高遠の散策もそこそこに 中央本線小野駅へ
小野駅から 登れる山として紹介されていたから。。。
そもそもオキナグサの名前を耳にしたのは二年前。 行き来している宮さんが オキナグサを見に行ってきたとの報告で知った。 宮さん泊まりで 安曇野の光城山とかもいらしての報告だったからオキナグサは 光城山でも見られるのだと勘違いして 追っかけをしてしまったくらい。
その後 この花は絶滅危惧種で 霧訪山の山頂には自然な形で咲いていて 地元の人々によって保護されているのだと聞いた。
登り 1時間強 昔かっとり城があったとか ひたすら登りの山だとか いろんな情報を得て うん 行けそう
それにしても 登山口に一時はあんまり良くない話しだわ。
153号線を北上する。この道は懐かしい道。去年 2008年の山と称して美ヶ原に行ったり 高ぼっち 鉢伏山など 良く通った道だった。 あ~~ぁ この神社から入っていくんだぁ
この神社は もの凄く立派です。 一度歩いてみたいと 前から思っていた街での出発。
神社の所からくねくねと看板に誘導されて着いたところは駐車場。 6-7台駐められるだろうか? すでに2台駐まっていたけれど もう帰り支度。
対面の山に遮られているけれど 少し美ヶ原が頭を出している。 右に目を移すと 遠いけれど南アルプスが・・・ わくわくしてきた。 プレ君お留守番お願いね
いらっしゃ~い って声が聞こえてきそうで ちょっと気恥ずかしい。
って切り株の狐君かぁ
横断幕をくぐってすぐ うへっ
本当に登りだ~ ずっと続いているよ。と苦笑い
プラスティックのブロックをはめ込んだ階段を過ぎても まだ登り
花は・・・
少し 葉っぱがあるものの 花の気配無し。
それにこの山キノコ山らしく ここしか通しませんよ・・・と言う意志が 強く感じられる道だった。 獲りませんって。
ただのキノコ山 本当に頂上に花があるんだろうか? 全く想像の出来ない山だった。
ここまで10分ぐらいかな?
六分の1過ぎたと数えながら行く事にしたら あいかわらずの登りの後に あれれ?
かっとり城跡(川鳥城)に来て やっと10分だと・・・
せまい 広場。 ここにお城があったとは思えない。もしあったとしても 山城の意義が良く分からない。 こんな所で城主だとふんぞり返っていても 国を守れるものなのだろうか?
ここはきっと 城の一部で 象徴のような存在に違いない。
と勝手に思って先を進む。
まだ50分もあるよ。
程なく避難小屋
屋根が付いただけの避難小屋 それでも雨風はしのげる。。。か そう言えば この山は雷が良く落ちると書いてあった。
この小屋じゃ 雷呼んじゃうな
そうそう 20分目はここ 今度はあっさり あくまでも目安で 正確では無いらしい。
だんだん足下は 滑りやすい 小石が混じる道になってきた。 下り膝に来るなとちょっと心配
あえぐような急坂をまだまだ登っていく。1じかん限定だから出来る。
行かないとみられないものね
それにしても あいかわらずのキノコ山 赤松しか無くて本当に頂上にそんな花咲くの? だんだん不安になってきた。
ここの木は少し変 外から腐ってきている。 中が空洞ってのはよく見るけどね。
右側の樹木が切れて 美ヶ原がはっきり見えるようになる。
回りの様子が少し変って来たと思ったら 頂上~~
その展望の良さに ここへ来た目的をすっかり忘れて 呆然
南アルプス。 八ヶ岳方面 よく見える。 少ない知識でも 山の同定が出来る。 行った事がある山を見つけるのは嬉しい。
中央アルプスは見えるのだけれど あの特徴的な姿は見られない。 北側から団子の駆使側から見ている感じなので・・・・
「あ~~」 その間「花は何処だ~」と探していたらしいピーちゃんが叫んでいる。
あ~あぁ 足下にも ほこらの横にも。。。 これがオキナグサ
もじゃもじゃの ビロードのような葉に包まれて 何て可愛い花なの? 実は私この花見たことある。 でもそれは道に駅で 売りに出されている花だった。 それはちっとも可愛くなかった。 絶滅危惧種を山野草と称して売っている業者に喝!
4月15日 本当はまだ早いので見られるかどうか心配だった。 でもきっと私のようなへんちくりんのひねくれ者もいるに違いない と強行したから 嬉しかった。
おかげで せまい山頂は誰もいない。
360度のパノラマビューとオキナグサはふたりじめ
おひげの出たオキナグサも見たいな
とピーちゃん
ふんふん でも私 おひげを見るためにだけ 又登ってくる事は無いよ。あの下り道は 涙が出そうに膝に来たもの。 もう少し調べて今度は反対側に降りてみるのも良いね。 里山の素敵な出会いに 又来る事を誓って 下山・・・でした
一昨日なぜか中川村の民家の花壇で見つけた。