リエート 小倉決戦始まる

リエートフィーネ

2010/7/5 グリーンW

放牧後はそれほど疲れが見られなかったことから、すぐにキャンター調教を再開しています。石坂師も回復状態を確認しており、厩舎の都合もついたことから、今週7/7(水)に栗東TCへ入厩させピッチを上げていくことになりました。

2010/7/7 栗東ＴＣ

7/7(水)栗東TCに入厩しました。次走に向けて進めていきます。

2010/7/14 栗東ＴＣ

栗東ＴＣ入厩後も順調で、坂路コース入りしています。徐々にペースアップを図り、小倉開催での出走を目指していきます。

2010/7/21 栗東ＴＣ

この中間も順調で、7/21（水）は坂路コースで、半マイル54.8-39.7-25.7-12.9のタイムをマークしました。7/31（土）小倉・芝2000ｍ（牝）戦への出走を予定しており、和田騎手に騎乗依頼しています。

2010/7/28 栗東ＴＣ

今週7/31(土)小倉・芝2000ｍ(牝)戦に和田騎手で出走を予定しています。想定時点では、出走間隔から除外の心配はありません。この中間も順調で、7/28(水)は坂路コースで追い切り、55.3-40.4-26.3-13.0秒の時計を併せ馬で行っています。芝コースに戻りますので、前走からの巻き返しを期待しています。

2010/7/29 栗東ＴＣ

7/31(土)小倉2R・芝2000ｍ(牝)戦に和田騎手で出走が確定しています。このレースは18頭立てになりました。

■調教タイム
2010/07/21 助手 栗東 坂 良 1 回 -54.8 -39.7 -25.7 -12.9 一杯に追う
マジカルパラソル(三未勝)一杯を0.5秒追走0.3秒先着
2010/07/28 助 手 栗東 坂 良 1 回 -55.3 -40.4 -26.3 -13.0 一杯に追う
エクスペディション(三未勝)一杯に0.8秒遅れ

思ったより放牧期間も少なく、1回小倉開催での復帰となりました。
小倉の牝馬限定未勝利といえば、2年前のアンリミ嬢の頑張りが思い出されます。
あの時は、和田騎手をむかえて勝ち上がりのチャンスもありましたが、無念の未勝利引退。
そして今回のリエートも和田騎手騎乗で走ります。
もちろん今回も勝ち上がりを期待していますが、まずはこのサバイバル未勝利戦を狙って調整していくためにも、最低限、次走の権利を取ってほしいと思います。

たのむぞ、和田さん！


というわけでこれから小倉へ行ってきます。

【2010-2011 POG】今年の指名馬

2年間、参加させてもらっていたPOGが残念ながら開催されませんので、今年はPOG広場さんをメインに参加させていただきました。(新馬戦前締め切り)

POG広場カップ

指名一覧

1、コウミョウガツジ　牝
父サクラバクシンオー
母カルフルトーク
[西]松永幹夫、社台F
バクシンオー×サンデーは母ボーンスターを狙っていたが、こっちのほうが穴っぽいので。

2、ロックインディ　牡
父ワイルドラッシュ
母クイックジャイヴ
[西]浅見秀一、追分F
追分F－浅見厩舎の強力ライン

3、ロンギングエリー　牝
父ゼンノロブロイ
母センボンザクラ
[東]勢司和浩、社台F
ブレイクしそうな馬主さん

4、トーセンラー　牡
父ディープインパクト
母プリンセスオリビア
[西]藤原英昭、社台F
このラインは母パーソナルレジェンドと迷った末にこちらを。そろそろ馬主さんに栄冠を。

5、スズカセクレターボ　牡
父アグネスタキオン
母セクレゴールド
[西]橋田満、グランド牧場
タキオンも1頭は入れたい。ダーレー組と悩んだがこちらを。

6、ロイヤルペルラの08　牝
父マンハッタンカフェ
母ロイヤルペルラ
[西]松田博資、千代田牧場
堅実な母系、ベストクルーズの再現ないか。

7、キリマンジャロ　牡
父シンボリクリスエス
母ビスクドール
[厩舎]未定、ノーザンF
近藤英子氏所有なので、音無厩舎か。ご存知バトードールの弟。

8、ミネルヴァクイーン　牝
父ファンタスティックライト
母チッキーズディスコ
[厩舎]未定、水上習孝
昨年のセレクションセール落札時から決めていた1頭。
兄イチブン、弟も先週のセレクトセールで猪熊氏落札。

9、アメイジングアスク　牡
父ステイゴールド
母フィリス
[西]藤原英昭、下河辺牧場
こちらも相性の良い厩舎と牧場なので。

10、エイシンモンジュー　牡
父モンジュー
母Santa Catarina
[西]西園正都、外国産
別にエイシンフラッシュの再現を狙ったわけではなく、外国産で1頭探していて見つけた1頭。
評判良かっただけにデビュー延期は残念。

1開催終わってもまだデビュー0、大丈夫かな。今年はこの10頭中心で他にnet keiba、UMAJIN POGも挑戦したいと思います。

【2010-2011 クラブ馬限定POG】よつばさん指名馬

今年も参加中の【クラブ馬限定POG】。今年も回収率を狙うわけでもなく、中途半端な価格帯での指名となりました。

第3回よつばすていぶる

＜牡馬＞
①
馬名：ヴァーゲンザイル
父名：ネオユニヴァース
母名（母父名）：クイーンソネット (ノーザンテースト)
毛色：黒鹿毛
誕生日：2008/03/13生
所属クラブ：社台TC
所属厩舎：田村
募集価格：5,000万

②
馬名：ウインストラテジー
父名：キングカメハメハ
母名（母父名）：マンデームスメ (サンデーサイレンス)
毛色：青鹿毛
誕生日：2008/04/19生
所属クラブ：ウインRC
所属厩舎：鹿戸
募集価格：2,600万

③
馬名：シャトルアップ
父名：タイキシャトル
母名（母父名）：タカトモアップ (Tunerup)
毛色：栗毛
誕生日：2008/04/11生
所属クラブ：広尾TC
所属厩舎：藤澤
募集価格：2,000万

④
馬名：ブライトネスブルー（馬名決まりました！）
父名：タニノギムレット
母名（母父名）：トーヨートーヤコ (サンデーサイレンス)
毛色：黒鹿毛
誕生日：2008/03/17生
所属クラブ：ブルーI
所属厩舎：田村
募集価格：1,800万

⑤
馬名：エンジンゼンカイ
父名：スマートボーイ
母名（母父名）：スズカララバイ (ラムタラ)
毛色：鹿毛
誕生日：2008/02/25生
所属クラブ：ユニオンOC
所属厩舎：伊藤圭
募集価格：840万

牡馬合計 12,240万

＜牝馬＞
①
馬名：ドナウブルー
父名：ディープインパクト
母名（母父名）：ドナブリーニ (Bertolini)
毛色：鹿毛
誕生日：2008/02/09生
所属クラブ：サンデーTC
所属厩舎：石坂
募集価格：3,200万

②
馬名：プルピットレディ
父名：Pulpit
母名（母父名）：クイックレスポンス (Storm Cat)
毛色：青鹿毛
誕生日：2008/02/14生
所属クラブ：ターファイトC
所属厩舎：昆
募集価格：2,000万

③
馬名：マイネショコラーデ
父名：ロージズインメイ
母名（母父名）：コスモヴァレンチ(マイネルラヴ)
毛色：青鹿毛
誕生日：2008/02/14生
所属クラブ：ラフィアンTC
所属厩舎：吉田
募集価格：1,500万

④
馬名：レッドアンジェリカ
父名：サクラバクシンオー
母名（母父名）：アイシーサイレンス(サンデーサイレンス)
毛色：鹿毛
誕生日：2008/03/06生
所属クラブ：東京TC
所属厩舎：国枝
募集価格：1,200万

⑤
馬名：サマーチェリー
父名：アドマイヤジャパン
母名（母父名）：トウケイヒメ(タイトスポット)
毛色：栗毛
誕生日：2008/05/05生
所属クラブ：セゾンRH
所属厩舎：高橋祥
募集価格：800万

牝馬合計 8,700万

総合計 20,940万

まずは、マイネショコラーデの1番星とエンジンゼンカイの堅実な走りで、23人中6位とまずまずのスタート。
マイネショコラーデはラベンダー賞で早くも2勝目を狙います♪

残りの8頭も無事にデビューをむかえてほしいですね。

またしても追い出してから伸びず

レースは会社帰りにウインズで観戦。まずパドックをじっくり見ましたが、相変わらず前の馬にぶつかりそうなくらいの気合の入った歩きで、1頭だけ外々を大きく周回、調子は良さそうに見えました。
そしてレースも3番手の絶好位で最後の直線をむかえます。さぁ伸びるかといところで、前走同様伸びません。決して手応えがなくなったようにも見えず、なんか走りをやめているような感じがします。
このメンバーだけに馬券圏内の走りを期待していましたが、7着という結果にレース後はけっこうショックでした。
もしかして洋芝が合わないのか、やはり左回りのほうがよいのか、新潟戦も含めて次走は課題を克服してほしいです。

10/7/17 函館競馬場

１７日の函館競馬ではきれいにスタートを決め３番手からの競馬。４角手前で２番手まで押し上げるも直線で後続に交わされ７着。「返し馬の時にも見られたのですが、馬の気分に合わせて追走しているうちはいいのですが、いざ追い出すと頭をあげるようなところがありますね。そのあたりを改善して上手く首を使った走りを身につけられれば、もっとやれていい馬ですよ」（安藤勝騎手）パドックでは二人引きで気合い十分に周回していましたが、返し馬の素振りなどに若さを見せていました。前走と同じく追い出してからのレースぶりが今後の課題となりそうです。次走はレース後の様子をよく見て決めていきます。

～競走結果～
10/7/17 函館 登別特別 晴 良 芝1200m 10頭 3人 7着 54kg 安藤勝 上り36.6 1:11.7 0.7差 448kg

アンカツ！

アイビーフォールド

～出走予定～
10/7/17 函館 8 登別特別 芝1200m 14:45 54kg 安藤勝 10頭 6枠 6番 出走確定


まさかのアンカツさん、キター！吉田先生ミラクルです！
前走でうまく乗ってくれた藤岡祐騎手が乗れないようで、誰になるかと思っていたら最高のジョッキーを用意してくれました。
もちろん、出資馬初のアンカツさん騎乗です。現役ジョッキーの中でも安藤勝、武豊、横山典の3人は、自分のとってはやはり特別な存在。記念すべき1戦となりました。
いまいち勝ちきれないアイビーをどのようにエスコートしてくれるのか、その手腕に期待です。
特別戦とはいえ、メンバー的にも十分勝負気配！ここは前走以上の結果を期待しています。

10/7/11 函館競馬場

１７日の函館競馬（登別特別・芝１２００ｍ）に特別登録を行いました。同レースはフルゲート１６頭のところ、本馬を含めて２４頭の登録があります。

10/7/15 函館競馬場

１５日は軽めの調整を行いました。「水曜日はダートコースで強め程度の追い切りを行っています。引き続きいい状態をキープできているようです。前走は古馬相手でも十分やれるところを示してくれましたし、滞在で体調も安定していると聞いていますから、さらに前進が見込めるのではないでしょうか。当初は平場の芝１２００ｍを予定していたのですが、想定を見ると相手関係や頭数が手ごろだったので、特別に出走することにしました。いいジョッキーを確保できましたし、スムーズな競馬ができれば、勝ち負けできるデキにあると思っています」（吉田師）１７日の函館競馬（登別特別・芝１２００ｍ）に安藤勝騎手で出走いたします。

～調教時計～
10/7/14(水) 助手 函館ダ・良 85.8 - 69.1 - 53.8 - 39.0 - 12.5 強めに追う(7)

兄に捧げる活躍を

コーイヌール

(4月)

(6月)

(6月ツアー)

4月以来のコーイヌールの近況です。ここまでPOG本でいろいろ紹介されたり、兄タスカータソルテが帰らぬ存在になり、翌日には、そのタスカータソルテの後押しもあったかのような所属厩舎のダービー制覇など、この馬に関わることでいろいろとありました。

当のコーイヌールのほうはじっくりと調整し、順調に秋の入厩へ向けてメニューを消化しています。
ツアーの見学時に見せていた精神面も、この1ヶ月で徐々にしっかりしたということなので、後は秋までしっかり鍛えていってくれればと思います。

それにしても応援していた兄の訃報は本当に残念。違う馬でしたが、同じジャンポケの初年度産駒に出資をして、ここまでずっと活躍を見守ってきました。
コーイヌールには亡き兄に捧げるような活躍を見せてくれたらと思います。

2010/5/7 社台Ｆ

この中間も順調で、常歩4000ｍ、ダク1200ｍを乗られた後、直線ダートコースに入って1000ｍの距離を2本に増やして消化しています。2本目にはハロン18秒ペースのキャンターを行っており、能力の高さは感じるものの、まだ心身ともに成長途上の印象です。早い時期から競馬をするタイプではなさそうですので、焦らずじっくり進めていくことが好結果に繋がるとみています。気性的にはだいぶキリッとしたところが出てきました。現在の馬体重は460kgです。

2010/5/21 社台Ｆ

引き続き常歩4000ｍ、ダク1200ｍを乗った後、直線ダートコースに入って1000ｍの距離を1～2本、ハロン18秒ペースで乗られています。体調面は安定していますし、動きのほうも悪くないのですが、まだ気性面に若さが目に付きます。今後も焦らずじっくり進めていくという方針は一貫しており、秋以降の出陣を目指してしっかり鍛えていきます。現在の馬体重は460kgです。

2010/6/4 社台Ｆ

この中間も順調で、常歩4000ｍ、ダク1200ｍを乗った後、直線ダートコースに入って1000ｍの距離を2本、ハロン17秒ペースで乗られています。相変わらず課題はメンタル面で、ちょっとしたことで体を硬くしてしまうので、牡馬らしくどっしり構えるところが出てきてほしいところです。現在の馬体重は453kgです。なお、6/23(水)に行われる第2回産地馬体検査を受検する予定です。

2010/6/18 社台Ｆ

この中間も順調で、常歩4000ｍ、ダク1200ｍを乗った後、直線ダートコースに入って1000ｍの距離を2本、ハロン18秒ペースで乗られています。まだまだ心身の幼さが目立つ現状ですが、能力の高さは確かです。こういう馬は特に焦りは禁物で、じっくりと乗り込んで一歩ずつ着実に前へ進めていく方針です。現在の馬体重は453kgです。

2010/6/23 社台Ｆ

予定通り、6/23（水）におこなわれた産地馬体検査を受検し、栗東・藤原英昭厩舎と預託契約を交わしました。

2010/7/2 社台Ｆ

この中間も順調で、常歩4000ｍ、ダク1200ｍと周回コースで普通キャンター1200ｍを乗った後、直線ダートコースに入って1000ｍの距離を2本、ハロン18秒ペースで乗られています。バネの効いたフットワークは目立つものがあり、素質の高さを感じさせます。課題の精神面も徐々にしっかりしてきました。これからも一歩ずつ着実に前進を図っていきます。現在の馬体重は467kgです。

2010/7/16 社台Ｆ

引き続き、常歩4000ｍ、ダク1200ｍと周回コースで普通キャンター1200ｍを乗り込まれています。同時に直線コース（1000ｍ）でも2本のキャンターを続けており、ダートコースではハロン17秒で乗る日も設けています。地道な調教の成果がでており、背中には随分力が付いてきて、跳びの大きな動きができるようになってきました。晩成の血統ですので秋頃の入厩を目指して、この夏場もしっかりと鍛えていきます。現在の馬体重は468㎏です。

ザッツ"クリアザウェイ"

期待の2歳牝馬クリアザウェイが先週、美浦トレセンに入厩しました。

6月のツアーの時に、追分Fの息子さんからもそろそろ入厩させたいと聞いていたので、案内を待っていました。そして予定通り6月中に入厩、後は無事にじっくりすすめて、個人的には秋の中山開催くらいでデビューしてくれないかと思います。

さて、古い話題ですが、POG関係では、当然コーイヌールのほうが取り上げは多かったのですが、唯一この馬を取り上げてくれたのが、大(東)スポの"ザッツPOG"。

どっしりと構えてバランスのとれた馬体が目を引く好素材。故障で早期引退した母の無念を晴らす
と写真入りで紹介されました。

今年のエスティメーション09もそうなんですが、関東牝馬で価格とのバランスを考えても非常にお得だと思えた1頭、大きなことは言いません。無事にコンスタントな活躍を期待しています。


クリアザウェイ

2010/4/23 社台Ｆ

本日4月23日(金)に行われた産地馬体検査を受検し、ＪＲＡ競走馬登録、および美浦ＴＣ・栗田博憲厩舎との預託契約が完了しました。

2010/5/7 社台Ｆ

この中間も順調で、徐々にピッチが上がってきました。直線1000ｍコースの緩い勾配を毎日1本上がっており、ハロン18秒を刻んでいます。ここのところ緩めず乗り込んで太め感はありませんが、まだ動きに重さが残る印象です。慌てずじっくりと乗り重ねていきます。現在、馬体重は478kgです。

2010/5/21 社台Ｆ

引き続き、休まずビシビシと鍛えています。直線ダートコースでキャンターを毎日1本乗っていますが、まだまだトップスピードに乗るまで手間取っています。どんどん進めていって、加速力を身につけていきたいと考えています。現在の馬体重は477kgです。

2010/6/4 社台Ｆ

この中間も直線ダートを毎日1本ハロン18秒で乗られています。これまで地道なトレーニングを積み重ねてきて、体が良くなってくるとともに動きも上向いてきています。この調子で前進させながら中身を造っていきます。現在、馬体重は462kgです。

2010/6/18 社台Ｆ

この中間も直線ダート1本をハロン18秒ペースで乗り込んでおり、動きがだいぶしっかりしてきました。パワーの必要なコースでここまで鍛えられてきて、基礎体力が備わってきた印象です。美浦TC入厩を目指して、移動の声にいつでも応えられるよう、磨きをかけていきます。現在の馬体重は468kgです。

2010/6/21 山元ＴＣ

社台Fで順調に乗り込まれており、美浦TC入厩に向けての最終調整に入るために、本日6月21日（月）着で山元TCに移動しました。

2010/6/28 山元ＴＣ

山元TC到着後も順調で、6月23日(水)から乗り出しました。現在は1周1100ｍの周回コースと、750ｍの直線坂路を併用しており、ともにキャンターで1周1本ずつというメニューです。ゲートの確認をしながら進めており、今週中の美浦TC入厩を予定しています。現在の馬体重は461kgです。

2010/6/30 美浦ＴＣ

山元TCで順調に調整されて、本日6月30日(水)美浦TC・栗田博憲厩舎に入厩しました。トレセンの環境に慣らしながら、ゲート試験合格を目指します。

2010/7/7 美浦ＴＣ

先週(水)美浦ＴＣに入厩しており、すぐにゲート練習を開始しました。今日(水)の練習で、だいぶ出は良くなった印象です。まずは試験合格に向けて進めていきます。普段からテンションが高く、馬房内でフナユスリをすることもあります。今後、調教の質を高めるにあたり、もう少し落ち着きが出て欲しいところです。

アイビーは5着、上々の内容

アイビーの頑張りには、本当に頭が下がります。心配した古馬との初対戦でも5着と頑張ってくれました。
スタートを決めて直線入り口ではあわやの手応え、最後は失速してしまいましたが、初コースとしては上々の内容でしょう。
次走は早くも来週の予定、この夏もアイビーは楽しませてくれそうです。

アイビーフォールド

10/7/4 函館競馬場

４日の函館競馬では好スタートから好位をスムーズに進み、直線半ばでは前をとらえる勢いを見せたが、そこから伸び切れず５着。「スタートが速かったし、スムーズなレースができました。ただ、４コーナーまではすごくいい雰囲気なのに、追い出してからがなかなか進んでいきません。あそこからもうひと脚ほしいところですね。とてもセンスがある馬だし、使いつつ成長してくれば、先々出世しそうです」（藤岡佑騎手）勝ち切るまでには至りませんでしたが、初の古馬との対戦で力が通用することは証明しました。このあとは馬体を確認してから検討しますが、優先出走権を確保したので、在厩で調整していく予定です。

10/7/7 函館競馬場

７日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は最後は差されてしまいましたが、うまく好位で流れに乗れたし、古馬との対戦が初めてだったことを考えれば上々の内容だったと思います。函館にいるスタッフからは、現地についてから気分良く調教していると聞いていますし、滞在競馬も合っているようです。レース後も特に馬体には異常なく馬も元気だと聞いていますから、中１週で使っていきたいと思います」（吉田師）１７日の函館競馬（登別特別・芝１２００ｍ）もしくは同日の函館競馬（３歳上５００万下・芝１２００ｍ）のいずれかに出走を予定しています。

～競走結果～
10/7/4 函館 3歳上500万下 曇 良 芝1200m 13頭 7人気 5着 54kg 藤岡佑 上り35.9 1:10.2 0.2差 446kg

新馬勝ちならず

ウルル

単勝1.6倍、圧倒的1番人気に支持されたウルル嬢でしたが、残念ながらゴール前で差され2着でした。
一口人生初の新馬勝ちを期待していましたが、やはり甘くはありませんでしたね。なかなかデビュー戦からこれだけの人気になる馬には巡り合えないでしょうし、ここは決めて欲しかったのですが仕方ありません。
それでもパドックでもドッシリとした落ち着き、スタートから前に付けられるセンスの良さ、十分能力のあるところを見せてくれました。
次こそはサクッと決めて2歳Sを目指してほしいですね。



デビュー戦とは思えない落ち着き。

もう少し絞れそう。









楽勝かと思ったが…。

3kg差は大きかったかな。

10/7/4 宮本厩舎

４日の阪神競馬では２番手で折り合い、直線で前を行く馬を捕らえたものの最後に外から交わされ２着。「初めての競馬にしては落ち着きがあったし、とてもいい雰囲気で臨めました。スタートもいいですし、レース運びも上手でしたね。馬体を併せるといい闘争心を見せる馬だけに、外からスッと交わされてしまったのは悔しいですね。まだ体に緩さはありましたが、使ってさらに良くなる余地があると思います。スピードはありますがバリバリの短距離馬という感じではなさそうですし、距離の融通も利きそうですね」（浜中騎手）「入厩してからずっと鍛えてきた中で、体も減らさなかったし、いい状態で出走させることができました。しかし、会員の皆さんの期待に応えられず申し訳ありません。それでもレース内容は見どころのあるものでしたし、状態面に問題がなければこのまま小倉へ向かいたいと思います」（宮本師）初めての競馬場とは思えないほどパドックでは落ち着きがあり、レースでも鞍上の指示にしっかりと反応するところを見せてくれました。このあとはレース後の状態を確認して問題がなければ、小倉開催へ向かう予定です。

10/7/7 宮本厩舎

７日は軽めの調整を行いました。「かなり期待をしてレースに臨んだのですが、ゴール前は手ごたえが一杯になってしまった感じでした。乗り込んではいましたが、速い追い切りを何本もやったわけではありませんから、そのあたりが最後に出たのかもしれません。それでも十分スピードのあるところを見せてくれましたし、一度使った上積みは大きいでしょう。レース後は特に馬体に異常はなく、乗った感じも疲れはなさそうです。仕切り直しになりますが、次の小倉で勝って２歳Ｓに駒を進めたいですね」（宮本師）

フォルトシュリット、最後まで進歩なく引退

フォルトシュリット

10/7/3 岡田厩舎

３日の阪神競馬ではスタートから遅れてしまい、道中は離れた最後方を追走。最後も一頭だけ大きく離されて１６着。「今回は心房細動による影響はありません。馬場が悪かったことも影響したのか、道中はスピードに乗らずぜんぜん進んでいきませんでした。まだ手前の替え方もぎこちないですし、もう少し経験を積まないと厳しいですね」（北村友騎手）「馬場が極端に悪化したので蹄に不安がある馬にはかわいそうな環境でした。坂路の動きも悪くなかったし、状態自体はよかったと思います。それにしても全く競馬にならなかったし、大幅な変わり身を期待するのは難しいでしょう」（岡田師）蹄のケアをしながら調教を課してきましたが、残念ながら走りに進展は見られませんでした。馬場状態が酷く蹄に悪影響があったにせよ、ただまわってきただけでまったく競馬になりませんでした。この２戦の内容から判断すると、今後も苦戦は免れそうもありません。出資会員の皆様の維持費出資金等のご負担が増えてしまうことから、岡田稲男調教師と協議を行った結果、７日に中央競馬登録を抹消することになりました。わずか２戦での引退となり、会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。

わずか2戦での引退、その2戦もダントツの最下位と散々たる成績で終了してしまいました。
結果的には、2戦ともにとてもレースに使えるような状態ではなかったように思います。
慢性の蹄の状態は、とてもトレセンでのキツイ調教には耐えられなかったのではないでしょうか。よって2戦ともに帰厩してすぐのレースになり、予想通りの結果。後は引退するしか道はありませんでした。

先々週のノーヒットノーラン号に続き、このような結果になることは、レース前から想像はできていましたので、最後のレースだけに現地へ見に行っていました。





パドックでの姿は、太くてまだまだ絞れるような体型で、ぜんぜんよく見えませんでしたね。
1番枠だけに先頭を歩いていたのですが、覇気がなくて歩くスピードも遅く、後続の馬にも迷惑をかけていました







2戦目も初戦に続いてスタート後以外は、最後まで画面に映ることはありませんでした。

わずか2戦でしたが、2戦の着差は計15.9秒と信じられない差がつきました。この内容なら引退も仕方がありません。
やはりまともな調教をしていないと、このような結果になるものです。
蹄の問題がなく、もう少しまともな調教をしてレースに挑む姿を1度は見てみたかったですね。
フォルトシュリット号、お疲れさまでした。

Fortschritt　 フォルトシュリット 牡
馬名由来：「進歩」の意。常に進歩し続ける競走馬になってほしいとの願いを込めて。（独語）