テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「空に太陽を留めておいて」2週目

2010-01-01 | タイドラマ
第3話
とっさにナパッソンを突き飛ばし、仮面の男を取り押さえたチアオ。しかし男は懐からおもちゃを取り出そうとしていただけでした。行き過ぎた行為にナパッソンの怒りは爆発。「ボディーガードを変えて欲しい」と訴えます。しかし自分も悪かったと反省したナパッソンは、荷物をまとめ出て行こうとしているチアオを引き止めようとしてつい「行くなら行けばいい」と言ってしまいます。階段で転びそうになるナパッソンをとっさに受け止めるチアオ。足をくじいたナパッソンを部屋へ連れて行き、手当てをします。

タイのマフィア、アーユットは、シーカリン国へ向け武器の密輸を計画していました。相手はもちろん反国王勢力です。しかし検問で不正が見つかってしまいます。アーユットの恋人は、チアオの昔の恋人でした。一方、チアオの休日にあわせ、交代要員のボディーガードが屋敷に招かれます。本当はチアオにいて欲しいと思いつつも、顔をあわせれば口論になってしまうチアオに対しどうしても素直になれないナパッソン。しかし自身の友人がタイに戻ってくることを思い出し、電話をかけます。

休日をもらったチアオは、昔の恋人リンのもとへ。しかしリンは恋人アーユットと出かけてしまいます。帰り道、ナパッソンが屋敷からいなくなったという連絡をうけます。慌てて屋敷に戻ったチアオ。急に停電になり、ナパッソンがいなくなったと聞き屋敷内をくまなく探しますが見つかりません。塀のそばに踏み台がおいてあったことから、チアオはナパッソンがひとりで屋敷を抜け出したのではと感づきます。予感は的中、ナパッソンは留学先で知り合った友人タイラットと合流し、街歩きを楽しんでいたのでした。

タイラットを連れて屋敷に戻ってきたナパッソン。一同の険しい表情に一瞬戸惑います。タイラットが帰ったあと、チアオはナパッソンに「勝手にいなくなって、みんなどれほど困ったか」と怒りをぶつけます。「私は行きたいところに行くし、したいことをする」と言い返すナパッソンを睨みつけるチアオ。「あなたなんかいなくても構わない。必要ない」と言い捨てるナパッソンにチアオもとうとう堪忍袋の緒が切れてしまいます。「辞めさせてもらう」とナパッソンにきっぱりと言います。

国王陛下さま。王室用語が多くて・・・シーカリン国のシーンには苦戦中です。

奔放なお姫様ナパッソンに振り回されるチアオ。まぁなんだかんだ言ってもナパッソンはチアオを頼りにしているわけです。そしてピーマイちゃん、登場しましたね。「ChingChang」から3作連続のドラマ出演。Grandと並ぶとほんと華やかでいい感じ。ピーマイちゃん演じるタイラットも良家のお嬢様で、なにやらロートという若い青年と浅からぬ関係があるようです。ロートを演じているのは「Sen...」主演のナット。「Sen...」ではクールで淡々とした印象がある彼ですが、なんだかロートはすご~く軽い男。彼はタイラット狙いなのか、それともナパッソンにアタックするのか。登場人物が増えてきておもしろくなってきました。


第4話
ナパッソンの乳母ペーンが必死に止めるのも聞かず、チアオは荷物をまとめて出て行ってしまいます。自分の行為が少しやりすぎだったと思いながらも素直になれないナパッソン。ペーンに諭され深く反省します。ジムでトレーニングをしていたチアオの前に、ポンとペーンがやってきます。「いくら言われてももう戻らない」と言うチアオ。しかし扉の外にはナパッソンもいました。チアオの言葉を聞く前に「ごめんなさい」と謝ったナパッソン。「今後はどこへ行くにも自分を伴うこと」という条件をしぶしぶナパッソンは呑みます。

シーカリン国では、国王の失脚を狙う国王の弟ウォンサーがナパッソンの居所をつきとめようとしていました。他の侍女たちに尋ねても口を割るものはいません。しかしとうとう乳母のペーンが外国にいるということがばれてしまいます。ウォンサーの側近たちはペーンの私室からなにか手がかりになるものを探します。インターネットの閲覧記録から、どうやらタイにいるらしいということを突き止めた側近たち。しかし彼らの不審な動きは国王の耳にも入っていました。ウォンサーは、ナパッソンの居所を探すよう命じます。

ナパッソンは親友のタイラットと一緒にダンススタジオへ。二人を見守っていたチアオに「一緒に踊って」と声をかけますが、「僕はボディーガードだ。ダンサーじゃない」と固辞するチアオ。「私よりヘタだと思われるのがこわいのね」と挑発されナパッソンの腰に手を回すチアオ。チアオの意外な一面を見たナパッソンは呆然としてしまいます。帰り道、一台の車が後をつけてきていることに気付いたチアオは、車を振り切ろうとしますが、その車に乗っていたのは先日会ったロートでした。

ずうずうしくもロートはナパッソンの家に行きたいと言い出します。ロートと一緒に戻ってきたナパッソンに、ペーンは「彼は何者ですか?危険です」と言い出します。自分の命が狙われているとは知らないナパッソンは、ペーンの過剰な不安に疑問を抱きます。ロートが「この家には写真が飾ってないね」と言い出します。タイラットがとっさに「彼女はチェンマイから静養に来てる」と助け舟を出しますが、なんとロートは本当にチェンマイ出身だったのです。「家はチェンマイのどこ?」と尋ねるロートに、ナパッソンは言葉を詰まらせます。

国王の弟ウォンサー。早口でせっかちという、いかにも「小物」な演出です。

「謝って欲しいんでしょう?」とカワイゲのないことをいいながらも、2回も「ごめんなさい」を言ったナパッソン。その言葉だけでどうにか任務をおりることを思いとどまったチアオ。このぎくしゃく感がのちに恋へとつながっていくのですね。ダンスのシーンでは、Grandが主演ということで、多分こういうシーンは用意されてるんだろうなと思いましたけど・・・Sonクン、踊れないのね(笑)。しかも曲が「ラックガンマイ」とは、なかなか攻撃的(笑)。予告ではカラオケで「ジッジャ」を歌ってましたが、こういうファンサービスシーンが多いのはいいですね。そしてナパッソンの素性を知らないがゆえ鋭いところをついてくるロート。軽いノリがこれまたいい感じ。チアオとは今後もひともんちゃくありそうですが・・・。


第5話
チアオがナパッソンのボディーガードだと聞いたロートは当然信用しません。ナパッソンもつい「彼は単なる運転手」と言ってしまい、チアオとの間に気まずい空気が流れます。翌日はロートの誕生パーティー。大金持ちの御曹司だというロートはナパッソンをパーティーに招待します。当然チアオも、乳母のペーンも反対しますが、ナパッソンは聞き入れません。一方、国王の弟ウォンサーの腹心サーラトゥンは、アーユットに接触。ナパッソンの写真を見せ、「彼女はシーカリン国の皇女で、タイに潜んでいる。彼女を探し出して欲しい」と頼みます。

パーティーに出席するといいはるナパッソン。「危険です」と言うペーンに対し、「私の身になにか危険が及ぶというの?」と逆に怪しみます。しぶしぶパーティー会場にナパッソンとタイラットを送り届けるチアオでしたが、出迎えたロートとここでも火花を散らすことに。ロートからカクテルを受け取ろうとしたナパッソンからグラスを取り上げるチアオ。さすがに声を荒げるロートでしたが、チアオに腕をひねりあげられてしまいます。パーティーには、ナパッソンを探すアーユットも来ていました。

パーティーには、チアオに任務を依頼したポンも潜入していました。タイラットの恋人のふりをしてみせるポンに、タイラットは激怒します。ロートと一緒に席に就くナパッソン。タイラットとポンもさりげなく見守ります。もちろんチアオも一緒です。「一曲歌でも歌ってくれませんか?」と言うロートに、ナパッソンも快諾。「歌い終わったら帰ります」と強引に帰宅を促すチアオに、ナパッソンも表情を固くします。ステージに上がって歌うナパッソンに、会場にいた誰もが注目。そのなかにはナパッソンを探していたアーユットの姿もありました。

ステージに上がって歌ったところで、誰も自分のことなど分からないとたかをくくっていたナパッソンでしたが、ステージ上でロートがナパッソンをフルネームで紹介してしまいます。慌ててその場から逃げ出しますが、「明日の朝にはみんなに私のことがばれている」と、今更ながら自分の愚かさに気付きます。ひとり離れていたチアオに、リンが声をかけてきます。リンとチアオのただならぬ様子に、戻ろうとしたナパッソンは複雑な気持ちに。アーユットも、ナパッソンのボディーガードとリンが親しげに話している様子に疑いの目を向けます。

こういうシーン、あると思ってましたよ。

ナパッソン!!!いくらお姫様だからといって、ちょっとまわりを振り回しすぎです。チアオがいくら言っても聞き入れないし、あげく「ごめんなさい・・・これで気が済んだ?」だなんて。そのくせチアオとリンが手を握り合ってるのを見てノイジャイになったりして・・・ほんとお子様ですよまったく。今日おもしろかったのは、ポンとタイラット。ポンの相方でもあるチャートリーはゲイなんですね。で、自分の恋人のふりをしてパーティーに潜入したポンをタイラットが「あなたには別に恋人がいるでしょう?」とからかうんです。ちょうどその話をしてるときにチャートリーから電話がかかってくるという(笑)。・・・ピーマイちゃんが小悪魔的ななかなかよい演技をしてるので、次第にドラマ初主演のGrandの大根ぶりが目立ってきてるような・・・Grand、頑張れ!!


第6話
チアオとリンの姿を見てしまってから、ナパッソンは車の中で口も聞かず不機嫌そうです。怒っている理由を尋ねられても答えません。「あなたが女の人と手なんか繋いでても私には関係のないこと」というナパッソンに「彼女は昔の恋人だ。もう別れた」と説明しますが、ナパッソンの機嫌は直りません。不機嫌なまま家についてしまい、話をしようとするチアオともみあいになるナパッソン。足を滑らせプールに落ちてしまいます。自分が怪我をしたにも関わらず「大丈夫か?」と気遣うチアオに、ようやくナパッソンは機嫌を直します。

翌日、朝早くから現れたチアオ。「いつも一緒にいるのに、一緒に食事したことはなかったから」とチアオを呼んだ理由を説明するナパッソンに、乳母のペーンはナパッソンとチアオの関係を疑います。「楽しいところへ連れて行って」というナパッソンを、チアオは射撃場へ。チアオの手ほどきで射撃を楽しみます。お茶を飲みながら再びリンとの関係を聞いてしまうナパッソン。「友達でしかない」というチアオに安心した表情をみせますが、ナパッソンの姿を隠し撮りしているものがいました。

シーカリン国では、国王の弟ウォンサーが国王の失脚を狙っていました。ウォンサーは、部下のサラトゥーンに命じ、国王派の要人を買収しようとしますがうまくいきません。国王も「裏切り者がいるのでは」とそれとなく調査を命じます。一方サラトゥーンにナパッソンを探すよう命じられていたアーユットは、先日のパーティーに来ていた女性がナパッソンで、しかもナパッソンのボディーガードが恋人リンの昔の恋人だと確信します。リンを呼び出したアーユットは、いきなりリンを殴りつけます。

「今日は楽しかった」と話すナパッソンに、チアオは、「今までボディーガードという立場上、あなたを嫌な気持ちにさせることもあった。悪かったと思ってる」と素直な自分の気持ちを話します。家に入るナパッソンをいつまでも見送るチアオ。ナパッソンを待っていたペーンは、ナパッソンに「チアオに特別な感情を抱いているのでは?」とストレートに聞きます。驚いたナパッソンですが、昨日のプールでの一件を見ていたと言われ、弁解できません。「あなたはシーカリン国の姫です。現実から逃げないで」と言われ、ナパッソンは涙を流します。

「僕がいないときでも自分の身を守れるように」「でもいつもそばにいてくれるじゃない」二人の距離が縮まります。

ナパッソンに少しずつ共感してきました。リンとの関係をきっぱりと否定され、安心した表情を見せるナパッソンでしたが、現実には一国のお姫様と単なるボディーガードの恋なんて叶うはずはないのです。チアオが自分をいつも気遣い、そばにいてくれることでそんな現実を忘れかけていたナパッソンに、乳母ペーンの言葉は厳しかったでしょうね。しかしまだこのことはチアオの知るところではないのです。プールのシーン、タイドラマにありがちな場面ではあるんですけど、ロマンチックで素敵でした。なんだか来週から辛い展開になりそうな予感・・・。

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