Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

カタクリの花

2005-04-08 15:49:25 | 日記・エッセイ・コラム
変な話をします (いきなり だいたひかる調)
私はカタクリの花を長い間 料理の飾りに使っているあのピンクの清楚な花と思っていました。
子供の時から時々利用していた料理屋さんは 季節感を出すために いつも桜の小枝とか カタクリの花とかを お皿に渡して 飾っていたからです。 
「これはなんの花?」
「カタクリだよ」
「えーっ? 片栗粉の花は こんなに可愛いの?」
そう 驚いたものの 片栗粉がどうやってとれるかも知らないし どんな風に咲いているのかも知りませんでした。
片栗粉を そういえば小学校の実験で作ったことがあります。 そのときはジャガイモをひたすらすって 水にさらし 沈殿したデンプンを 乾かしてこれが片栗粉と教えられた思い出があります。
だから きっとカタクリの根っこを すり下ろして デンプンをとるに違いありません。
天然のくずをとっているときもそんな風でした。
それにしてもカタクリからデンプンをとるためには あの可愛らしい花から想像できるような小さな根っこではどれだけもとれるはずもなく だから今では ジャガイモからとっているんだ と一人で納得していました。
今年 暖冬だったにも関わらず 遅くに雪が降ったおかげでしょうか 春の花が比較的遅く ニュースで石巻の城山のカタクリを知ったときには 仕事が押していて 見に行く計画を立てる余裕はありませんでした。
そんな時 新聞で足助のカタクリのことを知って 渡りに船とばかりに仕事前に出かけました。
そういえば 足助のカタクリは有名だったんだ。
でも飯盛山に一角に人がいっぱい押し寄せて見られないような様子だったら嫌だな と思っていました。
何たって足助の紅葉の頃は 地元の人は仕事にもでられないくらいひどい混雑ですから。
でも良かった。 天気予報が雨だったことも幸いしてさほど人も多くない。
道路からも 山がピンク色に見えるほどの カタクリの群生。
katakurigunsei
近づくと 可愛らしい花をちょっと持ち上げたり 恥じらいで下を向いたり どの表情も可愛らしいカタクリ
紅葉と同様 ここのカタクリは自生ではなく 植えられた物だとか
ちょっとがっかりしたような それでも ここまで育てていらした地元の人々の熱意に感謝したいような。。。
山がピンクになるまでのカタクリ 凄いよね。
この日は気分良くなってしまって 飯盛山に登り さらに 真弓山に登り 気持ちの良い半日を過ごしたよ。

カタクリの花 思ったよりでかくて 葉っぱとのバランスが変だけど 根っこはすごーくはっているんだろうか?

コメント
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