Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

あこがれの槍ヶ岳 上高地から槍沢ロッジ

2008-09-10 10:43:11 | 山歩き

息子の歩いた道をたどります。

Yrihodaka 河童橋から穂高連峰を望む。 快晴率 果てしなく100パーセントに近い晴れ男の息子にしては 今日はん?ん?ん?

私は河童橋から左の道を散策するのが好きだけれど 今日の目的は槍ヶ岳 ひたすら 治山運送路を歩く。明神橋の脇には徳沢園が

Tokuzawaen

昔 明神橋からここへ出てきて たくさんの人が山登りの準備をしているのを見て まぶしいような思いでみた。

ここより1時間ほどで 横尾山荘へ

Yokoosansou ふーん よく似た建物だなぁ

まだまだ山小屋の雰囲気はない。むしろ少しおしゃれなペンション風に見える。まだ明るいし元気なのでと槍沢ロッジに進む。

川沿いに進む

槍ヶ岳は なかなか顔を出してくれない。 槍の穂先は一ノ俣の手前の河原から初めて見えるらしいのだけれど。。。。。見えない  晴れろ~ この辺で見えたらわくわくするでしょうに。

YarimikawaraItinomata 

Yarisawarojji 槍沢ロッジ もの凄い人だね。 ここは周りに山小屋が無いので大混雑をするらしい。

ここまでの歩行時間4時間

生まれて初めての山小屋体験。 寝るときの厳しさは体験済みの私が話しておいたので驚かなかったようだけれど 食事にびっくりしたらしい。 そうでなくても食いしん坊の彼。

食べる量も半端ではなく 「なに?あれ ウサギのえさじゃあるまいし・・・・」と少々お冠で帰ってきた。 山で食料を調達する事の難しさをまだ分かってはいないらしい。 8000円ほどだせば民宿では それなりの食事が出来る。だから山小屋でもと 思い込んでいたようだ。

山にはご飯食べに行く訳じゃないからね。 良い勉強にはなったかな? 

コメント (4)
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あこがれの槍ヶ岳

2008-09-10 00:48:59 | 日記・エッセイ・コラム

この記事は私が行ってきたと言うわけではありません。

私が乗鞍にいる頃 息子は槍ヶ岳に挑戦していました。彼は山登りを初めてまだ一年 それも良く行くわけではなく 年に2-3度。 どっちかというとダイビングが好きで離島巡りをしている子。

山の怖さを知らないまま登った山は利尻二度。それも二度目は上級者コースと言われる沓形コースを歩いている。屋久島宮之浦岳 中央アルプス三の沢から宝剣岳 駒ヶ岳へ これだけの経験しかないくせに 初めから一級の山(一般的な意味で)しか選ばないことが気になっていた。

以前尾瀬を一緒に歩いたときに走るように木道を飛び越え 滑ってひどく腰を打ち付けたことがあった。 山を知っていたらきっとあんな事はしないだろう。 それに付け加え 彼の幼いときからの身体の弱さ 小学校三年生まで 進級も危ういほど欠席ばかりで 入院もなんどか経験している。 親としては かけっこしてもいつもビリの子 運動選手になるわけでは無いけれど 大人になっても運動を楽しめる子になってくれたらと願っていた。

母親って言うものは 心配が仕事のようなもので 槍ヶ岳でなくても帰ってくるまで生きた心地がしない。 しかし 男の子に危ないからと何でも取り上げるのも間違っていると いつも気持ちが揺れ動いていた。

友達に「槍ヶ岳は70歳になったら登るの」と決めている人がいる。 槍ヶ岳では 70歳で登ると金の扇子をお祝いにくれるのだそうな。 だから大事な山として取っておいていつか70になったときの記念登山をしたいと・・・・

私は 行くことは無いだろう。 体力無い上に あの険しそうな山を考えたら とてもとても・・・槍 穂高は見る山だ。

今年 息子が講師をしている高校で夏休みの行事として槍 穂高のどちらかを選んで登る計画があった。 いつも独りでは駄目と言われていたので やった-とばかりに喜んで報告をしてきた。高校生も行く山に反対と言うわけにもいかなかった。

さて8月の5日 息子から新たに受けた報告は 血の気のひくような話だった。「僕は講師だから 引率義務は無いから 往復のバスは乗って良いけれど 後は好きなように行ってくれと言われた。」

息子の性格を知っているから その日から毎日仏様にすがるように祈った。 彼はきっと両方行くだろう。自由に行っていいよって言われたら あの大キレットも挑戦するに違いない。今更駄目って言うのも いい大人を相手におかしいし  どうする? どうする?Yuuyake

前置きが長くなったけれど 無事に帰ってきたわけで そうなると 一生いけない山がどんなものか見たくて 息子の撮ってきた写真を見ながら ああかしら?こうかしら? と穴が開くほど眺め 独りで架空山登りをしたわけです。

行ってもいない山で 知りもしない説明をあまり付けるのもおかしいので 写真と私の感想をメインに槍 穂高の架空山登りをあげてみようと思います。

 

コメント (6)
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