一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

ヴェルデライト引退

2014-02-07 18:58:36 | ヴェルデライト(引退)
先週のレースを最後にヴェルデライトが繁殖入りのため引退となりました。
ここまで大きな故障もなく、引退期限まで良く走ってくれたと思います。
なかなか思うような競争生活をおくれない馬が多い中、自分の能力どおりの結果を残せた数少ないケースだと思います。
500万条件を勝ったレースは、チャンスをうまく活かしきっての勝利で、あの時に惜敗していたら中央で1勝することも難しかったことでしょう。
昇級してからは苦しいレースが続きましたが、厩舎サイドが適した条件を考えて、よく最後まで使ってくれたと思います。
長い間お疲れ様でした。丈夫な面が子供にも引き継がれれば良いと思います。

思えばここまで約10年間、数多くの馬に出資してきましたが、引退期限まで走ってくれたケースは初めてです。
勝ち上がった馬ですら、故障により道半ばで引退してきました。
あらためて厳しい世界だと考えさせられます。


ヴェルデライト

1/26 栗田徹厩舎

2月2日の東京競馬(箱根特別・芝2400m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて18頭の登録があります。

1/30 栗田徹厩舎

29日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒7-54秒1-39秒8-13秒4)。30日は軽めの調整を行いました。「目標の競馬は今週ですし、その意識を持って最終追い切りを行いました。昨日の水曜日に時計を出したのですが、コースに入って長めからしっかりと動かしています。時計的には目立つものではありませんが、身のこなしなどを見ていても変に硬さが出るようなことはなく、一連の状態を保てていると思いますよ。冬毛は目立ってきているのですが、柔らかみを保てているのは好印象です。午後には天栄のスタッフも見に来てくれていてそのことを確認してもらったところです。また精神面ですが、前回はちょっとイレ込んでいるというかイライラしたような面を所々で見せていたように思うのですが、今回はそのときよりは落ち着いていますし、そういう面でも悪くないと思って見ています。ハンデは軽くなりましたし、あとは枠順とどのあたりのポジションでレースができるかでしょうね。江田さんもこの馬の持ち味の活かし方をわかってくれているのですが、スタート後はそこまで速くないタイプですし、あまり先に脚を使いすぎると辛くなるところもあります。外枠から内に切れ込んでいけるような器用なタイプとも言い難いですし、できるだけ内目の枠でスッと前目の位置につけてしぶとさを発揮できれば前々走のような走りをしてくれるはずです。時期や番組、また使い込んできていることを考えると今回がおそらく最後のレースになるでしょうから、悔いの残らないような競馬ができればと思っています」(栗田徹師)2月2日の東京競馬(箱根特別・芝2400m)に江田照騎手で出走いたします。

2/2 栗田徹厩舎

2日の東京競馬ではまずまずのスタートを切れたが二の脚の差もあり中団後方からの競馬。直線に向いて追い出しにかかるがジリジリとした伸びになり14着。「タイミングよくスタートを切れましたし、いい位置で競馬ができるように押していきましたが、なかなかスッとスピードに乗っていかず先にいいところを取られてしまいました。直線へ向くまではリズムよく走れていたし、追い出すまでの格好も良くて色気を持つくらいだったのですが…。このあたりがごまかしきれない部分だったのかもしれませんが、最後まで本当によく頑張ってくれましたね」(江田照騎手)「馬の状態は良かったと思うのですが、願っていた内枠に当たらず外めでしたからね。厳しいレースになりました。勝負どころへ向かう形は格好がよく一瞬オッと思わせてくれるのですが、そのあたりはハンデの恩恵もあった部分なのかもしれませんね。広い東京コースだと、展開次第では底力比べになるし、今日は厳しい展開になってしまいましたが最後までよく頑張ってくれました。今のところ歩様等は問題なさそうですがレース後の状態をよく見ておきます」(栗田徹師)ハンデを活かしていい競馬をしたかったのですが願っていた内枠にならず外目の枠からのスタートになりましたし、スピードの乗り方の差で理想の形での競馬ができませんでした。それでもしぶとさを活かそうとしてくれましたが、差を詰めるまでには至りませんでした。トラブルなくレースからあがってきてくれましたが、時間が経っての変化がないかをまずはよく確認していきます。

2/5 引退

「レース後に万が一何かあったらいけないと思って慎重に見極めてきましたが、いい意味で変わりはありませんでした。元気もありますが使ってきた分の疲れは多少なりともありますし、彼女にはお母さんになるという次の仕事もあるということで、ここで競走馬生活にピリオドを打つことになりました。ここまで本当によく頑張ってくれました。なかなか思うような競馬ができないし、結果も導けない。何度もここが厳しければそういう話になるかもしれないと思うことがありましたけれど、500万下勝ちはびっくりしましたよね。子供がうまれたらお母さんのように一生懸命頑張ってほしいと思います。本当にありがとうございました」(栗田徹師)未勝利戦での勝ち上がりが叶わず地方競馬へ挑戦し、戻ってきた中央の舞台。拠点を関西から関東に移して栗田徹厩舎の皆さんとともに頑張ってきた月日は決して長いものではなかったでしょうが、諦めないという気持ちを教えてくれた彼女だったのではないでしょうか。ここまでよく頑張ってくれましたし、春のシーズンに備えることを考えて、栗田徹調教師と協議を行った結果、現役を引退して競走馬登録を抹消することになりました。長い間ご声援いただき誠にありがとうございました。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。

-WORK-OUT TIME-
14/1/23(木) 原田 美南W・良 54.1 - 40.0 - 12.8 一杯に追う(7)
14/1/29(水) 助手 美南W・良 69.7 - 54.1 - 39.8 - 13.4
トウカイエントリー(新)強めの外0.4秒先行同入 強めに追う(8)

-RACE RESULTS-
14/2/2 東京 混)ハ) 箱根特別 晴良 芝2400M 9R 7枠13 16頭16人気 14着 江田照51KG 2:28.0(2.0) 上り36.6 468KG



2014/2/2

ヴェルデライト Verdelite(希語)
馬名由来:トルマリンの一種で希望や新しい始まりを象徴するヒーリングストーン。母名より連想。


■通算成績
平地:1000万(3-2-3-21)*地方含む
**中央成績**

**地方成績**



2013/03/16

ディアデルレイ、バッタリ

2014-02-07 18:58:11 | 2011年産
ディアデルレイ

1/29 牧厩舎

29日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒0-52秒0-37秒9-13秒3)。「先週一杯しっかり見極めてきましたが大きな問題はありませんでしたね。それで今週から始まる東京開催のいずれかへ向かいたいと考えていましたが、どうもセントポーリア賞は強そうという話があります。向かわないと決めたわけではないのですが、より可能性が高いところをメインに狙っていったほうがいいですよね。それで次走を考えるにあたって東京でも前半戦をまず考えるのがいいのではないかと思ったんです。ただ、条件は1週目だと1800m、2週目だと2400mというもの。前走の敗因がはっきりしないためできれば近いところで考えたいと思っていて、なおかつメンバーを見たところ今週の1800m戦は現時点で少なそうとのこと。それならば思い切って今週の競馬へトライしてみたいと思いました。田辺は先約がありましたから手は替えることになりますが、ブノワが空いているということで彼に依頼をして今週の競馬へ向かいます。調教のほうは今日3頭併せの追い切りを行いました。中1週での競馬になりますから無理しない程度に動かしましたが、持ったままの馬なりでまとめてきましたし、悪くないですよ。前回が不可解な負け方でしたが、自己条件に戻して何とか巻き返してほしいですね」(牧師)2月2日の東京競馬(3歳500万下・芝1800m)にブノワ騎手で出走を予定しています。

1/30 牧厩舎

2月2日の東京競馬(3歳500万下・芝1800m)にブノワ騎手で出走いたします。

2/2 牧厩舎

2日の東京競馬では好スタートを切ったあとは自分のリズムに専念して進める。序盤は悪くないように見えたが最後は余力がなく無理をしない形で12着。「スタートも良かったですし、道中もまずまずの形で進められたと思います。枠も良かったので、これなら行けるかなと思ったのですが、4コーナーではバッタリ止まってお釣りがない状態でした。競馬を止めてしまっている形で全くレースになりませんでした。乗った感じもまだ成長途上ですし、これからの馬だと思います。今日は結果を出せず申し訳ありませんでした」(ブノワ騎手)「具合はよく巻き返せるだけのコンディションにはあったと思います。調教の動きもよく、無理してない中だったとは言っても行きっぷりがとても良かったですからね。前回は不可解でしたが、今回はスタートも決めることができ序盤はいいかなと感じていました。しかし、4コーナーから直線は何かあったのではと心配するほどでまったくいいところがありませんでした。ジョッキーは“ストレスを感じているのかも”と言っていましたし、走りを見ても気持ちが切れてしまっているのかもしれない。それにしても…と思っていたら、厩舎に戻ってからの様子が違ったので獣医師に確認してもらったところ心房細動を起こしていることがわかりました。ある意味納得のいく診断でしたが、メンタル面のケアも考えなければいけませんからここは大事をとるべきかと感じています。なんとかクラシック戦線に乗せたい、皆さんの夢を叶えられるようにしたいとトライしたのですが、申し訳ありません」(牧師)前走の走りが良くなく自己条件に戻って仕切り直そうとした今回でしたが、序盤は悪くなかったものの最後は自らやめるかのように手応えが悪くなってしまいました。診断の結果からも、無理をしなかったことからも着差が実力ということはないでしょうが、このまま続けていくよりはしっかりリセット期間を設けた方が良さそうなので、今のところは放牧に出して立て直すことを検討しています。

2/6  NF天栄

「先週はいい走りにならず本当に申し訳ありませんでした。調教の感触からそれなりに走れてもおかしくない、コンディション面を見ていても前走よりむしろいいくらいの状況にあったので、少なくても京成杯以上の走りはできるという手応えはあったのですが、最後はお釣りがないような内容になってしまいました。これで何もなければ本当に悩みこんでしまうところだったのですが、心房細動という診断が出て原因がハッキリしましたので、能力ではないということは間違いありません。たとえば鼻血が出ただとか骨折等を負ってしまったといったアクシデントでなかったのは不幸中の幸いと言えるかもしれません。もちろんひとつのトラブルであることに変わりはないのでいいことではないですし、レース直後すぐに治まったわけではないのですが、時間が経って落ち着いてきて翌日には普通に戻っていましたからね。お薬も投与せず自然に落ち着いたので大きなトラブルにもなりませんでした。レース後改めて馬体チェックをしたところ膝に骨膜が出ていたのですが、ほかに大きな異常は見られませんでした。内蔵面へのケアもしてあげたいですし、精神面のケアももちろんしてあげたいです。今思えばですがパドックからこの馬だけ発汗があったように思いますし、ストレスを抱えていたのかもしれません。もしかすると前回も同様の症状が見え隠れしていたのかもしれませんし、そういう神経質な部分が出て影響した可能性もありますから、膝のことも含め考えるとはっきりと目標を決めずしっかり立て直して、またいい走りができるように待っていければと思っています」(牧師)5日にNF天栄へ放牧に出ました。


-WORK-OUT TIME-
14/1/29(水) 助手 美南W・良 67.0 - 52.0 - 37.9 - 13.3
ハーモニーフェア(古500万)一杯の内同入 馬なり余力(3)

-RACE RESULTS-
14/2/2 東京 混) 3歳500万下 曇良 芝1800M 6R 1枠1番 12頭4人気 12着 ブノワ56KG 1:52.1(4.2) 上り38.3 494KG


******************

怒り?の続戦だったディアデルレイでしたが、またしても惨敗。
さすがにここまで負けると精神的な部分が大きいでしょう。
心房細動もあったようなので、ここはじっくり休んだほうが良いと思います。

調教師も良血馬だけに、何とかクラシック戦線に乗せて牧場の信頼を得たいこともあり無理させてしまいましたね。
全姉も秋に連勝したように、夏場以降には良くなってくるはず。
焦らずじっくり待ちたいと思います。


2014/2/2

アイビーフォールド、積極策も結果出ず。

2014-02-07 18:57:42 | アイビーフォールド
アイビーフォールド


1/7 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は日によってハロン15秒のキャンターを取り入れるなど順調に進めることができていますよ。年齢を重ねているので大きな上積みがあるという感じではありませんが、現状の動きなどからも悪くない状態に感じますし、この調子で速めを重ねつつ帰厩に対応できるようにしていきます」(NFしがらき担当者)

1/10 吉田厩舎

10日に栗東トレセンへ帰厩しました。

1/16 吉田厩舎

15日は軽めの調整を行いました。16日は栗東坂路で追い切りました(56秒7-40秒6-25秒5-12秒6)。「帰厩後も状態は変わりありませんし、週末に坂路で時計を出して今週は今朝追い切っています。終い重点の内容でしたが、12秒6で上がってきましたし悪くない動きを見せてくれましたよ。週末や来週の動きや状態を見ながらになるでしょうが、来週の京都や中京開催を視野に入れていきたいと思います」(吉田師)

1/19 吉田厩舎

25日の中京競馬(中京スポニチ賞・芝1200m)と26日の中京競馬(伊良湖特別・ダ1200m)に特別登録を行いました。中京スポニチ賞はフルゲート18頭のところ本馬を含めて21頭、伊良湖特別はフルゲート16頭のところ本馬を含めて37頭の登録があります。

1/23 吉田厩舎

22日は軽めの調整を行いました。23日は栗東坂路で追い切りました(54秒3-39秒3-25秒3-12秒6)。「今朝は坂路で時計を出していますが、先週よりも前半から促していって終いも12秒6ですから、時計は悪くないと思いますね。中京の番組に特別登録はさせたいただいたのですが、いろいろ考えたものの前走同様にフラットコースのダートでどのような走りをしてくれるか、2回目でいい方向に変わってくれるかを確認したかったので京都の番組に出走することにしました。なお、今回は前走と違った面を見せられるようにブリンカーを着用して出走させていただきます。よろしくお願いいたします」(吉田師)26日の京都競馬(4歳上1000万下・ダ1400m)に藤岡佑騎手で出走いたします。

1/26 吉田厩舎

26日の京都競馬では好スタートから積極手に運んで逃げる展開に。勝負どころでは悪くない手応えで進めていたが、最後は馬自身が止めるような格好になってしまい16着。「返し馬からかなりうるさくなっていましたし、ずっと気持ちに余裕がないように感じました。レースでは悪くないスタートを切れましたし、囲まれてプレッシャーがかかるよりはと思って積極的に行きました。後ろを離しての逃げにはなりましたが、手応えは残っていましたから何とか粘れればと考えていたものの、行き脚を使ってきつくなったと言うよりは自分からブレーキをかけて走るのを止めてしまいました。何とか結果を残したかったのですが申し訳ありません」(川田騎手)「当初予定していた藤岡佑介騎手が負傷で乗れなくなってしまいましたので、急遽ではありますが空いていた騎手を探して川田騎手をおさえさせていただきました。ここまでの感じからまったく気がないということはないものの走りに変化をつけなければいけない馬ですし、ブリンカーを着用させていただいたのですが、レース後に話を聞いてみると着けたことがマイナスにはなっていないけど、今日のような精神状態だとちょっと判断がしづらいとのことでした。ちょっと極端な競馬になってしまいましたし、もう少し溜めるポイントもほしかったと感じるところもありますが、返し馬から気が入っていてその影響があり最後もあのような走りになってしまったのかもしれません。申し訳ございません。ダートを続けて使わせていただきましたが、その走り自体は悪くないものの、結果はいいと思えるものではありませんでしたし、まずはレース後の状態をしっかりと確認しながらどうするか考えさせたいただきたいと思います」(吉田師)今日は前半から積極的に運んで粘り込みを図りましたが、集中力が切れてしまったのか直線では思ったような走りを見せることができませんでした。レース前からテンションが上がっていましたし、まずはトレセンでしっかりと状態を確認してこの後のことを考えていきます。なお、本日は藤岡佑騎手で出走を予定していましたが負傷したため川田騎手に乗り替わりとなりました。

1/29 吉田厩舎

29日は軽めの調整を行いました。「競馬場に着いた時の雰囲気からはもう少し形を作って、違った結果を出せるかなと考えていたのですが、いい走りをお見せできず申し訳ございません。ダートの条件自体が決してダメということはないと思いますが、ちょうど小倉開催も始まりますし、原点に立ち返って小回り平坦の芝のレースを狙いたいですね。番組を見ると2~4週目に適鞍がありますが、小倉の場合は馬房の兼ね合いで極端に混雑する可能性は低いでしょうからね。このままトレセンに置いておくよりは短期でも楽をさせたいのでリフレッシュ期間を設けますが、状態面に問題がなければ開催後半を狙うことはできると思いますし、それに合わせて帰厩させる考えです」(吉田師)

1/30 NFしがらき

30日にNFしがらきへ放牧に出ました。

2/4 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週放牧に出て来たばかりでまだ間もないですから、現状ではマシンで軽めに動かしながら状態をチェックしています。今のところ脚元などに異常は見られませんが、競馬の時はちょっと気持ちが入り過ぎていたようですし、そのあたりにも気を使いながら進めていきたいと考えています」(NFしがらき担当者)


- WORK-OUT TIME -
14/1/12(日) 畑端 栗 坂路・稍重 56.0 - 40.7 - 26.2 - 12.8 馬なり余力(-)
14/1/16(木) 助手 栗 坂路・良 56.7 - 40.6 - 25.5 - 12.6 一杯に追う(-)
14/1/23(木) 助手 栗 坂路・稍重 54.3 - 39.3 - 25.3 - 12.6 一杯に追う(-)

- RACE RESULTS -
14/1/26 京都 4歳上1000万下 晴良 ダ1400M 12R 2枠3番 16頭12人気 16着 川田57KG 1:26.3(1.8) 上り40.1 468KG


乗り替わりの川田騎手が積極的な競馬をしましたが、逆効果だったようで殿負け。
次の得意条件が最後のチャンスとなりそうです。悔いのない仕上げで得意の小倉へ向かってほしいですね。


2014/01/26