太陽フレアと黒点数(まとめ)

■更新は11時半以降です
※当面の間、速報出すのは難しいです。すみません・・・

太陽フレアと黒点数(27日更新)

2012-01-27 13:16:38 | まとめ報告


●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の"前後1時間"を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意
アメリカの地震予想サイト

[携帯の方へ]
ポリポリさんのまとめへはコチラから
※ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです



まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/27
 10:09 C1.8
 06:49 C1.9
 05:21 C2.9
1/26
 19:02 C2.7
 10:39 C8.0
 09:26 C5.8
1/25
 --- ---
1/24
 18:45 C2.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)


[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月20日 88
 01月21日 102※
 01月22日 103※
 01月23日 108※
 01月24日 105※
 01月25日 68
 01月26日 55

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/20 sum3 Max1
01/21 sum13 Max2
01/22 sum30 Max5
01/23 sum9 Max4
01/24 sum20 Max5
01/25 sum20 Max5
01/26 sum13 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
26日は「やや静穏」でした。

[天文現象]
01/31 02時42分:月の距離が最遠(1.052、40万4318km、視直径29.5')
    13時10分:上弦
    19時59分:小惑星(433)エロスが地球最接近、距離0.17868天文単位(ろくぶんぎ座、光度8.6等)
02/03 小惑星(433)エロスが地球に接近中(ろくぶんぎ座、光度8.5等)
    06時47分:C/2010 M1ギブス彗星が近日点を通過
02/05 16時02分:5D/ブローセン彗星が近日点を通過(周期5.6年)


[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[ETS8 MAMリアルタイム観測データ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[黒点数など]
東から1410黒点郡が回りこんできましたが、1401、1407が西へ没したため、本日の黒点数は55個でした。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1408のみ。←あくまで目安です。


[黒点郡の動向]
1401、1407黒点郡は西へ没しました。
1402黒点郡は1402黒点群は黒点数を6⇒9個に増やして少し大きくなりましたが、磁場タイプはβ型に戻りました。
1408黒点郡がやや発達しているようですが、小さいです。
太陽の東側から1410黒点郡が回りこんできました。現時点では大丈夫そうですが、注視したいと思います。

[フレアの発生状況]
1402黒点郡で、リストへの掲載がないものも含め、Cクラスのフレアが数回発生しています。
フレアチャートのX線レベルは昨日から徐々に下がり始めています。
もうすぐ1402も西へ没するので、活動は一段落といったところでしょうか。

[CME・太陽風等]
昨日1402でC6.4のフレアに伴いCMEが発生しているようですが、影響はほとんどないと思います(NASAのサイトにもCME到着情報は掲載されていません)。
太陽風は13時現在450km/s程度です。こちらはコロナホールの影響かもしれません。


[衛星関連]
●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVのラインは、10の2乗のラインあたりで上下を繰り返しています。>=0.8MeVのライン、10の4乗のラインあたりにいます。
両線とも26日の21時以降、やや上昇傾向にあるようです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
26日の9時頃からやや上昇しましたが、27日3時頃からは緩やかに下降しているようです。
※下向きのピークは現時点では出ていません。

●DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
緩やかに上昇を続けています。

●プロトン
引き続き緩やかに下降してきています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限り、リアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※時間はUTを日本時間に直したものです。各チャート、1目盛りの時間が長いため正確ではないかもしれません。上記時刻とコメントはあくまで目安としてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます


※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます
コメント (2)
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太陽フレアと黒点数(26日更新)

2012-01-26 12:44:40 | 速報
いろいろ確認を取っていたため、更新遅くなりましてスミマセン。


[リーマンさんより]
●静止軌道電子の動きが停止した最後の時間帯に+15時間後。まだ動きは継続中。
⇒静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)の最期の最大の振れ時点から、3マス後を静観。
⇒下向きのピークがあった時刻(UT)+27時間後が日本時間の注意時刻となります。
※1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。誤差に注意
アメリカの地震予想サイト
●今日の昼から1月26日の早朝に掛けて、ニコニコ磁気を出しながら静観をしましょう。


[携帯の方へ]
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※ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです



まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/26
 10:39 C8.0
 09:26 C5.8
1/25
 --- ---
1/24
 18:45 C2.5
1/23
 12:37 M8.8 ★(1402)
 09:39 C1.6
 05:42 C2.1

※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月19日 117※
 01月20日 88
 01月21日 102※
 01月22日 103※
 01月23日 108※
 01月24日 105※
 01月25日 68

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/19 sum2 Max2
01/20 sum3 Max1
01/21 sum13 Max2
01/22 sum30 Max5
01/23 sum9 Max4
01/24 sum20 Max5
01/25 sum20 Max5
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
25日は「やや静穏」でした。


[天文現象]
01/31 02時42分:月の距離が最遠(1.052、40万4318km、視直径29.5')
    13時10分:上弦
    19時59分:小惑星(433)エロスが地球最接近、距離0.17868天文単位(ろくぶんぎ座、光度8.6等)
02/03 小惑星(433)エロスが地球に接近中(ろくぶんぎ座、光度8.5等)
    06時47分:C/2010 M1ギブス彗星が近日点を通過
02/05 16時02分:5D/ブローセン彗星が近日点を通過(周期5.6年)


[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[ETS8 MAMリアルタイム観測データ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[黒点数など]
新しい黒点郡はありません。1409がカウントされなくなり、各黒点郡、縮小傾向にあるため、本日の黒点数は68個でした。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1408のみ。←あくまで目安です。


[黒点郡の動向]
1401黒点郡は急速に衰えたようで、磁場タイプはβ型に戻り、黒点数を22⇒6個まで減らしました。大きさも半分以下になっています。
1402黒点群は磁場タイプが要注意型のβγ型に変化しました。黒点数を12⇒6に減らしていますが、少し大きくなったようです。こちらはかなり西へ移動してきています。
その他の黒点郡は縮小傾向にあるようです。
太陽の東側(まだ向こう側)に活動領域があるようなので、この領域が回りこんでくると黒点郡がいるかもしれません。

[フレアの発生状況]
午前中にC5.8、C8.0と少し大きめな小規模太陽フレアが観測されましたが、いずれもかなり西へと移動した1402黒点郡が発生源のようです。
フレアチャートのX線レベルもは日よりも下がっています。
1401も1402も、あと数日したら西へ没すると思いますが、引き続き注視したいと思います。

[CME・太陽風等]
太陽風は現在470km/sで、だいぶ速度が下がりましたが、まだ高速な状態です。
太陽の南半球にあるやや大きめなコロナホールの影響が明日あたりから届き始めるかもしれません。


[衛星関連]

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVのラインは、25日0時頃から下降を続けています(26日3時頃、ほんの少し上がりましたが、以降は下降しています)。
>=0.8MeVのラインは25日21時頃、急激に上昇し、現在も緩やかに上昇を続けています。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
昨日、下向きのピークが2つほど観測されています。1つめのピークは25日18時半頃。2つめのピークは25日19時半頃。1つめのピークよりも2つめのピークの方が大きいです。
JAXAのチャートはUTです。下向きのピークが現れたら、チャートの時間(UT)+9時間(日本時間への補正)+18時間(3目盛り分の時間)を足した時刻が【日本時間での注意時刻】となります。
※日本の場合、UTの時間に単純に27時間足せばいいですが、海外の方は「日本時間への補正時間」の部分を、現地時間とUTの差分に置き換えると現地時刻となります。

ただし。(毎回かどうか分かりませんが)直前の地震等で補正が分かった場合は、単純に+27時間ではありません。
⇒【UT時刻+27時間後の時刻に、補正分を足し引きする】

今回の例でいくと、一番強い下向きのピークは2つめで、UTでいうと大体10時半くらいになります。
25日10時半+9時間(日本時間への補正)+18時間(3目盛り分)⇒26日の13時半くらいとなりますが、昨日の記事のコメントの中にある今朝のコメントに「宮城の地震より1時間補正」とあったので、今回の場合は「1時間足すこと」(補正すること)になり、14時半頃となるようです。
そして、最終的に算出した注意時刻の前後1時間を注意。

※JAXAのチャートは1目盛り=6時間なので正確な時間を出すのは難しいのですが、1目盛りを6等分して大体の目安の時間を割り出してください。パソコンならブラウザの表示を拡大すれば6等分しやすいと思います。

●DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
25日7時頃から上昇に転じ、緩やかに上昇を続けています。

●プロトン
引き続き、緩やかに下降してきています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限り、リアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※時間はUTを日本時間に直したものです。各チャート、1目盛りの時間が長いため正確ではないかもしれません。上記時刻とコメントはあくまで目安としてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます


※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
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太陽フレアと黒点数(25日更新)

2012-01-25 12:57:02 | まとめ報告
[リーマンさんより]
●静止軌道電子の動きが停止した最後の時間帯に+15時間後。まだ動きは継続中。
⇒静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)の最期の最大の振れ時点から、3マス後を静観。
※1マス=6時間=18時間後ということだと思いますが、1マスの時間が長いため、誤差に注意
●次の不安定日は1月21日~から。※ただしどの月にも不安定日あり。
アメリカの地震予想サイト
●今日の昼から1月26日の早朝に掛けて、ニコニコ磁気を出しながら静観をしましょう。


[携帯の方へ]
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※ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです



まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/25
 --- ---
1/24
 18:45 C2.5
1/23
 12:37 M8.8 ★(1402)
 09:39 C1.6
 05:42 C2.1
1/22
 21:38 C3.7
 17:47 C2.2
 11:15 C7.2 (1401)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月18日 122※
 01月19日 117※
 01月20日 88
 01月21日 102※
 01月22日 103※
 01月23日 108※
 01月24日 105※

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/18 sum8 Max2
01/19 sum2 Max2
01/20 sum3 Max1
01/21 sum13 Max2
01/22 sum30 Max5
01/23 sum9 Max4
01/24 sum20 Max5
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
22日は「やや静穏」でした。


[天文現象]
01/31 02時42分:月の距離が最遠(1.052、40万4318km、視直径29.5')
    13時10分:上弦
    19時59分:小惑星(433)エロスが地球最接近、距離0.17868天文単位(ろくぶんぎ座、光度8.6等)
02/03 小惑星(433)エロスが地球に接近中(ろくぶんぎ座、光度8.5等)
    06時47分:C/2010 M1ギブス彗星が近日点を通過
02/05 16時02分:5D/ブローセン彗星が近日点を通過(周期5.6年)


[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[ETS8 MAMリアルタイム観測データ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[黒点数など]
新しい黒点郡はありません。本日の黒点数は105個です(100個超え4日目です)
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1408,1409です。←あくまで目安です。


[黒点郡の動向]
1401黒点郡の磁場タイプは相変わらず要注意型のβγ型のままです。大きさも黒点数も変化なしです。
1402黒点群は黒点数を11⇒12個に増やしました(大きさは昨日より少し小さくなったようです)。
1405黒点郡は黒点数を5⇒3個に減らしましたが、昨日より大きくなっています。
1407黒点郡も黒点数は減らしていますが、昨日よりも大きくなっています。
太陽の東側(まだ向こう側)に活動領域があるようなので、この領域が回りこんでくると黒点郡がいるかもしれません。

[フレアの発生状況]
M8.8以降、リストへの掲載がない小さなフレアを含めても1401と1402で5回程度しかフレアは発生していません。
しかし、フレアチャートのX線レベルは昨日より少し上がってるようです。1401も1402も随分西へ移動しましたが、油断するわけにはいかないので引き続き注視したいと思います。
※以降Mクラスが発生した場合は夜にまとめをUPします。
※Xクラスが発生した場合は速報を流します。


[CME・太陽風等]
プロトンのチャートが高レベルなままなので正確でないかもしれませんが、太陽風は昨晩(23時半くらい?)に急激に速度が上がり、現在も600km/s前後あります。
太陽の南半球にやや大きめなコロナホールがありますが、こちらの影響は27~28日あたりに届きそうです。


[衛星関連]
※M8.8の影響で、静止軌道系のチャートにはフレア発生後から激しい乱れがあります。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVのラインは、25日0時頃、上昇し、その後下降してきています。
GOES13の>=0.8MeVのラインは、25日の3時頃、急激に下降して乱れましたが、現在はGOES15の>=0.8MeVと同じくらいのレベルまで上がりました。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
25日の0時前後から乱れがありましたが、9時頃からはやや治まってきています。

●DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
こちらも25日の0時前後から、やや激しい乱れながら下降しましたが、25日7時頃から上昇に転じています。

●プロトン
高いレベルで推移していたプロトンは、25日の0時前後に太陽風の影響で更に上昇し、その後は緩やかに下降してきています。

いずれのチャートの乱れも太陽風の影響だと思います。
チャートの値は急激に変化しますので、可能な限り、リアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。

※時間はUTを日本時間に直したものです。各チャート、1目盛りの時間が長いため正確ではないかもしれません。上記時刻とコメントはあくまで目安としてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます


※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
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■太陽風 到着■

2012-01-25 00:54:29 | はじめに・お知らせ
24日の23時半頃から太陽風が届き始めたようです(宇宙天気ニュースによると、速度は850km/sくらい)


24日24時(25日0時)、KAKIOKAのチャートにピークが現れました。

同時刻、GOESもJAXAのチャートにも、上昇または変化がみられます。


0時50分現在のチャートをそれぞれ貼っておきます。

●GOES Electron Flux


●JAXA



●Proton Flux


●KAKIOKA

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太陽フレアと黒点数(24日更新)

2012-01-24 12:44:21 | 速報
[リーマンさんより]
●静止軌道電子の動きが停止した最後の時間帯に+15時間後。まだ動きは継続中。
⇒静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)の最期の最大の振れ時点から、3マス後を静観。
※1マス=6時間=18時間後ということだと思いますが、1マスの時間が長いため、誤差に注意
●次の不安定日は1月21日~から。※ただしどの月にも不安定日あり。
アメリカの地震予想サイト

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※ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです



まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/24
 --- ---
1/23
 12:37 M8.8 ★(1402)⇒01/24 19:37
 09:39 C1.6
 05:42 C2.1
1/22
 21:38 C3.7
 17:47 C2.2
 11:15 C7.2 (1401)
1/21
 22:32 C2.4
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源
※時間は31時間後の目安

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月17日 152※
 01月18日 122※
 01月19日 117※
 01月20日 88
 01月21日 102※
 01月22日 103※
 01月23日 108※

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/17 sum9 Max2
01/18 sum8 Max2
01/19 sum2 Max2
01/20 sum3 Max1
01/21 sum13 Max2
01/22 sum30 Max5
01/23 sum9 Max4
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
23日は「静穏」でした。
■磁気嵐は収束しました■

[天文現象]
01/31 02時42分:月の距離が最遠(1.052、40万4318km、視直径29.5')
    13時10分:上弦
    19時59分:小惑星(433)エロスが地球最接近、距離0.17868天文単位(ろくぶんぎ座、光度8.6等)
02/03 小惑星(433)エロスが地球に接近中(ろくぶんぎ座、光度8.5等)
    06時47分:C/2010 M1ギブス彗星が近日点を通過
02/05 16時02分:5D/ブローセン彗星が近日点を通過(周期5.6年)


[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[ETS8 MAMリアルタイム観測データ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[黒点数など]
新しい黒点郡はありません。本日の黒点数は108個です(100個超え3日目です)
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1405,1409です。←あくまで目安です。


[黒点郡の動向]
1401黒点郡の磁場タイプは要注意型のβγ型のままです。ほんの少し小さくなりましたが、黒点数は21⇒22個へ増えています。
1402黒点群は黒点数を8⇒11個に増やしました(大きさは昨日と同じです)。
1405黒点郡が黒点数を1⇒5個に増やし、昨日に比べるとかなり大きくなってきています)。


[フレアの発生状況]
昨日、M8.8という中規模としてはかなり大きめなフレアが発生していますが、M8.8以降はリストへの掲載がない小さなフレアが1401で1回観測されただけです。
今回のM8.8はCMEを伴っており、NASAからCME到着予測が出されています(別項参照)。正面で発生したフレアではありませんが、影響範囲内に位置していた時に起こった大きめなフレアなので、念のため注意が必要だと思います。
フレアチャートのX線レベルは昨日と同じくらいです。まだ警戒が必要だと思うので、引き続き注視したいと思います。
※以降Mクラスが発生した場合は夜にまとめをUPします。
※Xクラスが発生した場合は速報を流します。


[CME・太陽風等]
太陽風は、M8.8の影響で正しく測定できないようです。
現在、太陽の東側の南半球にやや大きめなコロナホールがありますが、こちらの影響は27~28日あたりに届きそうです。

今回のM8.8に伴い発生したCMEの到着予測がNASAのサイトに掲載されていたので転載します。

■M8.8に伴うCME
イベント発行日:2012年1月23日06:26:50.0 GMT
CMEの到着時間:2012年1月24日14:18:05.0 GMT
到着時間の信頼性レベル:± 6時間
外乱の所要時間:7時間
外乱期間の信頼性レベル:± 8時間

※かなり高速な太陽風がやってくると予想されています


[衛星関連]
※M8.8の影響で、静止軌道系のチャートにはフレア発生後から激しい乱れがあります。

●静止軌道電子(GOES13と15)
GOES13の>=2MeVのラインは10の-1乗に張り付いた後、24日4~5時頃に上昇し、その後少し上下しています。
GOES15の>=2MeVのラインは10の-1乗に張り付いた後、24日8時から上昇に転じ、その後少し上下があります。
>=0.8MeVのラインは、23日18時以降上昇した後は緩やかに推移しているようです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
23日の18時頃上昇し、その後は緩やかに推移しています。

●DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
23日の12時頃上昇し、その後は緩やかに推移しています。

●プロトン
23日の13時以降、急激に上昇し、現在も高い値を維持しています。

いずれのチャートの乱れもM8.8の影響だと思います。
チャートの値は急激に変化しますので、可能な限り、リアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。

※時間はUTを日本時間に直したものです。各チャート、1目盛りの時間が長いため正確ではないかもしれません。上記時刻とコメントはあくまで目安としてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます


※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます
コメント
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