御岳にはたくさんの登山道があるけれど 今紅葉が一番美しいと思われるのは黒沢登山道。息子たちが登り始めた田の原の登山道は御岳教の信者たちが先達さんに伴われて上る事が多い登山道。 ここは岩ごろごろの道で すぐ裏手にはまだ噴煙が立ち上っているので 時々硫黄の匂いが漂っている。
あとは 開田高原からの道 岐阜県川濁り河温泉から登る道(これは亡くなったおじいさんが時々登っていた)などがあり 山頂近くにはたくさんのお鉢があるので歩き方いっぱい。
毎年この時期に来る事が多いので どうしても紅葉見たくて黒沢登山道を歩く事になる。 どだい私の体力では 全部まわるなんて無理だしね。
さてロープウェーを降りたところは6合目半 お花畑を過ぎて左手に行くと登山道の入口があり 6合目中ノ湯方面からの道と合流する。 この道八合目女人堂付近までは樹林帯の中を歩くので直射日光にさらされると言う事は無いけれど 雨上がり 虫が多くて。。。それでも去年の7月に登ったときより良いかぁ。。。。
すごいぞ
乗鞍の反対側に見える大きな槍見たいのは? 後から笠ヶ岳と知った。 私の知っている笠ヶ岳は 新穂高ロープウェーから見たどっしりした山だからね。思いもしなかった形だなぁ
この登山道では珍しい信者さんが白いはっぴを着て歩いている。
御岳を開いた覚明上人の名前がついた山小屋 ここの力持ちが有名
覚明神社が祀られ すぐそばには行場もある。
よほどえらい人らしく 遠く離れた場所でも覚明さんを祀った神社や御岳神社を見る事がある。
苔むした木々が乱立している。 カメラの三脚も乱立している。
ここは静かでお気に入りの場所。カメラマンにも 格好の撮影ポイントらしい。
信仰の山らしく 一歩一歩歩を進める 忍耐の山歩きだけれど すこしづつ色づいた木々が見えてきて気持ちを奮い立たせる。
振り返ると 樹間に中央アルプスが見える。富士山らしき頭も見えるぞ~
今日は名鉄バスハイクや倶楽部ツーリズムのツアーもあるらしく 案内表示や三角旗の中 いろんな世代の人々が歩いている。 私の親ぐらいのご夫婦も ゆっくりゆっくり歩いていらっしゃる。
もう帰ろうか? ゆっくり ゆっくりだよ ゆっくり歩いたら綺麗な紅葉が見られるからね
つい声をかけてしまう。 自分もはぁはぁ言っているから 自分に言い聞かせているんだけれどね。
空の青さが増して美しい紅葉が姿を現す。
それでも本当は少し遅かったな。 ナナカマドは紅葉を過ぎて実だけしか残っていないものが多く 残念
すばらしい景観と 時々見える摩利支天の頂上が無かったらがんばれないかもしれない。
おおっ やっぱり良い感じだよ
頂上が見え始めましたよ~ ここを登り切ったら女人小屋ですよ
樹林帯を抜けた事を感じる景色は心を躍らせる。何と気持ちの良い晴れ晴れした景色なんだろう。
出発点を確認し 八合目までの遠さを感じる。すごいな ゆっくりでも歩けばこんな所まで来るんだ。
毎回の事だけれど 歩ける幸せを感じる。
ここでじゃーん! 八合目の 見事な紅葉。。。
と行きたいけれど 次回に。。。