太陽フレアと黒点数(まとめ)

■更新は11時半以降です
※当面の間、速報出すのは難しいです。すみません・・・

太陽フレアと黒点数(18日更新)

2012-01-18 12:03:42 | まとめ報告

[リーマンさんより]
●静止軌道電子の動きが停止した最後の時間帯に+15時間後。まだ動きは継続中。
●次の不安定日は1月21日~から。※ただしどの月にも不安定日あり。
アメリカの地震予想サイト
●静止軌道電子の地球方向の反応が強いです。17日、18日、早朝から静観。


※お知らせ※
本日、所要で18時~22時の間は速報を流せませんので、Xクラスがこの時間帯に発生した場合の速報は22時以降になってしまいます。
(Mクラスが発生した場合のまとめも22時以降になります。申し訳ございません)


まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/18
 03:31 C2.3
1/17
 13:41 M1.1 ☆(?)⇒1/18 20:41
 08:01 C3.9
 00:57 C3.0
1/16
 19:30 C5.6
 17:07 C4.0
 12:11 C6.5
 09:15 C4.1
1/15
 06:40 C2.1
 03:32 C2.9

※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源
※時間は31時間後の目安

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月11日 64
 01月12日 57
 01月13日 81
 01月14日 145※
 01月15日 141※
 01月16日 120※
 01月17日 152※

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/11 sum4 Max2
01/12 sum12 Max3
01/13 sum11 Max2
01/14 sum2 Max1
01/15 sum6 Max2
01/16 sum16 Max4
01/17 sum9 Max2
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
17日は「静穏」でした。

[天文現象]
01/18 01時01分:小惑星(433)エロスが近日点通過、太陽からの距離1.13347天文単位(8.8等)
    02時28分:冬の土用(太陽黄経297゜)
    06時24分:月の距離が最近(0.962、36万9881km、視直径32.3')
    13時44分:木星が東矩(光度-2.4等、視直径40.9")
01/20 04時28分:C/2011 Q2マクノート彗星が近日点を通過
    16時42分:244P/スコッティ彗星が近日点を通過(周期10.8年)
01/21 01時10分:大寒(太陽黄経300゜)
    01時25分:P/2011 JB15スペースウォッチ・ボアッティーニ彗星が近日点を通過(周期8.0年)
01/23 16時39分:●新月


[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[ETS8 MAMリアルタイム観測データ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


太陽の南半球の西側に1406黒点郡が出現しましたが、こちらの黒点郡はあと数日もすれば西へ没すると思います。
本日の黒点数は152個です(100個超え4日目です)。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1399,1403です。←あくまで目安です。


1401と1402黒点郡の磁場タイプが要注意型のβγ型に変化しました。今後、活発な活動が予想されるので要注意だと思います。
1401は黒点数を13⇒18個に増やしていますが大きさは昨日とほぼ同じくらいです。1402は黒点数はそれほど増加していませんが(6⇒7個)、1.5倍くらいの大きさになったようです。1396も黒点数を増やしてきています(10⇒17個)
その他の黒点郡で急激に発達してきているものはありません。

フレアの発生状況は、昨日のM1.1以降、フレアリストへの掲載がないものを含めると1401、1403、1405でC1前後の小さなフレアが発生している程度です。フレアチャートのX線レベルは昨日のM1.1のフレア以降、少し下がったようですが、要注意型の黒点郡が二つもあるので、引き続き注視したいと思います。

16日に1402黒点郡で発生したC6.5のフレアに伴いCMEが発生しています。このCME、太陽の東端で発生していて金星に向かっていますが、影響の端が1月19日の21時頃に地球の磁場をかすめるかも、とゴダード宇宙天気ラボのアナリストの方のが予想されています。

太陽風の速度は一旦400km/s程度まで下がった後、また少し上がってきているようです。

静止軌道電子(GOES13と15)は、>=2MeVのラインが17日の9時以降、底辺に張り付いていましたが、18日に入ってわずかに上下しています。また、18日の3時以降、GOES13とGOES15のラインが別々の動きをしています。
>=0.8MeVのラインには引き続き乱れがあり、17日の9時以降は上昇に転じています。
JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向のデータは17日の1時前後に激しい乱れを記録した後、上昇し、18日1時頃に向けて下降を続けました。18日1時以降は上昇に転じています(11時半現在では若干下降気味)。
DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectronは17日の0時前後に激しい乱れが見られました。激しい乱れの後、緩やかに上下し、11時半現在は上昇傾向にあります。
プロトンは正常範囲内だと思いますが、注意報が出ていますので念のためご注意ください。
※時間はUTを日本時間に直したものです。各チャート、1目盛りの時間が長いため正確ではないかもしれません。上記時刻とコメントはあくまで目安としてください。
⇒静止軌道系のチャートは急激に上下しますので、見られる方は随時チャートをご確認ください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます


※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
コメント (2)
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