一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

さよなら、カクタさん 母になる

2009-12-03 02:02:28 | カクタスペア(引退)
残念ながらカクタスペア号の引退が決まりました。
報告が遅くなったのは、いちおうクラブからの手紙と今後を確認してからと思っていたからです。無事にノーザンファームで繁殖牝馬としての新たなスタートをきりました。

2007年のキーンランドノーベンバーセールで勝己氏が当歳のカクタスベル07を落札した時から注目していた馬。もしかしたらサンデーRやキャロットで募集されるかなと思っていたら本当に募集され出資を決めた馬です。
繁殖用は明らかであったが、この世代の募集から導入された母馬出資者優先制度もあり、可能性にかけてみました。
調教を始めてからは、なかなか順調に行かずかわいそうでしたね。まずはゆっくり休んでほしいと思います。

明けてもまだ3歳なので、今年から種付けするかはわかりませんが、早ければ3年後には子供が募集される可能性があります。

夢の続きは子供達に託したいと思います。

さよなら~、角田さん。

カクタスペア

09/11/24 NF早来

右第3足根骨の板状骨折について経過を観察していましたが、以前から懸念されていた左肩の出に関しても合わせて詳しくチェックを行ったところ、今後見込まれる長期の休養から立て直していくにはかなりの時間が必要となりそうです。デビューを目指し治療を進めていこうと考えておりましたが、このような現状をふまえ、様々な角度から今後の見通しについて協議を行った結果、残念ながら11月25日付で現役続行を断念することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願いいたします。本馬に出資されています会員の方へは追ってお手紙をもちましてご案内いたします。


カクタスペア号
馬名由来: ウチワサボテン類の果実。母名より連想。(英語)






カクタスペア 骨折…

2009-11-20 02:04:16 | カクタスペア(引退)
09/11/4 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと週3回坂路で軽めの運動を行っています。「順調に調教を行えていますが、毎日坂路入りさせるにはもう少しパンとしてきてほしいところですね。しっかりと良化するのを待ってから、負荷を高めていきたいと思います。馬体重は500キロです」(早来担当者)

09/11/10 NF早来

屋外周回コースでハロン18秒程度のキャンター2000mと週3回坂路にて軽めの運動を行っています。「レーザー治療を継続していることもあり、歩様はひところに比べてずいぶんと良くなっています。少しずつ良化は見られますので、焦らず進めていきます」(早来担当者)

09/11/17 NF早来

先週末の調教中、坂路登坂後に歩様が乱れたため様子を見ていましたが、本日検査を行ったところ右第3足根骨の骨折が判明しました。「現在は舎飼で様子を見ています。3~4ヶ月は安静が必要になるかもしれません」(早来担当者)良化を目指して乗り込んでいたところで、誠に残念ではありますが、完治を目指して治療を進めていきます。今後の経過につきましては、情報が入り次第ご報告させていただきます。

09/11/19 NF早来

右第3足根骨の骨折は板状骨折であることが判明いたしました。今後はもうしばらく舎飼で様子を見てから、骨折箇所を固定する手術を行うか自然治癒を待つか判断します。同じような症例では、ザサンデーフサイチ号が11月に骨折、12月に手術を行い3ヶ月の舎飼、3ヶ月のウォーキングマシン運動を経て、翌年9月に復帰して見事勝利しております。現在の状態はザサンデーフサイチ号より早く回復する見込みであることから、治療を行いデビューを目指す予定です。



少しづつですが、良くなってきていたところだっただけに、この骨折は非常に残念です。
復帰はできたとしても、3歳未勝利戦にギリギリ間に合うかくらいでしょう。
これからは、いつ引退の文字が出てきてもおかしくありません。覚悟をして見守っていきたいと思います。

それにしても超良血牡馬ザサンデーフサイチ様を引き合いに出すとは…。

カクタスペア 焦らず焦らず

2009-10-28 00:39:59 | カクタスペア(引退)
09/10/6 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと週3回坂路にて軽めの運動を行っています。「トレッドミルでの運動に換えて、坂路の回数を増やしています。左前の出はレーザー治療の甲斐もあり改善していますが、まだ全体的に硬さを感じるところがあるので、じっくり乗り込むことで、ほぐしていきたいと思います」(早来担当者)

09/10/13 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと週3回坂路にて軽めの運動を行っています。「坂路の回数を増やしてからも、順調に運動を行えています。次の段階として毎日坂路入りすることに目標を置いて、状態を上げていきたいと思います。馬体重は493キロです」(早来担当者)

09/10/20 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと週3回坂路にて軽めの運動を行っています。「現在のメニューを行うようになってからも、馬の状態は良くも悪くも変わらずといったところです。このペースを維持して、状態をよく見ながら、負荷を上げていきたいと思います」(早来担当者)

09/10/27 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと週3回坂路にて軽めの運動を行っています。「レーザー治療を継続しながら、調教を行っています。ペースを焦って上げるよりは、もう少しこの内容を続けることで、次のステップへの土台作りをしていきたいと思います」(早来担当者)


乗り運動再開から約2ヶ月、少しは絞れてきました(510→493kg)が、まだ目標の毎日坂路入りはできていないところを見ると、まだまだ何かしら不安はありそうですね。

焦らずゆっくりでいいので上昇を願ってます。角田さんふぁいとー!

カクタスペア 徐々に徐々に

2009-10-04 20:43:53 | カクタスペア(引退)
09/9/8 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと、トレッドミルでハロン30秒程度のペースで5分の運動を行っています。「周回での運動を継続しながら、トレッドミルで体を絞り、負荷をかけています。左前の出はだいぶスムーズになってきており、今後も引き続き進めていけそうです。馬体重は506キロです」(早来担当者)

09/9/15 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと、週3回トレッドミルでハロン22秒程度のペースで3分の運動を行っています。「少しトレッドミルでのペースを上げていますが、しっかり対応してくれています。念のためレーザーでの治療も並行して行いながら進めていきます」(早来担当者)

09/9/29 NF早来

屋外周回コースでハロン19秒程度のキャンター2000mと週2回坂路にて軽めの運動を行い、週2回トレッドミルでハロン20秒程度のペースで2分の運動を行っています。「この中間より軽めではありますが、坂路での運動を再開しています。調教のバリエーションに変化をつけながら、徐々にステップアップできていますので、この調子で進めていきたいですね」(早来担当者)


相変わらずジムでダイエット中みたいだな。
あわてないで、徐々に徐々に進めていきましょう。

カクタスペア ~8月の近況~

2009-08-29 22:01:05 | カクタスペア(引退)
09/8/14 NF早来

馬体重:510kg

屋内周回コースでダク1200m、キャンター600mの調教を行っています。運動を再開してから調子を落とすことはなく、ダク、キャンターと順調に調教を進めることができています。乗り運動を中止していた期間がありましたので、馬体は多少太く見えますが、乗り込むことですっきりとしてくるでしょう。左肩のレーザー治療も継続して行っています。これからじっくり乗り込んで、状態を上げていきたいと思います。

09/8/28 NF早来

屋内周回コースでキャンター2000mの調教を行っています。この中間からキャンターの距離を伸ばし、ゆっくりとですがペースを上げています。少しずつ馬体も引き締まってきていますので、このままじっくりと負荷をかけていきます。


カクタさん、ゆっくりとダイエット中です。

まずは、500kg以下を目指すのだ。


北海道馬紀行⑨ カクタスペア ~ノーザンファーム早来~

2009-08-23 22:15:49 | カクタスペア(引退)
ノーザンファーム早来牧場は、社台スタリオンステーションの目の前にあります。
当初はアイビーフォールドも見学予定だったのですが、直前で移動が決定。出資馬はカクタさんのみの見学です。


馬体重は510kgとかなりの太め残り、これから絞り込まれて好馬体へと変わってくれるでしょう。


左肩にはショックウェーヴの跡が。獣医さんからはまだ継続するように指示があるそうです。










ようやくキャンターから運動を始めたばかりなので、まだまだ時間がかかるとのこと、春くらいにデビューできれば良いほうでしょう。
体はまだまだ太いですが、毛艶は良く体調が良さそうなのは何より。とにかく後戻りなく順調に進むことを願うのみです。

カクタスペア ~7月の近況~

2009-08-04 22:35:20 | カクタスペア(引退)
09/7/15 NF早来

馬体重:496kg

ここまでしばらくの間、右トモ脚の歩様に硬さを感じたため、対角線上にある左肩と併せてショックウェーブ治療を継続してきました。その効果がようやく形となって表れ、歩様に柔らか味が感じられるようになってきたため、常歩程度ではあるものの乗り運動を再開しました。長い休養となりましたが、かなりふっくらとした馬体を見ると休養は案外よい方に作用したかもしれません。脚の運びもかなりよくなっているので今後は休みなく乗り進めていくことができそうです。

09/7/31 NF早来

常歩を継続しても右トモの状態は安定しているので、現在は一歩進め、ダク調整を行っています。念のため左肩と合わせてのショックウェーブ治療は継続していますが、動きにかげりが見られないのは何よりです。今後も状態に見合った負荷をかけ、理想的な成長を促していきます。



レポート通りかなりふっくらしましたね。そして暖かくなって毛艶も良く体調も良さそうに見えます。
順調に調教が進んで、この馬体が引き締まって行くのを楽しみにしたいと思います。


カクタスペア ~6月の近況~

2009-07-02 23:40:50 | カクタスペア(引退)
09/6/15 NF早来

馬体重:475kg

現在は1日1時間のウォーキングマシン調整を継続しています。乗り運動を休止してから1ヶ月が経過しましたが、右トモの歩様に大きな変化は見られず、硬さはまだ残っています。一日も早い回復を目指すため右トモや対角線にある左肩にショックウェーブ治療を行っていますが、乗り運動を再開するにはもう少々時間を要しそうです。きちんと疲れを取り除いてから乗り運動を行った方が先々にはいいと思われるので、今しばらくは治療に専念し、歩様の改善を待ちたいと思います。

09/6/30 NF早来

1日1時間のウォーキングマシン調整を行っています。楽をさせた上でレーザー治療を継続していますが、いまひとつ右トモ脚の歩様に良化が見られません。内面に疲れが溜まっている可能性が大なので今後も焦らず、治療を行うことで少しずつ良化を促していきます。



長引いてます
しかし、右トモの不安には対角線の左肩のケアも大事なんですね。勉強になります。
とにかくまだ2歳の7月、疲れを取ることが先決です。

耐えるのだー角田さん

カクタスペア ~5月の近況~

2009-05-31 22:30:00 | カクタスペア(引退)
09/5/15 NF早来

馬体重:464kg

歩様に安定感が増してきたことを受けて、一時期は屋内周回コースでダク300m、ハロン20秒のキャンター1500mを基調に、週3日は屋内坂路でのハロン18秒のキャンター1本を追加して乗り込んでいました。しかし、連休明けくらいから幾らか右トモ脚の歩様に硬さが見受けられるようになったため、現在は大事を取ってウォーキングマシン運動のみとしています。症状からも一過性の調教疲れと思われるので、まずは疲れを取り除くことに神経を注いでいこうと思います。

09/5/29 NF早来

この中間もウォーキングマシン調整を継続しています。休ませていますが、右トモ脚の歩様を見るとまだ調教疲れが残っている感じです。現状で乗り出すとかえって遅れを招く可能性もあるため、もうしばらくは楽をさせることで状態の回復を待ちたいと思います。



うっ、今度は右トモに不安が。まぁ前から不安の左前脚ではなかったのは救いです。とにかく一過性のものであって、次の更新くらいではキャンターくらいに戻してくれたらと思います。

この馬もグリーンチャンネルで坂路調教が紹介されてましたが、フォームがバラバラでお世辞にも良いとは思えず、まだまだ成長途上かなぁと思いました。
もう少し時間がかかるでしょうが、回復後は順調に成長していってほしいです。

がんばれー角田さん


カクタスペア ~4月の近況~

2009-05-03 00:54:45 | カクタスペア(引退)
09/4/15 NF早来

馬体重:457kg

屋内周回コースでハロン18秒程度のキャンター2100mを基調に、週2日は屋内坂路でハロン22~23秒のキャンター1本を行っています。ペースを上げる中にあって歩様は徐々に良化しており、無理なく乗り進めることができています。坂路の本数が少ないこともあり、まだ非力な面がありますが、今後の調教で少しずつ解消してくるでしょう。久しぶりの坂路でも堂々とした走りを見せていたように気性面に問題はなさそうで、今後の乗り込みもスムーズなものとなるでしょう。

09/4/24 NF早来

24日に行われた第一回産地馬体検査に受検し、栗東の音無秀孝厩舎と預託契約を交わしました。

09/4/30 NF早来

屋内周回コースでハロン18秒程度のキャンター2000mを基調に、週3日は屋内坂路でハロン20秒のキャンター1本を行っています。周回の距離、坂路の本数を増やすことが出来ているように基礎的なものが徐々に出来てきていることは間違いありません。今後も坂路での負荷を増すことで非力さを改善していきたいと思います。


こちらも徐々にペースを上げてきています。不安が出た左肩に対するコメントが出ないのは、もう問題ないからでしょう。
馬体は先月から絞れてきて良い感じになってきたのですが、今回の写真もお腹回りがスッキリして良くなってきたと思います。
大型馬ではありませんので、あと数ヶ月じっくり乗り込めば、充分早めに始動もできると思っています