夜中に家を出てきたとは言え 8時に予定が消化されてしまって・・・
どうする? このところ伊勢へは月二で来ているのでさして行きたいところもない。 強いて言えば海の駅相差での食事がまだ果たされていない。 しかし 今のおなかの状態は 腹十分目どころかはみ出しそう・・・・・
的矢湾が見えるところがあったはずだから そこへ行ってみよう
と言う提案に車を出す。
パールラインを上って行って途中にあったはずなのに 亭主突然「こっちはスペイン村だ」と勝手に方向変換。 ふん!
で ついたところが大王崎 奴が行きたかっただけらしい。
あまりに美味しそうなので立ち止まってしまう。
飛んで火にいる夏の虫・・・・
とばかりに試食品を持ってきて勧められると
美味しいじゃないの~~
私は本音を言うとみりん干しより 只の干物が良いんだけれど
あとで・・・・と言うと 帰ってくるまで取っといてあげると なかなかやるな
サンマ イカ の干物を2件分買う 鰯がおまけ
結果論だけれど ここは一度来たかった場所だと分かった。 九鬼水軍の発祥の地だったのだ。 瀬戸内海の村上水軍と勢力を2分したと言われる九鬼水軍 前から気になっていた。
大王崎灯台に行く。 何とも寂れた町だなぁと思っていたけれど そりゃそうだよ 朝8時過ぎから観光客が訪れるはずはないわな
大王崎灯台 青空にまっ白な灯台は綺麗でした。
伊勢の神崎 国東の鎧 波切大王なけりゃいい
と言われるほど このあたりは海の難所だったそうで 大正7年に起きた海難事故を機に灯台建設が進められたそうです。
太平洋の一番先頭につきだした高台で今も大事な役割を果たしています。
この地は灯台を挟んで二つの小山になっていて 八幡さん公園が九鬼水軍の波切城があったところです。
小さな場所でした。
水軍にとって難しい海の見張りという役割が大きくて大きな城は必要なかったのでしょうか?
波切神社があります。
このあたり 須場の浜です。
ダンダラボッチ伝説の大わらじを流す行事があります。
昔大入道ダンダラボッチが9月の申の日に大王島からやってきて村中を荒らし回ったのです。 困った村人が畳一畳ほどの大きな大わらじをつくって見せたら この村には自分よりも大きな巨人がいると思い込み 怖くなって来なくなったとか
だから 村の安全と 豊漁を願って今でも9月の申の日に 大わらじを流すのだそうです。
九鬼家の菩提寺です。
尾鷲からやってきた九鬼家は波切で勢力を誇っていた川面氏を頼ってやってきます。
波切に拠点を置き城を築き九鬼水軍のなを天下に知らしめました。
聞くところによると舟には鉄板が張ってあったそうですよ
ここを上って行くと崎山公園に出ます。
みんなが興味なさそうだったので私も諦めます。
一周してくると さっき寂れた町だと思っていたのが一変して沢山の人が訪れていました。
干物が人気のようです。
私達も先ほど買った干物をもらって 次の景勝地に出発です。
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