湿原を越えて沢を渡ると 初夏にはニリンソウの群生が見られる場所だ。 キヌガサソウも見られる。 除いてみたけれど その気配さえ見えない。 おもしろい物だね。
入口のブナと思われる巨木は 元気ですっくと空にそびえている。 気持ちが良い。
何だかのびのびしていて 小さな事はどうでも良くなってしまう。
いろんな種類の木がまとわりついていて それでも優しく受け止めているようで。。。
お母さんのようだね
カラ谷から沢を右に入っていくと もう一つの湿原がある。 初夏には水芭蕉の群生地。
そしてこの道はブナの美しい森として 籾糠山のパンフレットの表紙にもなっている。
白い板のような模様の樹皮が特徴的で 写真家が三脚を立てていた。
ブナ林を登らないで カラ谷に戻る。 ここを頂上へ向かう分岐までゆっくり登って行く。沢を登り詰める割には見るところが一杯で 楽しい。
これは花なのだろうか?それとも花の終わった後?
葉っぱに見覚えがあるぞ と思うのだけれど。。。。
花の無い時期だけれど 可愛らしい実が目を楽しませてくれる。
透明感のある赤できらきら宝石のようなユキザサの実。 いかにも美味しそうだけれど 多分まずい。
たくましいな
辺りは葉っぱが発酵して 濃いカラメル臭
この匂いでブラックコーヒー飲めるよ と前にぴーちゃんが言っていたな。
今日は特別に良い匂い。
今年も 大好きなカツラの木に会えた。 この空間が大好きだけれど 足下はぐちゃぐちゃで 座って休憩と言うわけに行かない。
もう少し登ってみよう。
笹の緑と 紅葉のコントラストが何とも美しい。
この山はブナや ダケカンバなので紅い色はあまり無い。
少し息が切れて休みたくなる頃に分岐へ到着。
山でのご飯は格別に美味しい。