このゴールデンウィークはなんと4頭出し。おそらく過去にもなかったような気がします。
4頭中3頭が未勝利戦と全く威張れる内容ではありませんが、久しぶりに出走してくれる馬もおり、天皇賞と含めてゴールデンウィークを競馬で楽しみたいと思います。
まずは土曜1Rに登場するのは、久しぶりのゲッカビジン、3月に帰厩後はここまでじっくり乗りこまれてきました。
ただキャロット勢など相手も強そうで、休養前の成績からも強気にはなれませんが、少しでも上位を目指してくれればと思います。
そのためにもまずは落ち着いてレースに挑んでほしいです。
ゲッカビジン(ジャングルポケット×イエローブルーム by パークリージェント)牝3
●3/1 普通キャンターを乗っており、週1回程度ラストを15-15で乗っている。「雰囲気は良くなってきました。馬体重も460kgと少し戻しましたしね。しっかり動けていますし、このまま乗り込んでいければ、すぐにトレセンでの調教にも対応できるようになると思いますよ」(担当者)
●3/8 普通キャンターを乗っており、週1~2回ラストを15-15で乗っている。「大分感じが良くなってきましたね。もう少しだと思います。速いところも積極的に乗っていって、いつ帰厩の声が掛かっても良いようにしておきたいですね」(担当者)
●3/15 普通キャンターを乗っており、週1~2回ラストを15-15で乗っている。「良い感じでコンスタントに速いところも乗れています。しっかり帰厩の態勢を整えていきたいですね」(担当者)
■3/19 栗東トレセン帰厩。
■3/23 角馬場⇒CW(普通キャンター) *帰厩後も順調に調整しており、落ち着きもある。様子を見て追い切りを行っていく予定。どのレースを目標にしていくかも芝・ダート両睨みで検討していく。
■3/24 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 84.7-67.9-53.3-39.9-12.9(ブック)馬なり余力
モカビーン(三未勝)馬なりの内同入 *今日はややテンションが高いところも見られたが、終始馬なりで動きはまずまず良好。できれば芝のレースに向かいたい意向。「まだ今日ぐらいの追い切りでは余力はあるよね。芝を予定したいが、現状ではかなり間隔を空けないと難しい。阪神の芝なんて成績優秀馬と初出走でほとんど決まってしまうからね。初出走馬がある程度レースを消化していくまで難しいかもしれない。その間に少しでも鍛えていってレースに備えます」(師)
■3/30 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 82.3-66.0-51.7-38.9-13.0(ブック)馬なり余力
モカビーン(三未勝)馬なりの内同入 *3頭併せで追い切り。テンから3頭が横並びで進み、ラストまで馬なりのままで3頭が同入。追い切りの動きは良いが、その前後に若干テンションが高い。復帰戦は引き続き検討中だが、先週よりも幾分投票状況は落ち着いてきた印象。初出走の馬がどんどん少なくなれば、間隔が空いている本馬には芝のレースも出走のチャンスが回ってきそうだ。「状態は特に大きな問題はありませんが、精神面ですね。徐々にテンションが高くなってきました。もう少し落ち着いてくれるとまた違ってくると思うのですが…」(助手)
■4/6 引き運動 *先週末に口の中を切ってしまったため、大事を取って引き運動で様子を見ている。症状は軽度のものであり、すぐに騎乗調教は再開できると思うが、やや飼い喰いが落ち気味であるため、注意していく。「下顎に軽い傷を負ってしまった。口の中で大事には至らないが、そのせいかちょっと飼い葉が上がってしまった。もう少し馬体に余裕が欲しいと思っていただけに残念。飼い喰いが戻るまで少し追い切りは控えるかもしれない。テンションは高いけど、先週の追い切りなんかではようやく動きが良くなってきたかなと思っていたところだけに申し訳ないが、しっかり立て直していきます」(師)
■4/13 角馬場⇒CW 単走で5Fから 73.7-58.4-44.2-15.0(ブック)馬なり楽走
*口の中の傷はすぐに良くなり、すぐに騎乗を再開。本日はチップコースで15-15程度の軽めの追い切りを行った。動きはまずまず良かったものの、馬場の移動の際など、テンションが高いのが気になるところ。「戻ってきた当初はまだ落ち着いていましたが、徐々にテンションが高くなってきました。やっぱり本馬の場合、精神面が課題です。もう少し落ち着いてくれると良いのですが…。また、動きは決して悪くないのですが、もう少し力強さがほしい印象ですね。休養を挟んだことで、もう少しパワーアップしているかと思っていたのですが、まだパワーが少し足りない感じがします」(助手)
■4/20 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 84.9-67.7-52.9-39.6-13.2(ブック)馬なり余力
リキアイギムレット(三未勝)直強めの内アタマ差先着 *3頭併せで追い切り。テンから横並びで入り、最内につける。直線を向いても手応えは良く、最後まで馬なりのまま僚馬に先着。昨日からの雨の影響もあり、時計は派手ではないが、動きは非常に良く感じられた。また、先週までよりも落ち着きもあった。今週の京都(土)ダ1400・混への出走も検討しているが、来週の京都(土)ダ1400・牝に向かう可能性もある。「良い動きだったねぇ。これだけ良い動きができるのだから、もっとレースにも繋がって欲しいところ。感触の良いうちに使うことも考えているが、来週には牝馬限定戦があるからね。ここまで時間を掛けて調整してきたし、慎重に検討したいと思う」(師)。「今日は馬なりのまま良い動きができていましたね。この動きがレースに出せれば良いのですが…。あとは当日の落ち着きなどではないでしょうか」(助手) ⇒今週の出走は見送り。来週へ。
■4/27 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 86.5-68.8-54.2-40.3-12.9(ブック)追って一杯
メイショウビワコ(三未勝)強めの内0.3秒遅れ *前半はゆったりとしたペースで進み、直線では内に併せて追ったが、伸びは今ひとつ。僚馬に遅れてしまった。動き自体は悪くないが、非力なところが残るため、雨の影響で重たい馬場を気にしたのかもしれない。また、やはりテンションが高めなことも気掛かりではある。京都(土)ダ1400・牝への出走が有力ではあるが、メンバーなどを見て、他のレースへ回る可能性もある。前走からの間隔が空いており、想定の段階では、どのレースもほぼ出走可能。 ⇒京都(土)ダ1400・牝に出馬投票し、小林徹弥騎手で確定。「追い切りはもう少し動いて欲しかったが、かなり馬場も重かったからね。あとは当日のテンション。できるだけ落ち着いてレースに臨みたい」(師)
2011年1月
2011年2月
2011年3月 栗東トレセンにて
2011年3月・奥