないですし、少しずつ馬体も良くなってパワーアップしているんです。ただし、力がついてきたことはいいのですが、その影響か口が硬くなって利きづらくなっています。今日は勝った馬が内で楽をしていましたからこちらとしては余計に乗り難しかったと思うのですが、もう一歩のところまでには来ていますし、決して悪い内容ではないんですけどね。この後はトレセンで疲れの溜まりやすい膝を中心に状態を見てからになりますが、そのまま次に向かうにしてもハミの取り方などを改めて確認しながら、必要に応じて微調整していくかもしれません」(杉浦師)今日は口が利きにくく内にササるようなところがあるなど課題も見られましたが、この春の中山開催では安定して上位争いできているように力は通用するでしょうし、何とかこの流れを維持して一番いい結果につなげていきたいところです。この後は心身共に状態をチェックしてからどうするか判断していきます。

4/23 杉浦厩舎

23日は軽めの調整を行いました。「ちょっとずつちょっとずつ差を詰めてきているんですけれどね。着順も休み明けから3着、3着と来て今回2着。1着に近づいてきているのは確かなんですがなんだか遠い。使ってきているし、何とか勝たせてあげたいところです。レース後の状態ですがいい意味で変わりありません。走った後はどうしても熱を持つのですが歩様の乱れというか違和感もないですから、今週いっぱいしっかり見て、大丈夫なようならばまた競馬を考えていきたいと思っています。モタれなどもありましたし、可能ならば後藤にまたお願いするつもりですが、あくまでも馬の状態を見ながらレースを決めていければと思っています」(杉浦師)


-WORK-OUT TIME-
14/3/26(水) 助手 美南P・良 68.6 - 52.6 - 38.3 - 12.9
ジュガンティーヤ(三未勝)一杯の外同入 馬なり余力(5)
14/4/11(金) 調教師 美南W・良 75.7 - 59.7 - 43.9 - 14.7 馬なり余力(9)
14/4/16(水) 調教師 美南P・良 69.3 - 53.7 - 38.9 - 12.1
ケイビエント(三未勝)馬なりの外同入 馬なり余力(5)

- RACE RESULTS-
14/3/30 中山 混) 3歳未勝利 小雨稍 芝1600M 3R 2枠3番 16頭3人気 3着 木幡初53KG 1:37.3(0.2) 上り36.0 478KG
14/4/20 中山 混) 3歳未勝利 曇良 芝1600M 4R 7枠13番 16頭3人気 2着 後藤56KG 1:35.7(0.2) 上り35.5 476KG

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内枠でも外枠でももうある程度自分の走りができるようになりましたね。
脚元の不安もあるので、早いうちに良い結果が出てほしいです。


2014/3/30


2014/4/20

ヴィータアレグリア、500万5着、フラワーC12着

2014-03-23 18:36:54 | 2011年産
ヴィータアレグリア

1/4 高柳厩舎

3日、4日は軽めの調整を行いました。「前回は思った以上のパフォーマンスを見せてくれて驚きましたし、いい結果をいきなりから出せてホッとしました。ありがとうございました。レース後の状態を見極めていましたが、レース直後はいくらか左右差はあるなと思っていたんです。ただし、一過性のものでそこまで目立つような疲れではないかなと感じていました。首の張りが特に左側に出やすいのもあったのでそういったバランスの差かなという見方もしていたのでケアしつつ様子を見ていました。今週もじっくり動かしていたのですが、今朝体を触ったところ右の前膝がいくらか熱っぽかったんです。様子を見るためにダクを踏ませたりしながら軽く乗りましたが歩様は問題ないものの、トモもいくらか気になりました。膝部分はレントゲンでも顕著な不安は見られませんでしたが、骨がまだしっかりしきれていないようだと獣医師からも話がありました。トモは張りが目立つ状態です。前回のお休みは意図したものではありませんでしたが、じっくり行ったことで結果につながったように思いますし、これらの症状も何らかのサインかもしれないと考えて、今回も無理をせずにいったんお休みを挟んで春競馬を考えていければと思っています」(高柳師)

1/6 NF天栄

5日にNF天栄へ放牧に出ました。

1/7 NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「レース後の状態の見極めを行ってもらっている中で疲れが出てきたということで一度お休みを挟むことになり、こちらへ帰ってきています。可能なら続戦というプランもあったようなのですが、またいい走りができるよう、この期間を無駄にしないように接していきたいです。移動からまだ日が浅いので本格的な調教は行っていませんが、疲れのある部分のケアを行いながらタイミングを見て少しずつ動かしていければと思っています」(天栄担当者)

1/14 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「こちらに帰ってきて1週間ほど経ちますが脚元を始め馬体面に目立って気になるところが出てくることはありません。ただし、疲れが出たことは確かですから緩めすぎないようにしつつも馬体のケアを怠らないように気を付けながら接するようにしています。現在はトレッドミルでダクを踏ませているので少しずつ動かしていきます」(NF天栄担当者)

1/21 NF天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン16秒程度のキャンター調整も取り入れています。「じわじわと進め出していて今朝は坂路に入って15-15の一歩手前くらいのところで動かしましたよ。今のところ脚元も、その他も気になるところは見せていませんし、この調子でリフレッシュを図りながら調整を進めていって再びトレセンへ送り出せるようにしていければと思っています」(天栄担当者)

1/28 NF天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒程度のキャンター調整も取り入れています。「この中間は15-15を課す日も設けて進めてきています。脚元は変わりないですし、体調のほうもまずまず。この調子をキープして送り出せればと思っています。少し早目ではありますが、最短で今週帰厩という話も出てきていますし、今後は移動に備えて調整を行っていきます。馬体重は450キロです」(天栄担当者)

1/30 高柳厩舎

30日に美浦トレセンへ帰厩しました。「先日天栄へ見に行ってきたのですが、前走後の疲れは癒えてきていたようでコンディション的には大きな問題がない中で調整を進められていました。左の首の張りは相変わらず見られたのですが、そこは今後も付き合っていかなければいけないものと捉えていますのでケアしていけば問題のないものでしょう。当初は来週くらいの帰厩を考えていましたが、順調に調整できている中で早めに美浦へ連れてきて進めていくほうがいいだろうと考えて今週の検疫を確保しました。本日トレセンへ入りましたので、様子を見ながら徐々に進めていくつもりです」(高柳師)

2/6 高柳厩舎

5日は軽めの調整を行いました。6日は美浦坂路で追い切りました(58秒1-42秒9-27秒8-13秒6)。「先週早めに入れさせていただいて、少しずつ進め出しています。目標を中山の開幕週の牝馬限定戦に置いていますので、今週はまだしっかりと動かすものではなく14-14くらいでじわっと動かしました。僕はほかの馬に跨っていてヴィータアレグリアを後ろから見ていましたが、走りからは頼りない感じはしますよね。線は細めだし、非力なタイプですから、今週の重たい馬場はなおさらきついでしょうから、そのあたりは致し方ありません。だからと言って何か悪いわけでもありませんし、体調はむしろいいほうですから、少しずつ上げていき態勢を整えていければと思っていますよ」(高柳師)3月2日の中山競馬(3歳500万下・牝馬限定・芝1800m)に出走を予定しています。

2/12 高柳厩舎

12日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒3-39秒6-13秒5)。「追い切りは今週が実質1本目のものになりますのでビッシリと行うものではなく形をつくって適度に負荷をかけられればと思っていました。今朝は早い時間帯の組で馬場に入り、3頭併せにて追い切りを行いました。ヴィータアレグリアは先行する形で追走の2頭が来るのを待って体を並べて終いを伸ばすようにしましたが、最後はちょっと遅れはしたものの動き的には決して悪くありません。時計なりの負荷はかけられましたし、まずまずですよ。首左側の張りは相変わらずありますが、歩様等に違和感は感じませんし、これといった問題も今は見られません。この調子を維持して本数を重ねていって可能ならば中山1週目の限定戦へ向かえるようにしたいと思っています」(高柳師)3月2日の中山競馬(3歳500万下・牝馬限定・芝1800m)に出走を予定しています。

2/20 高柳厩舎

19日は軽めの調整を行いました。20日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒5-39秒4-13秒4)。「目標を来週の牝馬限定戦に置いていますし、またひとつ負荷をかけて状態をあげていけるように今朝追い切りました。前走後問題なければ菜の花賞を考えたいと思っていてその時に一度声をかけていた大野に今回も声をかけて乗ってもらえることになりましたので、今朝の追い切りにも跨ってもらったんです。1000万下クラスで2着した馬と併せて終いはやや一杯に追ってもらいましたが見た目はまずまず。事前にある程度この馬の特徴など現状を話してイメージして乗ってもらったのですが、実際の感触は聞いていたものよりもしっかりはしていたそうです。頼りない感じがあるのでチップより実戦のほうがいいタイプだよという話をしていたのですが、今日の馬場でもしっかりしていたということであればいいイメージを持ってくれたと思いますよ。体は440キロほどで前走よりいくらか減っている状態です。前回はスクミへの配慮もあって食事も少しコントロールしていたのですが、今回はその時よりも食べさせているんです。それでしっかり動けていて見た目も極端な細化はないので、気にはしますが馬体重の数字に固執されすぎないようにしつつ調整を進めていければ理想的と思っています」(高柳師)3月2日の中山競馬(3歳500万下・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。

2/24 高柳厩舎

3月1日の中山競馬(水仙賞・芝2200m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて11頭の登録があります。

2/27 高柳厩舎

26日は軽めの調整を行いました。27日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒2-38秒9-12秒8)。「例年の傾向からすると目標にしてきたレースはフルゲート割れすることが多いのですが、万が一のことがあってはいけないので念のための保険として水仙賞にも登録をさせていただきました。結果大丈夫そうだったので申し訳ありませんが、予定が狂わずにレースへ向かえるのは何よりです。追い切りは今朝木曜日に行っています。3頭併せにしてヴィータアレグリアは真ん中を進みました。内から来た馬が抜かしていくのは想定していたことなので遅れという表示はまったく気にしなくて大丈夫です。外の馬と体を並べて動かすという目的でしたし、思惑通りの調教ができましたよ。動きもこの馬なりにしっかりしていて悪くなかったし、動き的には問題ないでしょう。体つきはすらっと見せる分マイナス体重だと心配するかもしれませんが、ゲッソリしているわけではないですし、体調面に問題によるものではありません。もちろん今日の追い切り後の変化の有無もありますから、無事にレースへ送り出せればと思っています。前走が驚かせてくれる走りでしたが、クラスが上がってもいい走りを見せてくれればと思っています」(高柳師)3月2日の中山競馬(3歳500万下・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走いたします。

3/2 高柳厩舎

2日の中山競馬では道中中団を追走し、直線では終いまでしぶとく伸びるも5着まで。「この荒れた馬場にも問題なく対応してくれていますし、全体を見ても悪くない走りはしてくれているんですけどね。結果的にはもう少しでも勝負どころでいい位置につけて直線に向かいたかったですし、終いにジリジリながら脚を使ってくれているだけに最後はポジショニングの差が出てしまったかもしれません。今日は上手く乗れず申し訳ありません」(大野騎手)「体は減っていたものの見た目に細い感じはありませんでしたし、悪くない状態でレースに向かえたと思います。ジョッキーはもう少しスムーズに走らせたかったと言っていましたが、それでも終いまで脚を使ってくれていますし、流れ次第ではもっと差のない走りはできたはずです。今日は一番いい結果を出せず申し訳ありませんが、これからの馬でもありますし、今後より力をつけていけば楽しみですからね。この後についてはレース後の状態を見ながら判断させていただければと思います」(高柳師)着順こそ5着ではありましたが、ジリジリながらも最後まで脚を使ってくれた点には好感が持てますし、次の競馬ではさらにいい走りをして結果につなげていきたいものです。この後は状態をチェックしてから、続戦するか一息入れて次を狙うか決めていきます。

3/6 高柳厩舎

5日、6日は軽めの調整を行いました。「先週は結果こそいいものにはなりませんでしたが、内容は悪くなかったと思います。大野とは話をしながらレースへ臨んだのですが、ゲートの確認もしておいたんです。速いわけではなかったですが、中でガタガタしたり、出が極端に悪いようなこともなかったですし、練習の成果は多少あったかなという気はしました。立ち回りもよくて、最後も差のないようなところまで来ていましたし、初勝利をあげたときと同様にこちらが思う以上のパフォーマンスを発揮してくれるえらい馬です。今回、馬体重を気にしすぎないようにして調整しましたが、減りすぎは良くないでしょうがあの格好でも問題ないレベルだったのではないかなと思うんです。もちろんこれ以上極端に減らすのは良くないのですが、1戦目、2戦目はむしろよくそのくらいで競馬ができていたなと思うくらいなので、このくらいの格好で競馬へ向かっていっていいのではないかなと思います。今はレース後の見極めにあたっているところですが、外見上では大きな異常もなさそうですよ。もう少し見極めてからになりますが、可能ならばこのまま厩舎で調整して、次のレースを考えていければと思っています」(高柳師)21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)か29日の中山競馬(ミモザ賞・牝馬限定・芝2000m)あたりを目標にしていきます。

3/12 高柳厩舎

12日は美浦坂路で追い切りました(56秒6-42秒0-27秒7-13秒6)。「先週一杯の様子を見ていてもいい意味で変わりはなかったので、今週からまた次走へ向けてピッチをあげています。そうは言っても、もうある程度できていますし、それを維持するようにしていくことがメインになると思います。馬体重は434キロとちょっと減っていますが、見た目から悲壮感はないんです。カイバも食べているし、スッキリは見せますが、悪い状態には感じません。いちおう可能ならばフラワーカップを中心に考えたいと思っていますので、そのつもりで今朝は坂路で半マイル56秒くらいの時計を出しました。週末にまたちょっと動かして、週明けに程よく動かしてから金曜日のレースへ向かうようにしたいと考えています」(高柳師)21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に出走を予定しています。

3/16 高柳厩舎

21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて25頭の登録があります。

3/18 高柳厩舎

18日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒3-39秒4-12秒8)。「今週は金曜日のレースになりますし、フラワーカップ出走予定馬は事前に申し込みをしておけば月曜日調教もできましたので、じっくり動かして今朝火曜日に追い切りを行うことにしました。大野に跨ってもらいましたが、中身を含め体はすでに仕上がっているのでそれを維持するイメージで無理に強い負荷はかけていません。2頭で併せて後ろから来る馬が直線で交わしてくるという3頭併せだったのですが、後ろから来る馬は気にしないで2頭併せでじっくり動かすという指示でした。ほぼイメージ通りの形に行きましたし、最後までしっかりとしたフットワークで走れていて悪くなかったと思いますよ。ここまでは無事に来ていますのであとは抽選ですね。前走の内容からも期待は持ていますし、抽選を突破していい競馬を見せてほしいと思っています」(高柳師)21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。

3/19 高柳厩舎

21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走いたします。

3/21 高柳厩舎

21日の中山競馬では道中最後方から進める。直線ではそれなりに脚を使っているものの前には届かず12着。「前走と比べればもちろん相手は強くなりますが、何とか上位争いに食い込みたいと思っていたんです。跨がった感じ自体は悪くなかったと思いますが、今日は強めの風が吹いていてその影響を受けてしまったように思います。体が小さめな馬という点だけでなく、それ以外にちょっと気持ちの面で怯んでしまいましたからね。いい走りをお見せできず申し訳ありませんが、まだ良くなる余地のある馬ですし、巻き返したいですね」(大野騎手)「メンバーを考えるともちろん楽ではありませんが、春のことを考えるとここは勝負したいタイミングでしたし、挑戦させていただきました。結果的にちょっと馬体が寂しくなってしまいましたし、ジョッキーが言っていたように強風に怯んでしまいました。直線ではそれなりに脚は使っているものの、今日はそこに向かう過程がもうひとつになりましたし、悔しい結果となりました。申し訳ありません。ここは勝負と思って使わせていただきましたし、体が寂しくなっていましたから、一度リフレッシュ期間を設けて次をどうするか考えていきたいと思います」(高柳師)初勝利を挙げた舞台で果敢に挑戦していきましたが、馬体減や強風に怯んだ影響か、狙っていた結果を出すことができませんでした。この後は馬体回復のために放牧を挟み、状態を見ながら競馬を考えていく予定です。

-WORK-OUT TIME-
14/2/6(木) 助手 美坂路・良 58.1 - 42.9 - 27.8 - 13.6 馬なり余力(-)
14/2/9(日) 助手 美坂路・重 58.6 - 43.8 - 29.0 - 14.1 馬なり余力(-)
14/2/12(水) 助手 美南W・重 54.3 - 39.6 - 13.5
コスモヨウヘイ(新)一杯の外0.6秒先行0.1秒遅れ 馬なり余力(6)
14/2/17(月) 助手 美南W・稍重 59.5 - 44.4 - 13.7 馬なり余力(7)
14/2/20(木) 大野 美南W・良 53.5 - 39.4 - 13.4
スギノハルバート(古1000万)一杯の内0.4秒追走0.2秒先着 強めに追う(6)
14/2/24(月) 助手 美坂路・良 60.1 - 44.5 - 29.5 - 14.5 馬なり余力(-)
14/2/27(木) 助手 美南W・良 53.2 - 38.9 - 12.8
エクセレントビュー(三500万)一杯の外0.8秒先行0.2秒遅れ 強めに追う(7)
14/3/12(水) 助手 美坂路・良 56.6 - 42.0 - 27.7 - 13.6 馬なり余力(-)
14/3/15(土) 助手 美坂路・稍重 62.6 - 45.2 - 29.3 - 14.3 馬なり余力(-)
14/3/18(火) 大野 美南W・良 54.3 - 39.4 - 12.8
コーデュロイ(三未勝)一杯の外1.0秒先行0.2秒遅れ 馬なり余力(7)

-RACE RESULTS-
14/3/2 中山 牝) 3歳500万下 雨稍 芝1800M 6R 6枠10番 14頭11人気 5着 大野54KG 1:51.8(0.5) 上り37.2 436KG
14/3/21 中山 国)牝) フラワーC-GⅢ 晴良 芝1800M 11R 7枠14番 16頭15人気 12着 大野54KG 1:52.4(1.1) 上り36.3 428KG

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年末の初勝利から少し休んで挑戦した2戦はともに本来の走りはできませんでした。
2戦ともに枠順もあり外を回しての差す競馬。それでも500万条件では掲示板にのることもできましたし、未勝利の時のようなうまい競馬ができれば、ゆくゆくはクラス卒業もできそうです。
フラワーCで負けたことにより、春競馬も焦る必要はなくなりました。
しっかり休んで戻ってきてほしいと思います。


2014/3/2


2014/3/21

ケイティーズスター、ガス欠15着

2014-03-23 18:35:18 | 2011年産
ケイティーズスター

11/20 NFしがらき

20日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週の競馬は、4コーナーまでいい感じだったのに、直線半ばで脚が上がってしまいました。帰厩当初は470キロほどあったので、レースまでの2週間余りで30キロほど減ってしまっています。久々ということもあって最後は息切れしたような形です。ですから、今回の放牧では馬体重だけにこだわるのではなく、ある程度攻めていってもらって、サッとレースに使うようにしていくつもりです」(角田師)

11/27 NFしがらき

周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「こちらに到着後、馬体に異常がないことを確認してから軽く乗り出しています。今は角馬場と周回コースを中心にゆったりと動かしていますが、乗りながらも馬体の回復が早く、気配は悪くありませんよ」(NFしがらき担当者)

12/3 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは坂路調教も取り入れて、しっかりと乗り込むようにしています。馬体は回復して筋肉にも張りがありますし、少しずつペースを上げた調教も取り入れていきます。年明けの競馬が目標になってくるので、そのつもりで進めていきます」(NFしがらき担当者)

12/10 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き、しっかりと乗り込みを続けています。気持ちの面でピリピリするようなところも見せていませんし、順調に進められていますね。馬体もだいぶふっくら見せていますから、このまましっかりと乗り込んでいきます」(NFしがらき担当者)

12/18 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も順調に乗り込みを続けています。馬体はだいぶ余裕がある状態になってきているので、ここからはしっかりと乗り込んで帰厩に備えていく段階ですね。普段はおとなしくて精神的にも安定していますし、カイバ喰いも良好です」(NFしがらき担当者)

1/7 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「周回コースと坂路で乗っていますが、速いペースをビッシリ乗ると言うよりは距離を乗るようにして負荷をかけています。馬体は大きく減ることはないものの、これからさらに負荷を重ねていっても維持していけるようにしたいですね」(NFしがらき担当者)

1/14 NFしがらき

周回コースでハロン20秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は周回コースでの調整を中心に進めていますが、距離にすると3000mくらいをジックリと乗って運動量を確保しています。前走時と比べると馬体は30~40キロ余裕のある状態ですから悪くないと思いますが、環境が変わって乗り込んで行くと一気に減る可能性もありますし、できるだけこちらでペースを速めて帰厩を考えていく可能性もありそうですね」(NFしがらき担当者)

1/21 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン20秒程度のキャンター調整を行っています。「周回コースでの調教にあわせて週2回は坂路でハロン20秒くらいで動かすようにしています。先週もお伝えしたように現状で馬体に余裕がある状態だと思いますが、今後ある程度乗る中でこの状態を維持していけるようにしたいですね」(NFしがらき担当者)

1/28  NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18~20秒程度のキャンター調整を行っています。「少しずつ坂路での調教ペースを速めるようにしていて、この中間はハロン18秒近くまで乗っています。直近の馬体重は494キロとキープできていますし、この調子で下地を固めつつ先々の15-15の調教につなげていきたいですね」(NFしがらき担当者)

2/4  NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「周回コースでの調教を基礎にしつつも、週2回は坂路でハロン18秒のキャンターをベースに、2本目に終い15秒ぐらいのところも取り入れ始めています。少しずつ負荷をかけ始めていますが、このまま体を維持しつつもよりいい筋肉が付いてくるようになれば理想的ですね」(NFしがらき担当者)

2/12 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き、坂路では状態を見て15-15に近いところも取り入れています。火曜日はラスト14秒ぐらいまで脚を伸ばしていますし、だいぶ態勢は整ってきたと言っていいでしょう。こちらではある程度速いところまで進める予定ですので、このあとも状態を見ながら速い調教も取り入れていきます」(NFしがらき担当者)

2/18 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も周回コースでの調教を基本にしながら、週2回は坂路にてラスト14秒ぐらいまで乗り込んでいます。速い調教も取り入れていますが、馬は変らず順調ですね。そう遠くなく帰厩の話も出てきそうなので、緩めずしっかり調整します。馬体重は496キロです」(NFしがらき担当者)

2/25 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続き周回コースでの調教を基本にしながら、週2回は坂路にてラスト14秒ぐらいまで乗り込んでいます。この調教にも堪えることなく、馬は変わりなく順調ですね。いつ帰厩の話が出ても大丈夫なように、緩めずしっかり調整します」(NFしがらき担当者)

2/28 角田厩舎

28日に栗東トレセンへ帰厩しました。

3/5 角田厩舎

5日は栗東坂路で追い切りました(55秒5-40秒4-27秒0-13秒9)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。やはり、トレセンに来たというだけで気持ちが高ぶってしまうのか、カイバ喰いは安定せず、1日分しっかりと食べてくれることはないような状況です。今朝は最後までムキにならず楽な感じで上がっていましたし、体がさびしくならないように気をつけていきたいですね。来週はビシッとやってレースに臨みます」(角田師)15日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に田中勝騎手で出走を予定しています。

3/12 角田厩舎

12日は栗東坂路で追い切りました(53秒8-38秒9-25秒5-13秒5)。「今朝は坂路である程度しっかりと追い切りました。加減してもビシッとやってもその後のカイバ喰いは変わらないので、直前はしっかりやった方がいいと思って負荷をかけています。まだトモに甘さがあって、このあたりがしっかりしてくればさらに動けるようになるとは思いますが、素軽い走りをするので開幕週の馬場は味方してくれるでしょう。馬体重は440~50キロぐらいでの出走になると思います」(角田師)15日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に田中勝騎手で出走を予定しています。

3/13 角田厩舎

15日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に田中勝騎手で出走いたします。

3/15 角田厩舎

15日の中京競馬では五分のスタートから先手を奪ってレースを進める。勝負どころまでは頑張っていたものの、直線半ばで止まってしまい15着。「プラス体重でしたし、馬体もいい雰囲気だったと思います。ただ、返し馬ではピリっとしたところが見られなかったので、レースでは前へ行く形を取りました。直線手前までは頑張ってくれていましたが最後は伸びる感じもなく、ダラッとした走りになってしまいました。なんとかいい走りを見せたいと思いましたが結果が伴わず申し訳ありませんでした」(田中勝騎手)「ジョッキーには、好位から抜け出すような競馬をして欲しいと伝えていたのですが、積極的に進めてくれて、道中の感じは悪くないように見えました。それが、直線半ばでパッタリ。ガス欠のような止まり方でした。前走比はプラスでしたが、帰厩当初から考えるとかなり減っていましたし、やはり体の維持が一番のポイントということになりそうです。この後は放牧に出して体を回復させてからしかりと乗ってもらって、ダート戦も選択肢に入れようと思います」(角田師)道中まで先手を奪っていい形でレースを運べていただけに最後の直線での踏ん張りに期待が高まりましたが、結果的には止まってしまいました。馬体重の維持の面でも難しさがある馬だけになかなか結果が伴わず悔しい限りです。新たな競馬を試した今日のレースを含めて一戦一戦の経験を何とか次のレースに活かすことで最良の結果に繋げられればと思います。今後はいったん放牧に出して、まずは馬体の回復を促すことを検討しています。

3/19 NFしがらき

19日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週の競馬は、直線半ばでパタッと脚が止まってしまって、最後は苦しい競馬になってしまいました。道中の感じは良かっただけに、あとひと踏ん張りと思うのですが、やはり馬体の不安があってその踏ん張りがきかない状況です。ただ、今回は帰厩後ずっと減り続けていた体がある程度のところでキープできていたので、少しずつ体質もしっかりしてきているのだと思います。一度放牧に出しますが、放牧先でも緩めずに動かしてもらって、あまり間隔を空けないでも使えるダート戦も視野に入れていく予定です」(角田師)

-WORK-OUT TIME-
14/3/2(日) 助手 栗坂路・稍重 58.2 - 43.1 - 28.9 - 14.8 馬なり余力(-)
14/3/5(水) 助手 栗坂路・重 55.5 - 40.4 - 27.0 - 13.9
サージェントペパー(三未勝)一杯に0.6秒先行0.2秒遅れ 馬なり余力(-)
14/3/9(日) 助手 栗CW・良 87.9 - 72.1 - 57.4 - 42.6 - 13.5
キャロル(新)馬なりの外0.3秒先行3F付0.1秒遅れ 馬なり余力(8)
14/3/12(水) 助手 栗坂路・稍重 53.8 - 38.9 - 25.5 - 13.5
ヴァイセフラウ(三未勝)一杯に0.4秒先行0.6秒遅れ 叩き一杯(-)

-RACE RESULTS-
14/3/15 中京 牝) 3歳未勝利 晴良 芝1400M 5R 4枠8番 18頭10人気 15着 田中勝54KG 1:26.0(3.1) 上り39.6 452KG

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中京でカッチー騎乗だったので、昨年の再現を期待しましたが、そうはうまく行きませんでした。
今までと違う走りを試してくれたのは良かったですが、逆効果だったようで脚をためる競馬のほうが向いていそうです。
1番先にデビューした本馬ですが、このままではかなり厳しい状況です。
次走はダートを試すようなので、新境地を見せてほしいですね。


2014/3/15

ゴーストペッパー、びっくり3着

2014-03-23 18:34:29 | 2011年産
ゴーストペッパー

1/7 山元TC

周回コースと坂路コースでキャンター調整を行っています。「こちらに帰ってきてからさっそく動かし出していたように問題はありませんし、年末年始の時期もこれといったトラブルなく過ごせています。日を選んではいますがじわじわと乗り込んできていますし、体調も問題ないですよ。根本からしっかりさせるためにはもう少々時間がほしいのは否めませんが、厩舎からも精神面の成長を第一に考えていきたいし、キックバックの影響を受けにくい芝を考えるために間隔もそれなりにあけて次のことを考えていきたいという話が出ていますので、もうしばらくはこちらでしっかり乗っていくことになるはずです」(山元担当者)

1/14 山元TC

周回コースと坂路コースでキャンター調整を行っています。「じっくり乗り込んできていますが、徐々に速いところも課していきはじめました。今朝は坂路2本の調教で、1本目はハロン16~17秒くらい、2本目は15-15くらいのところも取り入れていますよ。時計は出せますが、もっといい状態に持っていければ理想的でしょうし、引き続き乗り込みを重ねていきます」(山元担当者)

1/23 山元TC

周回コースと坂路コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。「順調に乗り込めていますよ。だんだんと速いところも課し出して、時には15-15にとどまらず速いところもしっかりと行うようにしているんです。以前はハミに乗っかったような走りでしたが、少しずつハミを噛んで走れるようになってきていて、それに応じてトモの筋肉も少しずつ良くなってきていますので、良い過程にあると思いますよ」(山元担当者)

1/28 山元TC

周回コースと坂路コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。「馬は元気にしていますし、調教のほうも至って順調ですね。まだ自信を持って送り出せるという状態までにはできていませんが、乗り込むごとに良くなってきているのは確かだと思います。先日、杉浦調教師にも現状をお伝えしたところですよ。今入れても中途半端になりかねないので、現状はじっくり乗り込むことに専念して春から徐々に競馬を考えていこうという話になっていますし、引き続きしっかり動かしていきます」(山元担当者)

2/6 山元TC

周回コースでキャンター調整を行い、日によって坂路コースでハロン13~15秒のキャンター調整も取り入れています。「ここまで問題なく来ていますのでこの中間からはさらにひとつ進めて速いラップを出すように動かしています。また、ただの時計だけではなくていろいろなシチュエーションで動かして、少しでも精神面の向上、走りの良化を狙って調教するようにしていますよ。その甲斐もあって少しずつではありますが走りにまとまりをつくることができていますし、何とかこの流れで良くしていきたいですね」(山元担当者)

2/13 山元TC

坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によってハロン14~15秒のキャンター調整も取り入れています。「先週末の雪で40~50cmほど積もりましたが、除雪車をしっかりと回しているので、調教の主となる坂路での調教は普段通り行えていますよ。周回馬場は今控えていますが、また使用できる状況になりつつありますし、両面とも問題なく使用できるようになれば併せつつ乗り込んでいき態勢を整えていきたいですね」(山元担当者)

2/19 山元TC

坂路で16~17秒のキャンター調整を行い、日によってはハロン13~15秒のキャンターも取り入れています。「雪の影響は多少なりともありましたがスタッフも雪かきをするなどしてしっかり対応してきましたし、馬のほうも体調を崩すこともなく来ていますので問題はありません。基本的には坂路を中心に用いて動かすようにしています。徐々に春のシーズンも近づいてきますし、出走間隔も程良く空いてきていますからそろそろ移動の声がかかってきてもいいかもしれません。あとは馬の体調等をしっかり見ていって、調教師と相談していければと思っています」(山元担当者)

2/22 杉浦厩舎

22日に美浦トレセンへ帰厩しました。

2/27 杉浦厩舎

26日は軽めの調整を行いました。27日は美浦南Pコースで追い切りました(64秒5-50秒0-36秒8-12秒2)。「山元でじっくり乗り込まれていつでも行けるという状態にあることを聞いていました。出走間隔的に中途半端なタイミングで戻して競馬へと言っても体調が万全なときに向かえなくなるのは困るので、ここまで待ってビッシリ乗り込んでもらって先週末の検疫で戻させていただきました。体自体は良くなっている部分はありそうですが、精神面は相変わらずのようで頼りなく若さが目立つ状況なので悩ましいところでもあります。そうはいっても調教自体は行っていけますから今日ポリトラックにて併せ馬で動かしました。乗っている感覚としてはもう少しゆったりのつもりでしたが、実際の時計は悪くない。ポリなのでそこそこの時計で走ってくれないと困るというのもありますが、動き自体は悪くなさそうですね。この調子で乗っていければさっそく競馬を考えていってもよさそうです。来週の動きと出馬状況を見ながらになりますが、最短で来週のマイルあたりから考えていくかもしれません」(杉浦師)状況次第ですが早ければ3月9日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に出走を予定しています。

3/5 杉浦厩舎

5日は美浦南Wコースで追い切りました(73秒8-57秒0-42秒1-14秒3)。「先週の追い切りは正直に言うと5ハロン67~68秒くらいの感覚でいたところ、思った以上に速い時計を無理なく出せていました。その後の印象も悪くはなく、精神的には大きな変わりはないように感じてしまうのですが、肉体的には成長が伺えますね。それで今週の追い切りは馬場も良くなかったので無理のない程度に動かしました。時計は遅めですが、手応え自体は今回もまずまずでしたし、これならば変にやり込まずに競馬へ向かった方がよさそうかなと思えました。それで今週のマイル戦を考えることにしました。気がかりなのは今の中山の馬場なのですが、ダートよりは芝のほうが集中力は維持できると思いますし、芝へ向かいます。ジョッキーは江田あたりを考えていたのですが、減量が利いてなおかつ最後まで一生懸命に乗ってくるタイプがいいと思ったので、デビューしたてですが木幡で行きたいと思います」(杉浦師)9日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に木幡初騎手で出走を予定しています。

3/6 杉浦厩舎

9日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に木幡初騎手で出走いたします。

3/9 杉浦厩舎

9日の中山競馬では道中中団からになるも、直線では最後までしっかりと脚を使って3着。「子供っぽいところがあると聞いていたので注意して臨みましたし、道中は気を抜かせないように怒りながら進めました。今日は大外枠できついところはありましたが、思っていたよりもレースの中で悪さをすることはなかったですし、変なタイミングで鳴くこともなかったですね。やはり気持ちの面がポイントになるでしょうが、走ることに集中してくれれば今日のように差のない競馬ができると思います。それでも今日は一番いい結果を出せず、申し訳ありません」(木幡初騎手)「このコースの大外枠でしたし、もう少しロスなく回れれば理想ではありましたが、結果的に馬場の良さそうなとこれを通りやすかったですからね。実際に直線ではオッと思える脚を使ってくれましたし、これまでと違う走りを見せてくれたことはいいでしょう。調教の感じから悪くないなとは思っていたのですが、正直これで競馬に行っても幼い面は見せてしまうかなと覚悟はしていました。それが今日は変に鳴くこともなかったですし、ようやく能力の一旦を見せてくれたと思います。あとはこれを次の競馬でも継続出来るかがポイントにはなるでしょうが、まずはしっかりと状態を見ながら次に向かっていきたいですね」(杉浦師)デビューから2戦は集中力を欠いて上位から離された結果になってしまいましたが、今日は勝負どころからいい手応えで上がっていき、直線でも見せ場をつくってくれました。まだ一戦だけですので安心はできませんが、力を発揮できれば上位争いが可能なところを見せてくれましたし、このいい走りを継続していきたいものです。この後は状態や番組を見ながらどうするか判断していきます。

3/12 杉浦厩舎

12日は軽めの調整を行いました。「先週はガラッと変わってくれましたね。稽古がこちらが感じている以上の動きを見せてくれていましたし、ひょっとするとという思いもあったのですが、若さが目立つだけに半信半疑でもありました。時間をかけて乗りこんできてもらった甲斐もあり、体力もついてきたのでしょう。ここまで来たら勝ち切りたいですね。レース後の状態を見ているところですが、いくらか右膝あたりに疲れがあるかなと感じ、念のためレントゲンを撮ってみたところ若干骨膜が出てきていました。ただし、歩様にはまったく出していませんし、しっかりケアしていけば次の競馬にも対応できるレベルかなと感じます。もちろん気になるようならば無理はしませんが、今のままであればこのまま競馬へ行こうかと考えているところです。あまり強い調教をやりすぎるのもどうかと思いますし、状態と出馬状況次第で中1~2週くらいの間隔で狙っていくかもしれません」(杉浦師)

3/19 杉浦厩舎

19日は美浦南Pコースで追い切りました(68秒8-54秒4-40秒1-12秒8)。「今週か来週か、馬の状態と相手関係等を見ながら判断しようと思っていました。今週は変則日程のため想定が火曜日に出たのですが、メンバーを見ているとちょっと強そうでしたね。何も無理をする必要はないので今週は見送って早ければ来週というつもりで調整することにしたんです。疲れの見られている膝の状態はというと、歩様が悪くなるようなことはありません。ただし、骨膜が出てきているのは確かですから、あまり強い負担がかかるようなことは避けなければいけないと考えています。今朝ポリトラックでサッと動かしましたが、動きは悪くないですし、この状態を維持してレースへ向かいたいですね」(杉浦師)今のところ30日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)に出走を予定しています。

-WORK-OUT TIME-
14/2/27(木) 助手 美南P・良 64.5 - 50.0 - 36.8 - 12.2
ケイブロック(三未勝)馬なりの内同入 馬なり余力(5)
14/3/5(水) 助手 美南W・稍重 73.8 - 57.0 - 42.1 - 14.3
デジタルフラッシュ(三未勝)馬なりの外同入 馬なり余力(7)
14/3/19(水) 助手 美南P・良 68.8 - 54.4 - 40.1 - 12.8
シガーロス(新)馬なりの内0.8秒遅れ 一杯に追う(5)

-RACE RESULTS-
14/3/9 中山 混) 3歳未勝利 晴良 芝1600M 6R 8枠16番 16頭14人気 3着 木幡初53KG 1:36.9(0.1) 上り36.4 478KG

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とにかく2戦ともにレースに参加すらできない競馬が続いていたので、今回はレースに参加することが目標だなと個人的には見ていましたが、なんと最後までしっかりと勝ち負けに持ち込んでくれました。
ようやく走りに集中してくれました。まだ少し心配なところもありますが、勝ち上がりの目が見えてくる嬉しい走りでした。
新人の木幡くんにも感謝です。


2014/3/9

ディアデルレイ、バッタリ

2014-02-07 18:58:11 | 2011年産
ディアデルレイ

1/29 牧厩舎

29日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒0-52秒0-37秒9-13秒3)。「先週一杯しっかり見極めてきましたが大きな問題はありませんでしたね。それで今週から始まる東京開催のいずれかへ向かいたいと考えていましたが、どうもセントポーリア賞は強そうという話があります。向かわないと決めたわけではないのですが、より可能性が高いところをメインに狙っていったほうがいいですよね。それで次走を考えるにあたって東京でも前半戦をまず考えるのがいいのではないかと思ったんです。ただ、条件は1週目だと1800m、2週目だと2400mというもの。前走の敗因がはっきりしないためできれば近いところで考えたいと思っていて、なおかつメンバーを見たところ今週の1800m戦は現時点で少なそうとのこと。それならば思い切って今週の競馬へトライしてみたいと思いました。田辺は先約がありましたから手は替えることになりますが、ブノワが空いているということで彼に依頼をして今週の競馬へ向かいます。調教のほうは今日3頭併せの追い切りを行いました。中1週での競馬になりますから無理しない程度に動かしましたが、持ったままの馬なりでまとめてきましたし、悪くないですよ。前回が不可解な負け方でしたが、自己条件に戻して何とか巻き返してほしいですね」(牧師)2月2日の東京競馬(3歳500万下・芝1800m)にブノワ騎手で出走を予定しています。

1/30 牧厩舎

2月2日の東京競馬(3歳500万下・芝1800m)にブノワ騎手で出走いたします。

2/2 牧厩舎

2日の東京競馬では好スタートを切ったあとは自分のリズムに専念して進める。序盤は悪くないように見えたが最後は余力がなく無理をしない形で12着。「スタートも良かったですし、道中もまずまずの形で進められたと思います。枠も良かったので、これなら行けるかなと思ったのですが、4コーナーではバッタリ止まってお釣りがない状態でした。競馬を止めてしまっている形で全くレースになりませんでした。乗った感じもまだ成長途上ですし、これからの馬だと思います。今日は結果を出せず申し訳ありませんでした」(ブノワ騎手)「具合はよく巻き返せるだけのコンディションにはあったと思います。調教の動きもよく、無理してない中だったとは言っても行きっぷりがとても良かったですからね。前回は不可解でしたが、今回はスタートも決めることができ序盤はいいかなと感じていました。しかし、4コーナーから直線は何かあったのではと心配するほどでまったくいいところがありませんでした。ジョッキーは“ストレスを感じているのかも”と言っていましたし、走りを見ても気持ちが切れてしまっているのかもしれない。それにしても…と思っていたら、厩舎に戻ってからの様子が違ったので獣医師に確認してもらったところ心房細動を起こしていることがわかりました。ある意味納得のいく診断でしたが、メンタル面のケアも考えなければいけませんからここは大事をとるべきかと感じています。なんとかクラシック戦線に乗せたい、皆さんの夢を叶えられるようにしたいとトライしたのですが、申し訳ありません」(牧師)前走の走りが良くなく自己条件に戻って仕切り直そうとした今回でしたが、序盤は悪くなかったものの最後は自らやめるかのように手応えが悪くなってしまいました。診断の結果からも、無理をしなかったことからも着差が実力ということはないでしょうが、このまま続けていくよりはしっかりリセット期間を設けた方が良さそうなので、今のところは放牧に出して立て直すことを検討しています。

2/6  NF天栄

「先週はいい走りにならず本当に申し訳ありませんでした。調教の感触からそれなりに走れてもおかしくない、コンディション面を見ていても前走よりむしろいいくらいの状況にあったので、少なくても京成杯以上の走りはできるという手応えはあったのですが、最後はお釣りがないような内容になってしまいました。これで何もなければ本当に悩みこんでしまうところだったのですが、心房細動という診断が出て原因がハッキリしましたので、能力ではないということは間違いありません。たとえば鼻血が出ただとか骨折等を負ってしまったといったアクシデントでなかったのは不幸中の幸いと言えるかもしれません。もちろんひとつのトラブルであることに変わりはないのでいいことではないですし、レース直後すぐに治まったわけではないのですが、時間が経って落ち着いてきて翌日には普通に戻っていましたからね。お薬も投与せず自然に落ち着いたので大きなトラブルにもなりませんでした。レース後改めて馬体チェックをしたところ膝に骨膜が出ていたのですが、ほかに大きな異常は見られませんでした。内蔵面へのケアもしてあげたいですし、精神面のケアももちろんしてあげたいです。今思えばですがパドックからこの馬だけ発汗があったように思いますし、ストレスを抱えていたのかもしれません。もしかすると前回も同様の症状が見え隠れしていたのかもしれませんし、そういう神経質な部分が出て影響した可能性もありますから、膝のことも含め考えるとはっきりと目標を決めずしっかり立て直して、またいい走りができるように待っていければと思っています」(牧師)5日にNF天栄へ放牧に出ました。


-WORK-OUT TIME-
14/1/29(水) 助手 美南W・良 67.0 - 52.0 - 37.9 - 13.3
ハーモニーフェア(古500万)一杯の内同入 馬なり余力(3)

-RACE RESULTS-
14/2/2 東京 混) 3歳500万下 曇良 芝1800M 6R 1枠1番 12頭4人気 12着 ブノワ56KG 1:52.1(4.2) 上り38.3 494KG


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怒り?の続戦だったディアデルレイでしたが、またしても惨敗。
さすがにここまで負けると精神的な部分が大きいでしょう。
心房細動もあったようなので、ここはじっくり休んだほうが良いと思います。

調教師も良血馬だけに、何とかクラシック戦線に乗せて牧場の信頼を得たいこともあり無理させてしまいましたね。
全姉も秋に連勝したように、夏場以降には良くなってくるはず。
焦らずじっくり待ちたいと思います。


2014/2/2

ディアデルレイ京成杯、煮えきらぬ敗戦

2014-01-23 19:37:47 | 2011年産
ディアデルレイ

1/3 牧厩舎

3日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒7-54秒6-39秒9-13秒8)。「少し早めでしたがトレセンへ入れさせていただいて、じわじわと乗り込みを進めています。調子のほうがいいですし、馬の雰囲気も悪くないですよ。年末から時計になるところは始めていますが、その流れを引き継ぎ今朝も追い切りをかけました。3頭併せで内から伸ばすようにしましたが、動きはまずまず。まだエンジンのかかりの遅さというか渋さは見られますが、そのあたりは体がしっかりしてくればという部分でもありますし、焦らさないように気を付けながら接していきたいと思っていますよ。寒竹賞というプランもありましたが、2着以内になれば賞金も加算できますし、例年より多いかもしれないのですが京成杯にチャレンジしてみたいと思っています」(牧師)今のところ19日の中山競馬(京成杯・芝2000m)に田辺騎手で出走を予定しています。

1/9 牧厩舎

8日は軽めの調整を行いました。9日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒4-53秒1-38秒5-13秒0)。「先週の寒竹賞という考えがなかったわけではないのですが、結果を見たら同じ勝負服の馬が勝っていましたね。おめでとうございました。次はディアデルもというつもりで調整にあたっています。追い切りは今朝行うことにして坂路を軽く登った後にウッドチップコースへ移って動かしました。しっかりとした動きを見せていて1週前としては悪くない内容だったと思いますよ。田辺も気に入ってくれているようですし、いい競馬ができるようにしたいですね。来週の京成杯は揃いそうな状況のため入らない可能性もあるかもしれませんが、出走できると信じてしっかりやっていきます」(牧師)19日の中山競馬(京成杯・芝2000m)に田辺騎手で出走を予定しています。

1/13 牧厩舎

19日の中山競馬(京成杯・芝2000m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて21頭の登録があります。

1/16 牧厩舎

15日は軽めの調整を行いました。16日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒6-53秒8-39秒2-13秒0)。「ここまで順調に来れましたね。まだまだしっかりしきれていない馬ですし、粗削りな面も残る馬なので今後のことも考えながら調整をしています。週末もじっくり動かし、追い切りは今朝行いました。坂路をのぼってウッドチップという流れで、コースで速い時計を出しましたよ。今回も田辺を背にして3頭併せ。2頭を見ながら進め、直線は一番外へ持ち出して前との差を詰めるような内容だったのですが、タフな稽古でも最後までじりじりと脚を使っていましたし、動きは悪くなかったと思いますよ。前回はゲートで後手を踏んでしまって流れに乗り切れず2着に敗れるという勿体ない競馬になってしまったわけですが、ゲートのなかで前掻きをする癖があるんです。そのこともあったし、ほかにも悪さをしないようにと先週今週とゲート練習もしましたが、その際は大丈夫でしたから、本番でもうまく対応してほしいです。1勝馬の身で重賞挑戦とそう簡単な戦いではないですが、今後が楽しみになるような走りを見せてくれればと思います」(牧師)19日の中山競馬(京成杯・芝2000m)に田辺騎手で出走いたします。

1/19 牧厩舎

19日の中山競馬ではまずまずのスタートから中団を追走。道中の感じも良かったが勝負どころではすでに手応えがなく14着。「今日はゲートを自分から出ていましたし、道中の感じも良かったのですが勝負どころではキツくなってしまいましたね。力を感じているだけにいい走りを見せられず悔しいです。しかし、まだ走りと気持ちが噛み合っていませんし、頼りない面もあります。トビの大きいタイプで急なペースアップにも機敏に対応できないところがあるので、まだ全体的に成長が必要ですね。今の芝も合うとは思えませんし、今日は運がありませんでした。将来は必ず良くなる馬ですから、大事に育ててあげたほうがいいですね」(田辺騎手)「前走はデビュー戦とのペースの違いに戸惑いはあったものの終いの脚は良かったですし、メンバーが揃うここでもどのような走りができるか楽しみにしていたんです。スタートから道中の感じでは悪くないかなと思っていたものの、勝負どころですでに手が動く形になってしまいました。レースが終わってからの歩様は問題なかったですし、もっとやれていいはずなのですが…。馬場なのか道中の流れなのかちょっと首を傾げる走りになってしまいましたし、まずはしっかりと馬を確認させていただきます。時間をかけてここを目標にしてきたのですが、いい走りをお見せできず申し訳ありません」(牧師)春を見据えた中山の舞台で好走が期待されましたが、最良のものとはなりませんでした。まだ走りと気持ちも噛み合わず成長途上の部分もあったのかもしれません。しかし、競馬を少しずつ経験していくことで更に良くなってくれることでしょうし、将来は必ず変わってくる馬です。今日は残念な結果となりましたが、次の巻き返しに期待したいと思います。今後は様子を見た上で検討していきます。

1/23 牧厩舎

22日、23日は軽めの調整を行いました。「先週は思うような競馬ができなくて申し訳ありませんでした。余裕を持って早めに入れさせていただいて時間をかけて乗り込んで臨みましたし、課題と捉えていたゲートもこなしてレースに参加できていました。前回よりちょっと出していったとはいえ中団から後方の位置。決して無理をして出していったというわけではなかったのですが、田辺に言わせると追走時に余裕がなくなってきたとのことでした。前回よりちょっと出したとは言っても前もそれなりに流れていたし、勝たないまでも良いところを見せてくれてもよかったはずなのですが何もなかった。正直悩ましく、何が原因なのかはっきりと判断しきれないところがあるのですが、担当者と改めて話をすると前回競馬へ向かう時は本数を重ねるごとに中からエネルギーが漲るような感じがあったのに今回はそこまでではなかったということだったので、攻めが足りなかったのでしょうか。先のある馬なので大事に大事にと考えていますが、もしかしたらそのあたりに改善の余地があるものなのかもしれません。レース後の状態を見極めているところですが、大きな問題はありません。天栄の獣医さんにも診てもらいましたがダメージはなさそうということでしたし、先週の競馬が煮えきらないところがありますから、変わりないようならばこのまま競馬へ向かっていきたいと思っています。レースに関してはまだ決めていませんが、相手関係等を見ながら来週以降のレースを目標にしていく考えを持っています」(牧師)

-WORK-OUT TIME-
13/12/26(木) 助手 美南W・良 54.8 - 39.4 - 13.4
ヴィルトグラーフ(古500万)馬なりの内0.3秒追走同入 馬なり余力(6)
13/12/30(月) 助手 美南W・良 68.1 - 53.5 - 39.2 - 13.8
キネオペガサス(三未勝)馬なりの内0.7追走同入 馬なり余力(6)
14/1/3(金) 助手 美南W・良 70.7 - 54.6 - 39.9 - 13.8
ヤンキーソヴリン(古500万)馬なりの内同入 馬なり余力(6)
14/1/9(木) 助手 美南W・重 68.4 - 53.1 - 38.5 - 13.0
ファーストエバー(古500万)馬なりの外1.0秒追走同入 一杯に追う(8)
14/1/16(木) 田辺 美南W・良 68.6 - 53.8 - 39.2 - 13.0
キネオペガサス(三未勝)馬なりの外0.2追走同入 直強め追う(7)

-RACE RESULTS-
14/1/19 中山 国) 京成杯-GⅢ 晴良 芝2000M 11R 4枠8番 16頭8人気 14着 田辺56KG 2:02.7(1.6) 上り37.5 498KG

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期待の重賞挑戦だったので、今年初めて競馬場まで見に行きましたが、なんとも不可解な敗戦でした。
スタートを決めた瞬間は、ヨシッと思いましたが、なかなかいい位置をとれず後方へ。
最後の直線も追うところなく大敗。
さすがに勝ち負けは厳しいとは予想していましたが、ここまで負けるとは思っていませんでした。
そんなにトントン拍子でいけるほどあまくはありませんね。

陣営も煮えきらないようでこのまま続戦でいくようです。
おそらく気持ちの問題でしょう。
出たなりでレースをして最後の直線にかけるようなレースを試してもらいたいです。
血統的にも末脚を活かす競馬はあっていると思います。


2014/01/19