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「心を偽る愛の影」第5話

2010-05-02 | タイドラマ「心を偽る愛の影」
第5話
夜遅くにナーワーに送られ戻ってきたカオホーム。テーチットは「婚約者がいるのに他の男と出かけるなんて」とカオホームを責めます。「僕が誘ったんだ」と間に入るナーワーに、テーチットは怒りをぶつけます。たまりかねたカオホームは「私の過ちだった」と先に家に入ってしまいます。ランヤーは、娘ラティーのお披露目パーティーを開くことにしていました。先日出会ったカオホームに招待状を出します。「そんな大きなパーティーにでるなんて」と躊躇するカオホームに、テーチットは「目上の人にわざわざ招待されているのだから」とドレスを渡します。当日、着飾ったラティーが例のペンダントをしていないことに気付いたランヤーは「あのペンダントをつけたら?」と助言、ラティーは嫌がりますがしぶしぶペンダントを身に着けます。

パーティー当日、なかなか部屋から出てこないカオホームに苛立つテーチット。使用人にカオホームを呼びにやらせます。テーチットの用意したドレスを着たカオホームは、とても綺麗でした。思わず見とれてしまうテーチットでしたが、カオホームに対し「じゃあ行こうか」としか言えません。パーティー会場では、主役ラティーに来客者があいさつしにやってきます。「息子さんはどうしたの?」と尋ねるランヤーに、父は「友達を迎えに行くと言って」と笑顔を見せます。「ナーワーさんは、歩けないでしょう?迎えに行くのではなく、迎えに来てもらうのでは?」とぶしつけなことを言うラティーに、ランヤーは失望します。テーチットと一緒に現れたカオホームを見て、ラティーは仰天。カオホームはラティーとの再会を喜びます。

今ここでカオホームに自分の計画を知られては大変です。ラティーは驚きを隠しながらも、歓談の席につきます。しかし会話の中で、カオホームとテーチットが婚約したことを知ってしまったラティーは大ショック。思わずワインをカオホームのドレスに倒してしまいます。席を外そうとしたカオホームを追いかけ、屋上で話をします。「テーチットとはなんでもないと言っていたのに!裏切り者」とカオホームを罵るラティーに「これには事情があるの」と話そうとするカオホーム。しかし孤児院の再建のためとはラティーに言えません。なかなか戻ってこないカオホームとラティーを心配したナーワーが様子を見に来ます。ラティーが先に戻った後、カオホームを慰めるナーワー。しかしそこへテーチットもやってきて、ナーワーを激しく罵倒します。

カオホームの許可なくカオホームの部屋で待っていたテーチット。「ナーワーにするように、僕に対しても優しくしろ。そうすれば僕だって、君に優しくできる」と一方的なことを言うテーチットに、カオホームは怒りをこらえます。しかし「孤児院の再建は僕の手にかかっているんだから」と言うテーチットに、カオホームは逆らえないのでした。翌日、大学へ行くカオホームを部屋の前で待っていたテーチット。差し出された手をとるカオホームに、テーチットは満足そうな表情を見せます。カオホームも、自分に対し普通に、優しく接してくれるテーチットに少し安心します。しかし家には、父を訪ねてラティーが来ていました。孤児院育ちのカオホームが気に入らないテーチットの父は、ラティーの前でこれみよがしにカオホームを侮辱します。

「婚約者として当然の振舞いだ」と、ついひねくれてしまうテーチットが可愛かった!!

そこへちょうどナーワーの車がカオホームを迎えに来ます。とっさにナーワーのもとへ向かってしまうカオホーム。父に促され、テーチットは渋々ラティーを大学まで送ることに。大学に到着し、顔を合わせたナーワーとテーチットは口論になります。まだすっかり足の治っていないナーワーは、テーチットに殴られた拍子に腰を痛めてしまいます。「やりすぎよ」と間に入ったカオホームにも怒りをぶつけるテーチット。一部始終を見ていたラティーはテーチットに声をかけるのですが、テーチットは「仕事があるから」とラティーを拒絶します。カオホームに白々しく「昨日はあんなことを言ってごめんなさい」と謝るラティーに、カオホームは、孤児院の再建と引き換えにテーチットと婚約していて、お互いに恋愛感情はないことをラティーに話してしまいます。

テーチットの父がお金のことしか頭にない、度量の小さい人間だとランヤーから聞いていたラティーは、積極的にテーチットの父と関わりを持とうとします。テーチットの父も、カオホームが気に食わないので、ラティーを快く迎えます。「テーチットの婚約者が、君だったらよかったのに」とラティーをあからさまに可愛がるテーチットの父親。「いい考えがある」とラティーを食事の席に同席させます。テーチットをラティーの隣に座らせようとする父に、テーチットは黙ってカオホームの隣に席を移動。しかし「ラティーのような両家のお嬢様に食事をとってあげるのが当然だろう」と父に嫌味を言われ、しぶしぶテーチットはラティーの隣に座ります。ひとりだけぽつんと取り残されたカオホームは惨めでたまらないのでした。

翌日、ラティーを伴ってリゾートホテルの視察に行くよう父に申し渡されたテーチット。「絶対にあの婚約者には言うな」という父の言葉に、テーチットはなにか不審なものを感じます。テーチットから「明日朝早くからリゾートホテルの視察に行く。準備をしておけ」と言われるカオホーム。理由を尋ねてもテーチットは答えません。翌朝、すでにラティーはテーチットの家にきていました。「あなたにじゃなくて、テーチットに用があるの」とうれしそうなラティー。困惑するカオホームにテーチットが声をかけます。父の前できっぱり「カオホームは婚約者。どこへ行くにも伴うのが当然」と宣言したのですが、そこへ偶然ナーワーもやってきます。「よかったら一緒に行きましょう」というラティー。父は強引に、テーチットとラティー、ナーワーとカオホームを同じ車に乗せます。

自分の訪問がカオホームを困らせてしまったことを詫び、テーチットの冷たい態度を責めるナーワー。「ラティーには、ちょっと注意したほうがいいのでは?」と、ナーワーはカオホームに進言しますが、「ラティーは一番の友達。私を陥れたりするはずがない」とカオホームは答えます。田舎の風景に自分の育ったトーファー村を思い出すカオホーム。「夏休みになったら、連れて行ってあげる」というナーワーにうれしそうな表情を見せるカオホームでしたが、テーチットが「行かせない」と遮ります。「トーファー村での企画がある」というテーチットの言葉に、ナーワーは「もしかしてそれが婚約の原因なのでは?」とカオホームに問いただします。ラティーは、カオホームにこだわるテーチットに「あの二人は、とても愛し合っているのよ」とテーチットに嘘をつきます。

テーチットとの婚約を考え直すよう迫るナーワーに、「彼は私に、恩返しのチャンスを与えてくれたの」と話します。そこへテーチットがやってきます。「話がある」とカオホームを連れ出すテーチット。「ナーワーには近づくなと言ったはずだ」というテーチットに、カオホームは「素敵な友達と仲良くすることのどこがいけないの?」と反論。テーチットに背を向け歩き出したカオホームでしたが、偶然道にいた蛇にかまれてしまいます。すぐにカオホームを病院に運ぶテーチットでしたが、ナーワーが「僕がカオホームの面倒をみる」とカオホームを奪ってしまいます。応急処置のおかげでカオホームの怪我は大事に至りませんでしたが、カオホームを放っておけないナーワーは、カオホームを自分の家につれて帰ります。

わざとらしいラティー。だけど紳士っぽくラティーをエスコートせざるをえないテーチット。

ラティーとカオホームが再会。本来ならばカオホームが居るべき場所に収まったラティー。ラティーのわがままで傲慢な態度に、ランヤーは少しずつ失望しはじめているようですね。カオホームとラティーが孤児院で一緒に育ったことを知り、カオホームの様子をつい尋ねてしまうランヤー。ラティーとは違っていつもまわりの人のことを気遣うカオホームに好感を持っているようです。そしてテーチットの父とラティーの思惑が一致。ですが果たしてテーチットはラティーなんかに惑わされるでしょうか。いつも自分に対し優しくしてくれるナーワーに、カオホームは友情以上の気持ちを持っていないのですが、なんとなくカオホームもテーチットの不器用な愛情に気付き始めているような気がします。

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