テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「ビーナスの恋の罠」3週目

2009-04-05 | タイドラマ
第9話
プーバディーにとられてしまったボールを返してもらうため、トングラーはプーバディーの泊まっている部屋に行き、勇気をだして声をかけてみたのですが、ちょうどシャワーを浴びていたプーバディーは気付きません。そこへオンニチャーが探しにきます。ボールを持っていかれてしまったことを説明するトングラーに、祖父は「新しいのを買ってあげるから」と説得し、家に帰ります。

シャワーを浴びながらもオンニチャーたちの声に気付いていたプーバディーはすぐに後を追うのですが、結局探し出せずにいました。同じ頃、ギフゲーからオンニチャーたちがメーホンソンにいることを聞き出したタウィーも、村に到着します。「絶対先に彼らを見つけてみせる」とプーバディーに宣言するタウィーでしたが、プーバディー同様にオンニチャーたちに関する手がかりは持っていませんでした。

プーバディーもタウィーも、それぞれにオンニチャーたちの行方を捜すのですが一向に探し出すことはできません。しかし偶然にも、オンニチャーはプーバディーとすれ違い、気付かれてしまいます。車で追いかけてくるプーバディーから必死にバイクで逃げるオンニチャー。危うく追いつかれそうになりながらも、なんとか隠れとおします。

トングラーを学校へ迎えに行ったオンニチャーは、今度はタウィーとばったり遭遇してしまいます。トングラーをバイクに乗せたまま必死にタウィーからも逃げるのですが、タウィーは「悪いようにはしないから話を聞いて欲しい」と食い下がります。遅かれ早かれプーバディーからは逃げられないと悟ったオンニチャー。その頃何も知らないトングラーは、呼びかけても目を覚まさない祖父を必死に起こそうとしていました。



とうとうプーバディーに見つかってしまいました。彼の目的はトングラーをバンコクに連れて帰ること。一方タウィーはパーワットの遺言を実行しようとしているのですが、いずれにせよトングラーの知らないところで、大人達による事情によってことが運ばれてしまうのは確実です。トングラーの幸せとはいったいなんなのでしょうかね。そしてそんな事情を知ることもなく、誰もいない家でひとり息を引き取ってしまったオンニチャーの父。オンニチャーはひとりでトングラーを守り通すことができるのでしょうか。


第10話
父親の葬儀がしめやかに行われます。悲しみをこらえることができないオンニチャー。葬儀にはバンコクにいる親友ギフゲーも駆けつけます。一方プーバディーもオンニチャーを追ってきます。オンニチャーが葬儀のため休暇をとっていることをオンニチャーの勤務先から聞き出したプーバディーは、葬儀場へとやってきます。

プーバディーがすぐそこまでやってきていることに気付いたオンニチャーは、急いで家に帰ることに。タウィーの運転で、ギフゲーと共に家に帰ります。「このままここにいても見つかってしまう。バンコクへ逃げよう」とギフゲーに提案され、オンニチャーたちは荷物をまとめます。「ここにいたい」と言うトングラーを説得し、一行は車を走らせます。

追いかけてくるプーバディーをなんとか振り切ったオンラニーたちは、バンコクへ到着します。ギフゲーはオンニチャーたちの住む家を用意してくれていました。「こんな小さい家・・・」と失望感を隠せないトングラーに対し、オンニチャーは「二人で暮らしていくには、これで充分よ」と諭します。そんなふたりの様子を暖かい目で見守るタウィー。「これからもずっと力になるから」とオンニチャーに告げます。

タウィーにオンニチャーたちの行方を尋ねるプーバディー。しかしタウィーは絶対に口を割ろうとしません。「親の言うことを聞かないから命を落とすことになったんだ」と、亡くなった弟を悪し様に言うプーバディーに対し、「パーワットが死んだのは、愛し合う二人を無理やり別れさせようとしたからだ」と反抗するタウィー。一方その頃、プーバディーの母親は自殺を図り、病院に担ぎ込まれていました。



プーバディーの目的は、心を病んだ母親のために孫を連れて帰ること・・・そこにオンニチャーやトングラー、亡くなったパーワットの遺志はまったくないわけで、タウィーも言ってますけど「あれだけやって彼女たちに会えなかったのは、パーワットがあわせないようにしているからだ」と。タウィーはなかなか信頼のおける好青年だと思います。ギフゲーもオンニチャーのために託児所つきの就職先まで探してて・・・みんなの真心によって生かされるオンニチャーとトングラー。プーバディーにはもう諦めて欲しいですが・・・。

第11話
自殺を図ったプーバディーの母親が担ぎこまれたのは、なんとオンニチャーが働く病院でした。ドクターに母の容態を詳しく尋ねようとするプーバディーでしたが、あいにくドクターは手がふさがっておりすぐには会えません。「託児室に行けばドクターが立ち寄るかも」とナースに言われ、託児室を覗き込んだプーバディーは、ちょうど椅子から転げ落ち怪我をしてしまった少年を発見します。

とっさのことに思わず託児ルームに飛び込み、少年を介抱するのですが、その少年こそずっと探していた自分の甥っ子トングラーだったのです。騒ぎを聞きつけ飛んできたオンニチャーの姿も確認し、プーバディーは、自分が助けた少年がパーワットの息子であると確信します。家へ帰っていくオンニチャーとトングラーのあとを、プーバディーはこっそりとつけます。

オンニチャーの目を盗んで、プーバディーはトングラーと接触します。おみやげを用意しトングラーに近づくのですが、トングラーは「知らない人からものをもらってはダメだと言われているから」と不信がります。プーバディーは「ママはおじさんのことを知ってるよ」とトングラーを安心させ、言葉巧みに信頼関係を作ろうとします。そこへオンニチャーが戻ってきます。

「どうしてここに・・・」と驚きを隠せないオンニチャー。プーバディーはDNA鑑定をさせるようオンニチャーに迫ります。翌日、プーバディーのもとを訪れたオンニチャーは、出生証明書を見せて「私には母親としての権利がある!」と主張。またタウィーも、プーバディーのしていることをプーバディーの父に報告します。「トングラーをこの家に入れても、誰も愛さない」と言うタウィーに対し、プーバディーの父も理解を示します。



タイドラマらしい偶然が重なる話でしたね。せっかくプーバディーから逃げおおせたと思ったのに、こんな近くにいたなんて。プーバディーとトングラーの最初の出会い・・・いつもは冷たい血が流れていそうなプーバディーが、トングラーに対してなんとなく優しい表情をしていますね。トングラーもプーバディーを信頼しはじめています。プーバディーとオンニチャーの口論のシーンは圧巻でした。「あんたたちのしたことを、新聞記者に話すわよ」と涙を堪えながら啖呵をきるオンニチャー。「負けるな~!!」と応援したくなります。


第12話
プーバディーに見つかってしまったため、転校を余儀なくされるトングラー。しかし学校へトングラーを送り届けるオンニチャーを、プーバディーがこっそりつけていました。プーバディーは「今からこの学校のスポンサーになります」と、学校へ多額の寄付をします。そのころ何も知らないトングラーは、グラウンドで無邪気に遊んでいました。

プーバディーと再び会えたことに喜ぶトングラー。プーバディーはトングラーと一緒にサッカーを楽しみます。すっかりトングラーを信用させたプーバディー。「今日のことは、ママには内緒だ」とトングラーに口止めをし、トングラーも約束します。帰宅後、オンニチャーに誰と遊んでいたのか尋ねられても、トングラーはウソをついてごまかします。

学校のスポンサーとなったプーバディーを関係者たちは疑いません。トングラーとの関係も確実なものとなっていきます。トングラーの写真を携帯カメラで撮影し、母に見せるプーバディー。「もうすぐ孫に会えるのね」とプーバディーの母も喜びます。翌日、いつものようにトングラーの学校へ向かったプーバディーは、「今日はおじさんの家に来ないか?」とトングラーを誘います。

トングラーはプーバディーの家に連れて行かれ、プーバディーの母と初めて対面します。亡くなった息子パーワットにそっくりなトングラーを、祖母は深くいとおしみます。屋敷で遊ぶトングラーの姿をみて、ひさびさに笑顔が戻ります。一方トングラーがプーバディーによって連れ去られたことを知ったオンニチャーは、単身屋敷に乗り込みます。



タウィーが「オンニチャーのことが好きだ」とギフゲーに打ち明けていましたね。ギフゲーはショックを受けた様子。このことがきっかけで友情にヒビが入ったりしなければいいのですが。そして当然のようにトングラーを連れ去るプーバディーと、屋敷に乗り込んできたオンニチャーから当たり前のようにトングラーを隠すプーバディーの母。あんたたちのしてることは、誘拐と同じです!!金持ちならなにをやっても許されるというのでしょうか。「単身で乗り込んでも無駄だ。警察の手をかりよう」というタウィー、今日も頼もしかったです。

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