一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

アイビーフォールド、熊本城特別へ

2011-03-25 21:56:47 | アイビーフォールド
今週出走はもう1頭。短期放牧から帰ってきたアイビーフォールド。
中間のレポートからも追い切り本数の少なさがわかり、状態は完調ではなさそうです。
それでも、小倉初戦で覚醒させてくれた北村友一騎手が久しぶりに乗ってくれるのは楽しみ。
鋭い追い込みで上位進出を期待しています。

2/15 NFしがらき

ウォーキングマシン調整を行っています。「結構競馬を使ってきているので、今週一杯はウォーキングマシンで調整し、来週から乗り出そうと思っています。脚元が疲れやすいタイプですが、競馬後でも落ち着いていますし、馬体に傷みはなさそうですね」(NFしがらき担当者)

2/22 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「右トモの球節回りに軽い腫れが見られたので、トレッドミル中心の調整をしてきました。どうしても疲れが出やすい箇所なので、時間が経って競馬のダメージが少し出てきたのかもしれません。今はもう腫れも治まっていますから、様子を見ながら騎乗調教に移行していきます」(NFしがらき担当者)

3/1 NFしがらき

周回コースでハロン18~20秒程度のキャンター調整を行っています。「右トモ球節回りについては問題ありませんが、まだ競馬のダメージが抜けきっていない印象です。疲れが取れるまでは周回コースで軽めに乗って、ゆったりと調整していきたいと思います」(NFしがらき担当者)

3/8 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「競馬の疲れはほぼ抜けた印象ですが、まだ気負った感じがあるので、周回と坂路を使ってゆったりと乗り込んでいます。今月末ぐらいの入厩を目標に、しっかりと馬体のメンテナンスを行っていければと思っています」(NFしがらき担当者)

3/15 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「軽めにじっくり乗ってきたことで、だいぶ気負いが抜けてきました。馬体に緩みはありませんし、順調に調整できていますよ。調教師から連絡があり、今週中に帰厩させたいと言われました。十分対応できる状態です」(NFしがらき担当者)16日に栗東トレセンヘ帰厩する予定です。

3/16 吉田厩舎

16日に栗東トレセンヘ帰厩しました。

3/17 吉田厩舎

17日は軽めの調整を行いました。「今朝は坂路を軽く上がりました。特に緩んだ感じもありませんし、態勢が整えば来週の小倉競馬も検討したいと思います」(吉田師)

3/21 吉田厩舎

27日の小倉競馬(熊本城特別・芝1200m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて57頭の登録があります。

3/23 吉田厩舎

23日は軽めの調整を行いました。今週は明日24日に追い切る予定です。

3/24 吉田厩舎

24日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。相手を追走して最後はしっかり先着といい動きでしたし、時計はそれほど出ていませんが、ゴール後1ハロン伸ばしているので問題ありません。正直もうひと追い欲しいかな、とも思ったのですが、今朝の動きなら大丈夫でしょう」(吉田師)27日の小倉競馬(熊本城特別・芝1200m)に北村友騎手で出走いたします。

・WORK-OUT TIME・
11/3/20(日) 助手 栗坂路・良 55.9 - 40.2 - 25.4 - 12.5 馬なり余力(-)
11/3/23(水) 助手 栗坂路・不良 62.8 - 45.4 - 29.3 - 14.0 馬なり余力(-)
11/3/24(木) 助手 栗CW・稍重 85.0 - 68.8 - 53.9 - 39.8 - 12.7
マイネルメガロス(三未勝)一杯の外0.8秒追走3F併0.3秒先着 末一杯追う(9)

・RACE ENTRY ・
11/3/27 小倉 混) 熊本城特別 芝1200m 12R 16頭 北村友57kg 出走確定16:10

クエルクス、仕切り直し

2011-03-25 21:37:54 | クエルクス(引退)

クエルクス(フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan)牝3

帰厩後は、桜花賞トライアル出走を予定していたクエルクス、抽選も通りアネモネSを予定していしましたが震災のため中止。
残念ですがこれは仕方ありません。そして、2週間遅れで今週の平場戦への出走となりました。

しかし、対戦相手はもともと中山のミモザ賞を予定していたようなオークスを目指す強豪馬ばかり。
かなり厳しいとは思いますが、減量騎手でどこまで善戦できるか、頑張ってほしいと思います。

■2/23 角馬場⇒DP(普通キャンター) *帰厩後も順調に調整している。様子を見て追い切る予定。当初は再来週の阪神(日)「フィリーズレビュー・G2」(芝1400)への出走が有力だったが、1勝馬が多く出走してくることが見込まれ、除外の可能性が高いため、やや出走予定頭数が少なくなりそうな来週の阪神(土)「チューリップ賞・G3」(芝1600)へ向かう可能性もある。追い切りの動きなども考慮して決める予定。
■2/24 角馬場⇒CW 13.4(ブック)馬なり余力
*テンはゆっくり入ったため、ブックの計測はラスト1Fのみとなったが、馬なりのまま伸びのある動きで駆け抜けた。馬場入り前には首を上下させテンションが高めだったが、走り出してからは良い感触。「やっぱりテンションが高いですね。その点は気になりますが、走り出してからの感じは良いですね」(助手)
■2/27 CW 併せ馬で5Fから 69.4-54.4-39.1-12.5(ブック)馬なり余力
トーホウアラン(古オープン)馬なりの内を2.3秒追走同入
■3/2 角馬場⇒CW(普通キャンター) *明日、追い切る予定。来週の阪神(日)「フィリーズレビュー・G2」(芝1400)、もしくは、来週の中山(土)「アネモネS」(芝1600)に出走予定。
■3/3 角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 82.8-67.4-53.0-39.0-12.4(ブック)追って一杯
サクセスパシュート(新馬)末強めの内を0.9秒追走0.2秒遅れ *岩田康誠騎手騎乗。朝一番に3頭併せで追い切り。チップコースへ入る際にも頭を上下させ、テンションは高め。テンは先頭から3馬身ほど後ろを追走し、更に3~4馬身後ろにも僚馬が控える形。4コーナーで3頭が横並びになり本馬は真ん中へ。直線、一杯に追われると、内の僚馬には差をつけたが、外の新馬に1馬身ほど遅れる。その後も何とか喰らいついていったが、差はそのまま。トライアルへの出走機会を求めて来週の中山(土)「アネモネS」(芝1600)へ向かうことが有力。「ちょっと物足りなさが残ったのは確か。岩田(騎手)に乗ってもらったから、もっと動けるかと思っていたが、道中で無駄な力みが入っている。テンションの高さを含めて、そのあたりがやはり本馬の課題になってくるね」(師)。「馬場入りからテンションが高かったですし、グッと力んで走っていました。その分、いざ追い出した時にスッと動けないですね。そういった部分が解消されると良くなりそうですが…」(岩田康誠騎手)

■3/6 坂路(57.8-41.5-27.2-13.0)強めに追う
■3/9 角馬場⇒CW 単走で6Fから 80.5-65.3-51.2-38.1-12.5(ブック)稍一杯に追う

*岩田康誠騎手騎乗。今週も馬場入り時には頭を上下させ、テンションは高め。単走で少しずつペースを上げていくと、徐々に良いフォームとなり、先週よりも時計・動きともに良好。中山(土)「アネモネS」(芝1600・牝)に出走予定。想定の段階では、フルゲート16頭に対し、17頭が出走を予定。そのうち本馬を含む1勝馬は13分の12での抽選となっており、除外の可能性は低い。なお、レースでは石橋脩騎手が騎乗予定。「今週は単走だったので、幾らか良かったのですが、やはりテンションが高いのが本馬の課題でしょうね。本来、気の良いタイプで、良いところがありそうですから、落ち着きさえ出れば、良くなってくると思いますよ」(岩田康誠騎手)。「先週後半に左側に少し疲れが感じられましたので、ケアを行っています。今日の調教を見ていても、やはり落ち着きがあるかどうかが、本馬の課題になりますよね。ただ、思ったよりもトライアルに出られる確率が高いですから、こういったチャンスを活かしていきたいですね」(助手) ⇒石橋脩騎手で確定。「輸送などクリアしなければならないことはたくさんあるし、未知数な部分もあるけど、もちろん期待もしている。現時点でどこまでやれるかだね。トライアルに出走できるチャンスをしっかり活かしたいね」(師)
■3/11 3/12、13の中央競馬はすべて開催中止となり、代替開催については未定。

■3/16 角馬場⇒CW(普通キャンター) *金曜日に中山競馬場へ移動後に開催が中止となったため、翌土曜日に栗東トレセンへ帰厩。その後も特に異常はないため、今週の出走に備えている。本日も元気一杯にチップコースで普通キャンター。明日、軽めの追い切りを行う予定。今週の阪神(月)「フィリーズレビュー・G2」(芝1400)への出走も視野に入れていたが、「アネモネS」が取り止めとなったことなどもあり、1勝馬では出走は厳しい状況であるため、小倉(土)「はなのき賞」(芝1200)へ向かうことが有力。ただし、こちらも想定の段階で、フルゲート16頭に対し、25頭が出走を予定しており、除外の可能性もある。疲労は特に感じられないが、いつも以上にテンションが高い印象を受ける。精神面を考慮すると、何とか今週抽選をクリアして出走したいところだ。
■3/17 角馬場⇒CW 単走で半マイルから 50.1-36.3-12.2(ブック)馬なり余力
*上村洋行騎手騎乗。単走で軽めの追い切り。角馬場からコースへの移動などではテンションが高いが、動きは良好。「馬にも大変な状況であったが、こればかりはなんともしょうがない。トライアルへの出走機会が得られればと思ったが、今週は難しい。自己条件で頑張ってもらおう。元気はあるが、テンションが高いのはちょっと気掛かり」(師)。「確かにテンションが高いのが気になりますね。でも、スピードはありそうな印象を受けました。現時点では無理に抑えて気分を損ねるより、馬なりで流れに乗るようにしたいと思います」(上村洋行騎手) ⇒抽選の結果、除外。来週のダート戦も視野に入れて次走を検討中。

■3/23 角馬場⇒CW(普通キャンター) *変則開催後で昨日が全休日となっていたため、全休明けの本日はチップコースで普通キャンター。明日、追い切る予定。今のところ、阪神(土)芝1200・混か、阪神(日)芝1800・牝に出走予定。芝1200は、想定の段階で、フルゲート16頭に対し、40頭が出走を予定。そのうち除外による優先出走権を持った馬が本馬を含め26頭おり、除外の可能性が高い。また、芝1800は、想定の段階で、フルゲート18頭に対し、27頭が出走を予定しているが、本馬を含め1回除外による優先出走権を持っている馬は7頭に留まっており、除外の可能性はない見込み。
■3/24 角馬場⇒CW 単走で6Fから 83.7-68.5-53.5-39.6-13.4(ブック)追って一杯
*テンションは相変わらず高め。テンもやや行きたがり何とかなだめて進む。直線、強めに追う程度で、時計は派手ではなかったが、動きは良好。出走できる可能性が高い阪神(日)芝1800・牝に向かう。「馬場に入るまでやテンはテンションが高いですね。大分きつくなってきました。このあたりでやっぱりレースにいきたいですね。ただ、走り出せば良い動きをしていますし、決して悪い状態ではありません。距離が長くなりますが、平場ですからその分は減量騎手で少しでも補えればと思っています」(助手) ⇒国分優作騎手で確定。

阪神(日)6R 芝1800m 牝馬限定3歳500万下平場戦に出走します。
18頭立て 51kg国分優作騎手が騎乗します。発走は12:55です。
追ってからの動きは良いのですが、テンションが高いのは気になるところ。今回も当日の落ち着きが鍵になりそうです。


ミレニアムゴールド、速め調教開始

2011-03-21 18:01:28 | 2009年産

2011.02.18 NF空港

ミレニアムゴールド(ウェルカムミレニアム09)

2011/3/4 NF空港

現在は屋内周回コースでハッキングキャンター3500m、週3日は屋内坂路コース(900m)でハロン15~17秒ペースのキャンター2本のメニューを消化しています。ここまで順調に乗り込んできましたので、この中間からハロン15秒の速めを開始しました。当初は戸惑った様子がありましたが、回数を重ねていくうちに、動き、手応えともに合格点が与えられるようになりました。時々気を抜くところがあるのも、速めの調教を重ねていくうちに解消するとみています。現在の馬体重は465㎏です。

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よしよし、2月も順調に過ごしたようです。
このペースなら厩舎特有の早めのトレセン近くの外厩移動もあるかもしれません。
とにかく素質馬多数の池江厩舎だけに、入厩が早いにこしたことはありませんから。。

なんとかこのまま順調に!



エスキナンサス、骨瘤は徐々に回復へ

2011-03-21 18:00:43 | 2009年産

2011.03.03 NF空港

エスキナンサス(エスティメーションの09)

2011/3/4 NF空港

現在はウォーキングマシンによる運動60分を2セット、トレッドミルでダクを10分というメニューを消化しています。まだ完治とまでは行きませんが、右前骨瘤は徐々に落ち着いてきており、この中間からトレッドミルを開始して、少しずつ運動量を増やしているところです。休んだぶん体の緩みが見られるので、骨瘤の完治を待ちながらトレッドミルで体を引き締めて乗り運動再開に備えます。現在の馬体重は478㎏です。

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不安の出た骨瘤は徐々に良くなっているようです。
馬体もふっくらとしてきたようなので、乗り運動再開前としては良いのではないでしょうか。


馬名決定『サンビスタ』

2011-03-21 17:57:02 | 2009年産
改めまして、東北地方太平洋沖地震における被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

先週の中央競馬は中止、そして3月中の中山開催の中止などで出資馬達の今週の出走はありませんでした。

そして本日延期になったフィリーズレビューを勝ったのは「フレンチカクタス」。
ユニオンからトライアルレースを勝つような馬が出て嬉しく思います。
出資者の皆様おめでとうございます。
逆に4着に敗れたドナウブルーは残念。まさかこれほどの素質馬が現時点で桜花賞に出走できないとは。

では滞っていた更新を少しづつ再開したいと思います。


P33(スズカマンボ×ホワイトカーニバル by ミシル)牝2

馬名:サンビスタ Sambista

血統:
父 スズカマンボ
母 ホワイトカーニバル

意味・由来:
(葡)サンバを愛してやまない人。父名、母名より連想。


●2/21 引き続き、屋内馬場でダクを1000m、軽めキャンターを2500m乗っている。このところ背丈が伸びてきたように馬体の成長は顕著。また、キリッとした一面を見せることはあるが、気持ちに余裕が出てきたこともあり、ゆったりとしたフォームで走ってる。このまま、心身ともに成長を促しながら調教を行っていく。

●3/7 引き続き、屋内馬場でダクを1000m、軽めキャンターを2500m乗っている。前肢の出が良く、柔らか味のある走りは好印象。なお、速めの調教はグランド牧場遠野ステーブルで行う予定。着実に移動できる態勢が整ってきた感はあるが、具体的な指示が出るまで更なる良化を促していく。

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遅くなりましたがユニオン出資馬も馬名が決定。やはり父母からの想像でした。
自分が簡単に送った「サンバカーニバル」も似ていたので決まった馬名には満足です。

そして、育成も順調でそろそろ遠野へ移動が近いようです。

グランド牧場遠野ステーブルは、人馬ともに無事とのことなので安心しました。


カルトマリーヌ、積極策も10着

2011-03-06 22:05:09 | カルトマリーヌ(引退)

カルトマリーヌ 2011年2月13日 京都

新コンビ三浦騎手で今週出走したカルトマリーヌでしたが、あえなく10着と完敗。
今回はスタートから思い切って押して前に行く積極的な競馬を見せてくれました。
終始好位置で競馬できていたので、あの競馬で負けたのなら仕方ないですね。
久しぶりに力を出し切ってくれたと思います。
このところダートでは頭打ち状態になってきましたので、やはり次走は芝を希望。
間隔を空けてでも芝のレースへ向かってほしいと思います。


■2/16 レース後も脚元等に異常はない。次走は現在検討中。「ん~、全く力を出せなかったですね。輸送は問題なくクリアしてくれましたし、状態も良かったので期待していたんですけどね。騎手からは距離短縮の進言がありましたが、1200m以下では短すぎるでしょうし、交流戦も良さそうなレースがないので、レース選択が難しいですね」(師)
■2/23 坂路⇒南P 単走で5Fから 68.1-53.0-38.7-13.2(ブック)馬なり余力
*ポリトラックコースで単走で追い切り。調整程度に軽く流しただけだが、引き続き動きは良好で、好調を持続できている。検討した結果、次走は3/20中山ダ1800・牝への出走を本線として、3/12阪神ダ1400・混も視野に入れていく。
■3/2 坂路⇒南P 単走で5Fから 68.7-52.5-38.4-12.7(ブック)馬なり余力
*今週もポリトラックコースで単走で追い切り。終い重点で軽く脚を伸ばした程度が、回転の良いフットワークで、相変わらず動きは良好。次走は3/20中山ダ1800・牝への出走を本線で予定していたが、今週の中山(土)ダ1800・混が想定の段階では出走可能な状況であるため、出走する方向で検討中。 ⇒追い切り後の状態も問題なく、今週の出走へ。中山(土)ダ1800・混に出馬投票し、確定。「前走で力を出し切っていないせいか、前走以降は鬱憤が溜まっているような雰囲気で、力が有り余っている感じですね。調教の動きは力強く、全く疲れは感じません。能力的には500万条件は楽に通過できるものを持っていますし、なんとかレースで全力を出してほしいですね」(助手)

■3/5 中山8R 晴・良 混合・500万下 ダート1800m 
      1.55.5(1.53.3) 10着/13頭 三浦皇成(55kg) 438kg-6
互角のスタートを切り、押して先団へ。道中も先団の内を進んでいたが、3~4角中間で少し遅れてしまい、直線に入ってからはずるずる後退してしまった。「狙い通りの位置で競馬できたんですけどね。外から被せられて精神的に怯んでしまったのか、勝負所でもたついてしまい、上がっていけませんでした。ただ、走るのを止めるようなところはなかったですし、よく頑張ってくれていますよ。跳びの大きい馬なので芝の方が合うかもしれませんね」(三浦皇成騎手)


シトラスパフューム、ようやく帰厩

2011-03-06 21:31:46 | シトラスパフューム(引退)
忘れちゃ困るシトラスパフュームがようやくトレセンに戻ってきてくれました。
約4ヶ月の長い放牧でしたが、その分成長を見せており馬体重も大幅に増加。
能力試験の頃からは50kg近く増えていますので、先生の話のとおり理想的な調教が可能でしょう。
しっかり乗り込んでデビューまで進んでほしいと思います。

シトラスパフューム

12/11 篠原F

1日2時間のウォーキングマシン運動とパドック放牧を行っています。「楽をさせていますが、まだ腹回りは寂しく、トモの肉付きも戻ってこない感じです。とはいえじわじわ良くなっていることは間違いないので、今後も時間をかけて立て直していきます。脚元に何ら問題はないので、しっかり体を戻してから乗り運動を開始したいと思います」(田島師)

12/16 篠原F

1日2時間のウォーキングマシン運動とパドック放牧を行っています。「良化ペースは相変わらずスローではありますが、状態が後退していないのは何よりです。とはいえ体はまだまだ寂しく映りますし、しばらくは現状程度の運動で新陳代謝を高めていくのがベターでしょう。能力試験の内容から走ってきそうな印象を感じているので、デビューを焦って素質の芽を摘むことだけはしたくないと考えています。今後もしっかり馬体チェックを行って、乗り運動の再開時期を判断していきたいと思います」(田島師)

12/21 篠原F

ウォーキングマシン調整とパドック放牧を行っています。「カイバ喰いはだいぶ良くなりましたが、肝心の馬体はなかなかふっくらしてきません。それでも全体的には以前より上向いているので、これからの状態次第で年明けぐらいから跨ることも検討しています。その後は乗っての感触を確かめつつ、帰厩のタイミングを探っていくことになると思います」(田島師)

1/4 篠原F

ウォーキングマシン調整とパドック放牧を行っています。「楽をさせていることもありますが、だいぶ腹回りがふっくらとしてきた印象です。この分なら少しずつ進められそうですね。近々乗り運動を開始し、少し動かした上でトレセンに連れてこようと思っています」(田島師)

1/13 篠原F

周回コースでダク程度の乗り運動を行っています。「この中間から乗り運動を開始しました。楽をさせたことで懸念されていた馬体はかなり戻ってきており、見た目にもふっくら見せるようになってきました。牧場でピッチを上げていくこともできる状態ですが、ちょっと乗り難しいところがある馬なので、今後をスムーズに進めるためにも本格的な乗り込みはトレセンに連れてきてからと思っています。それまでは下地を作ることに専念してもらい、2月くらいには状態を見つつ、トレセンに入れたいと考えています」(田島師)

1/20 篠原F

周回コースでダク程度の乗り運動を行っています。「先週と変わりなく軽めの調整ではありますが、休むことなくしっかりと乗ることができています。運動を行っていることがいい影響を与えているようで体調も着実によくなり、今後も乗った分だけ調子が上向いてきそうな感じを受けます。今のところ2月中に小向トレセンに連れてくることを考えています」(田島師)

1/28 篠原F

周回コースでダク程度の乗り運動を行っています。「じっくり進めていることがいい影響を与えているようで週を追うごとに馬体がふっくらとしてきました。ここまでは狙い通りの良化を見せています。2月上旬は小向トレセンの馬場整備で馬場を使える部分が制限され、混み合うことが予想されます。普通に馬場を使えるようになるまでは牧場で軽く乗り込みますが、口向きに難しさがある馬なので現状程度の負荷に留める予定です。馬場の整備が終わり次第、こちらに連れてきて本格的な乗り込みを開始したく思っています」(田島師)

2/3 篠原F

周回コースでダクとハッキングを行っています。「体調は着実に上向いており、この中間からハッキング程度ではありますが、少しペースを上げてみました。その後も体調は安定していますし、体が減ることもカイバ喰いが悪くなることもありません。これはいい傾向ですね。2月下旬には小向トレセンの馬場改修も終わる予定なので、そのタイミングでトレセンに連れてきて、競馬へ向けた乗り込みを行っていこうと思います」(田島師)

2/10 篠原F

周回コースでダクとハッキングを行っています。「先週と変わりないメニューではありますが、体が減ってくることはなく、徐々にボリュームが増している感じです。実際に腹回りにはいい意味の余裕があり、トレセンに戻してから競馬に向かうことを考えるといい傾向だと思います。来週にでも馬の状態を確認した上で小向に連れてくる予定を立てられればと考えています」(田島師)

2/24 篠原F

周回コースでダクとハッキングを行っています。「先日、牧場で様子を見てきましたが腹回りにもだいぶ余裕が出てきてトレセンの調教にも耐えられる体作りが出来てきたように感じます。入厩当初は寂しく映った馬体ですが、休養の効果は確実に出てきているでしょう。川崎開催も少なくなりますので2月一杯をメドに入厩させて、まずは実戦を経験させてあげられればと思います」(田島師)

3/3 川崎・田島厩舎

3日に小向トレセンへ帰厩しました。「牧場ではハミ受けなどのこともあり、ゆったりと乗り進めていましたが、これがよかったようで心身ともにいい状態で戻すことができました。精神的にもいいゆとりが出ていますし、厩舎に戻ってから馬体重を計測したところ480キロと十分な余裕があります。これならデビューに向けて、理想的な乗り込みを行うことができそうです」(田島師)今後は4月11日から始まる川崎開催でのデビューを目指し、乗り込みを進めていきます。