牧場跡の碑を通り越して 林道を歩いていくと 其処には思いがけない景色が広がっていた。
中央アルプスと 南アルプスが一度に見える。 ここが牧場跡かぁ・・・
これだけでも 十分綺麗だった。 牧場広場の奥に小高い丘があって其処にたくさんの人がいるのを見て行ってみる事にした。と言うよりあそこが紛れも無く頂上らしかったけれどね。
疲れていたから 遠くに感じたけれどね。
階段を 一歩一歩進むうちに 感嘆の声 「え~~っ なんなの?これは」
どうして こんなに美しい景色が広がっているのだろう? しばらくは自分の目が信じられなかった。
中央アルプスももちろん美しい。 しかし眼下に広がる天竜川 そして里の景色は 美しい箱庭の様で 言葉にうまく表せない。日本一美しい村の風景は天空から見ても美しいのだった。
ここからは南アルプスも見える。駒ヶ岳は北の方過ぎて見えないけれど。 写真を撮る人はもちろん スケッチをしている人 油絵を描いている人 久しぶりに見るちょっと文化的な風景
良いなぁ 私にはあんな才能無いけれど 羨ましい。
去りがたい風景を眺めながら 時間もだいぶん遅くはなっていたけれど 里まで4時に降りたら大丈夫だろう いざとなったらタクシー呼べば・・・と ベンチに腰掛けて リンガーハットのラーメンを食べる。
それにしても この景色と来たら。。。 沈黙
下りは里まで1時間弱。予定通り
しかし 望岳荘までの道は下りとはいえ 実に長かった。おまけに 登りから指の裏にマメを三つ作ってしまっていて(あんなに歩いているのにだよ。 やっぱりアスファルトの道は駄目なのかなぁ?)全然進まない。 路線バスは行った後。
「私 先に行って車くるよ」とピーちゃんのお言葉に甘えて たらたら 歩く。 後から車が来ると 見栄張って 胸張って元気な振り
でも見つかったか
「役場まで行くけど 乗っていきませんか?」と若い職員らしき人。ピーちゃん歩かせて少々気になったけれど遠慮無く乗せていただく。 望岳荘の横で まだ歩いているピーちゃん発見。
と言うわけで再び合流して車へ。。。
中川村は そのたたずまいだけでなく 人も優しくて美しい村でした。
そうそう ピーちゃん歩いているとき すれ違う人がもう一人の人はどうしたんだ?」って聞いてくれたとか・・・・優しいね。
思いがけずきつかったけれど 楽しかった陣馬形山を去り 先週歩いたさわやかウォークの道を案内し 夕方近い林檎畑をまわって 中央高速に乗ったのです。
日光の小田代ヶ原に「貴婦人」と呼ばれるシラカバの木があります。
朝もやに輝くシャッターチャンスを狙ってたくさんのカメラマンが押し寄せています。
気持よい歩きができてよかったですね。
同じ頃、丹沢を歩いていました。
白樺の木は 日が当たると綺麗ですね?何度も通っている 籾糠山の白樺は夕日に銀色に光ります。 感動的です。
陣馬形山は 登山口から登ればさほどきつくないし 何よりも展望の良さは他に負けないので この先も何度も行きそうです。(実は 二週間後に 亭主殿を連れてまた行きました)