まず過去ログ:
日本の病院のICUベッド数(R3年度)
日本の病院のICUベッド数(R2年度)
日本の病院のICUベッド数(H30年度)
気がついたら、厚労省のデータが更新されR4年度のデータが出ていたので、再計算。
なお、「ICU」というものを、
・特定集中治療室管理料 1 - 4
・救命救急入院料 2 or 4
・小児特定集中治療室管理料
のどれかを算定している病床と定義した。
()の中はR3年←R2年←H30年の数字。
・ICUは588(←614←601←625)の病院に737(←774←760←794)病棟、7012(←7221←7015←7204)床あった。
・ICUのある病院の全病床数のうちのICUベッド数の割合の平均:2.41%(←2.36←2.36←2.35)。
・人口10万当たりのICUベッド数:5.61床(←5.74←5.71←5.70)
次に、ICUのベッド数が多い病院トップ10。
病床数が200以上ある病院のうち、bed_ratioが高い病院トップ10。
循環器や小児など専門病院が含まれるので、対象を500床以上の病院に限定(総合病院であろうと仮定)。
去年の結果と比べて気がついた。東大病院がなくなって、高知赤十字が一気に増えている。
このデータは厚労省のホームページから取得しているのだけど、生データを確認すると、東大病院の"算定する入院基本料・特定入院料"が全て欠損していて、高知赤十字の”特定集中治療室管理料4”の病棟が45床増えている(もともと10床なので、きっと登録データの間違い)。
多施設でデータを収集すると、データの欠損や間違いは必ず起こるし、それは国のデータでも同じなのね。
なので、毎年の細かい増減はあまり意味がないということがわかった。
まあそれでも、
日本には約600の病院に約750のICU、約7000ベッドあって、
病床数との比は約2.4%、人口10万人あたり6弱のICUベッドがある、
という認識は持っていて無駄じゃないはず。
自分の病院のICUベッド数が多いか少ないか分かるし、他の国のデータを読むときも日本と比較できるし。
日本の病院のICUベッド数(R3年度)
日本の病院のICUベッド数(R2年度)
日本の病院のICUベッド数(H30年度)
気がついたら、厚労省のデータが更新されR4年度のデータが出ていたので、再計算。
なお、「ICU」というものを、
・特定集中治療室管理料 1 - 4
・救命救急入院料 2 or 4
・小児特定集中治療室管理料
のどれかを算定している病床と定義した。
()の中はR3年←R2年←H30年の数字。
・ICUは588(←614←601←625)の病院に737(←774←760←794)病棟、7012(←7221←7015←7204)床あった。
・ICUのある病院の全病床数のうちのICUベッド数の割合の平均:2.41%(←2.36←2.36←2.35)。
・人口10万当たりのICUベッド数:5.61床(←5.74←5.71←5.70)
次に、ICUのベッド数が多い病院トップ10。
病床数が200以上ある病院のうち、bed_ratioが高い病院トップ10。
循環器や小児など専門病院が含まれるので、対象を500床以上の病院に限定(総合病院であろうと仮定)。
去年の結果と比べて気がついた。東大病院がなくなって、高知赤十字が一気に増えている。
このデータは厚労省のホームページから取得しているのだけど、生データを確認すると、東大病院の"算定する入院基本料・特定入院料"が全て欠損していて、高知赤十字の”特定集中治療室管理料4”の病棟が45床増えている(もともと10床なので、きっと登録データの間違い)。
多施設でデータを収集すると、データの欠損や間違いは必ず起こるし、それは国のデータでも同じなのね。
なので、毎年の細かい増減はあまり意味がないということがわかった。
まあそれでも、
日本には約600の病院に約750のICU、約7000ベッドあって、
病床数との比は約2.4%、人口10万人あたり6弱のICUベッドがある、
という認識は持っていて無駄じゃないはず。
自分の病院のICUベッド数が多いか少ないか分かるし、他の国のデータを読むときも日本と比較できるし。
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