一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

フランコフォニー、復帰ならず引退

2011-07-08 00:35:50 | フランコフォニー(引退)

2011.06.01 山元TC

その日は突然やってきました。
屈腱炎から回復し、セグチレーシングステーブル、山元トレセンへと移動、そして6月16日に美浦トレセンへ帰厩し、復帰予定も発表。競馬場での姿を見る間近まで来ていました。
しかし、トレセンで調教量を増やした途端に不安発生。

そして、いつものコメントでの引退となりました。

フランコフォニー

2011/5/20 山元TC

本日5月20日(金)に、本格的な調教を再開した山元TCへ移動しました。帰厩に向けて、山元TCの坂路で乗り進めていくことにします。

2011/5/28 山元TC

山元TC到着後、すぐに乗り出しています。現在は直線坂路でハロン16秒を毎日2本乗っており、週2回はハロン15秒に強めています。右前脚のウラスジ部分は落ち着いており、順調に乗り重ねることができています。現在の馬体重は550kgです。

2011/6/3 山元TC

5月31日(火)に山元TCを訪れた戸田調教師から、そろそろ帰厩させてもいいとの報告がありました。ただ、1600万下のダートの番組がハンデ戦ばかりで、規定により前走から1年以上経っている本馬は出走することができません。そのため現在のところは、7月16日(土)新潟・北陸S(ダート1200m)を叩いて、7月24日(日)新潟・柳都S(ダート1800m、ハンデ)に向かうプランを考えています。

2011/6/14 山元TC

この中間も順調です。週2回はハロン14-13秒というメニューも消化し始めており、調教後の脚元の状態も変わりありません。調教を重ねるごとに馬体は引き締まり、それに伴って動きも良化しています。帰厩に向けての最終調整に取り組んでいきます。現在の馬体重は537kgです。

2011/6/17 美浦TC

当初の予定が早まって、昨日6月16日(木)美浦TCに帰厩しました。7月16日(土)新潟・北陸S(ダート1200m)を叩いて、連闘で翌週7月24日(日)新潟・柳都S(ダート1800m、ハンデ)に向かうローテーションを予定しています。

2011/6/22 美浦TC

先週16日(木)に帰厩した後は、脚元のことを考えて坂路コースオンリーで乗り込んできました。今週から坂路2本のメニューに調教量を増やしたところ、以前痛めたことのある右前脚のウラスジ部分、具体的にはヒザ裏のすぐ下付近に1箇所だけしこりが出てきてしまいました。速め調教を開始する前に、あす23日(木)午後にエコー検査を行い、結果を確かめてから今後の予定を判断することにします。

2011/6/23 美浦TC

本日23日(木)午後に美浦TC内の競走馬診療所で、JRA獣医師によってエコー検査が行われました。その結果、腱自体に異状は認められませんでしたが、腱を包む腱鞘(けんしょう)の部分に炎症があるのが確認されました。先週16日(木)に帰厩した後はここまで慎重に調整を進めてきてきましたが、この先速めの追い切りをこなしていくと腱にも損傷が及んで、再び屈腱炎にまで悪化していく可能性が高いと思われます。本馬は昨年3月のレース後に屈腱炎を発症して、その後は移植手術を施すなど、復帰に向けて可能な手を打ってきました。しかし、すでに1年3ヶ月もの期間戦列を離れており、再び長期休養となると、いたずらに維持費出資金等の会員の皆様のご負担ばかりが増大してしまうことから、戸田調教師とも協議の結果、本馬のレース復帰を断念し、現役を引退させることと決定いたしました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承賜りますようお願い申しあげます。なお、今回の引退に関しての詳細につきましては、後日文書にてご案内させていただきます。




フランコフォニーは地方交流を含めると全18戦して4勝してくれました。
デビューはちょうどこのブログを始める少し前だったのですが、牧場での育成は順調に進み、入厩後も順調。前評判も高く、4年前の福島芝1,800mでデビュー。ジョッキーは、まだ地方所属だった内田博幸騎手でした。



シンボリクリスエス産駒の大物ダノンオーガスタ、後の重賞馬ショウナンアルバに続いての3番人気に支持されるもまさかの15着。
大きく落胆したのを思い出します。
結局、芝を走ったのはこのレースのみで、レース後の内田騎手の進言通りにこの後はダート路線を歩むことになります。

休養後、秋の府中でダートの短距離を2戦走るも結果は出ず、ふたたび休養へ。

その後3歳になり地方交流を1度叩き、府中のダート1400mに出走。
この時に初めて吉田豊騎手とコンビを組みました。
前年の秋に復帰した時から、テンのスピードは光るものを持っており、この時も良いスピードを見せ先行、直線では一旦先頭に立ち、あわやのシーンを見せ、初めて掲示板にのる走りを見せてくれました。

そのままの勢いのまま中1週で同条件に出走。今度は最後まで抜かせない走りで嬉しい初勝利を上げてくれました。



デビュー戦大敗後は、未勝利引退も覚悟していましたので、勝ち上がってくれたのは嬉しかったですね。

その後は3歳限定の500万下を4着、9着と走り夏場は少し休養。
そして秋を前に地方交流を叩き、秋の中山開催へ向かいました。

関東馬でもあり、ここまで1度もレース観戦をしたことがなかったのですが、中山のレースではもう1頭の出資馬も同じ週に出走ということで、初の現地観戦をしました。
このレースでもハナを切り、後続を引っ張る展開、4コーナーから直線で再度後続を引き離し逃げます。
最後は外を急襲した馬に迫られたものの、見事に凌ぎきって、嬉しい2勝めを飾りました。
結果的にその後はレース観戦のチャンスはなく、最初で最後の現地観戦でしたが、そのレースで勝利、そして口取りを経験でき、1番の思い出のレースとなりました。



その後、当時のゼッケンが当たったのも良い記念です。

その後の昇級戦は大敗し春まで休養。復帰後は吉田豊騎手が乗れませんでしたが8着、3着、4着と好走し、十分に1,000万クラスでも通用する走りを見せてくれました。



そしてふたたび休養し、秋に戻ってくるかと思いきや、なかなか戻してもらえず、復帰は1月の中山開催まで待ちました。
降級後の500万クラスへの出走でもあり、休み明けながらも期待していましたが、力の違いを見せ通算3勝目。



そして、中1週の昇級戦も快勝し2連勝。
通算4勝目をあげ、ついに本格化の時を向かえました。



この後は、3月の中山まで待てばよいものをまたしても中1週で金蹄S(府中2100m)へ出走するも条件が合わず10着。

そして得意の中山ダート1800mの下総Sへ出走し6着。
ここでもダッシュ良く先頭に立ち良い競馬を見せてくれ、いづれクラス慣れや条件さえ合えば、準オープンでもやれる手応えを持ちました。

しかし、残念ながらレース後に屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされました。



休養中、社台ファームで見学させてもらった時に、人参を食べさせてあげたのは良い思い出です。

結局、1年3ヶ月待ちましたが、ふたたび不安が発生し、再発の可能性があるとのことで、復帰することなく引退となりました。

個人的には、使い方に疑問を持つ競走生活だったかなと思います。
詰めて3戦前後使っては休養の繰り返し。
4勝は上げましたが、着外も多く、もっと間隔をあけてうまく使っていれば、成績ももう少し安定したのではないかと思います。
関東の中では、管理頭数も多い厩舎だけに仕方のない使い方だと思いますが、6歳まで現役を続けながら18戦は少なかったと思います。

ただ戸田厩舎だからこそ、吉田豊騎手とコンビを組めたこともありますので良かった面もありました。
4勝のすべてを上げてくれた吉田豊騎手にはとても感謝の気持ちでいっぱいです。

好スタートから楽にハナを切る脚には、毎回シビれさせてくれました。
父譲りの雄大な馬体も含めて本当に素晴らしい馬でした。

今後は、戸田調教師のはからいで北総乗馬クラブに転出したようです。
機会があれば、もう1度会えればなと思います。

フランコフォニー号、お疲れ様でした。

◇現地観戦1回
◇牧場見学1回

フランコフォニー号
馬名由来:( Francophonie フランス語圏のこと、国際組織の名)




フランコフォニー、セグチRSへ移動

2011-05-15 21:43:25 | フランコフォニー(引退)
右前脚屈腱炎で1年以上休養中のフランコフォニー、状態も良くなり乗り運動を再開、そして北海道を出てセグチRSへ移動しました。
今年も6月のツアーで会えるかと思っており、移動はちょっと残念な気持ちもありますが、順調に回復しているのは良いこと。この後も順調に復帰戦まで進んでほしいと思います。

フランコフォニー

2011/1/7 田口TF

この中間も田口TFで調整を続けています。マシン運動2時間とパドック放牧という毎日のメニューは変わりありません。脚元は落ち着いていますが、時間が経つのを待つほかありません。現在の馬体重は550kgです。

2011/1/21 田口TF

北海道安平町にある外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。右前脚屈腱炎の状態に変化はなく、引き続きウォーキングマシンによる運動2時間のメニューを根気よく行っています。現在の馬体重は546kgで、休んでいてもボディコンディションは緩むことなく良好な状態を保っています。

2011/2/4 田口TF

北海道安平町にある外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。右前脚の状態は変わりなくきており、マシン運動2時間とパドック放牧を行っています。現在の馬体重は552kgです。

2011/2/18 田口TF

北海道安平町にある外厩・田口トレーニングファームで調整を続けています。この中間も、マシン運動2時間とパドック放牧の毎日です。現在の馬体重は543kgです。

2011/3/4 田口TF

北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。右前脚屈腱炎の状態に大きな変化はなく、引き続きウォーキングマシンの運動2時間をしっかり行っています。今後はこうした症例に対して熟知した獣医師からの、騎乗OKのジャッジを待っている状況です。現在の馬体重は565kgです。

2011/3/18 田口TF

北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。脚元の状態は変わりなく落ち着いており、この中間から常歩運動を始めました。運動後の状態も変わりなく、もうしばらくは常歩で様子を見ていきます。現在の馬体重は565kgです。

2011/4/1 田口TF

外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。常歩運動を再開してからも脚元に変わりはありません。徐々に負荷を高めているところで、現在は周回コースで常歩4000、ダク1200m、ハロン20秒くらいのキャンターを2400m乗っています。その他にマシン運動2時間を行っています。脚元の状態を確認しながら進めていきます。現在の馬体重は552kgです。

2011/4/15 田口TF

外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。常歩運動をこの中間も脚元の状態に変わりはなく、順調に乗り重ねることができています。現在はマシン運動2時間、周回コースで常歩3000、ダク1200m、ハロン20秒くらいのキャンターを2400m乗っています。日によってはハロン20秒を切るくらいのキャンターもこなしています。現在の馬体重は560kgです。

2011/4/28 田口TF

北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。この中間は距離を乗ることに重点を置いて調教メニューを組み立てています。周回コースで常歩3000m、ダク1200mのあと、ハロン20秒くらいのキャンターを3000m乗っています。脚元の状態を見ながらの調整を続けていますが、特に問題ありません。近々、千葉県市原市にあるセグチレーシングステーブル千葉へ移動する予定です。現在の馬体重は560kgです。

2011/4/30 瀬口RS

きのう(金)発の馬運車で千葉県市原市にあるセグチレーシングステーブル千葉へ移動しました。

2011/5/13 瀬口RS

千葉県市原市にあるセグチレーシングステーブル千葉に到着後も順調です。現在は850mの坂路でハロン16~14秒を2本乗られています。右前脚は今のところ落ち着いており、徐々に進めているところです。現在の馬体重は546kgです。



2011.02.10 田口TF


2011.04.27 田口TF


2011.05.05 瀬口RS


今年は頑張りました

2010-12-30 21:25:17 | フランコフォニー(引退)
フランコフォニー


2010.10.29 外厩


2010.12.21 田口TF

年明けすぐの活躍だったので記憶も薄れてきていますが、今年のうちの厩舎のMVPはフランコフォニーでしょう

500万下、1000万下の連勝は見事でした。その後は残念ながら屈腱炎のため休養中、やはり年内に騎乗運動再開とはいきませんでした。
このまま順調に回復していけば春から夏の間には運動再開もあるはず、復帰まで後戻りすることなく回復してくれればと思います。

2010/10/1 外厩

引き続き、外厩・田口トレーニングファームで調整中です。まだ安静にする期間が必要で、マシン運動とパドック放牧を重ねています。現在の馬体重は548kgです。

2010/10/15 外厩

北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。右前脚屈腱炎の状態に変化はなく、引き続きマシン運動とパドック放牧を毎日行っています。現在の馬体重は530kgです。

2010/10/29 外厩

この中間も変わりありません。外厩・田口トレーニングファームで午前と午後にマシン運動を1時間ずつ行っています。現在の馬体重は540kgです。

2010/11/12 田口TF

北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームで変わりなく調整中です。午前と午後にマシン運動を1時間ずつ行っており、脚元の状態は落ち着いていますが、乗り出しはまだ先になりそうです。現在の馬体重は545kgです。

2010/11/26 田口TF

この中間も変わりないメニューです。ウォーキングマシンで毎日2時間歩いており、その他にパドック放牧を行っています。脚元の状態は変わりなくきていますが、もうしばらくこのメニューを続けていきます。現在の馬体重は560kgです。

2010/12/10 田口TF

この中間も変わりないメニューを継続しており、脚元の状態も落ち着いています。マシン運動2時間とパドック放牧を行っています。現在の馬体重は554kgです。

2010/12/24 田口TF

田口TFで調整を続けています。マシン運動2時間とパドック放牧を変わりなく行っています。脚元は変わりなくきていますが、まだ騎乗再開するには時期尚早です。現在の馬体重は558kgです。



フランコフォニー、我慢の毎日

2010-09-23 16:00:46 | フランコフォニー(引退)
屈腱炎で休養中のフランコフォニー、このところはツアーの時のみ社台ファームに戻ってくる以外は、田口トレーニングファームで過ごしています。そこでは、マシン運動とパドック放牧で回復に向けて我慢の毎日を過ごしています。

近況レポートは変わりばえしませんので、遅くなりましたが6月のツアーの時の見学写真でも載せておきます。
舎飼だったので、顔中心ですが元気そうでした。
人参や青草を食べさせる体験ができたので、個人的にも楽しい時間を過ごすことができました。

<6月ツアー>




父そっくり




そしてこれがクラブ公式で更新された9月のツアー前とツアー時の写真



<9月ツアー>




あと1年以上かかると思いますが、気長に待ってますよ。

フランコフォニー

2010/4/21 社台F

当面は右前脚屈腱炎の治療に専念するため、4月19日(月)着で社台Fに移動しました。

2010/4/30 社台F

社台Fに無事到着しており、現在はウォーキングマシンの運動2時間のメニューです。エコーによる再検査の結果、腱の損傷面積は11%で、最初の検査よりもわずかに良くないものでした。右前脚屈腱炎の治療では、自身の細胞を採取して培養したものを患部に移植する手術法があり、実施するかどうか検討中です。現在の馬体重は558kgです。

2010/5/14 社台F

この中間、右前脚屈腱炎の患部に腱移植を行いました。実際には自身の細胞を採取して培養したものを腱の部分に移植する方法が行われ、速効性はありませんが、社台Fではルミナスハーバーがこの方法で復帰を果たし、長く活躍した例があります。当面は騎乗運動は控えて、ウォーキングマシン運動2時間の毎日が続きます。現在の馬体重は540kgです。

2010/5/28 社台F

この中間は、パドック放牧をしながら、ウォーキングマシンによる運動を取り入れて楽をさせています。しばらくは、慌てず治療に専念しています。現在、馬体重は550kgです。

2010/6/11 社台F

引き続き、パドック放牧と、ウォーキングマシンでの運動2時間のみにとどめています。もうしばらくは、このメニューを続けていきます。現在の馬体重は550kgです。

2010/6/25 外厩

この中間、北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームに移動しています。現在はウォーキングマシンの運動2時間とパドック放牧の毎日を過ごしています。現在の馬体重は546kgです。

2010/7/9 外厩

北海道・安平町の外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。引き続きウォーキングマシンによる運動(現在は1時間)でのんびりさせています。このメニューで当分の間は回復に専念します。現在の馬体重は546kgです。

2010/7/23 外厩

引き続き、北海道・安平町の外厩・田口トレーニングファームに在厩しています。この中間も日中はパドック放牧をして、ウォーキングマシンによる運動1時間で歩きながら馬体を維持しています。右前脚の患部に腱移植してから2ヵ月が経過しましたが、しばらくは辛抱して、治療を優先します。現在、馬体重は540kgです。

2010/8/6 外厩

北海道安平町の外厩・田口トレーニングファームで調整されています。現在も引き続き、マシン運動2時間とパドック放牧の毎日を過ごしています。もうしばらくはこのメニューを継続していきます。現在の馬体重は540kgです。

2010/8/20 外厩

この中間も外厩・田口トレーニングファームで調整中です。メニューは変わらず、マシン運動2時間とパドック放牧を行っています。右前脚の患部の状態は変わりなくきていますが、まだ騎乗を再開するには時期尚早ですので、もうしばらく辛抱していきます。現在の馬体重は550kgです。

2010/9/3 外厩

引き続き、外厩・田口トレーニングファームで調整しています。マシン運動2時間とパドック放牧の毎日で、脚元の回復を待っています。現在の馬体重は546kgです。

2010/9/17 外厩

北海道安平町にある外厩・田口トレーニングファームで調整中です。引き続きマシン運動とパドック放牧を行っています。もうしばらくこのメニューを続けます。現在の馬体重は542kgです。


やはり屈腱炎

2010-04-15 01:48:21 | フランコフォニー(引退)
今年2勝と競走馬としての充実期に入ったフランコフォニーでしたが、前走後に屈腱炎の診断が下されました。

フランコフォニー

2010/3/24 美浦TC

レース後に、右前脚の膝ウラが腫れてしまいました。ひねって捻挫したものかもしれませんが、明後日(金)にエコー検査を行う予定です。その後は、山元TCに放牧に出ることとなりそうです。

2010/3/26 山元TC

前走レース後、右前脚のヒザ裏から管の下のほうまで全体に腫れがあり、捻挫が疑われました。念のため本日3月26日(金)にエコー検査したところ、管の下部分にわずかながら内出血による炎症が認められ、屈腱炎との診断が下りました。炎症の範囲は腱全体の断面積の9%程度で、比較的軽度の部類ですが、全治9ヶ月の診断を受けて、事故見舞金18号の申請を行うことにしました。あす3月27日(土)に山元TCへ放牧に出て、その後北海道に移動して、治療を行いながら経過をみていくことにします。

2010/4/14 山元TC

山元到着後はウォーキングマシンによる運動の日々を過ごしています。あらためてエコー検査を行いましたが、やはり右前脚屈腱炎の症状がうかがえました。様子を見て北海道へ移動、治療に専念することにします。現在の馬体重は551kgです。


屈腱炎の診断後、昨日のレポートまでなかなか情報が更新されなかったので、思ったほどひどくないのかと淡い期待を持っていましたが、やはり屈腱炎。これは時間がかかりそうです。
奇しくも痛めた脚は、引退に追い込まれた全妹と同じ箇所…。

ここまでの過程等、いろいろ思うところもありますが、なってしまったものは仕方ありません。
まずは怪我を治して、1日も早い復帰を願いたいと思います。


しかし、連闘しまくりの兄メガリスは、元気ですね~。

まだクラス慣れが必要です

2010-03-22 22:03:57 | フランコフォニー(引退)
フランコフォニー

2010/3/21 美浦TC

3月21日(日・祝)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)に福永騎手55kgで出走、馬体重は前走から6kg減の526kgでした。レースではスタートダッシュをつけてハナにつけました。きょうは早めに外から来られましたが、先頭を守って直線へ。頑張っていましたが直線半ばで外から交わされると脚色が鈍ってしまいました。勝ち馬から1.3秒差の6着に敗れています。レース後、戸田調教師は「さすがに500万、1000万とはメンバーが違いますね。早めに来られた割に、頑張っていたと思います。使いながらクラス慣れしてくれば」と話していました。


戸田師の言うとおりですね。さすがに準オープンだとペース、メンバーが違います。今日のところは上位2頭が抜けていました。
上位2頭を隠して見て、最後の直線をもう1度見てみると、なかなか良く粘っているのがわかります。
今日のところは何故か4人気になっていたこともあり、後からのプレッシャーもきつかったと思います。
次走も同じ条件だと思いますので、少しづつクラス慣れをしてくれればと思います。



福永騎手で下総Sへ

2010-03-20 22:25:07 | フランコフォニー(引退)
フランコフォニー





今週最後に登場するのは、ちょっと久しぶりのフランコフォニー号です。
イケイケで挑んだ昇級初戦は、距離が長かったこともあり完敗。その後、立て直されてふたたび結果の出ている中山ダート1800mに出走します。
ここまで3戦3勝のコースではあるが、ここは準オープンでもあり、間単に勝ち負けとはいかないでしょう。展開の助けが欲しいところです。

残念ながら、主戦の吉田豊騎手は同レースで人気になるロラパルーザに騎乗。今回は福永祐一騎手になりました。
愛馬に福永騎手が乗ってくれるのは、実に久しぶり。なんといっても一口馬主デビューのレースと初勝利のレースに乗ってくれたのは福永騎手です。
フランコフォニーのことは良く知らないでしょうが、一流ジョッキーの1人ですから、うまく良い面を引き出してくれると期待しています。

2010/2/10 外厩

レース後も変わりなく、きょう(水)水野馬事センターに放牧に出ています。3月21日(日・祝)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)を目指します。

2010/2/24 外厩

水野馬事センター到着後も特に問題はなく、順調に調整は進みました。明日2月25日(木)美浦TCへの帰厩が決定しています。3月21日(日・祝)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)への出走を予定しています。

2010/2/26 美浦TC

きのう2月25日(木)に無事美浦TCへ帰厩しています。3月21日(日)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)への出走を目指します。

2010/3/4 美浦TC

3月21日(日)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)に福永騎手で出走を予定しています。この中間も変わりはなく、きょう(木)ウッドで速めを追いました。それほど速い時計ではありませんが、まだレースまで時間がありますので問題ありません。

2010/3/11 美浦TC

来週3月21日(日)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)に福永騎手で出走を予定しています。この中間も順調で、きのう(水)は、馬場状態を見ながらウッドで追い切られました。併せた相手に遅れましたが、追ったところなく駆け抜けており、順調をアピールしています。

2010/3/15 美浦TC

今週3月21日(日・祝)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)に登録しました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて22頭の登録があります。

2010/3/18 美浦TC

今週3月21日(日・祝)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)に福永騎手55kgで出走が確定しています。同レースはフルゲート16頭立てとなっています。この中間も順調で、きのう(水)追い切られて軽快な動きで駆け抜けました。クラス2戦目、コース替わりで前進を目指します。


~調教タイム~
2010/03/04 助手 美南 W 良 71.0 -55.2 -40.3 -12.6 8 馬ナリ余力
アフィリエイト(古500万)馬ナリの外に先行0.1秒遅れ
2010/03/07 助手 美南 P 良 59.7 -43.6 -14.4 8 馬ナリ余力
2010/03/10 助手 美南 W 重 72.1 -56.4 -41.4 -13.1 7 馬ナリ余力
アフィリエイト(古500万)馬ナリの外に先行0.1秒遅れ
2010/03/17 助手 美南 P 良 69.3 -53.5 -38.6 -13.1 5 強目に追う
キストゥクラウン(古500万)強目の外0.4秒先着

~出走確定~
3月21日(日)
第2回 中山競馬 8日目
15:10 10R 下総S ダ1800 フランコフォニー 福永 父フレンチデピュティ


少し距離が長いようです

2010-02-06 23:05:04 | フランコフォニー(引退)
フランコフォニー

2010/2/6 美浦TC

2月6日(土)東京・金蹄S(ダート2100m・ハンデ55㎏)に吉田豊騎手で出走、馬体重は前走から4kg増の532kgでした。レースでは好スタートから先手を奪い、先頭で進めました。そのままレースを引っ張る形で直線に入りましたが、2番手の馬に競り落とされてしまいました。そこから踏ん張りきれず、勝ち馬から2.2秒差の10着に敗れています。レース後、戸田調教師は「少し距離が長いようです。このあとは3月21日(日・祝)中山・下総S(ダート1800m・ハンデ)を目指したいと思います。少し間があるので、リフレッシュ放牧します」と話していました。


うーん、残念でした。
結果は10着でしたが、良く頑張ったと思います。
今日も気配は素晴らしく、スタートから良い走りを見せてくれました。

大外枠に入る不運、常に勝ち馬に鈴を付けられる厳しい展開、昇級戦の割りに見込まれたハンデなど今日は負けるべくして負けました。競馬では良くあることです。
来週以降の準オープンの番組を考えると、結果的には無駄な1戦を使ってしまったかなと思いますが、これで、2度とこの距離のレースには使わないとわかっただけでも収獲はあったかもしれませんね。
まずは復帰後3戦走りましたので、しっかりリフレッシュしてほしいと思います。


いつもより少し気負い気味だったかな
初の特別レース出走
次は適距離で

どこまでやれるか

2010-02-06 02:33:31 | フランコフォニー(引退)
フランコフォニー

2010/2/4 美浦TC

今週2月6日(土)東京・金蹄S(ダート2100m・ハンデ55㎏)に吉田豊騎手で出走が確定しました。同レースはフルゲートの16頭立てとなっています。きのう(水)ダートコースで追い切りました。5Fから終い重点に追う内容で、動きに迫力が増した印象です。マイペースに持ち込めば、このクラスでも好勝負と見ています。

~調教タイム~
2010/01/23 助手 美南 坂 良 1 回 -69.3 -50.0 -31.1 -14.3 馬ナリ余力
2010/02/03 菊沢徳 美南 D 良 72.4 -56.3 -41.0 -11.9 8 馬ナリ余力
カロンセギュール(古1000万)直強目の外に先行0.2秒先着

~出走確定~
2月6日(土)
第1回 東京競馬 3日目
15:10 10R 金蹄S ダ2100 フランコフォニー 吉田豊 父フレンチデピュティ


予定通り金蹄Sへ出走が確定しました。復帰してから1ヶ月足らずで3走目になりますが、状態は今回も変わらず良好のようで、まずは何よりです。
舞台の府中2100mは2度目の出走になりますが、前回はスタート後に躓いて競馬にならず参考外、果たして距離を克服できるのか、興味深い1戦となります。
存外、ゆったりと運べるこの距離が、逃げ馬である本馬には合っている可能性もありますから。
枠順は大外16番とあまり良い枠ではありませんが、多少無理をしてでもハナを叩いていってほしいですね。
なにはともあれ、マイペースで行けるかは同型のナニハトモワレの出方次第になりそうです。

果たして準オープンでどこまでやれるか楽しみな1戦ですが、厳しいローテでもありますので、まずは無事にゴールしてくれることを願います。



金蹄S登録

2010-02-03 01:48:08 | フランコフォニー(引退)
フランコフォニー

2010/1/27 美浦TC

レース後も変わりありません。来週2月6日(土)東京・金蹄S(ダート2100m・ハンデ)を予定しています。

2010年2月6日(土) 1回東京3日
金蹄ステークス 第1回特別登録 17頭
サラ系4歳以上 (混合)[指定]4歳以上1600万円以下 ハンデ 2100m ダート・左

アルトップラン 56.0
オメガファルコン 57.0
キングバンブー 54.0
グッドフロマージュ 53.0
グランプリサクセス 55.0
ゲンパチタキオン 53.0
シグナリオ 56.0
シーダーラック 54.0
ソニックルーラー 51.0
ダイバクフ 55.0
トーホウアタック 54.0
ナニハトモアレ 54.0
フランコフォニー 55.0
プログレスエバー 53.0
ヤマニンリュバン 57.5
ラターシュ 55.0
ロリンザーユーザー 55.0


次走予定はまさかの金蹄Sでした。
さすがに距離が長いような気がしますし、金蹄Sといえばオリンピアンナイトやエスケーカントリーなど差し、追い込み馬が来ることが多く、どうも勝ちそうなイメージがわきません。ハンデも55kgと見込まれました。
2度目の中1週にもなりますので、とにかく無理はしないでほしいですね。

しかし、この先生はホント使う時は使います。